Magazine

■ その他の最新記事

その他

【宿泊記】那須の隠れ家ペンション「くるみの木」に泊まってみた

2025.08.15
【宿泊記】那須の隠れ家ペンション「くるみの木」に泊まってみた

「大切な記念日だから、絶対に宿選びで失敗したくない」 那須でそんな特別な一日を計画しているカップルやご夫婦に、心からおすすめしたいペンションがあります。それが、美味しい料理と心温まるおもてなしで評判の「くるみの木」です。

豪華さや派手さはありませんが、ここには忘れられないディナーと、二人の時間を豊かにする静かで優しい空間があります。なぜ「くるみの木」が特別な日に選ばれ続けるのか?その理由を、この記事でじっくりと紐解いていきます。

1. 那須で見つけた本物の隠れ家『森のコテージ くるみの木』へようこそ!

「那須高原で、心からリラックスできる特別な休日を過ごしたいな…」。もしあなたが日常の喧騒から離れて、ただ静かに、でも豊かに時間を過ごせる場所を探しているなら、今回ご紹介するペンション『森のコテージ くるみの木』は、まさに理想の隠れ家かもしれません。

那須といえば、御用邸があることでも知られる日本を代表するロイヤルリゾート。おしゃれなカフェや美術館、家族で楽しめるアトラクション施設もたくさんあって、観光地として非常に人気ですよね。でも、たくさんの情報がありすぎて、「本当に自分に合った、心安らぐ宿を見つけるのが難しい」と感じることはありませんか?

私自身、これまで那須には何度も訪れ、様々なタイプの宿泊施設を体験してきました。大規模なリゾートホテル、個性的なデザインのホテル、アットホームなペンション…。それぞれに良さがありましたが、「また絶対にここに戻ってきたい」と心から思える場所、それが『森のコテージ くるみの木 那須』でした。

このペンションは、ただ宿泊するだけの場所ではありません。那須の豊かな自然と一体になり、五感をフルに使って「本物」を体験できる、非常にユニークな魅力に溢れています。この記事では、多くのリピーターが「誰にも教えたくない」とさえ思う、『くるみの木 那須』の、少しマニアックだけれど知れば必ずあなたも虜になる4つの魅力について、私の体験を交えながら、余すところなく徹底的に解説していきます!あなたの次の那須旅行が、忘れられない特別なものになるヒントが、きっと見つかるはずですよ。

2. 【那須・くるみの木の魅力①】木の香りに包まれる…本物のフィンランドログハウスがくれる非日常感

『森のコテージ くるみの木 那須』を語る上で、絶対に外せないのが、その建物そのものが持つ圧倒的な存在感と心地よさです。ここはなんと、木の家の中でも特に希少で高品質な、本物の「フィンランドログ」を使って建てられた、正真正銘のログハウスなんです。

樹齢100年の風格!フィンランドの森から来た本物のログ

ペンションの前に立つと、まずその重厚感に圧倒されます。壁面を構成しているのは、直径30cmはあろうかという、見事な丸太。これは「ポーラーパイン(欧州赤松)」と呼ばれる木材で、厳しい寒さで知られるフィンランドの北部、北極圏に近い地域でゆっくりと時間をかけて育ったものです。厳しい環境で育つため年輪が密になり、非常に丈夫で質の高い木材になるのだとか。

実は「ログハウス」と一言でいっても、機械で角材に加工した「マシンカットログ」や、日本の木材を使ったものなど様々です。しかし、『くるみの木 那須』で使われているのは、一本一本の木の形を活かして職人が手作業で加工する「ハンドヒューン」という伝統的な工法で作られたもの。だから、丸太には自然な凹凸や節がそのまま残っていて、機械製品にはない生命力と温かみに満ち溢れているんです。オーナーがこのフィンランドログにこだわった理由が、一歩足を踏み入れた瞬間に、理屈抜きで理解できるはずです。

五感で感じる!ログハウスがくれる究極の癒やし

扉を開けた瞬間、あなたの肺をまず満たすのは、濃厚で、どこか甘さを感じる木の香り。これは「フィトンチッド」と呼ばれる、樹木が自らを守るために発散する揮発性の成分です。森林総合研究所の研究によれば、このフィトンチッドには、人の自律神経を安定させ、ストレスホルモンであるコルチゾールを減少させる効果があることが科学的に証明されています。つまり、『くるみの木 那須』の室内にいるだけで、まるで森の中で深呼吸しているような、深いリラクゼーション効果が得られるというわけです。

聴覚と視覚で感じる木の生命力

夜、リビングの灯りを少し落として静かにしていると、どこからか「パキッ」「ピシッ」という小さな音が聞こえてくることがあります。これは「家鳴り」と呼ばれる現象で、ログ材が室内の湿度を調整するために、水分を吸ったり吐いたりして微かに動く音なんです。まるで家全体が呼吸しているかのようで、その音さえも心地よいBGMに聞こえてきます。都会の生活音とは全く違う、この有機的な音は、あなたが自然の一部になったような不思議な安心感を与えてくれますよ。

視覚的にも、このログハウスは飽きることがありません。太い丸太が交差する壁の迫力、滑らかに削られた木肌の美しさ、そして何十年という時間をかけて深みを増していくであろう飴色の変化。どこを見ても、無機質な壁紙では決して味わうことのできない、本物の木の力強さと優しさを感じることができます。

触覚と温熱環境がもたらす快適さ

実際に壁に触れてみると、ひんやりとした無機質な感触ではなく、人の肌に近い温かみを感じます。夏は、ログ材が持つ優れた断熱性と調湿性のおかげで、外の蒸し暑さが嘘のように室内はカラッと涼しく快適です。逆に冬は、一度暖まるとその熱をしっかりと保持してくれるため、魔法瓶のように穏やかな暖かさが続きます。

特に日本の梅雨の時期、ジメジメとした不快感に悩まされることが多いですが、ログハウスの中は驚くほどサラサラ。これは、木が湿気を吸ってくれるからです。『くるみの木 那須』での滞在は、一年を通して、日本の気候の弱点を補ってくれるような、本当に快適な空間を提供してくれるのです。シックハウス症候群などの心配とも無縁な、健康的な空間で過ごす休日は、心だけでなく体もリフレッシュさせてくれることでしょう。

3. 【那須・くるみの木の魅力②】パチパチ燃える炎に癒される。那須の夜を彩る薪ストーブ体験

那須の冬は、時に氷点下10度を下回ることもある厳しい寒さが特徴です。しかし、『森のコテージ くるみの木』では、その寒さこそが最高のエンターテイメントに変わります。リビングの中央に堂々と鎮座する、立派な薪ストーブ。ここでは、ただ暖をとるだけでなく、自分で薪をくべ、火を育て、そしてその炎に癒されるという、忘れられない体験ができるんです。

初心者でも安心!炎を育てるという特別な時間

「薪ストーブって、なんだか難しそう…」と思うかもしれません。私も最初はそうでした。でも、全く心配いりません。『くるみの木 那須』のオーナーが、とても親切に、そして楽しそうに使い方を教えてくれるんです。

まずは薪の組み方から。火がつきやすいように、細い薪と太い薪を井桁(いげた)のように組んでいきます。そして、着火剤に火をつけて、そっとストーブの中へ。最初は小さな炎が、パチッ、パチッと音を立てて燃え広がっていく様子は、まるで小さな命が生まれる瞬間に立ち会っているかのよう。ストーブの扉についている空気調整レバーを少しずつ開けていくと、ゴーッという音と共に炎が勢いを増していきます。この「火を育てる」という感覚が、本当に楽しくて夢中になってしまうんです。

薪にも種類があって、火付きは良いけれど早く燃え尽きてしまう針葉樹(スギやマツなど)と、火付きは少し悪いけれど火持ちが良く、じっくりと熱を保ってくれる広葉樹(ナラやクヌギなど)があります。オーナーが用意してくれる薪を使いながら、その違いを感じてみるのも一興ですよ。

科学が証明する「炎の癒し効果」とは?

揺らめくオレンジ色の炎を、ただぼーっと眺めているだけで、どうしてあんなにも心が落ち着くのでしょうか。実はこれには科学的な根拠があります。炎の不規則な揺らぎは「1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)」と呼ばれ、人の心拍や小川のせせらぎ、木漏れ日など、自然界に存在する心地よいリズムと同じもの。このリズムが、人の脳波をリラックスした状態であるα波に導き、深い癒やしをもたらすと言われています。

さらに、薪ストーブが発する熱は、エアコンの温風とは全く質が異なります。薪ストーブは「遠赤外線」を豊富に放射します。この遠赤外線は、体の表面だけを温めるのではなく、体の内部、芯の部分にまで熱を届けてくれるんです。だから、体の内側からじんわりと、そしてポカポカと温まる、陽だまりのような心地よさが得られます。空気が乾燥しすぎることもなく、顔だけが火照るような不快感もありません。

『くるみの木 那須』で過ごす、理想の冬の夜

想像してみてください。外は凍えるような寒さ。でも、部屋の中では薪ストーブの炎が暖かく揺れている。パチパチという薪のはぜる音だけが響く静かな空間で、ロッキングチェアに深く身を沈める。片手には、淹れたてのコーヒーか、あるいはホットワイン。お気に入りの本をゆっくりと読んだり、大切な人と普段はできないような深い話をしたり…。これ以上の贅沢があるでしょうか。

子供がいるファミリーなら、薪ストーブで焼きマシュマロや焼きリンゴを作るのも最高の思い出になります。金串に刺したマシュマロを炎に近づけると、あっという間に表面がキツネ色に!中はトロトロに溶けて、最高のおやつになります。『くるみの木 那須』での薪ストーブ体験は、単なる暖房器具の域を超えた、心と体に深く刻まれる特別なアクティビティなのです。この温かさを知ってしまったら、もう冬の那須が待ち遠しくてたまらなくなりますよ。

4. 【那須・くるみの木の魅力③】パン好きは要注意!『くるみの木』の焼きたてパンが忘れられなくなるワケ

旅の大きな楽しみの一つは、間違いなく「食」ですよね。特に、その土地ならではの美味しいものに出会えた時の喜びは、旅の記憶をより一層鮮やかなものにしてくれます。『森のコテージ くるみの木 那須』は、様々な魅力にあふれていますが、多くのリピーターが「これを目当てに来る」と口を揃えるのが、奥様が毎朝焼き上げる、手作りの「朝食のパン」なんです。

ダイニングに広がる、焼き立ての香りは最高の目覚まし

『くるみの木 那須』の朝は、とても静かに始まります。しかし、ダイニングに近づくにつれて、どこからともなく、信じられないほど食欲をそそる香ばしい匂いが漂ってくるんです。それは、小麦が焼ける甘い匂い。この香りが、最高の目覚まし時計。眠たい頭も、この香りを嗅いだ瞬間にシャキッと目覚め、お腹が「ぐぅ〜」っと鳴ってしまうこと間違いなしです。

ダイニングテーブルに案内されると、バスケットに盛られた、まだ湯気の立つ数種類のパンが目に飛び込んできます。その日のメニューによって内容は変わりますが、例えば、シンプルな丸パン、香ばしいクルミがぎっしり入ったパン、甘酸っぱいレーズンパン、プチプチとした食感が楽しいゴマのパンなど、どれもが愛情を込めて作られたことが一目でわかる、美しい焼き色をしています。この光景だけで、朝からとても幸せな気持ちに包まれます。

なぜこんなに美味しい?その食感と味わいの秘密に迫る

一口食べて、あなたはきっと驚きの声を上げるはずです。まず、外側の皮(クラスト)は「カリッ」と小気味よい食感。しかし、中の生地(クラム)は、信じられないほど「フワフワ」で「モチモチ」。この対照的な食感のハーモニーが、たまらない美味しさを生み出しているんです。

なぜこれほどまでに美味しいのか。詳しいレシピは奥様の秘密でしょうが、私なりに推測してみました。まず、パン作りの命である「水」。那須連山に育まれた清冽な水が、小麦粉の旨味を最大限に引き出しているのではないでしょうか。そして、生地を発酵させる「酵母」。もしかしたら、自家製の天然酵母を使い、ゆっくりと時間をかけて発酵させているのかもしれません。それが、この複雑で深い味わいと、しっとりとした食感を生み出しているのだと思います。

名脇役たちが、主役のパンをさらに引き立てる

もちろん、パンだけではありません。そのパンを最高に美味しくいただくための「名脇役」たちも、全てが手作りで、こだわり抜かれています。テーブルに並ぶのは、季節のフルーツを使った自家製のジャム。私たちが訪れた初夏には、甘酸っぱい「いちごジャム」と、濃厚な「ブルーベリージャム」が用意されていました。市販のジャムとは全く違う、フルーツ本来のフレッシュな味わいが、パンの美味しさを何倍にも引き立ててくれます。

さらに、お皿には、那須ブランドとしても有名な「那須御養卵」を使った、とろっとろのスクランブルエッグ。そして、パリッとジューシーな地元産のソーセージ。新鮮な野菜サラダには、自家製と思われる美味しいドレッシングがかかっています。那須の恵みが詰まったこれらの料理と、焼きたてのパンとの相性は抜群。普段は朝食をあまり食べないという人でも、あまりの美味しさに、ぺろりと完食してしまうに違いありません。

『くるみの木 那須』の朝食は、単なる食事ではありません。奥様の温かいおもてなしの心が詰まった、旅のハイライトとなる「体験」です。この朝食を味わうためだけにでも、『森のコテージ くるみの木 那須』を訪れる価値は十分にあると、私は断言します。

5. 【那須・くるみの木の魅力④】森のささやきをBGMに…完全貸切の露天風呂で心身を解き放つ

旅の疲れを癒やすのに、温泉は欠かせませんよね。那須は古くからの温泉地としても知られていますが、『森のコテージ くるみの木』には、その魅力を最大限に味わえる、最高の舞台が用意されています。それは、森の中にひっそりと佇む、素敵な露天風呂。しかも、驚くことにこのお風呂、なんと「完全貸切」で利用できるんです。

誰にも気兼ねしない、自分たちだけのプライベート温泉

大きなホテルの大浴場も開放感があって良いものですが、他のお客さんがいると、なんとなく落ち着かなかったり、小さなお子さんがいると周りに気を使ってしまったりすることもありますよね。『くるみの木 那須』の貸切露天風呂なら、そんな心配は一切無用です。

予約した時間になると、その空間は完全にあなたたちだけのもの。カップルやご夫婦で水入らずの時間を過ごすのもよし、ファミリーで気兼ねなく温泉を楽しむのもよし。誰の目も気にすることなく、心ゆくまで那須の名湯を独り占めできる。このプライベート感こそが、何よりもの贅沢ではないでしょうか。お風呂は清潔で、十分な広さがあり、岩風呂風の設えが周りの自然と見事に調和しています。

森と一体になる、究極のデトックス体験

この露天風呂のもう一つの魅力は、その素晴らしいロケーションです。まさに「森の中」。湯船に体を沈めると、視界には木々の緑が広がり、まるで森の一部に溶け込んでしまったかのような感覚になります。

昼と夜で表情を変える、森の舞台

昼間に入るお風呂は、格別です。木々の葉の間からキラキラと降り注ぐ木漏れ日を浴びながら、頬をなでる高原の爽やかな風を感じる。BGMは、ウグイスやシジュウカラといった野鳥たちの美しいさえずり。目を閉じれば、風が木々を揺らす「サワサワ」という音や、遠くに聞こえる小川のせせらぎが、日頃のストレスや心のもやもやを、すーっと洗い流してくれます。

そして、夜。あたりが静寂に包まれると、露天風呂はまた全く違う表情を見せます。空を見上げれば、そこには都会では決して見ることのできない、満点の星空が広がっています。空気の澄んだ那須高原では、天の川さえも見えることがあるほど。星々の瞬きを見上げながら温泉に浸かる時間は、ロマンチックで、どこか神秘的ですらあります。聞こえてくるのは、虫の音と、時折聞こえるフクロウの声。この静寂と自然の音に包まれる体験は、まさに究極のデジタルデトックスです。

科学的にも証明された森林浴の効果

実は、こうした森の中での入浴体験には、科学的な裏付けもあります。千葉大学などの研究によると、森林環境に身を置く「森林浴」は、ストレスホルモンであるコルチゾール濃度を低下させ、リラックス時に優位になる副交感神経の活動を高める効果があることがわかっています。さらに、免疫機能の指標であるNK(ナチュラルキラー)細胞の活性を高める効果も報告されています。

つまり、『くるみの木 那須』の露天風呂は、温泉そのものが持つ疲労回復や血行促進といった効能(那須温泉の泉質は主に単純温泉で、刺激が少なく誰にでも優しいお湯です)に加えて、森林浴の持つリラクゼーション効果と免疫力向上効果を同時に得られる、一石三鳥の癒やしスポットなのです。ログハウスで過ごし、薪ストーブで温まり、そして森の貸切露天風呂で心身を解き放つ。この一連の流れこそが、『森のコテージ くるみの木 那須』でしか味わえない、完璧なリトリート体験と言えるでしょう。

6. まとめ:那須『森のコテージ くるみの木』はこんな人にオススメ!【私の体験談と比較表】

ここまで、『森のコテージ くるみの木』の、ちょっとマニアックだけれど、知れば知るほど惹きつけられる4つの魅力について、熱く語ってきましたが、いかがでしたでしょうか?本物のフィンランドログハウスがくれる非日常感、自分で育てる薪ストーブの炎の癒やし、忘れられなくなるほど美味しい焼きたてのパン、そして森と一体になる貸切露天風呂。これらはすべて、私が実際に宿泊して、心から感動した体験です。

最後に、私の個人的な体験と、他の宿泊施設との比較を通して、この『くるみの木 那須』が、いったいどんな方に特におすすめなのかをまとめてみたいと思います。あなたの宿選びの、最後のひと押しになれば嬉しいです!

こんな方にこそ、訪れてほしい!

私が思う、『森のコテージ くるみの木 那須』を最高に楽しめるのは、こんな方々です。

静かな環境で「何もしない贅沢」を味わいたいカップル・ご夫婦

記念日や誕生日など、特別な時間を二人きりで静かに過ごしたいと思っているなら、ここは最高の場所です。テレビを消して、薪ストーブの炎を見ながら語り合ったり、貸切の露天風呂で星空を眺めたり…。お互いの存在をいつも以上に大切に感じられる、穏やかで豊かな時間が流れています。周りには何もないからこそ、二人の時間に深く集中できる。これぞ、大人のための「何もしない贅沢」です。

自然の中で「本物の体験」を子供にさせたいファミリー

ゲームやスマートフォンが当たり前の現代だからこそ、子供には自然の中で五感をフルに使う「本物の体験」をさせたい、と考えている親御さんにも強くおすすめします。薪ストーブに薪をくべる体験は、火の大切さや暖かさを学ぶ絶好の機会(食育ならぬ「火育」ですね!)。丸太の壁に触れたり、森の匂いを嗅いだり、鳥の声に耳を澄ませたり…。『くるみの木 那須』での滞在は、お子さんの心に深く刻まれる、貴重な原体験となるはずです。

デジタルデトックスで心からリフレッシュしたい方

仕事のメールやSNSの通知から解放されて、頭と心を空っぽにしたい。そんなデジタルデトックスを求めている方にとって、『くるみの木 那須』は理想的な環境です。あえてスマートフォンを部屋に置いて、森を散策したり、ロッキングチェアでうたた寝したり。自然のリズムに身を委ねることで、凝り固まっていた思考がほぐれ、新しいエネルギーが湧いてくるのを感じられるでしょう。

手作りの温かい「おもてなし」に触れたい方

このペンションの魅力を支えているのは、素晴らしい建物や設備だけではありません。何よりも、オーナーご夫妻の温かい人柄と、心のこもったおもてなしがあります。美味しい朝食はもちろん、薪ストーブの使い方を丁寧に教えてくれたり、那須のおすすめスポットを教えてくれたり。そのさりげない優しさに触れるたびに、まるで親戚の素敵な別荘に遊びに来たかのような、温かい気持ちになります。

他の宿泊施設と何が違う?私の個人的な比較

那須にはたくさんの宿泊施設がありますが、『くるみの木 那須』のユニークさは、他の施設と比較してみると、より一層際立ちます。

比較項目 森のコテージ くるみの木 大規模リゾートホテル 一般的なペンション
体験価値 薪ストーブ、本物のログハウス、貸切風呂など、能動的に関わることで価値が増す、唯一無二の体験が中心。 プールやスパ、エステなど、完成されたサービスを受け身で楽しむ充実した設備が魅力。 オーナーとの交流などアットホームな雰囲気が魅力だが、体験は施設による差が大きい。
食事 特に朝食のパンは感動レベル。一品一品に作り手の顔が見える、こだわりの手料理。 レストランが複数あり、和洋中など選択肢が豊富。ビュッフェスタイルも多い。 家庭的な料理が中心で、温かみがある。内容は施設によって様々。
プライベート感 非常に高い。特に貸切風呂や、一日の宿泊組数が限られている点。静かな時間を保証してくれる。 宿泊客が多く、レストランや大浴場などのパブリックスペースは賑やか。匿名性はあるが、静けさは求めにくい。 施設によるが、ダイニングやお風呂が共用で、他の宿泊客との距離が近い傾向がある。
自然との距離 森と一体になれるほど近い。建物自体が自然素材で、自然の中にいることを常に感じられる。 敷地は広く手入れされているが、自然は「鑑賞するための庭」という位置づけ。建物の中は人工的な空間。 周辺環境に大きく左右される。街中にあるペンションも多い。

もちろん、どのタイプの宿にもそれぞれの良さがあります。しかし、もしあなたが、賑やかな観光地の喧騒から少しだけ離れて、本当に心安らぐ時間を過ごしたいと願うなら。『森のコテージ くるみの木 那須』は、きっとあなたの期待を遥かに超える、忘れられない滞在を約束してくれますよ。

次の休日は、ぜひ那須の森に佇む本物の隠れ家、『森のコテージ くるみの木 那須』で、あなただけの特別な物語を紡いでみてくださいね。

WRITING
西村恭平
西村恭平 Nishimura Kyohei

大学を卒業後、酒類・食品の卸売商社の営業を経て2020年2月に株式会社ブレーンコスモスへ入社。現在は「無添加ナッツ専門店 72」のバイヤー兼マネージャーとして世界中を飛び回っている。趣味は「仕事です!」と即答してしまうほど、常にナッツのことを考えているらしい。