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【決定版】プロが選ぶ無添加食器洗剤おすすめ4選と正しい選び方

2025.12.19
【決定版】プロが選ぶ無添加食器洗剤おすすめ4選と正しい選び方

「肌に優しい洗剤は油汚れが落ちない」そんな諦めにも似た常識を覆す出会いがついにありました。私自身が長年ひどい手荒れに悩み続け、ゴム手袋なしでは洗い物ができなかったからこそ断言できます。

今回は実際に20種類以上を使い倒した私が「これなら間違いない」と確信した無添加食器洗剤だけを厳選しました。優しさと洗浄力を両立した驚きの正解をここだけでこっそり教えます。

1. なぜ今、無添加食器洗剤が注目されているの?

手荒れの悩みから卒業する

毎日の食事作りと切っても切り離せないのが、食後の洗い物ですよね。家族がお腹いっぱいになって笑顔でリビングでくつろいでいる時に、シンクに山積みになったお皿を見ると、正直なところため息が出てしまうこともあります。

冬場はもちろんですが、季節を問わず毎日洗い物をしていると、どうしても手がカサカサしてきたり、ひどい時には指先がパックリ割れてしまったり。水仕事による手荒れは、多くの人が抱える本当に深刻な悩みです。ハンドクリームを塗ってケアしても、次の食事の時にはまた洗剤を使って洗うので、なかなか治る暇がありませんよね。

手が痛いと料理をするのも億劫になりますし、何より日常生活で指先を使うたびにズキッとする痛みは、精神的にも大きなストレスになります。ゴム手袋をすれば手荒れは防げると頭では分かっているのですが、ちょっとしたコップ一つを洗うのにわざわざ手袋を着けたり外したりするのは、本当に面倒くさいと感じてしまいますよね。

手袋の中で手が蒸れる感覚が苦手だったり、お皿の汚れ落ちが指先の感覚で分かりにくかったりと、結局は素手で洗ってしまうというあなたの気持ちが、私には痛いほどよく分かります。だからこそ今、毎日使う「食器洗剤」を見直す人が増えているんです。洗浄力の強さだけで選ぶのではなく、自分の手をいたわるために「無添加」の「食器洗剤」を選ぶ。これは単なる洗剤選びではなく、あなた自身を大切にするための最初の一歩なんですよ。

「無添加」の定義を知ろう

一言で「無添加」と言っても、実はその定義はとても幅広いんです。スーパーやドラッグストアに行くと、パッケージに大きく「無添加」と書かれた「食器洗剤」がたくさん並んでいますよね。でも、裏面の成分表示をよく見てみると、商品によって中身は全く違います。

一般的に「無添加」の「食器洗剤」と言うときは、大きく分けて2つのタイプがあります。一つは合成界面活性剤を一切使っていない、純粋な石けん成分でできたものです。もう一つは、合成洗剤ではあるけれど、香料や着色料や保存料といった特定の添加物が入っていないものです。

ここで私が特におすすめしたいのは、肌への負担をとことん減らすことを追求した「肌に優しい設計」のものです。強力な油汚れを落とすための合成界面活性剤は、お皿の油汚れだけでなく、私たちの手肌を守っている皮脂膜まで根こそぎ洗い流してしまうことがあります。これが手荒れの大きな原因なんですね。

一方で「無添加」にこだわった「食器洗剤」は、洗浄成分が穏やかだったり、皮膚刺激の原因になりやすい成分を極力カットしていたりします。言葉のイメージだけで選ぶのではなく、自分にとって何が不要なのかを知ることがとても大切です。

手と環境と食器が喜ぶメリット

「無添加」の「食器洗剤」に変えることには、想像以上にたくさんのメリットがあります。まず一番大きなメリットは、間違いなく肌への負担が減ることです。洗い終わった後の手のツッパリ感が減ったり、カサカサした感じが和らいだり。毎日使うものだからこそ、その小さな変化の積み重ねが数ヶ月後の手肌の状態を大きく変えてくれます。ハンドクリームを塗る回数が減ったという声も、私の周りではよく耳にしますよ。

次に注目したいのが環境への優しさです。排水として流された洗剤が川や海に流れた後、微生物によって分解されやすいかどうかという生分解性の高さも重要なポイントです。多くの「無添加」の「食器洗剤」は、この生分解性が非常に高く、自然界に負荷をかけにくい設計になっています。私たちが家で洗い物をするという日常の行為が、巡り巡って地球環境を守ることに繋がると考えると、なんだか少し誇らしい気持ちになりますよね。

そして意外と知られていないメリットが、食器に洗剤の香りが残らないことです。最近の洗剤は香りが強いものも多いですが、お気に入りのグラスで水を飲んだ時や、繊細な料理を味わう時に洗剤の人工的な香りがふわっとすると、せっかくの美味しい時間が台無しになってしまいます。余計な香料が入っていない「無添加」の「食器洗剤」なら、食材や料理本来の香りや味を純粋に楽しむことができるんです。手が喜び、環境が喜び、そして食卓の笑顔も守ってくれる。それが「無添加」を選ぶ本当の価値なんです。

2. 【シャボン玉石けん】EM菌の実力!スッキリ落ちる無添加食器洗剤

無添加の王道「シャボン玉石けん」

「無添加」生活を志す人ならば、一度は必ず目にしたことがあるであろう緑色のロゴマークでお馴染みのブランド。それが北九州市に本社を置く「シャボン玉石けん」です。長年ひたむきに「無添加」を貫いてきた企業姿勢は、多くのファンから絶大な信頼を集めています。

今回ご紹介する「シャボン玉 台所用せっけん液体タイプ」は、ただの石けん洗剤ではありません。この商品の最大の特徴であり、他の洗剤と決定的に違う点は「EM菌」が配合されているということです。EM菌とは有用微生物群のことで、乳酸菌や酵母など人や環境にとって良い働きをする微生物たちを、特殊な技術で共生させたものです。

このEM菌が含まれていることによって、洗い流した排水が川を汚すどころか、むしろ川をきれいにする手助けをしてくれるという驚きのコンセプトで作られているんです。自分の家の排水溝も、微生物の力でヌメリがつきにくくなったり、臭いが軽減されたりといった嬉しい副次効果も期待できます。単に汚れを落とす道具としてではなく、環境浄化の一翼を担うアイテムとして「食器洗剤」を選ぶというのは、とても素敵な選択だと思いませんか。

ヌルヌルしない驚きの泡切れ

実際にこの「食器洗剤」を使ってみると、その使用感の違いに驚かされます。一般的な合成洗剤を使っていると、すすいでもすすいでもなんとなく指先にヌルヌルした感じが残って、「これ本当にもう落ちてるのかな」と不安になることはありませんか。あのいつまでも残るヌルつきは、合成界面活性剤特有の性質によるものが多いんです。

でも、純石けん分のみで作られたこの商品は、水で流した瞬間にその違いが分かります。泡がサーッと水と一緒に流れていき、指でお皿をこすると「キュッ」と高い音が鳴るほど、見事なまでにスッキリと落ちるんです。この「キュッ」という音と指先の感覚は、一度体験すると病みつきになるほどの快感です。

いつまでも水を流し続ける必要がないので、結果として水道代の節約にもつながりますし、何より「洗剤が残っていない」という安心感は、小さな子供がいる家庭やペットの食器を洗う時にも非常に大きなメリットになりますよね。香料も一切入っていないので、洗っている最中も洗い上がりも余計な匂いは一切しません。まさに「清浄」という言葉がぴったりの、潔い洗い上がりを体験できます。

プロが教える使いこなしのコツ

素晴らしい実力を持つシャボン玉石けんの「食器洗剤」ですが、快適に使いこなすためにはちょっとしたコツを知っておく必要があります。石けん成分は合成洗剤に比べて、油汚れと混ざると洗浄力を失いやすいというデリケートな性質を持っているんです。そのため、揚げ物をした後のフライパンやミートソースべったりのパスタ皿などを、いきなりスポンジで洗おうとすると、石けんが油に負けてしまってベトベトの白い塊のようになってしまうことがあります。

これを防ぐための鉄則は「事前の拭き取り」を徹底することです。洗う前にボロ布やスクレーパー、あるいは古新聞やキッチンペーパーなどでひどい油汚れをあらかじめ拭き取っておく。このひと手間を加えるだけで、石けんの洗浄力は劇的に安定します。

また、住んでいる地域の水道水の成分によっては、石けんカスが出やすい場合もあります。そんな時はスポンジに洗剤を足してクシュクシュとよく泡立ててから洗うことや、ため洗いをせずに流水で一枚ずつ洗うことを意識してみてください。最初は「少し面倒だな」と感じるかもしれませんが、慣れてくしまえば自然な動作になります。何よりその手間の先にある手肌の安らぎを知れば、もう合成洗剤には戻れなくなるはずですよ。

3. 【ミヨシ石鹸】コスパ重視でバシャバシャ使える無添加食器洗剤

成分表が証明する圧倒的な安心感

毎日何回も使う消耗品だからこそ、品質はもちろん大切だけれど、やっぱり価格やコストパフォーマンスも無視できない重要なポイントですよね。そんなあなたに全力でおすすめしたいのが、「ミヨシ石鹸」の「無添加 食器洗いせっけん」です。

この商品の凄さは、パッケージの裏側にある成分表示を見れば一目瞭然で理解できます。なんと記載されているのは「純石けん分(脂肪酸カリウム)」と「水」。たったこれだけなんです。保存料も香料も着色料も、得体の知れない化学成分も一切なし。これ以上ないほどシンプルで、清々しいほどの潔さを感じさせますよね。

余計なものが何も入っていないということは、それだけ肌へのリスク要因が少ないということ。アレルギー体質の方や敏感肌で悩んでいる方にとって、この成分表の短さは何よりの安心材料になるはずです。複雑な化学式を読み解く必要もなく、「石けんと水だけ」という事実は、私たちが商品を選ぶ時の大きな判断基準になります。

サラサラ液体で節水効果も抜群

ミヨシの「食器洗剤」を実際に手に取ってみると、そのテクスチャーの特徴に気づきます。一般的な洗剤のようなドロッとした粘り気はなく、まるで水のようにサラサラとしているんです。粘度が低いのでスポンジに含ませた時の浸透がとても早く、軽い力でサワサワと泡立ちます。この軽やかな泡立ちは、洗い物の時間をとても軽快にしてくれます。

そして特筆すべきは、泡切れの良さとすすぎの速さです。粘り気がない分、水がかかった瞬間に泡がサッと消えてなくなるので、お皿一枚をすすぐのにかかる時間が劇的に短縮されます。これは忙しい朝の時間帯や、夕食後の疲れている時には本当にありがたいポイントですよね。

すすぎの水量が少なくて済むということは、当然ながら水道料金の節約にも直結します。「無添加」の洗剤は高いというイメージを、良い意味で裏切ってくれる家計にも優しい設計なんです。ただ、サラサラしている分スポンジから流れ落ちやすいので、継ぎ足しの回数は少し増えるかもしれません。でも、後述する価格の安さを考えれば、気兼ねなくたっぷり使えるのでストレスにはなりませんよ。

大家族の味方!最強のコスパ

私がこのミヨシの「食器洗剤」を「コスパ最強」と呼ぶ理由は、その価格設定と入手しやすさにあります。本体ボトルも手頃な価格ですが、特にお得なのが詰め替え用パックです。通常のサイズだけでなく、大容量のスタンディングパウチなども販売されていて、これが驚くほど安価で手に入ります。

スーパーやドラッグストアの日用品コーナーでも比較的よく見かける商品なので、「あ、切れそうだな」と思った時に買い物のついでにパッと買える手軽さも魅力です。家族が多いご家庭や、育ち盛りの子供がいて食事の回数が多いご家庭では、洗剤の減るスピードも半端ではありませんよね。そんなご家庭にとって、「高いからちびちび使わなきゃ」と気を使う洗剤は精神衛生上よくありません。

「バシャバシャ使っても大丈夫」と思える価格は、毎日の家事を支える上でとても大切な要素だと私は思います。質が良いのに安い。そんな矛盾をクリアしたミヨシ石鹸は、庶民の強い味方として長年愛され続けているのも納得です。専用のボトルでなくても、100円ショップなどのポンプボトルに詰め替えてもサラサラなので詰まりにくく、問題なく使えるのも嬉しいポイントですね。

4. 【ヤシノミ洗剤】歴史ある名品!無香料・無着色の無添加食器洗剤はやっぱり凄かった

肌への優しさを追求したパイオニア

次にご紹介するのは、透明なボトルにヤシの木のイラストが描かれたロングセラー商品「ヤシノミ洗剤」です。実はこの商品、厳密な分類で言うと「石けん」ではなく「合成洗剤」の部類に入ります。「えっ無添加の話じゃなかったの?」と驚かれるかもしれませんが、どうか安心してください。

ヤシノミ洗剤は、植物性の洗浄成分であるヤシ油を使用し、その洗浄成分の濃度を一般的な洗剤の半分以下である16%にまで抑えているんです。これは必要な洗浄力はキープしつつ、肌への刺激を極限まで減らすための黄金比率とも言える濃度です。

まだ世の中が環境問題や手荒れに関心を持つ前の1971年に誕生して以来、「香料・着色料無添加」というスタイルを頑なに守り続けてきたパイオニア的存在です。「合成洗剤=悪」という単純な図式ではなく、「いかに肌と環境に優しく作れるか」を真摯に科学してきたサラヤというメーカーのプライドが詰まった逸品なんですよ。学校給食の現場や、プロの料理人たちにも愛用者が多いことが、その実力の高さを証明しています。

泡持ちと優しさのハイブリッド

完全な「石けん洗剤」に切り替えた時に、多くの人が挫折してしまうポイントとして「泡持ちの悪さ」があります。石けんは油汚れと混ざるとすぐに泡が消えてしまうため、何度も洗剤を継ぎ足す手間が発生します。しかしヤシノミ洗剤は、石けん成分ではなく植物由来の洗浄成分を使っているため、石けん系洗剤が苦手とする「泡持ち」の良さをしっかりと維持しているんです。

スポンジで泡立てた泡がへたりにくく、ある程度の枚数を続けて洗うことができます。それでいて、手肌への刺激は一般的な合成洗剤より格段に低い。つまり「石けんの優しさ」と「合成洗剤の使いやすさ」のいいとこ取りをした、ハイブリッドな立ち位置の「食器洗剤」なんです。

「今まで普通の洗剤を使っていたから、いきなり石けんに変えるのは使い勝手が不安」という方が、最初に試す「無添加」への入り口としてこれほど最適な商品は他にありません。洗浄力もマイルドではありますが、日常の油汚れなら十分に対応できます。手肌をいたわりながらも、今までの洗い物の感覚を変えずに移行できる、とてもバランスの取れた優等生です。

キッチンに溶け込む美しいデザイン

機能性もさることながら、ヤシノミ洗剤が多くの支持を集める理由の一つに、そのデザイン性の高さがあります。無色透明の液体が透けて見えるクリアなボトルは、清潔感そのものですよね。派手な色のパッケージや、主張の激しい宣伝文句が書かれたボトルは、おしゃれなキッチンに置くとどうしても生活感が出てしまい、インテリアのノイズになりがちです。

でもヤシノミ洗剤のシンプルさは、どんなテイストのキッチンにも不思議とスッと馴染んでくれます。最近では公式から、ステンドグラス風の美しいデザインボトルや、著名なデザイナーとコラボレーションしたスタイリッシュな詰め替えボトルなども販売されており、「洗剤を置くこと」自体を楽しめるような工夫が凝らされています。

「たかが洗剤のボトル」と思うかもしれませんが、毎日目にするものの見た目が美しいと、洗い物に向かうモチベーションがほんの少しだけ上がる気がしませんか。中身の優しさはもちろんのこと、使う人の心の満足度まで考えられている点が、私がこの商品を大好きな理由の一つです。

5. 【パックスナチュロン】泡ポンプが神!スポンジと相性抜群な無添加食器洗剤

オイル配合でしっとり感を約束

最後にご紹介するのは、太陽油脂というメーカーが製造している「パックスナチュロン 台所用石けん」です。このメーカーは元々食用油脂の加工から始まった会社なので、油の扱いに関しては右に出る者がいないほどのプロフェッショナル集団です。

そんな太陽油脂が作るこの「食器洗剤」の真骨頂は、なんといってもその「しっとり感」にあります。洗浄成分であるカリ石けん素地に加えて、保湿成分として「ヒマワリ油」や「ホホバ油」といった天然の油脂を贅沢に配合しているんです。ホホバ油といえば、高級なスキンケア用品にも使われるような保湿力の高いオイルですよね。

それを惜しげもなく台所用洗剤に入れるなんて、なんとも贅沢な話だと思いませんか。実際に使ってみると、洗い終わった後の手の感覚が他の石けん洗剤と比べても一段と柔らかいような気がします。「汚れは落とすけれど潤いは奪わない」という難しい課題に対して、良質なオイルの力で答えを出した、乾燥肌の救世主のような洗剤なんです。

魔法の「泡ポンプ」が変える常識

パックスナチュロンの最大の特徴であり、私が声を大にしてお伝えしたいのが「泡ポンプ」で使用することが前提になっている点です。液体タイプの洗剤を自分でスポンジで泡立てるのって、地味に手間がかかりますし、ついつい原液を出しすぎてしまうこともありますよね。

でもこの商品は、専用のポンプボトルからプッシュするだけで、最初からキメの細かいモコモコの泡が出てくるんです。この「最初から泡」というシステムが、想像以上に快適で無駄がないんです。必要な分だけ泡を出して使えるので、洗剤の使いすぎを自然に防ぐことができますし、スポンジで泡立てる時間をゼロにできます。

料理中で片手が汚れている時でも、手の甲でポンプを押して泡を出せばサッと洗うことができるので、作業効率も格段にアップします。液体だとスポンジを通り抜けて無駄に流れてしまうことがありますが、泡ならスポンジの上に留まってくれるので、有効成分を無駄なく使えるのも経済的です。この利便性を一度知ってしまうと、液体を自分で泡立てる生活にはなかなか戻れなくなってしまいますよ。

「骨格構造スポンジ」との最強タッグ

パックスナチュロンを語る上で絶対に外せない相棒の存在があります。それが同ブランドから発売されている「パックスナチュロン キッチンスポンジ」です。通称「骨格構造スポンジ」と呼ばれるこの商品は、目の粗い網目状の構造をしていて、向こう側が透けて見えるほどスカスカなんです。

「こんなに穴だらけで洗えるの?」と最初は不安になるかもしれませんが、これこそが計算し尽くされた設計なんです。この目の粗いスポンジに泡ポンプから出した石けんの泡を乗せると、空気を含んで爆発的に泡立ちます。そして何よりすごいのが水切れの良さです。

使い終わった後に水で流すと、汚れも泡も一瞬で通り抜けていき、ギュッと握ればすぐに乾いてしまいます。スポンジがいつまでも湿っていると雑菌の繁殖が気になりますが、このスポンジならその心配も激減します。「パックスナチュロンの洗剤」と「パックスナチュロンのスポンジ」。この二つを組み合わせて使った時の驚異的な泡立ちと水切れの良さ、そして手肌への優しさはまさに最強の組み合わせと言えます。もしこの洗剤を試すなら、ぜひ騙されたと思ってスポンジもセットで使ってみてください。洗い物の世界が変わる体験を、あなたにもぜひ味わってほしいと心から思います。

6. 【徹底比較】結局どれが買い?4種の「無添加食器洗剤」独自評価まとめ

あなたに合う一本が見つかる比較表

ここまで4つの素晴らしい「無添加」の「食器洗剤」を紹介してきましたが、「結局私にはどれが一番いいの?」と迷ってしまう方もいるかもしれませんね。そこで、それぞれの商品の特徴を分かりやすく比較表にまとめてみました。私が実際に使い込んで感じた独自の5段階評価ですので、ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください。

商品名 泡立ち 泡切れ 手肌への優しさ コスパ 特徴
シャボン玉石けん ★★★☆☆ ★★★★★ ★★★★★ ★★★☆☆ EM菌配合で環境浄化。キュッとした洗い上がり。
ミヨシ石鹸 ★★★☆☆ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ 水と石けんだけの潔さ。最強のコスパと節水。
ヤシノミ洗剤 ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★☆☆ 泡持ちと優しさのバランス型。ボトルがお洒落。
パックスナチュロン ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★☆ オイル配合でしっとり。泡ポンプとスポンジが神。

※「泡立ち」は専用スポンジ等を使用した際の体感です。

※「コスパ」は詰め替え用の価格や使用量を考慮した評価です。

目的別のおすすめはこれ!

表を見てもまだ迷ってしまうあなたのために、もう少し具体的なシチュエーションや好みに合わせた選び方を提案しますね。

まず「油汚れをガッツリ落としたい」、そして「洗い上がりのキュッとした感覚が好き」というあなたには、「シャボン玉石けん」が一番のおすすめです。プロのような使いこなしで、スッキリとした洗い上がりを楽しんでください。

次に「とにかく節約したい」「家族が多くて洗剤の消費が早い」「シンプルな成分にこだわりたい」というあなたには、「ミヨシ石鹸」がベストパートナーになります。気兼ねなく使える頼もしさは、毎日の家事の強い味方です。

そして「石けんの使いにくさが不安」「今までの洗剤と同じような感覚で使いたい」「キッチンにお洒落なボトルを置きたい」というあなたには、「ヤシノミ洗剤」がぴったりです。「無添加」デビューの最初の一本として、失敗のない選択になるでしょう。

最後に「泡立てる手間を省きたい」「手肌の乾燥が特に気になる」「スポンジの衛生面も気になる」というあなたには、「パックスナチュロン」を推します。専用スポンジとのセット使いで、極上の洗い物体験を手に入れてください。

洗剤を変えることは未来を守ること

たかが洗剤、されど洗剤。毎日何気なく使っている「食器洗剤」を変えることは、未来のあなたの手肌を守ることに直結します。そしてそれは、家族の健康や地球環境を守ることにも繋がっていく素敵なアクションです。

今回ご紹介した4つの商品は、どれも作り手の想いが詰まった本当に素晴らしいものばかりです。まずは気になったものを1本、試しに使ってみてください。「あ、手が痛くないかも」「泡切れが早くて気持ちいいかも」。そんな小さな気づきが、毎日の面倒な洗い物の時間を少しだけハッピーな時間に変えてくれるはずです。

あなたの手がいつまでも美しく健やかでありますように。そして、キッチンから始まる優しい暮らしがもっともっと広がっていきますように。私からの心からの願いです。

WRITING
西村恭平
西村恭平 Nishimura Kyohei

大学を卒業後、酒類・食品の卸売商社の営業を経て2020年2月に株式会社ブレーンコスモスへ入社。現在は「無添加ナッツ専門店 72」のバイヤー兼マネージャーとして世界中を飛び回っている。趣味は「仕事です!」と即答してしまうほど、常にナッツのことを考えているらしい。