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【必見】コンビニ無添加商品の「裏側」と本当に安全な選び方

2025.11.21
【必見】コンビニ無添加商品の「裏側」と本当に安全な選び方

「コンビニで無添加食品なんて、どうせ見つからない…」そう諦めていませんか? 健康を気にして裏の表示を見るたび、買えるものがないとガッカリ…。昔の私もそうでした。

でも、探すコツさえ掴めば、実はおすすめできる逸品があるんです。

この記事では、添加物チェックが趣味の私が、主要コンビニ(セブン・ファミマ・ローソン)を徹底調査して見つけた「本気でリピートしたい無添加フード&ドリンク」を厳選して紹介します。

1. 意外と簡単!コンビニで無添加商品を見つけるマニアックなコツ

「コンビニの商品って、添加物だらけでしょう?」

「無添加生活したいけど、忙しくてコンビニに頼らざるを得ない…」

そんな風に思っていませんか?実は、そのイメージ、もう古いかもしれませんよ!確かに、多くの商品には様々な食品添加物が使われていますが、ここ数年、健康志向の高まりもあって、コンビニ各社は驚くほど「無添加」や「素材重視」の商品を増やしているんです。

大切なのは、溢れる商品の中から「無添加」の逸品を見つけ出す「目」を持つこと。それさえできれば、コンビニはあなたの無添加生活の強い味方になってくれます。

この記事では、私が実践している、コンビニで無添加商品を見つけるためのマニアックなコツと、各コンビニチェーン別のおすすめ商品を徹底的にご紹介しますね!

原材料表示チェックの習慣化

まず、コンビニで無添加商品を探すための第一歩は、とにかく「裏面の原材料表示」をチェックするクセをつけることです。これが一番重要です。

パッケージの表面に「無添加」や「保存料不使用」と書かれていても、他の添加物(例えば、調味料(アミノ酸等)や香料など)が使われているケースは少なくありません。逆に、何も書かれていなくても、実は完全無添加という素晴らしい商品も隠れています。

コンビニで商品を手に取ったら、まずは裏返す。この動作を無意識にできるようになるのが、無添加コンビニマニアへの第一歩です!

「/」(スラッシュ)の秘密

原材料表示をよく見ると、「/」(スラッシュ)が使われていることが多いことに気づくはずです。

例:米(国産)、さけ、食塩 / 調味料(アミノ酸等)、pH調整剤

この「/」は、食品表示法で定められたルールではありませんが、消費者が「食品」と「食品添加物」を区別しやすいように、業界の自主的なルールとして使われています。つまり、「/」よりも前に書かれているものが「原材料」で、「/」以降に書かれているものが「食品添加物」ということになります。

ですから、コンビニで無添加商品を探す最も簡単な方法は、「/」以降の記述が「ない」もの、あるいは「非常に少ない」ものを選ぶことです。

ただし、この「/」表記は義務ではないため、使っていない商品もあります。その場合は、原材料表示欄全体を見て、添加物らしき名前がないかチェックする必要があります。

マニアックな見極めポイント

「/」がない、または少ないものを選ぶのが基本ですが、さらに一歩進んだマニアックな見極めポイントをお伝えします。

見るべきは「調味料(アミノ酸等)」

コンビニのお弁当やお惣菜、おにぎりなどで非常によく見かけるのが「調味料(アミノ酸等)」という表記です。これは、いわゆる「うま味調味料」のことで、グルタミン酸ナトリウム(MSG)などが代表例です。

これが悪い添加物というわけではないのですが、無添加にこだわる方々の間では、「素材本来の味」ではなく、「作られた美味しさ」に感じられるとして、避けられる傾向にあります。コンビニの商品で、この「調味料(アミノ酸等)」が使われていないものを見つけるのは結構大変ですが、それが入っていない商品は、素材の味で勝負している証拠とも言えます。

保存料・着色料・甘味料のチェック

次にチェックしたいのが、以下の代表的な添加物です。

  • 保存料(ソルビン酸、安息香酸など): 食品の腐敗を防ぎ、日持ちを良くします。コンビニのお弁当やパン、お惣菜などには欠かせない存在でしたが、最近はこれらを使わない商品も増えています。

  • 着色料(赤色102号、黄色4号などのタール色素): 見た目を鮮やかにします。お菓子やジュース、漬物などに使われがちです。

  • 人工甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK、スクラロース): カロリーゼロやカロリーオフを謳った飲料やお菓子によく使われています。独特の甘みが苦手な方もいますね。

これらの表記がないかも、コンビニで無添加商品を選ぶ際の重要な確認ポイントです。

「酵母エキス」や「たんぱく加水分解物」は?

これらは「/」の前に書かれていることが多く、法律上は「食品添加物」ではなく「食品」に分類されます。しかし、これらも強い「うま味」を出すために使われるため、無添加にこだわる方の中には、これらも避ける場合があります。

究極の無添加を目指すなら、これらが含まれていないかどうかもチェックすると良いでしょう。

これらの基準を元に、次のセクションから、いよいよ各コンビニチェーンの具体的な無添加・実力派商品をご紹介していきますね!

2. 【無添加コンビニ①:セブンイレブン】王者セブンの実力!PB(セブンプレミアム)の無添加・実力派リスト

コンビニ業界の王者、セブンイレブン。その強さの秘密の一つが、プライベートブランド(PB)である「セブンプレミアム」の品質の高さです。特に「セブンプレミアム ゴールド」に代表される高品質ラインは、コンビニのレベルを超えたと話題になることも多いですよね。

そんなセブンイレブンは、実は無添加の宝庫。特にPB商品に、驚くほど原材料がシンプルな名品が隠れています。セブンイレブンで無添加商品を探すなら、まずはセブンプレミアムの棚をチェックするのが鉄則です!

隠れた名品!シンプルな無添加惣菜

私がセブンイレブンで最も信頼している無添加商品が、チルド惣菜コーナーにある「焼き魚」シリーズです。

  • さばの塩焼

  • ほっけの塩焼

  • 銀鮭の塩焼

これらの商品の裏面表示を見てみてください。例えば「さばの塩焼」は、「さば、食塩」のみ。「ほっけの塩焼」も「ほっけ、食塩」だけ。なんと潔い原材料表示でしょうか!

コンビニのお惣菜というと、どうしても保存料や調味料(アミノ酸等)、pH調整剤などが使われているイメージが強いですよね。実際、煮物やサラダなどは、それらが使われている商品がほとんどです。

しかし、この焼き魚シリーズは、本当に「魚を塩で焼いただけ」。それなのに、ふっくらと美味しく仕上がっており、セブンイレブンの技術力の高さを感じさせます。

忙しくて料理ができない日、でも良質なタンパク質を摂りたいし、添加物は避けたい…。そんなわがままを叶えてくれる、まさに無添加派の救世主です。コンビニでこれが買えるというのは、本当にありがたいことです。

コンビニパンの常識を覆す「金の食パン」

次に注目したいのが、パンコーナーです。コンビニのパン、特に袋入りの食パンや菓子パンは、「イーストフード」や「乳化剤」、「保存料」などが使われているのが一般的でした。これらは、パンをふっくらと柔らかく保ち、カビにくくするために使われます。

しかし、セブンプレミアムの「金の食パン」シリーズは、これらの添加物を使用していません。例えば「セブンプレミアム ゴールド 金の食パン あずき」の原材料を見ると、小麦粉、あずき、砂糖、クリーム、バター、牛乳、はちみつ、パン酵母、食塩…といった具合で、「/」以降の添加物が非常に少ない、あるいは(商品によりますが)見当たりません。

もちろん、はちみつやバターなどリッチな材料を使っているため、シンプルな食パンとは言えませんが、「余計な添加物を入れずに美味しさを追求する」という姿勢が明確に表れています。コンビニの食パンで、イーストフードや乳化剤不使用を実現している商品は非常に貴重です。毎朝のパンにこだわりたいけれど、パン屋さんに行く時間がない時、コンビニのセブンイレブンがその受け皿になってくれるのです。

定番品にこそ光る「シンプルさ」

セブンイレブンは、おにぎりコーナーの定番品にも無添加の選択肢があります。

それは「塩むすび」です。

コンビニのおにぎりは、ご飯の鮮度を保つための「pH調整剤」や、美味しさを均一にするための「調味料(アミノ酸等)」が使われていることが非常に多いです。

しかし、セブンイレブンの「塩むすび」(※店舗や時期、地域によって原材料が異なる可能性はあります)は、その多くが「米、塩、海苔」のみという、驚異的なシンプルさを貫いています。もちろん、具材が入ったおにぎりは様々な添加物が使われがちですが、基本の塩むすびにこそ、そのこだわりが詰まっています。

「今日は本当にシンプルなものが食べたい」という時、この無添加の塩むすびがあるという安心感は計り知れません。

無添加アイスの優等生たち

最後はアイスコーナーです。コンビニで買える無添加アイスの代表格といえば、セブンイレブンでももちろん取り扱っています。

  • 井村屋 あずきバー

  • ハーゲンダッツ

「あずきバー」は、そのカチカチな硬さでも有名ですが、原材料のシンプルさでも群を抜いています。「砂糖、あずき、水あめ、食塩」。以上です。乳化剤も安定剤も香料も不使用。まさに「あずきを炊いて固めただけ」という、究極の無添加アイスです。

そして「ハーゲンダッツ」。バニラ味の原材料は「クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄 / バニラ香料」のみ(※商品により香料は入りますが)。アイスクリームに使われがちな「乳化剤」や「安定剤」が不使用です。これにより、濃厚ながらもスッキリとした後味を実現しています。

コンビニで手軽に買える無添加アイスの選択肢として、この2つは絶対に覚えておきましょう。セブンイレブンは、PB商品からナショナルブランド商品まで、無添加の選択肢がしっかりと揃っている、まさに王者の風格を感じさせるコンビニです。

3. 【無添加コンビニ②:ローソン】健康志向の宝庫!「ナチュラルローソン」ブランドの無添加おやつ

続いては、健康志向の取り組みで他のコンビニと一線を画す、ローソンです。ローソンといえば、低糖質の「ブランパン」シリーズや、健康に配慮した商品を多く展開していますが、無添加という観点で最も注目すべきは、やはり「ナチュラルローソン」ブランドの存在です。

「ナチュラルローソン」は、もともと「毎日だから大切に。」をコンセプトにした別業態のコンビニですが、その精神を受け継いだ商品は、通常のローソン店舗でも「ナチュラルローソン菓子」として多数販売されています。このコーナーは、まさに無添加おやつの宝庫!コンビニでおやつを買う時の罪悪感を吹き飛ばしてくれる、素晴らしい商品が揃っています。

「ナチュラルローソン菓子」の実力

ローソンの店舗に入ると、お菓子コーナーの一角に、茶色や緑を基調とした落ち着いたパッケージの商品が並んでいるエリアがあります。それが「ナチュラルローソン菓子」のコーナーです。

ここにある商品は、素材の味を活かし、添加物を極力使用しないで作られたものばかり。

  • ベジップス(さつまいも・かぼちゃ・にんじん): 原材料は、野菜と植物油、食塩のみ。野菜の甘みがしっかり感じられる、ヘルシーなスナックです。

  • 素焼きのナッツ類(アーモンド、くるみ、ミックスナッツ): 食塩や植物油さえも使用していない「素焼き」のものが豊富に揃っています。素材そのものの栄養を、無添加で摂取できるのが嬉しいですね。

  • 有機栽培の干し芋スティック: 原材料は「有機さつまいも」のみ。これ以上ないほどのシンプルさです。自然な甘みと食物繊維が摂れる、最強の無添加おやつと言えるでしょう。

他にも、ドライフルーツや昆布のおやつ、ノンフライのスナックなど、ナチュラルローソンブランドの商品は「本当にこれがコンビニで買えるの?」と驚くような、原材料のシンプルな商品が目白押しです。

素材勝負の無添加おやつ達

ナチュラルローソンブランド以外にも、ローソンは素材系の無添加おやつを見つけやすいコンビニです。

例えば、冷凍コーナーにある「国産むき栗」や、チルドの「焼きいも」など、加工度をあえて低くした商品がラインナップされています。これらももちろん、原材料は「栗」や「さつまいも」だけ。

一般的なコンビニのお菓子が、甘味料や香料、着色料などで味や見た目を調整しているのに対し、ローソンのこれらのおやつは、素材そのものの力で勝負しているのが特徴です。無添加にこだわるなら、ローソンのおやつコーナー、特にナチュラルローソンブランドと素材系おやつは必ずチェックしてください。

PB惣菜や飲料の選び方

ローソンもセブンイレブンと同様に、PB(プライベートブランド)の「ローソンセレクト」で、無添加に近い商品を見つけることができます。

例えば、チルド惣菜の「さわらの西京焼き」。西京焼きは通常、みりん(あるいは、みりん風調味料)や発酵調味料、着色料(クチナシなど)が使われることもありますが、ローソンの商品は比較的シンプルな原材料で作られており、添加物を抑えたい時の選択肢になります。セブンの「塩焼」シリーズほどの潔さはありませんが、味付け惣菜の中では優秀な部類です。

また、飲料コーナーで注目したいのが「こだわりのカフェオレ」などのチルドカップ飲料です。

コンビニのカップ入りカフェオレの多くは、コーヒーの風味を補うための「香料」や、液体を均一に保つための「乳化剤」が使われています。

しかし、ローソンの一部のPB飲料は、これらが不使用。「生乳、コーヒー、砂糖」といったシンプルな原材料で作られており、生乳本来のコクやコーヒーの香りを楽しむことができます。無添加生活の中で、甘い飲み物が欲しくなった時に頼りになる存在です。

ローソンは、「健康」という明確なテーマのもと、意識的に無添加や素材重視の商品開発を進めているコンビニと言えるでしょう。

4. 【無添加コンビニ③:ファミリーマート】お母さん食堂にも注目!ファミマの隠れ無添加セレクション

ファミリーマートも、無添加の観点で見逃せないコンビニです。2021年にPBブランドが「ファミマル」として統合されましたが、それ以前の「お母さん食堂」から続く、惣菜やチルド飲料のクオリティには目を見張るものがあります。

ファミリーマートで無添加商品を探すなら、特に「飲料」と「デザート・おやつ」のコーナーに注目するのがマニアックなコツです!

まさに”飲む果実”「SQUEEZE SQUEEZE」

ファミリーマートのチルド飲料コーナーで、ひときわ目を引く透明なボトルに入ったジュースがあります。それが「SQUEEZE SQUEEZE(スクイーズスクイーズ)」シリーズです。

この商品の何がすごいかというと、多くの商品が「濃縮還元」ではなく、果実をそのまま搾った「ストレート」ジュースであること(またはストレート果汁をブレンドしていること)。

そして何より、原材料が非常にシンプルなことです。例えば「オレンジ」は「オレンジ、うんしゅうみかん」のみ。「グレープフルーツ」は「グレープフルーツ」のみ。

コンビニでよく見かける100%ジュースの多くは、コストや輸送効率のために「濃縮還元」が主流で、その過程で失われた香りを補うために「香料」が添加されていることがほとんどです。

しかし、このSQUEEZE SQUEEZEシリーズは、香料・砂糖不使用(※一部商品を除く)。まさに果実をそのまま飲んでいるかのような、フレッシュな味わいが楽しめます。コンビニでこのクオリティのストレートジュースが手に入るのは、ファミリーマートの大きな強みです。

奇跡の「のむヨーグルト クリーミープレーン」

私がファミリーマートで最も驚いた無添加商品が、PB「ファミマル」の「のむヨーグルト クリーミープレーン」です。

コンビニに限らず、スーパーマーケットで売られている「飲むヨーグルト」の多くは、とろみをつけて飲みごたえを出すための「安定剤(ペクチンなど)」や、風味を良くするための「香料」、甘みを加えるための「人工甘味料」などが使われているのが一般的です。

しかし、この商品の原材料表示を見てください。「生乳、乳製品、三温糖」。

以上です。

生乳と乳製品、そして(ここもポイントですが)白砂糖ではなく三温糖。このシンプルさ。コンビニのPBで、これほどまでに潔い原材料の飲むヨーグルトに出会えるとは思いませんでした。

もちろん、プレーン(砂糖入り)なので甘みはありますが、余計な添加物が入っていないため、ヨーグルト本来の自然な風味がしっかりと感じられます。無添加生活を送る上で、腸活のためにヨーグルトを摂りたいけれど、市販品は添加物が気になる…という方にとって、まさに奇跡のような商品です。

「みつあま焼き芋」と素材系おやつ

ファミリーマートも、ローソンと同様に「素材系おやつ」に力を入れています。

特に有名なのが、チルドコーナーや冷凍コーナーにある「みつあま焼き芋」です。こちらももちろん、原材料は「さつまいも」のみ。ねっとりとした食感と、蜜のような強い甘みが特徴で、これが無添加・無加糖とは信じられないほどの満足感です。デザート代わりとしても優秀で、食物繊維も摂れるため、無添加派のおやつとして最適解の一つと言えるでしょう。

また、ドライフルーツのコーナーにも「瀬戸内レモンピール」など、添加物を抑えた商品が見つかります。ドライフルーツは、色を鮮やかに保つための「漂白剤(亜硫酸塩)」や「保存料」が使われることもありますが、ファミマルの商品はシンプルなものが多い印象です。

ファミリーマートは、飲料やヨーグルトといった「毎日飲むもの」や、おやつに、隠れた無添加の名品が揃っているコンビニですね。

5. 【無添加コンビニ④:ミニストップ】イオングループの強み!穴場の無添加アイスとトップバリュ商品

最後にご紹介するのは、ミニストップです。他の大手コンビニチェーンに比べると店舗数は少ないかもしれませんが、無添加という観点では、絶対に無視できない「最強の強み」を持っています。

それは、ミニストップが日本最大の流通グループ「イオングループ」の一員である、ということです。

つまり、イオングループの高品質なPB「トップバリュ」の商品が、ミニストップという「コンビニ」で手軽に買えてしまうのです!

看板アイス「フローズンヨーグルト」の秘密

ミニストップといえば、店内で作るソフトクリームやハロハロなどのコールドスイーツが有名ですが、実は定番のカップアイスにも、無添加の隠れた名品があります。

それが、昔からのファンも多い「フローズンヨーグルト」です。

水色と白のシンプルなパッケージが目印のこの商品、実はすごい実力の持ち主。

一般的なアイスクリーム類には、なめらかな食感を出したり、溶けにくくしたりするために「安定剤」や「乳化剤」が使われるのが普通です。しかし、ミニストップのフローズンヨーグルトは、なんとこれらが不使用なんです。

原材料は「発酵乳(生乳、砂糖、乳製品)、砂糖・果糖ぶどう糖液糖、乳製品、水あめ、レモン果汁」といったシンプルな構成。ヨーグルトの風味がごまかされず、しっかりとした酸味とさっぱりとした後味が感じられるのは、余計な添加物で調整していない証拠です。

コンビニで買える無添加アイスとして、セブンの「あずきバー」「ハーゲンダッツ」と並んで、ミニストップの「フローズンヨーグルト」はぜひ覚えておいてください。

最強の武器「トップバリュ」商品

ミニストップの真価は、店内に並ぶ「トップバリュ」ブランドの商品群にあります。

イオングループは、PBの中でも特に安全・安心や環境に配慮した「トップバリュ グリーンアイ」というブランドを展開しており、オーガニック食品や特定の添加物を使用しない商品開発に非常に積極的です。

ミニストップには、このトップバリュの商品が(店舗の規模によりますが)数多く導入されています。

  • トップバリュ グリーンアイ オーガニックの野菜ジュースや豆乳

  • トップバリュのシンプルな原材料の冷凍食品

  • 食塩・植物油不使用のナッツ類

これらが、24時間営業のコンビニで手に入るというのは、他のコンビニにはない圧倒的なアドバンテージです。

コンビニで「本格調味料」が買える衝撃

トップバリュが買えることの最大のメリット。それは「無添加の基礎調味料がコンビニで手に入る」ことです。

例えば、多くのコンビニで売られている醤油は、小容量のペットボトルタイプで、原材料を見ると「アルコール(保存性を高めるため)」や「調味料(アミノ酸等)」が入っているものがほとんどです。ごま油も、「ごま油」と「なたね油」のブレンドであったりします。

しかし、ミニストップでは、トップバリュの本格的な調味料が棚に並んでいます。

  • 特級本醸造国産丸大豆醤油: 原材料は「大豆、小麦、食塩」のみ。

  • 純正ごま油: 原材料は「食用ごま油」のみ。

他にも、添加物不使用の「純正米酢」や「本みりん」など、無添加生活の基本となる「さしすせそ」が、ミニストップで揃ってしまう可能性があるのです。

「あ、醤油切らしてた!でももうスーパー閉まってる…」そんな時、近所のコンビニ(ミニストップ)で、添加物不使用の本格的な調味料が買える。これは、無添加にこだわる人にとって、どれほど心強いことでしょうか。

ミニストップは、イオングループの力を背景に、他のコンビニとは一線を画す「無添加のインフラ」として機能する、穴場的な存在なのです。

6. 【筆者の体験談】私がリピ買い!コンビニ別「無添加」スタメン商品と簡単比較表

ここまで、各コンビニチェーンの無添加商品の見つけ方と、マニアックな注目商品をご紹介してきました。本当にたくさんの商品がありますよね!

色々紹介してきましたが、このセクションでは、無添加コンビニマニアの私が「実際にリピート買いしている」スタメン商品と、ここまでのまとめとして、コンビニ別の強みを比較した簡単な表をご紹介します!

私のガチリピ・スタメン紹介

私がコンビニで無添加商品を選ぶ基準は、「忙しい時」「疲れている時」でも、罪悪感なく、美味しく食べられること。その基準で選び抜かれた、スタメンたちがこちらです。

平日の夜、力尽きた時の「救世主セット」

残業でクタクタ、もう包丁も握りたくない…。でも、ジャンクフードや添加物たっぷりのものでお腹を満たしたくない…!

そんな平日の夜、私が駆け込むのがセブンイレブンです。そして買うのが、

「さばの塩焼」+「塩むすび」(または家にある冷凍ごはん)

「さばの塩焼」は、原材料「さば、食塩」のみ。これをレンジで温め、シンプルな「塩むすび」と一緒に食べる。これだけで、良質な脂質(DHA・EPA)とタンパク質、そして炭水化物が摂れる、立派な「無添加定食」が完成します。コンビニでこれが500円程度で揃うのですから、本当にセブンイレブン様様です。

小腹が空いた時の「無添加おやつローテ」

日中や夜、ちょっと口寂しくなった時。スナック菓子やチョコレートに手を伸ばしたくなりますが、そこをグッとこらえて、コンビニで無添加おやつを選びます。

  • ローソン:「ナチュラルローソンの素焼きアーモンド」 or 「干し芋スティック」
    アーモンドは食塩不使用なので、ナッツ本来の甘みが感じられます。干し芋は、満足感がすごい!自然な甘みで、心も満たされます。

  • ファミリーマート:「みつあま焼き芋」
    これはもう、おやつの域を超えて「デザート」です。ねっとり甘くて、食物繊維たっぷり。これを食べている時は本当に幸せです。原材料「さつまいも」だけというのが、いつ見ても信じられません。

  • ミニストップ:「フローズンヨーグルト」
    どうしても冷たいアイスが食べたい!となった時の最終兵器です。安定剤・乳化剤不使用で、後味さっぱり。罪悪感が限りなくゼロに近い、優秀な無添加アイスです。

毎朝の習慣「奇跡のドリンク」

朝、時間がないけれど腸活はしたい。そんな時に欠かせないのが、

ファミリーマート:「のむヨーグルト クリーミープレーン」

これを飲むためにファミマに寄る、と言っても過言ではありません。生乳と乳製品、三温糖だけで作られた、この自然なとろみと風味。コンビニでこれが買える限り、私の無添加生活は安泰です(笑)。

コンビニ別・無添加の強み 独自比較表

最後に、各コンビニの「無添加」に関する強みを、マニアックな視点で比較表にまとめてみました。あなたのライフスタイルに合わせて、コンビニを使い分ける参考にしてみてくださいね。

コンビニ 無添加の強み(ジャンル) マニアックおすすめ商品
セブンイレブン 惣菜・パン(PBの品質) さばの塩焼、金の食パン、塩むすび
ローソン おやつ・健康菓子(NLブランド) ナチュラルローソン菓子(干し芋、ナッツ類)
ファミリーマート 飲料・デザート系(隠れた名品) SQUEEZE SQUEEZE、のむヨーグルト クリーミープレーン、みつあま焼き芋
ミニストップ アイス・調味料(トップバリュ) フローズンヨーグルト、トップバリュの無添加調味料(醤油・ごま油など)

まとめ:コンビニ無添加生活は、宝探しだ!

いかがでしたでしょうか?

「コンビニ=添加物」というイメージが、少し変わったのではないでしょうか。

もちろん、コンビニにあるすべての商品が無添加なわけではありません。むしろ、まだまだ添加物が使われている商品の方が多いのが現実です。

でも、探し方を知っていれば、こんなにも多くの「無添加」や「それに近い」商品が、私たちの身近なコンビニに存在しているのです。

完璧な無添加生活を毎日続けるのは、とても大変です。でも、コンビニを賢く利用して、添加物を少しずつ減らしていく「減添加」ライフなら、気軽に始められると思いませんか?

原材料表示をチェックするクセをつけること。それは、まるでコンビニという広大なジャングルで「無添加」という宝を探すような、ワクワクするゲームの始まりです。

あなたもぜひ、今日からコンビニで「裏面表示」をチェックしてみてください。きっと、あなただけのお気に入りの無添加商品が見つかるはずですよ!

WRITING
西村恭平
西村恭平 Nishimura Kyohei

大学を卒業後、酒類・食品の卸売商社の営業を経て2020年2月に株式会社ブレーンコスモスへ入社。現在は「無添加ナッツ専門店 72」のバイヤー兼マネージャーとして世界中を飛び回っている。趣味は「仕事です!」と即答してしまうほど、常にナッツのことを考えているらしい。