クルミ
フライパンで5分!くるみの絶品はちみつキャラメリゼの作り方
2025.10.10
香ばしくローストしたくるみに、黄金色のはちみつを絡めて作る「くるみのはちみつキャラメリゼ」。おうちカフェのお供や、大切な人へのプレゼントにも喜ばれる、とっておきのスイーツです。
この記事では、初心者さんでも必ず成功する”カリカリ”に仕上げるプロのコツを大公開!基本の作り方はもちろん、スパイスを効かせた大人向けアレンジや、おしゃれなラッピングアイデアまでご紹介します。手作りだからこそ味わえる、できたての美味しさを体験してみませんか?
1. おうちで絶品!くるみのはちみつキャラメリゼを格上げする基本の考え方
こんにちは!甘くて香ばしいものが大好きな私が、今回あなたに熱く語りたいのが「くるみのはちみつキャラメリゼ」の世界です!「ああ、あれね、くるみにはちみつを絡めたやつでしょ?」と思ったあなた、ちょっと待ってください!実はこのシンプルなおやつ、いくつかのポイントを押さえるだけで、驚くほど本格的で奥深い味わいに変身させることができるんですよ。
お店で買うような、ただ甘いだけじゃない、カリッとした食感と鼻に抜ける香ばしさ、そしてはちみつの豊かな風味が一体となった絶品のくるみスイーツ。それをおうちで、しかも誰でも簡単に作れるようになったら、素敵だと思いませんか?
なぜ「くるみ」と「はちみつ」は最高のコンビなのか
そもそも、くるみとはちみつって、どうしてこんなに相性が良いのでしょうか。それは、お互いの魅力を最大限に引き出し合う、まさに運命の出会いだからなんです。
くるみに含まれる良質な脂肪分、特にオメガ3脂肪酸は、独特のコクとまろやかさを生み出します。一方、はちみつはただ甘いだけでなく、採れる花の種類によって香りや風味が全く異なる、とても個性豊かな天然の甘味料です。この二つが組み合わさることで、くるみのコクがはちみつの甘さを引き立て、はちみつの香りがくるみの香ばしさを包み込み、単体で食べるよりも何倍も複雑で満足感のある味わいが生まれるのです。
ペンシルベニア州立大学の研究によると、くるみに含まれるα-リノレン酸(オメガ3脂肪酸の一種)は、心血管系の健康に良い影響を与えることが示唆されています。美味しくて体に良いなんて、まさに一石二鳥ですよね!
この記事であなたが得られる「マニアックな知識」
この記事では、そんな「くるみのはちみつキャラメリゼ」を”格上げ”するための、ちょっとマニアックだけど絶対に失敗しないためのコツを、私の経験を交えながら余すところなくお伝えしていきます。
具体的には、
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完成の味が劇的に変わる「はちみつ」の選び方
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くるみのポテンシャルを120%引き出す「下準備」の秘訣
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誰もが一度はつまずく「火加減とタイミング」の完全攻略法
など、知っているようで意外と知らなかったポイントが満載です。これを読めば、あなたも今日から「くるみのはちみつキャラメリゼ」マスター!おやつの時間が待ち遠しくなること間違いなしですよ。さあ、一緒に美味しくて楽しいくるみとはちみつの世界へ飛び込んでみましょう!
2. くるみのはちみつキャラメリゼが激変!プロが教える「はちみつ」の選び方
「くるみのはちみつキャラメリゼ」作りで、多くの人が意外と見落としがちなのが、主役の一人である「はちみつ」選びです。「どれを使っても同じでしょ?」なんて思っていたら、もったいない!はちみつの種類を変えるだけで、完成品の味わいは驚くほど変わるんです。ここでは、あなたの目指す味わいに合わせて、スーパーでも手軽に手に入る代表的なはちみつを3種類ご紹介し、なぜそれがキャラメリゼに向いているのかをマニアックに解説しますね。
すっきり上品な甘さが好きなら「アカシアはちみつ」
まず最初におすすめしたいのが、はちみつの女王とも呼ばれる「アカシアはちみつ」です。
アカシアはちみつの特徴
アカシアはちみつは、色が淡く、クセのないすっきりとした上品な甘さが特徴です。質感はサラッとしていて、冬場でも結晶化しにくい(固まりにくい)という性質を持っています。これは、アカシアはちみつの主成分である糖分のうち、果糖の割合がブドウ糖よりも多いことに起因します。一般的に、ブドウ糖の割合が高いはちみつほど結晶化しやすいと言われているんですよ。
なぜキャラメリゼにおすすめ?
このクセのない上品な甘さが、主役である「くるみ」本来の風味や香ばしさを全く邪魔しないんです。くるみの魅力を最大限に引き立てたい、素材の味をシンプルに楽しみたいという方には、アカシアはちみつが断然おすすめ。完成した「くるみのはちみつキャラメリゼ」は、後味もすっきりしているので、ついつい手が伸びてしまいます。初めて作る方や、甘すぎるのが苦手な方にもぴったりの選択肢と言えるでしょう。例えば、有名なサクラ印の「純粋アカシアはちみつ」などは、スーパーでも見つけやすく、品質も安定しているので試しやすいですよ。
濃厚でコク深い味わいなら「百花蜜(ひゃっかみつ)」
次に、しっかりとした甘さとコクを楽しみたいあなたにおすすめなのが「百花蜜」です。
百花蜜の特徴
百花蜜とは、その名の通り、一種類の花からではなく、いくつもの種類の花から集められたはちみつのこと。そのため、採れた場所や季節によって色や香り、味わいが大きく異なるのが最大の特徴であり、魅力でもあります。一般的には、色が濃いものが多く、アカシアはちみつに比べて複雑で濃厚なコクと、華やかな花の香りを持っています。
なぜキャラメリゼにおすすめ?
この濃厚なコクと豊かな風味が、くるみの香ばしさと合わさることで、非常に満足感のあるリッチな味わいの「くるみのはちみつキャラメリゼ」が完成します。くるみの力強い風味に負けない、はちみつ自体の存在感もしっかりと楽しみたい場合に最適です。ヨーグルトやアイスクリームにかけるだけでなく、後ほどご紹介するブルーチーズと合わせるなら、この百花蜜の濃厚さが素晴らしいマリアージュを生み出します。選ぶときのポイントは、産地。例えば、日本の里山で採れた百花蜜は、どこか懐かしいような優しい花の香りがします。色々な産地の百花蜜を試して、あなただけの「黄金の組み合わせ」を見つけるのも楽しいですよ。
個性的な香りを楽しむなら「単花蜜(たんかみつ)」
最後に、ちょっと冒険してみたい、個性的な味わいを探求したいあなたにご紹介したいのが、特定の種類の花から採れる「単花蜜」です。
単花蜜の例とその特徴
アカシアやレンゲも単花蜜の一種ですが、ここではより個性的なもの、例えば「オレンジはちみつ」や「そばはちみつ」などを指します。
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オレンジはちみつ: 柑橘類の花から採れるはちみつで、爽やかな酸味とフローラルな香りが特徴です。色は明るい金色。
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そばはちみつ: ソバの花から採れるはちみつで、色は黒に近く、鉄分などのミネラルが豊富。黒糖のような非常に個性的で癖のある香りと強いコクがあります。
なぜキャラメリゼにおすすめ?
これらの個性的なはちみつを使うと、いつもの「くるみのはちみつキャラメリゼ」が一気に特別な一品に変わります。例えば、オレンジはちみつを使えば、後味に柑橘の爽やかな香りがふわっと広がり、まるで高級なスイーツのような仕上がりに。紅茶に入れるのもおすすめです。一方、そばはちみつで作ると、その独特の風味がクセになる、大人向けの濃厚な味わいが楽しめます。こちらは好き嫌いが分かれるかもしれませんが、ハマる人はとことんハマる味。ウイスキーなどのお酒のおつまみにも最高ですよ。
このように、はちみつ一つとっても選択肢は無限大。あなたの好みや、その日の気分に合わせてはちみつを選んでみてください。それだけで、「くるみのはちみつキャラメリゼ」作りがもっと楽しく、奥深いものになるはずです。
3. 香ばしさが段違い!「くるみ」の魅力を120%引き出す下準備
美味しい「くるみのはちみつキャラメリゼ」を作るための秘訣、次なるステップは主役である「くるみ」そのものにあります。「くるみなんて、袋から出してそのまま使えばいいんじゃないの?」と思っているなら、非常にもったいない!ひと手間かけるだけで、くるみが本来持っているポテンシャルを120%引き出し、仕上がりの香ばしさが劇的に変わるんですよ。ここでは、そのための重要な下準備について、詳しく解説していきますね。
まずは知りたい!生くるみとローストくるみの違い
スーパーのナッツ売り場に行くと、「生くるみ」と「ローストくるみ(素焼きくるみ)」の2種類が並んでいることが多いですよね。この二つ、一体何が違うのでしょうか?
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生くるみ: 収穫後、乾燥させただけの状態のくるみです。食感はしっとりとしていて、少し柔らかめ。味わいは、くるみ本来の優しい甘みと、ほのかな渋みを感じることができます。加熱調理を前提としたお菓子作りやパン作りに向いています。
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ローストくるみ: 生くるみを加熱(ロースト)したものです。ローストすることで余分な水分が飛び、カリッとした軽快な食感が生まれます。また、加熱によってくるみの油分から香ばしい風味が引き出され、生の状態よりも味が濃く感じられます。そのままおやつやおつまみとして食べるのに適しています。
「くるみのはちみつキャラメリゼ」には、食感と香ばしさが重要なので、基本的には「ローストくるみ」を使うのがおすすめです。
なぜもう一度?市販のローストくるみでも「追加ロースト」が重要な理由
「じゃあ、市販のローストくるみを買ってくれば、そのまま使えるんだね!」と思ったあなた、実はここにもう一つ、プロの技が隠されているんです。それは、市販のローストくるみでも、調理の直前にもう一度軽くロースト(乾煎り)すること。
なぜかと言うと、市販のローストくるみは、袋詰めされてからあなたの手に届くまでの間に、どうしても湿気を含んでしまいがちだからです。せっかくのカリッとした食感が失われ、香りも少し弱まっています。そこで、調理直前に再度加熱してあげることで、この湿気を完全に飛ばし、眠っていた香りを呼び覚ますことができるのです。この「追いロースト」とも言えるひと手間が、驚くほどの差を生みます。まるで煎りたてのコーヒー豆でコーヒーを淹れるようなもの。香りの立ち方が全く違ってくるんですよ!
自宅でできる!追加ローストの具体的な方法
追加ローストは、ご家庭にある調理器具で簡単にできます。ここでは、代表的な2つの方法をご紹介しますね。
フライパンで手軽に乾煎りする方法
一番手軽なのがフライパンを使う方法です。
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準備: 油をひかずに、フライパンを中火にかけます。テフロン加工のものだと焦げ付きにくいのでおすすめです。
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加熱: フライパンが温まったら、くるみを入れ、弱火に落とします。ここがポイント!強火だと表面だけが焦げてしまいます。
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煎る: ヘラや木べらで絶えず混ぜるか、フライパンを揺すりながら、全体に均一に熱が加わるようにします。時間は大体3分から5分が目安です。
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見極め: くるみが少し色づき、パチパチと小さな音を立て始め、何よりも「香ばしい良い香り」がしてきたら火を止めるサインです。煎りすぎると苦味が出てしまうので、香りを一番の頼りにしてください。
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冷ます: 火から下ろしたら、すぐにフライパンからお皿やバットなどに移します。フライパンの余熱で火が入りすぎるのを防ぐためです。
オーブントースターでムラなく仕上げるコツ
一度にたくさんの量をローストしたい場合や、混ぜ続けるのが面倒な場合はオーブントースターが便利です。
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準備: アルミホイルを一度くしゃくしゃにしてから広げ、その上にくるみが重ならないように並べます。くしゃくしゃにすることで、くるみとアルミホイルの間に隙間ができ、熱が均一に通りやすくなります。
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加熱: 予熱したオーブントースター(1000Wなら2〜3分程度)に入れ、様子を見ながら加熱します。時間は3分から4分が目安です。機種によって火力が違うので、最初は短めの時間で設定してください。
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見極め: こちらもフライパン同様、香ばしい香りがしてきたらOKです。焦げやすいので、目を離さないようにするのが成功のコツ。特に奥の方が焦げやすいので、途中で一度扉を開けて、天板の前後を入れ替えるとムラなく仕上がりますよ。
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冷ます: 加熱が終わったら、天板ごと取り出して冷まします。
このひと手間をかけるだけで、あなたの「くるみのはちみつキャラメリゼ」は、カリカリ食感と豊かな香ばしさが際立つ、ワンランク上の仕上がりになることをお約束します!ぜひ、騙されたと思って試してみてくださいね。
4. 失敗はもうしない!くるみのはちみつキャラメリゼの「火加減とタイミング」完全ガイド
さあ、最高の「はちみつ」と、香ばしくローストした最高の「くるみ」が準備できましたね。いよいよ、この二つを一体化させる、最も重要で、そして最も緊張する工程「キャラメリゼ」の段階です!「ここが一番難しい…」「いつも焦がしちゃう…」「タイミングが分からない…」そんな声が聞こえてきそうですが、安心してください。いくつかのポイントと「サイン」を見逃さないようにすれば、誰でも絶対に失敗なく、完璧なはちみつキャラメルを作ることができます。ここでは、その火加減とタイミングの全てを、写真がなくても目に浮かぶように詳しく解説していきますね!
基本は「弱火でじっくり」その科学的な理由とは?
キャラメリゼで最も大切な鉄則、それは「弱火でじっくり加熱する」ことです。なぜ強火ではいけないのでしょうか?それにはちゃんとした科学的な理由があるんです。
はちみつの主成分は「果糖」と「ブドウ糖」という糖類です。これらの糖は、加熱することで水分が蒸発し、メイラード反応やカラメル化反応という化学変化を起こして、美しい琥珀色と香ばしい香りを生み出します。
しかし、強火で急激に加熱してしまうと、鍋肌に接している部分だけが先に焦げてしまいます。中心部分はまだ十分に加熱されていないのに、外側だけが苦くなってしまうのです。また、はちみつは砂糖よりも焦げやすい性質を持っています。弱火でじっくり全体を均一に加熱することで、これらの反応を穏やかに、そして均一に進めることができ、焦げることなく美しいキャラメル色に仕上げることができるのです。急がば回れ、ですね!ガスコンロなら一番小さい炎、IHクッキングヒーターなら一番低い出力から2番目くらいを目安にしてください。
目で見て判断!泡の状態の変化を見逃さないで!
火加減を弱火に設定したら、次に見るべきは鍋の中の「泡の状態」です。はちみつを火にかけると、温度の上昇と共に泡の様子が面白いように変化していきます。この変化が、タイミングを計るための重要な時計代わりになるんですよ。
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第1段階:小さなフツフツとした泡
加熱を始めると、まず鍋の底からフツフツと細かく、まるで炭酸水のような小さな泡が出てきます。これは、はちみつに含まれている水分が温められて蒸発し始めているサインです。この段階ではまだサラサラしています。ヘラで混ぜながら、焦げ付かないように全体を温めていきましょう。 -
第2段階:全体が白っぽく、少し大きな泡に
加熱を続けていくと、小さな泡がだんだんと大きくなり、全体が白っぽくモコモコとした泡で覆われてきます。粘度も少しずつ出てきて、ヘラで混ぜた時の手応えが少し重くなってくるのを感じるはずです。ここまで来たら、ゴールはもうすぐそこ。集中力を高めてください! -
第3段階:大きな泡が落ち着き、とろみが出てくる
さらに加熱すると、一時的にブワッと盛り上がっていた大きな泡が少し落ち着きを見せ始め、泡の大きさが均一になってきます。ヘラで混ぜると、明らかにとろみがつき、糸を引くようになってきます。この段階が、くるみを投入する直前のベストタイミングの少し手前です。
最終判断は「色」で決める!最適なキャラメル色の見極め方
泡の状態と並行して、最も重要な判断基準となるのが「色」の変化です。
最初はもともとのはちみつの色ですが、加熱が進むにつれて徐々に色が濃くなっていきます。目指すべきは、べっこう飴のような、透き通った美しい琥珀色です。
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薄い黄色: まだ加熱が足りません。香ばしさがなく、ただ甘いだけの仕上がりになります。
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美しい琥珀色(ゴール!): これです!この色になったら、香ばしさと甘さのバランスが完璧な状態。すぐに火を止める準備をしてください。
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濃い茶色〜黒: 残念ながら、これは焦げている状態です。苦味が出てしまい、美味しくありません。
色の変化は本当に一瞬です。美しい琥openia色になったと感じたら、ためらわずに火から下ろす勇気が大切です。「もうちょっとだけ…」という欲が、失敗の元になります。火から下ろした後も、鍋の余熱で少しだけキャラメル化は進むので、少し早めかな?と思うくらいがちょうど良いのです。
火から下ろしたら、すぐにローストしておいたくるみを投入し、手早く全体にキャラメルが絡まるように混ぜ合わせます。そして、クッキングシートを敷いたバットなどの上に、くるみがくっつかないように広げて冷ませば、カリカリで香ばしい、完璧な「くるみのはちみつキャラメリゼ」の完成です!
この「泡」と「色」のサインをしっかりと覚えておけば、あなたはもうキャラメリゼを恐れる必要はありません。自信を持って、挑戦してみてくださいね!
5. アレンジ無限大!作ったくるみのはちみつキャラメリゼの美味しい食べ方
お疲れ様でした!完璧な「くるみのはちみつキャラメリゼ」が完成しましたね!カリッとした食感、香ばしいくるみの風味、そしてはちみつの優しい甘さ…。そのままポリポリと食べるだけでも、至福の時間が訪れますが、せっかく作ったのですから、その美味しさをもっと色々な形で楽しんでみませんか?ここでは、定番からちょっと意外なものまで、作った「くるみのはちみつキャラメリゼ」の可能性を無限大に広げる、おしゃれで美味しい食べ方をご紹介します!
間違いない定番!スイーツとの組み合わせ
まずは王道の、スイーツとの組み合わせから。いつものおやつが、これをトッピングするだけで一気にカフェスイーツのようにグレードアップしますよ。
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バニラアイスクリームに: これはもう、説明不要の黄金コンビですよね。冷たいアイスの上で、ほんのり温かい(もしくは常温の)キャラメリゼくるみがとろりと絡み、温度差と食感のコントラストがたまりません。少し粗めに砕いてから乗せると、より全体に馴染みます。
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プレーンヨーグルトに: 毎朝のヨーグルトに加えるだけで、一気に贅沢なデザートに早変わり。ヨーグルトの酸味とはちみつの甘さ、そしてくるみの食感が絶妙なバランスです。特に、ギリシャヨーグルトのような濃厚なタイプとの相性は抜群ですよ。
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パンケーキやフレンチトーストに: ふわふわのパンケーキや、卵液がじゅわっと染み込んだフレンチトーストの上に、バターやメープルシロップの代わりに、このキャラメリゼくるみを乗せてみてください。見た目も華やかになりますし、食感のアクセントが加わって、最後まで飽きずにぺろりと食べられてしまいます。
ワインが欲しくなる!おつまみに最高なチーズとのペアリング
「くるみのはちみつキャラメリゼ」は、甘いものとしてだけでなく、実はお酒のお供、特にチーズと合わせると最高のおつまみになるんです。これは、ぜひ試してほしい組み合わせです!
ブルーチーズ(ゴルゴンゾーラなど)
青カビタイプのチーズが持つ、独特の塩気と刺激的な風味。これが、はちみつの濃厚な甘さとくるみの香ばしさによって、見事に中和され、まろやかな味わいに変化します。まさに味の化学反応!「ブルーチーズは少し苦手…」という方でも、この組み合わせなら美味しく食べられるかもしれません。クラッカーに乗せて、赤ワインと共にいただけば、おうちが一瞬で素敵なバルに変わりますよ。
カマンベールチーズ
白カビタイプのクリーミーなカマンベールチーズも、間違いない組み合わせです。常温で少し柔らかくしたカマンベールに、キャラメリゼくるみを乗せるだけ。もしくは、カマンベールを丸ごとオーブントースターで数分焼き、表面に切り込みを入れてとろりと溶け出したところに、このくるみをかければ、パーティーの主役級の一品が完成します。
クリームチーズやリコッタチーズ
フレッシュタイプのチーズとも好相性。クリームチーズと混ぜてディップにし、バゲットやドライフルーツと一緒にいただくのもおすすめです。リコッタチーズのさっぱりとした風味ともよく合います。
食感のアクセントに!サラダや料理への応用
デザートやおつまみだけではありません。普段のお料理に少し加えるだけで、食感と風味の楽しいアクセントになってくれます。
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グリーンサラダのトッピングに: ベビーリーフやルッコラ、クレソンのような少し苦味のある葉野菜を使ったサラダに、粗く砕いたキャラメリゼくるみを散らしてみてください。そこに、バルサミコ酢とオリーブオイルをベースにしたドレッシングをかければ、レストランで出てくるような本格的なサラダが完成します。生ハムや季節のフルーツ(いちじくや柿など)を加えるのも素敵ですね。
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かぼちゃやさつまいものデリ風サラダに: マッシュしたかぼちゃやさつまいもに、マヨネーズやクリームチーズを和え、そこにこのキャラメリゼくるみを加えます。甘じょっぱい味わいの中に、カリッとした食感が加わり、やみつきになること間違いなしのデリ風サラダになります。
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肉料理のソースに: 鶏肉や豚肉のソテーのソースとしても活用できます。フライパンで肉を焼いた後、残った肉汁に白ワインを加えてアルコールを飛ばし、そこに生クリームと砕いたキャラメリゼくるみを加えて少し煮詰めれば、甘くてコクのある絶品ソースが出来上がります。
いかがでしたか?作る楽しみだけでなく、こうして食べる楽しみも無限に広がっているのが「くるみのはちみつキャラメリゼ」のすごいところ。ぜひ、あなたの自由な発想で、色々なアレンジを試してみてくださいね!
6. 【実体験】3種類のはちみつでくるみキャラメリゼを作って比較してみた
さて、この記事の締めくくりとして、私自身が実際に3つの異なる種類のはちみつを使って「くるみのはちみつキャラメリゼ」を作り、その仕上がりがどう違うのかを徹底的に比較してみました!理論上は違いが出ると分かっていても、実際に作って食べてみると、その個性の違いに改めて驚かされました。このリアルなレポートが、あなたの「はちみつ選び」の参考になれば嬉しいです!
今回比較する3種類のはちみつを紹介!
今回、私が選んだのは、スーパーなどでも比較的手に入りやすく、かつ個性が分かりやすいであろうこちらの3選手です!
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エントリーNo.1:アカシアはちみつ
「はちみつの女王」とも呼ばれる、クセのない上品な甘さが特徴の代表選手。くるみ本来の味をどれだけ引き立ててくれるのか、期待が高まります。今回は、ハンガリー産の純粋アカシアはちみつを使用しました。 -
エントリーNo.2:百花蜜
様々な花の蜜がブレンドされた、コクと深みが魅力の選手。今回は、国産(長野県産)の、少し色の濃いものを選んでみました。濃厚な味わいに仕上がるのでしょうか。 -
エントリーNo.3:オレンジはちみつ
爽やかな柑橘の香りが特徴の、個性派選手。いつものキャラメリゼが、どれだけ華やかに変身するのか、個人的に一番楽しみなはちみつです。こちらは、スペイン産のオレンジはちみつを使いました。
以上の3種類を、くるみの量や火加減など、全く同じ条件で調理し、その違いを「味わい」「色」「香り」「食感」の4つの観点から比較検証します!
比較表で見る!味わい・色・香りの違い
それでは、早速結果発表です!分かりやすいように、比較表にまとめてみました。
項目 | アカシアはちみつ | 百花蜜 | オレンジはちみつ |
味わい | 甘さ:★★☆☆☆ コク:★☆☆☆☆ すっきりとしていて、くるみの香ばしさが最も際立つ。後味も軽く、上品な仕上がり。 | 甘さ:★★★☆☆ コク:★★★☆☆ 濃厚でしっかりとした甘みとコク。はちみつ自体の風味も強く感じられ、食べごたえがある。 | 甘さ:★★☆☆☆ コク:★★☆☆☆ 優しい甘さの中に、爽やかな柑橘系の酸味を感じる。フルーティーで奥行きのある味わい。 |
色 | ★☆☆☆☆ 最も色が薄く、美しい黄金色。透き通っていて、見た目がとても綺麗。 | ★★★☆☆ 色が濃く、深みのあるべっこう色。重厚感があり、見た目からも濃厚さが伝わる。 | ★★☆☆☆ アカシアより少し濃い、明るいオレンジがかった琥珀色。キラキラして見える。 |
香り | ★☆☆☆☆ はちみつの香りは控えめ。くるみをローストした時の香ばしい匂いがストレートに感じられる。 | ★★★☆☆ 様々な花の蜜が混じった、華やかで複雑な甘い香りが強い。 | ★★★☆☆ 蓋を開けた瞬間からオレンジの花のような爽やかでフローラルな香りが広がる。加熱後も香りは健在。 |
食感 | カリカリ度:★★★☆☆ 軽やかでカリッとした、理想的な食感。冷めてもベタつきにくい。 | カリカリ度:★★☆☆☆ 少し粘度が高く、カリッとしつつも、ねっとりとした歯触りが残る。 | カリカリ度:★★★☆☆ アカシア同様、カリッと軽く仕上がる。後味のキレが良い。 |
(※星の数は、あくまで私の主観によるものです。)
私のいちおしはコレ!シーン別おすすめレポート
実際に3種類を食べ比べてみて、それぞれに全く違う魅力があることがよく分かりました。どれが一番、というよりも「どんな気分の時や、何と合わせるか」で選び分けるのが正解だな、と感じました!
とにかくシンプルに、くるみの味を楽しみたいあなたへ
→ いちおしは「アカシアはちみつ」!
これは本当に、くるみが主役のキャラメリゼでした。余計な甘さや香りが一切ないので、追加ローストで引き出したくるみの香ばしさをダイレクトに感じることができます。毎日のおやつとして、飽きずに食べられるのは間違いなくこれですね。プレーンヨーグルトに合わせるなら、絶対にアカシアがおすすめです。
濃厚リッチな味わいで、満足感に浸りたいあなたへ
→ いちおしは「百花蜜」!
一口食べただけで「美味しい!」と声が出るような、ガツンとくる満足感がありました。くるみとはちみつ、両方の個性がしっかりと感じられ、とても贅沢な味わいです。これは、バニラアイスクリームや、塩気の強いブルーチーズと合わせると、お互いの良さを高め合う最高のペアリングになること間違いなしです!疲れた日の夜に、ご褒美として食べたい味ですね。
いつもと違う、おしゃれな味を発見したいあなたへ
→ いちおしは「オレンジはちみつ」!
個人的に、今回のナンバーワンサプライズでした!食べた後に、鼻からふわっと抜けるオレンジの爽やかな香りが、本当に上品で…。ただ甘いだけのおやつじゃない、まるでパティスリーの焼き菓子のような一品になりました。これは、紅茶と一緒にティータイムを楽しんだり、クリームチーズと混ぜてクラッカーに乗せたりしたら、絶対におしゃれで美味しい!お友達へのちょっとしたプレゼントにしても、喜ばれること間違いなしだと感じました。
いかがでしたでしょうか?
あなたもぜひ、お気に入りのはちみつを見つけて、自分だけの最高の「くるみのはちみつキャラメリゼ」作りに挑戦してみてください。きっと、くるみとはちみつの奥深い世界に、どっぷりとハマってしまいますよ!

大学を卒業後、酒類・食品の卸売商社の営業を経て2020年2月に株式会社ブレーンコスモスへ入社。現在は「無添加ナッツ専門店 72」のバイヤー兼マネージャーとして世界中を飛び回っている。趣味は「仕事です!」と即答してしまうほど、常にナッツのことを考えているらしい。