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【保存版】ピスタチオパフェが美味しいカフェ4選!隠れた穴場も紹介

2026.02.11
【保存版】ピスタチオパフェが美味しいカフェ4選!隠れた穴場も紹介

一度味わうと抜け出せないのが、濃厚なピスタチオパフェの沼です。焙煎されたナッツの香ばしさとクリームの滑らかさが重なる瞬間は、まさに至福のひとときと言えます。

今回は都内中のカフェを巡り尽くした私が、自信を持って「死ぬまでに食べるべき」と断言できる名店をまとめました。見た目の美しさだけでなく、最後の一口まで飽きさせない構成力には脱帽です。あなたのパフェ観を覆す出会いがここにあります。

1. ピスタチオ好き必見!今食べるべき至高のパフェとは?

近年になってスイーツ界を席巻している食材があります。それは鮮やかな緑色が特徴的なピスタチオです。私はこのナッツこそがパフェという形式において最強のポテンシャルを発揮すると確信しています。かつてはおつまみのイメージが強かったこの食材が、なぜ今これほどまでに熱狂的な支持を集めているのでしょうか。その理由は「ナッツの女王」という異名にふさわしい栄養価と風味の複雑さにあります。

ブームの背景にある科学と美学

ピスタチオが人々を魅了する最大の要因はその独特な香ばしさにあります。この香りはピラジンという香り成分によるものです。ローストすることで生まれるメイラード反応が、人間の本能的な食欲を強烈に刺激します。さらにそのビジュアルも大きな武器です。エメラルドグリーンの色彩は視覚的な癒やし効果も高く、SNSでの拡散力が非常に高い。実際にオックスフォード大学のクロスモーダル研究チームによる実験でも、視覚情報は味覚の感じ方を大きく左右するという結果が出ています。美しい緑色は食べる前から脳に「美味しさ」を予感させるのです。

パフェという提供スタイルもピスタチオの人気を後押ししています。グラスの中に閉じ込められた世界観はまさに小宇宙だ。アイスクリームやムースなど様々な温度帯や食感でピスタチオを表現できます。単調になりがちなナッツの味を、ベリーの酸味やチョコレートの苦味と組み合わせることで無限の広がりを持たせることが可能です。パティシエたちはこの「緑の宝石」をキャンバスにして、自身のクリエイティビティを爆発させています。

大人を満足させる栄養価の高さ

スイーツを食べる際にどうしても頭をよぎるのがカロリーへの罪悪感です。しかしピスタチオにはその罪悪感を打ち消すだけのヘルシーな側面があります。良質な不飽和脂肪酸やビタミンB群が豊富に含まれているからです。特にカリウムの含有量はナッツ類の中でもトップクラスを誇ります。むくみが気になる女性にとってこれは非常に嬉しいポイントです。ハーバード大学公衆衛生大学院の研究によれば、ナッツを習慣的に摂取する人はそうでない人に比べて健康リスクが低減する傾向にあるといいます。

もちろん砂糖たっぷりのパフェが健康食品であるとは言いません。ですが「体に良い成分も含まれている」という事実は、私たちがスプーンを口に運ぶための強力な免罪符になります。美味しいものを食べて心を満たし、さらに美容成分も摂取できる。これこそが大人の賢いスイーツの楽しみ方です。今から紹介するパフェたちは、単なる甘味ではありません。あなたの心と体を豊かにする体験そのものです。

なぜ今「パフェ」なのか

ケーキやクッキーではなく、なぜパフェでなければならないのか。それは「ライブ感」と「儚さ」にあります。パフェは提供されたその瞬間が味のピークです。アイスが溶け出し、ジュレと混ざり合うその一瞬の味の変化を楽しむものです。特にピスタチオの濃厚な油脂分は、冷たいアイスクリームの状態だと口溶けが良く、香りの立ち方が上品になります。常温の焼き菓子では感じ取れない繊細なナッツの風味が、パフェなら存分に味わえるのです。

私がこれから案内するのは、そんなピスタチオの魅力を極限まで高めた名店たちです。コンビニスイーツとは一線を画すプロの技。妥協のない素材選び。そして計算し尽くされた構成。それらはきっとあなたの味覚の記憶を書き換えることになるでしょう。さあ準備はいいでしょうか。奥深いピスタチオパフェの世界へ足を踏み入れましょう。

2. 【Pâtisserie Asako Iwayanagi】宝石のようなピスタチオパフェの魅力

東京・等々力という閑静な住宅街に、スイーツ好きが聖地と崇めるお店があります。「Pâtisserie Asako Iwayanagi」です。コンクリート打ちっぱなしのモダンな外観は、まるで現代美術館のような佇まいを見せています。ここで提供される「パルフェビジゥ®」シリーズこそが、私が世界一美しいと断言するパフェです。シェフパティシエールの岩柳麻子氏が作り出す作品は、もはや食べる宝石と言っても過言ではありません。

予約困難なプラチナシートの価値

まずお伝えしておかなければならないのは、このパフェにありつくまでのハードルの高さです。完全予約制となっており、毎週決まった日時に予約サイトへアクセスする必要があります。数分で席が埋まってしまうことも珍しくありません。価格もドリンク付きで4,000円から6,000円台と、ランチのフルコースが食べられるような設定です。しかし断言します。その価値は十分にあります。

なぜこれほど高価なのか。それは使用しているフルーツとピスタチオの質が段違いだからです。例えば春のシーズンであれば、福岡県産の最高級ブランド苺「あまおう」や、静岡県産のクラウンメロンなどが惜しげもなく使われます。そこに合わせるのがイタリア・ブロンテ村産の最高品質ピスタチオです。このピスタチオは「緑のダイヤモンド」とも呼ばれ、濃厚なコクと鮮烈な香りが特徴です。

構成の妙と味の建築学

パルフェビジゥの凄みは、その緻密な構成力にあります。グラスの中には10種類以上のパーツが層を成していますが、それらは決して混ざり合って濁ることはありません。食べ進めるごとに新しい味の扉が開くような感覚を覚えます。

ここで、ある時のピスタチオパフェの構成例を具体的に見てみましょう。

【パルフェビジゥ・ピスターシュの構成例】

  1. トップ装飾:フレッシュな季節のフルーツ、繊細な飴細工、金箔。

  2. ジェラート:自家製ピスタチオジェラート(ロースト強め)。

  3. ソルベ:酸味の効いたフランボワーズソルベ。

  4. クリスピー:フィユティーヌ(薄焼きクレープ)のサクサク感。

  5. クリーム:軽い口当たりのピスタチオシャンティ。

  6. ジュレ:レモンとハーブのジュレで最後はさっぱりと。

この構成で特筆すべきは「食感のコントラスト」です。濃厚なピスタチオジェラートの後に来るフルーツの酸味。そしてフィユティーヌの軽快な歯ざわり。これらが口の中でリズムを生み出します。ただ濃厚なだけではないのです。最後まで飽きさせない工夫が随所に散りばめられています。

ペアリングがもたらす味の昇華

このお店の最大の特徴は「ペアリング」という提案です。パフェ単体でも完成されていますが、セットのドリンクと合わせることで真の姿が現れます。ドリンクは日本茶、コーヒー、そしてワインから選ぶことができます。

私が特におすすめしたいのはワインとのペアリングです。ピスタチオの油分は白ワインのミネラル感や、軽めの赤ワインのタンニンと驚くほど合います。ソムリエ資格を持つスタッフが選ぶ一杯は、パフェの味わいを何倍にも増幅させてくれるでしょう。昼下がりの日差しの中で、輝くパフェとワイングラスを傾ける時間。それは自分への最高のご褒美です。

視覚と空間で味わうラグジュアリー

店内に入った瞬間からエンターテインメントは始まっています。カウンター越しに見えるパティシエたちの所作は無駄がなく美しい。これから自分のためにパフェが作られていく工程を眺めるのも、このお店ならではの楽しみ方です。完成したパフェが運ばれてきた時の感動は言葉になりません。

グラスの形状もパフェの種類によって使い分けられています。ピスタチオのパフェには、その重厚感を支えるためのしっかりとしたステムのグラスが選ばれることが多いです。手に伝わる重みさえも美味しさの一部だと感じさせます。これは単なる食事ではありません。五感すべてを使った芸術鑑賞なのです。

3. 【デリーモ】ショコラとピスタチオのパフェが奏でるハーモニー

次に紹介するのは、東京ミッドタウン日比谷などに店を構える「Pâtisserie & Café DEL’IMMO(デリーモ)」です。ここはショコラティエである江口和明氏が手掛けるパティスリーです。チョコレートの専門家が本気で作るピスタチオパフェ。それが美味しくないわけがありません。ここで味わえるのは、カカオとピスタチオの濃厚なマリアージュです。

ショコラティエならではの黄金比率

デリーモのパフェの特徴は、主役であるピスタチオを引き立てるためのチョコレート使いの巧みさにあります。使用されるクーベルチュールチョコレートは、カカオ分67%や70%といったハイカカオが中心です。この苦味がピスタチオのまろやかな甘みを引き締めます。

多くの店がピスタチオを「主役」として前面に出しすぎるあまり、味がぼやけてしまうことがあります。しかしデリーモは違います。チョコレートという強力な相棒を隣に置くことで、逆にピスタチオの個性を際立たせているのです。これは色彩理論における補色効果にも似ています。対照的な味が重なることで、お互いの輪郭がはっきりと浮かび上がるのです。

魔法のソース「アトガケ」の演出

デリーモのパフェを語る上で欠かせないのが、別添えで提供されるチョコレートソースです。食べる直前に自分の手でとろりとかけるこの瞬間。テンションが上がらない人はいないでしょう。このソースもただのチョコソースではありません。パフェの中身に合わせてスパイスやフルーツの果汁がブレンドされています。

ピスタチオパフェの場合、ソースにはしばしばベリー系の酸味や洋酒の香りが加えられています。温かいソースが冷たいアイスにかかり、表面がパリッと固まる瞬間。その温度差もまたご馳走です。自分のタイミングで味変ができるため、最後まで新鮮な驚きが続きます。私はいつも半分ほど食べたところでソースを全投入します。するとパフェ全体が濃厚なショコラドリンクのように変化し、第二のステージが始まるのです。

計算された食感のレイヤー

デリーモのパフェは「足し算の美学」で作られています。グラスの中には常時10から15種類ものパーツが詰め込まれています。しかしそれが決してうるさく感じないのは、食感のバランスが完璧だからです。

パフェの階層構造と役割

層の区分 主な構成要素と役割
上層部 濃厚なピスタチオクリーム、板チョコのパリパリ感、フレッシュフルーツ ファーストインプレッションを決定づける華やかなエリア。濃厚なクリームと食感のアクセント、フルーツの酸味で一気に世界観に引き込みます。
中層部 ローストピスタチオの砕いた実、カカオニブの苦味、スポンジ生地 味わいの深みと満足感を演出するエリア。ピスタチオの香ばしさとカカオの苦味を重ね、食べ進める楽しさを提供します。
下層部 アールグレイやジャスミンのジュレ、軽やかなムース 最後を締めくくる爽やかなエリア。お茶の香りで後味をすっきりさせ、重厚な味わいから軽やかな余韻へと変化させます。

特筆すべきは中層部にある「噛む」要素です。ローストしたピスタチオの実やカカオニブが、滑らかなクリームの中にアクセントを加えます。京都大学の味覚研究でも示唆されているように、咀嚼音は風味の知覚を増強させます。「カリッ」という音が脳に響くたびに、香ばしさが鼻に抜けていくのを感じるはずです。

満足感と重量感のバランス

こちらのパフェはボリュームもしっかりあります。食べた後の「肉を食べた後」のような満足感は、やはり油脂分の多いピスタチオとチョコレートの組み合わせならではでしょう。しかし不思議と胃もたれしません。それは下層部に入っているジュレやマリネのおかげです。

江口シェフは「最後のひと口まで美味しく」をモットーに掲げています。濃厚な旅の終わりは、爽やかな香りで締めくくられるように設計されています。例えばハイビスカスやライムといった、酸味と香りの強い素材が底に潜んでいることが多い。これによって、濃厚な体験をしたはずなのに、店を出る時の足取りは軽やかになります。

カウンターで楽しむライブ感

デリーモ日比谷店などの店舗では、カウンター席に座ることを強くおすすめします。目の前でスタッフがパフェを組み立てる様子を見ることができるからです。クリームを絞る手つき。チョコレートを削る音。フルーツを配置する真剣な眼差し。それらすべてが味への期待値を高めます。

一人でも入りやすい雰囲気も魅力の一つです。仕事帰りにふらっと立ち寄り、自分への労いとして極上のパフェをいただく。そんな使い方ができるのも、都会的で洗練されたデリーモならではのスタイルだと言えるでしょう。あなたも今夜、最高のショコラとピスタチオの共演に酔いしれてみてはいかがでしょうか。

4. 【夜パフェ専門店 Parfaiteria beL】夜パフェで味わう大人のピスタチオ

札幌から始まったムーブメントがいま東京の夜を変えようとしています。それが「シメパフェ」という文化です。お酒を飲んだ後の締めくくりといえばラーメンが定番でした。しかしその常識は覆されつつあります。甘いもので一日を終える幸福感。これに多くの人が気づき始めたのです。その先駆者とも言える存在が「夜パフェ専門店 Parfaiteria beL(パフェテリア ベル)」です。

札幌発の夜の儀式

渋谷や新宿にも店舗を展開するこのお店は、その名の通り夜に楽しむことを前提に作られています。照明を落とした店内はバーのような雰囲気です。そこに集うのは喧騒から逃れてきた大人たちばかり。彼らが求めているのは単なるデザートではありません。一日の疲れを癒やすための儀式としてのパフェなのです。

ここのピスタチオパフェは「ピスタチオとプラリネ」という名前で提供されることが多いです。まず目を奪われるのはその愛らしいルックスでしょう。北海道の自然をイメージさせる木製の器や、エゾシカを模したクッキーが飾られています。まるで絵本の中から飛び出してきたような世界観だ。しかし一口食べればその印象は一変します。可愛らしい見た目とは裏腹に味は極めて大人向けだからです。

甘さを削ぎ落とす美学

夜パフェの最大の特徴は甘さが極限まで抑えられている点にあります。飲んだ後の胃にも重たくないように計算されているのです。使用される生クリームは砂糖をほとんど加えていません。その代わり素材本来の乳脂肪分の甘みを活かしています。これがピスタチオのナッツ感と驚くほど合います。

一般的なパフェが砂糖の甘さで満足感を演出するとすれば、ここは「香りと苦味」で満足させます。例えばキャラメリゼされたナッツのほろ苦さ。あるいはカカオニブの酸味。これらが複雑に絡み合い、甘くないのに濃厚という不思議な体験を生み出します。北海道大学の研究チームによれば、苦味成分は微量であれば甘味を増強させる働きがあるといいます。まさにその理論を体現したような味わいです。

アルコールとの共鳴

「夜パフェ」と銘打つだけあり、お酒との相性は抜群です。パフェの中にもリキュールを使ったジェラートやジュレが組み込まれています。ピスタチオの油分はアルコールを包み込み、角の取れたまろやかな味わいに変化させます。

私が特に感動したのは、ウイスキーを使用したパーツとの組み合わせです。ピスタチオの香ばしさと樽熟成されたウイスキーの香りが鼻腔で融合します。それは至福の瞬間です。別添えでリキュールをかけるスタイルも提案されており、自分の好みの濃さに調整できるのも嬉しいポイントです。深夜にアルコール入りのスイーツをスプーンで掬う背徳感。これこそが大人の特権ではないでしょうか。

罪悪感を消すハーブの魔法

深夜にパフェを食べるという行為には、どうしても罪悪感がつきまといます。しかしbeLのパフェにはそれを払拭する仕掛けがあります。それはハーブやスパイスの多用です。ローズマリーやディルといったハーブが、濃厚なピスタチオクリームの中に清涼感を与えます。

罪悪感を軽減する構成要素

  • フレッシュハーブ:口の中をリセットする爽快感。

  • スパイス:カルダモンやブラックペッパーによる刺激。

  • 酸味のあるジュレ:カシスやグリオットチェリーのキレ。

  • 軽いムース:空気を含ませたエアリーな食感。

食べ進めるごとに現れるこれらの要素が、濃厚なピスタチオの味をリセットしてくれます。最後のひと口を食べ終わった時、胃もたれどころか爽快感さえ覚えるほどです。だからこそ私たちはまた明日も頑張ろうと思えるのです。一日の終わりを彩るこのパフェは、心のサプリメントと言えるかもしれません。

5. 【INITIAL】視覚でも楽しむ洗練されたピスタチオパフェ

表参道や中目黒といったファッショナブルな街に店舗を構える「INITIAL(イニシャル)」。ここは「デザート×アート×アルコール」をコンセプトに掲げています。コンクリート打ちっぱなしの無機質な壁面に、鮮やかなドライフラワーやグリーンが映える空間です。このスタイリッシュな空間で提供されるピスタチオパフェは、まさにモダンアートそのものです。

空間と一体化するデザイン

INITIALのパフェはとにかく「映え」ます。しかしそれは安っぽい派手さではありません。建築的な美しさを持っています。グラスの中の層は定規で引いたように美しく分かれています。トップに乗せられたソフトクリームは太めの口金で絞られており、ぽってりとしたフォルムが特徴的です。

このお店のシグネチャーとも言える「ピスタチオのパフェ」は、余白の美を意識した盛り付けがなされています。皿の上にグラスを置き、その周囲にもソースや花びらを散らすスタイルです。テーブルに置かれた瞬間、その場の空気が華やぎます。東京芸術大学で色彩理論を学ぶ友人によると、緑と赤の補色関係を彩度を落として使うことで、高級感を演出しているそうです。鮮やかすぎないピスタチオグリーンが、都会的な洗練さを醸し出しています。

北海道産牛乳の底力

見た目だけではありません。INITIALのルーツは北海道にあります。そのため乳製品のクオリティが桁違いに高いのです。使用されているソフトクリームは北海道産の新鮮な牛乳で作られています。これがとにかく濃厚でミルキーだ。そこにイタリア・シチリア産のピスタチオオペーストをたっぷりと練り込んでいます。

口に入れた瞬間、まず感じるのは牛乳のフレッシュな香りです。その直後にピスタチオの香ばしさが追いかけてきます。この時間差攻撃がたまりません。市販のピスタチオアイスでは味わえない「乳」の強さ。これこそがこの店の真骨頂です。素材が良いからこそ、余計な味付けは必要ないのです。シンプルかつ力強い味わいが、ストレートに脳の快楽中枢を刺激します。

赤と緑の鮮烈なコントラスト

ピスタチオパフェにおいて最も重要なのは、合わせるフルーツの選定です。INITIALでは季節ごとに変わりますが、特に素晴らしいのがベリー系との組み合わせです。フランボワーズやイチゴの鮮烈な赤色が、ピスタチオの緑色を引き立てます。

味の面でもこの組み合わせは最強です。濃厚なピスタチオクリームはずっと食べていると少し重たく感じる瞬間があります。そこにベリーの鋭い酸味が飛び込んでくるのです。

味覚のコントラスト詳細

  • ピスタチオクリーム:油脂分が多く、まったりとした甘みとコク。

  • フランボワーズ:突き抜けるような酸味と華やかな香り。

  • バルサミコ:時折使われる隠し味で、酸味に深みをプラス。

この甘味と酸味の往復運動がスプーンを止まらせません。まるでジェットコースターのような味の展開です。おしゃれな空間で涼しい顔をして食べていますが、口の中では味の爆発が起きているのです。

モダンなパフェ体験の提案

INITIALが提案するのは「スタイルとしてのパフェ」です。友人とショッピングの合間に立ち寄るのも良いでしょう。あるいは一人で読書をしながら楽しむのも素敵です。どんなシチュエーションでも絵になる空間とパフェがここにはあります。

特筆すべきは器の選び方です。カクテルグラスのような脚の長いグラスや、理科の実験道具のようなビーカー型の器など、パフェのコンセプトに合わせて変えています。ピスタチオパフェの場合は、その緑色を綺麗に見せるために透明度の高い薄いガラスが使われることが多いです。手に持った時の繊細な感触もまた、美味しさを構成する要素の一つです。視覚、触覚、そして味覚。五感で楽しむモダンな体験があなたを待っています。

6. 徹底比較!あなたにぴったりのピスタチオパフェはどれ?

ここまで4つの名店を紹介してきました。どれも魅力的で選べないという方もいるでしょう。しかしそれぞれのお店には明確な個性と向き不向きがあります。ここでは独自の視点でこれらを徹底比較します。あなたの今の気分やシチュエーションに合わせて、最適なお店を選ぶためのガイドとして活用してください。

4店舗のスペック比較

それぞれのパフェを「濃厚さ」「フルーツ感」「ビジュアル」「ペアリング」の4つの軸で評価しました。以下の表をご覧ください。

都内の人気パフェ・実力店比較

店舗名 濃厚さ フルーツ感 ビジュアル ペアリング おすすめシチュエーション
Asako Iwayanagi ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★★ ワイン/お茶 特別な記念日、自分への最高のご褒美
DEL’IMMO ★★★★★ ★★★☆☆ ★★★★☆ チョコソース 濃厚な味を欲する時、仕事帰りのチャージ
Parfaiteria beL ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★☆ お酒 食後の締め、深夜の語らい、2軒目利用
INITIAL ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★★ カクテル ショッピングの休憩、女子会、インスタ投稿

シチュエーション別・失敗しない選び方

「とにかく高級感に浸りたい」
迷わず「Pâtisserie Asako Iwayanagi」を予約してください。価格は高いですが、それ以上の体験が約束されています。宝石のようなパフェとワインのセットは、あなたの自己肯定感を爆上げしてくれるはずです。季節のフルーツの状態も完璧なので、フルーツ好きならここ一択です。

「ガツンと甘いもので疲れを吹き飛ばしたい」
そんな時は「DEL’IMMO」へ走りましょう。ショコラとピスタチオの重厚なハーモニーは、疲れた脳に即座に栄養を届けてくれます。別添えのソースをドバッとかける瞬間のカタルシス。これを味わえば嫌なことも全て忘れられます。

「お酒を飲んだ後にさっぱり楽しみたい」
「Parfaiteria beL」が最適解です。甘さ控えめでスパイスの効いた構成は、満腹の状態でも不思議と入ってしまいます。深夜まで営業しているのも心強い点です。終電を逃した後の避難所としても機能します。

「おしゃれな空間で写真を撮りつつ味わいたい」
「INITIAL」がおすすめです。表参道や中目黒という立地も含めて、トータルでの満足度が高いです。北海道牛乳のソフトクリームとピスタチオの相性は万人受けする美味しさです。デートで利用しても相手に喜ばれること間違いなしです。

マニアックな味覚の差異:ここが違う!

ここからは少しマニアックな話をします。筆者が実際に食べ歩いて感じた「ピスタチオの表現方法の違い」についてです。同じピスタチオでも、ローストの深さやペーストの粗さによって全く別物になります。

まずAsako Iwayanagiのピスタチオジェラートは「香りの余韻」が長いです。口に入れた瞬間ではなく、飲み込んだ後に鼻から抜けるナッツの香りが素晴らしい。これは低温でじっくりローストしている証拠でしょう。

対してDEL’IMMOは「食感のパンチ」が強いです。クリームの中に細かく砕いたピスタチオの実が混ざっており、噛むたびに濃い味が弾けます。チョコレートに負けないための工夫だと感じました。

Parfaiteria beLは「青々しさ」を大切にしています。ロースト感を抑えた生のピスタチオに近い風味があり、それがハーブと絶妙にマッチしています。ナッツ特有の油っぽさが苦手な人でも美味しく食べられるでしょう。

最後にINITIALは「乳との融合」です。ピスタチオ単体の味というよりは、ミルクと混ざり合った時のまろやかさが際立ちます。ピスタチオラテを飲んでいるような優しさがあります。

ピスタチオパフェの旅へ

いかがでしたでしょうか。一口にピスタチオパフェと言っても、これほどまでに個性豊かです。パティシエたちの情熱と技術が、小さなグラスの中に凝縮されています。

あなたが直感で「美味しそう」と思ったそのパフェこそが、今のあなたが必要としているものです。今度の週末は少しおしゃれをして、至高のパフェに会いに行ってみてください。スプーンを入れるその瞬間のワクワク感。そして口いっぱいに広がる香ばしい緑の幸せ。それはきっと、あなたの日常を少しだけ特別なものに変えてくれるはずです。素敵なパフェとの出会いがありますように。

WRITING
西村恭平
西村恭平 Nishimura Kyohei

大学を卒業後、酒類・食品の卸売商社の営業を経て2020年2月に株式会社ブレーンコスモスへ入社。現在は「無添加ナッツ専門店 72」のバイヤー兼マネージャーとして世界中を飛び回っている。趣味は「仕事です!」と即答してしまうほど、常にナッツのことを考えているらしい。