ピスタチオ
ピスタチオかき氷ならこの店!マニアが選ぶ都内の絶品4選を公開
2026.02.09
ピスタチオのかき氷がブームですが、本当に美味しい一杯に出会えていますか。私は正直に言うと、ただ甘いだけの「ピスタチオ風」シロップにはもう飽き飽きしていました。ナッツ特有の香ばしさや濃厚なコク、それを氷でさっぱりと味わう至福のバランスこそが本物だと思うのです。
年間100杯以上を食べ歩く私が、数ある店の中から「これぞ正解」と唸ったおすすめの名店だけを厳選しました。失敗したくない人のために、心から感動した体験だけをシェアします。
1. なぜ今ピスタチオかき氷が熱いのか?沼にハマる理由
止まらないピスタチオ旋風
ここ数年でスイーツ界の主役に躍り出た素材といえば、間違いなくピスタチオです。コンビニのチョコレートから高級パティスリーのケーキに至るまで、あの鮮やかな緑色を見ない日はありません。
特に私たちが注目すべきは、かき氷との相性が異常なほど良いという事実。ナッツの女王と呼ばれるピスタチオは、他のナッツにはない独特のコクと華やかな香りを持っています。
氷と油脂分の奇跡的な融合
通常のかき氷はフルーツ系のシロップが主流で、さっぱりとした後味が特徴です。しかしピスタチオかき氷は全く別のアプローチで私たちの味覚を刺激してきます。ピスタチオに含まれる良質な油脂分が氷の冷たさと混ざり合うことで、口の中で温度変化とともに香りが爆発するのです。
まるで冷たいケーキを食べているかのような錯覚に陥るかもしれません。濃厚なペースト状のソースが氷の粒子をコーティングし、噛むたびにナッツの甘みがじわりと広がります。
罪悪感を消すヘルシーさ
スイーツを食べる時にどうしても気になるのがカロリーや糖質ですが、ピスタチオには嬉しい側面もあります。実はカリウムやビタミンB群が豊富に含まれており、むくみ解消や疲労回復効果が期待できるのです。
実際にアメリカのロマリンダ大学の研究では、ナッツを定期的に摂取することが健康維持に役立つというデータも発表されています。美味しいものを食べながら体に良い成分も摂れるなんて、これ以上の幸せはありませんよね。
映えだけじゃない実力派
SNSを開けば、鮮やかなグリーンの写真がタイムラインを埋め尽くしています。確かに視覚的なインパクトは絶大ですが、ブームが長続きしている理由は味の完成度にあります。
かつては着色料で色付けしただけの偽物もありましたが、現在は本物のピスタチオを贅沢に使った専門店が急増しました。ローストの加減や産地の違いにまでこだわる職人たちが、日々新しい味を追求しています。
2. 【おすすめピスタチオかき氷①】ブンブンブラウ
ミシュランも認める名店
かき氷好きなら一度はその名を聞いたことがあるはずです。東京の旗の台にある「Bumbun Blau Cafe with BeeHive」は、ラーメンとかき氷の両方で高評価を得ている稀有な存在。
なんとミシュランガイド東京にも掲載された実績を持ち、その実力は折り紙付きです。ラーメンを食べた後のデザートとして注文する人も多いですが、私はかき氷だけを目当てに通うこともしばしば。
アグロドルチェの衝撃
こちらのピスタチオかき氷の最大の特徴は、そのソースの粘度と純度にあります。一般的なシロップとは一線を画す、もったりとした濃厚なペーストは豆そのものを食べているかのよう。
さらに特筆すべきは「塩気」の使い方が絶妙であるという点です。甘さを引き立てるために計算し尽くされた塩味が、ピスタチオの輪郭をはっきりと際立たせています。
スーパーフードとしての解釈
店主は体のことを考えたメニュー作りを徹底しており、スーパーフードとしてのピスタチオの側面に注目しています。余計な添加物を極力排除し、素材本来のパワーをダイレクトに体に届けるような構成です。
食べてみると分かりますが、濃厚なのに胃もたれするような重さが全くありません。良質なナッツのオイルは体温ですっと溶け、心地よい余韻だけを残して消えていきます。
削りの技術が生む一体感
濃厚なソースを受け止める氷の削り方もまた、芸術的な領域に達しています。ふわふわでありながら適度な密度を残した氷は、重たいソースに負けることなく最後まで形を保ちます。
スプーンを入れた瞬間のサクッという感触と、口に含んだ時の雪解けのような口溶け。このコントラストを楽しむためだけに、私はまた電車に乗ってこの店へ向かうのです。完全予約制の日もあるため、訪問前には必ずSNSでの確認が必要だ。
3. 【おすすめピスタチオかき氷②】厨くろぎ
上野にそびえ立つ氷の山
東京・上野のPARCO_yaにある「厨 otona くろぎ」は、日本料理の名店「くろぎ」が手掛ける甘味処です。ここのかき氷を目の前にすると、まずその圧倒的なサイズ感に言葉を失うことでしょう。
大人の顔ほどの大きさがある巨大な氷の山に、これでもかというほどたっぷりのクリームがかかっています。価格は2000円から3000円台と決して安くはありませんが、その満足度を知れば安いとさえ感じてしまうはず。
和と洋の完璧なマリアージュ
ピスタチオという洋風の素材を、日本料理の技法で再構築しているのがこの店の真骨頂です。例えばクリームチーズや醤油、時には白味噌といった和の調味料を隠し味に使うことがあります。
一見喧嘩しそうな組み合わせですが、食べてみると驚くほど調和していることに気づくでしょう。ピスタチオのナッツ感に醤油の塩味と旨味が加わることで、キャラメルのような奥深い風味が生まれるのです。
食べ進める楽しみと驚き
巨大なかき氷を最後まで飽きずに食べられるのか不安になる方もいるかもしれません。しかし心配は無用です。
氷の中には鹿の子豆やナッツ、クッキー、時にはフルーツのコンポートなどが層になって隠されています。掘り進めるたびに新しい食感や味に出会えるため、まるで宝探しをしているようなワクワク感が止まりません。
整理券必至の人気ぶり
これだけのクオリティですから、当然ながら入店へのハードルは低くありません。休日は整理券があっという間になくなることも珍しくない人気店です。
それでも私は、あなたにこの体験を強くおすすめします。早起きして整理券を手に入れ、店内で優雅に氷を味わう時間は何物にも代えがたい贅沢。自分へのご褒美として、これほど相応しい一杯は他にない。
4. 【おすすめピスタチオかき氷③】氷屋ぴぃす
宝石のようなビジュアル
住みたい街ランキング常連の吉祥寺。その一角、細い路地が入り組む「ハモニカ横丁」の近くに、かき氷界のアイドルとも呼べる店が存在します。
店の名前は「氷屋ぴぃす」。カウンター数席のみの小さな空間ですが、ここから生み出される氷は、まるで魔法にかけられたかのような輝きを放っているのです。
SNSで検索すれば、画面を埋め尽くすカラフルでまん丸な氷たちに、一瞬で目を奪われることでしょう。それは単なる食べ物という枠を超え、一つのポップアートのような完成度を誇っています。
「食べるのがもったいない」という決まり文句がありますが、ここの氷に限っては、本当にスプーンを入れるのをためらってしまうほどの愛らしさだ。
濃厚と酸味の黄金比
数あるメニューの中で、私があなたに絶対に食べてほしいのが「ピスタチオレアチーズ」です。このメニュー名を聞いただけで、脳内で美味しいと確定してしまうような響きがありますよね。
実際に目の前に運ばれてくると、その期待は確信へと変わります。鮮やかなグリーンのピスタチオシロップが、真っ白な氷のキャンバスの上でとろりと滴り落ちる様子は、シズル感の極み。
濃厚なナッツのコクが口いっぱいに広がった直後、レアチーズの爽やかな酸味が追いかけてきて、後味をきゅっと引き締めてくれるのです。
この「濃厚」と「さっぱり」の往復運動こそが、巨大な氷をペロリと完食させてしまう秘密の方程式と言えるでしょう。
視覚と味覚の科学
実は、料理の美味しさは見た目が8割を占めるという説があります。イギリスのオックスフォード大学のクロスモーダル研究室が行った実験でも、食器の色や盛り付けの美しさが味の感じ方に大きく影響するという結果が出ています。
氷屋ぴぃすの店主は、まさにこの心理効果を熟知しているかのようです。氷の削り方はもちろん、トッピングの配置、シロップの色味のコントラストに至るまで、全てが「美味しそう」という感情をピークに持っていくよう計算されています。
だからこそ、私たちは一口目を食べる前からすでに美味しいと感じ、食べた瞬間にその感覚が増幅されるのです。これは単なるかき氷ではなく、緻密に計算された体験そのものだ。
ザクザク食感の罠
ふわふわの氷ととろとろのシロップ。これだけでも十分幸せですが、ここではさらに「食感」という武器が加わります。
多くの場合、トップや氷の中に砕いたピスタチオの実がふんだんに散りばめられているのです。氷が口の中で瞬時に消えてなくなった後、香ばしいナッツの粒が残り、それを噛みしめるたびに第二の香りの波が押し寄せます。
時にはベリーのジュレが入っていたり、クッキーのクラムが隠れていたりと、食べ進めるごとに違う食感が顔を出すエンターテインメント性も忘れてはいけません。
まるで遊園地のアトラクションのように、次から次へと味と食感のサプライズがあなたを襲います。気づけば空っぽになった器を前に、次の予約をいつにするか考えている自分がいるはずです。
5. 【おすすめピスタチオかき氷④】あずきとこおり
フレンチ出身の革命児
もしあなたが「かき氷なんて所詮、味付きの氷でしょ?」と思っているなら、今すぐその認識をアップデートする必要があります。東京・代々木にある「あずきとこおり」は、そんな既成概念を粉々に打ち砕く場所だからです。
ここのシェフは、ミシュランの星を獲得している名高いフレンチレストラン「フロリレージュ」でパティシエを務めた経歴の持ち主。つまり、フランス料理の高度な技法と理論が、かき氷というキャンバスに落とし込まれているのです。
厨房で繰り広げられる所作を見ていると、そこがかき氷店であることを忘れてしまいそうになります。ピンセットでハーブを飾り、液体窒素で素材を凍らせる様子は、まさにガストロノミーの最前線だ。
泡が奏でるハーモニー
この店を語る上で欠かせないのが「エスプーマ」の存在です。食材をガスでムース状にするこの技法自体は珍しくなくなりましたが、ここのエスプーマは空気の含ませ方が段違いに繊細。
ピスタチオのエスプーマは、口に入れた瞬間にシュワっと消え、濃厚な香りだけを鼻腔に残します。重力を感じさせない軽やかさなのに、味のインパクトは強烈という矛盾した体験。
氷の温度帯に合わせて脂肪分の融点をコントロールしているため、口の中で不快な油膜感が残ることが一切ありません。これは、素材の化学的性質を熟知したプロフェッショナルだけが成せる業なのです。
冷たい氷と常温に近いエスプーマ、そして温かいソース。温度差さえも味の一部として構成する緻密さには、ただただ脱帽するしかありません。
複雑怪奇な味のレイヤー
「あずきとこおり」のピスタチオかき氷は、単一の味ではありません。食べ進めるにつれて、物語のページをめくるように景色が変わっていきます。
ある時は甘酸っぱいカシスのソースが溢れ出し、またある時はスパイシーなカルダモンの香りが漂う。あるいは、意表を突くようなフキノトウの苦味がアクセントになることもあります。
通常なら合わせないような食材同士を、ピスタチオという接着剤を使って見事にまとめ上げているのです。
「次はどんな味がするんだろう?」という知的好奇心を刺激されながらスプーンを動かす時間は、まさに美食家のため至福のひととき。一口ごとに、「なるほど、こう来たか!」と心の中で唸ってしまうこと間違いなしだ。
WEB予約という高い壁
これだけの体験ができるのですから、当然ながらふらっと立ち寄って食べることは不可能です。完全予約制となっており、毎週決まった日時にWEBサイトで予約戦争を勝ち抜かなければなりません。
数分、いや数秒で席が埋まってしまうことも日常茶飯事です。しかし、諦めないでください。その高いハードルを越えた先には、今までのかき氷観を覆すような感動が待っています。
私も何度も予約画面で涙を飲みましたが、ようやく席を確保できた時の喜びはひとしおでした。この店のかき氷は、もはや食事というよりも、一度は体験しておくべき教養の一つと言っても過言ではありません。
運良く予約が取れた暁には、五感を研ぎ澄まして、その芸術作品と対峙してくださいね。
6. あなた好みのピスタチオかき氷はどこ?独自比較まとめ
あなたの運命の一杯は?
ここまで、東京を代表する4つのピスタチオかき氷の名店をご紹介してきました。どれも私が自信を持っておすすめできるお店ばかりですが、正直なところ「結局どこに行けばいいの?」と迷ってしまいますよね。
お店によって味の方向性も、お店の雰囲気も、予約の難易度も全く異なります。重要なのは、今のあなたが「どんなピスタチオ体験」を求めているかということ。
素材の味をストレートに感じたいのか、お腹いっぱい食べたいのか、それとも写真映えを狙いたいのか。自分の欲望に正直になることが、失敗しない店選びの第一歩です。
マニア視点の詳細スペック
そこで、数々のかき氷を食べ歩いてきた私の独断と偏見で、各店舗の特徴を徹底比較したスペック表を作成しました。
「濃厚さ」はピスタチオの豆感がどれだけ強いか、「アレンジ」は他の素材との組み合わせの複雑さ、「入店難易度」は予約や待ち時間のハードルを示しています。
例えば、デートで利用するなら見た目も可愛く会話も弾む「氷屋ぴぃす」が良いでしょうし、食通の友人を唸らせたいなら「あずきとこおり」が最適解です。
逆に、一人でひたすらピスタチオと向き合いたいなら「ブンブンブラウカフェ」のストイックな味が心に刺さるはずだ。
【保存版】ピスタチオかき氷4選 徹底比較表
| 店名 | 濃厚さ | アレンジの方向性 | 入店難易度 | 特徴的なキーワード | こんな気分の時に |
| ブンブンブラウカフェ | ★★★★★ | 素材直球・シンプル | 高 (並び/不定期) | 塩気、スーパーフード、ラーメン | とにかく濃いピスタチオを全身で浴びたい時 |
| 厨 otona くろぎ | ★★★★☆ | 和洋折衷・ボリューム大 | 中 (整理券制) | 醤油、クリームチーズ、巨大 | お腹を空かせて、和の空間で贅沢したい時 |
| 氷屋ぴぃす | ★★★★☆ | キュート・デザート系 | 中 (台帳記入) | レアチーズ、球体、写真映え | 視覚でも楽しみたい、女子会やデートの時 |
| あずきとこおり | ★★★☆☆ | 繊細・フレンチ技巧派 | 特大 (WEB瞬殺) | エスプーマ、メレンゲ、複雑 | 美食としてのかき氷を分析しながら味わいたい時 |
ピスタチオ沼への招待状
この表を眺めているだけで、口の中がピスタチオの味になってきませんか?
かき氷は水物、つまり一期一会の食べ物です。季節によってメニューが変わることもありますし、その日の気温や湿度によっても感じ方が変わります。
だからこそ、気になったお店があれば、迷わず足を運んでみてください。
今回ご紹介した4店舗は、それぞれが全く異なるアプローチでピスタチオの魅力を引き出しています。もしかすると、あなたは全店舗制覇したくなっているかもしれませんね。
最後にあなたへ
「たかがかき氷」と思っていたあなたの価値観が、この記事を通して少しでも変わったなら、ライターとしてこれほど嬉しいことはありません。
ピスタチオの緑色は、見るだけで心を穏やかにし、食べれば活力を与えてくれる魔法の色です。
仕事で疲れた時、自分へのご褒美が欲しい時、あるいは単に美味しいもので満たされたい時。ぜひ、ピスタチオかき氷という選択肢を思い出してください。
ふわふわの氷と濃厚なナッツの香りが、あなたの日常を少しだけ特別なものに変えてくれるはずです。さあ、今度の休日はどのお店に行きますか?最高の一杯との出会いが、あなたを待っていますよ!
大学を卒業後、酒類・食品の卸売商社の営業を経て2020年2月に株式会社ブレーンコスモスへ入社。現在は「無添加ナッツ専門店 72」のバイヤー兼マネージャーとして世界中を飛び回っている。趣味は「仕事です!」と即答してしまうほど、常にナッツのことを考えているらしい。

