無添加
【徹底比較】無添加ヨーグルトおすすめ4選。スーパーで買えるのは?
2025.11.07
なんとなく体が重い…。そう感じていた私が、毎日のヨーグルトを「無添加」に変えてみたんです。最初は「気休めでしょ」と思っていたのですが、驚くほど朝のスッキリ感が変わりました。
ただ、スーパーで「無添加」と名のつく商品を片っ端から試した結果、味も成分も「これは…」と首をかしげるものがあったのも事実。
この記事では、私が本気で比較して「これはリピート確定!」と惚れ込んだ、おすすめの無添加ヨーグルトとその選び方を、熱量高めにお伝えします。
1. 毎日食べるからこだわりたい!スーパーで買える「無添加ヨーグルト」の魅力とは?
ヨーグルトって、毎日の食卓に欠かせない定番食材ですよね! 朝食に、おやつに、あるいは夜食にと、健康や美容を意識して習慣的に食べている方も多いのではないでしょうか。
「どうせ毎日食べるなら、体に優しくて本当に良いものを選びたい!」
そう思うのは、私たちにとってごく自然な気持ちです。スーパーの乳製品売り場に行けば、本当に目移りしてしまうほどたくさんのヨーグルトが並んでいます。機能性をうたったもの、フルーツソースが入ったもの、様々な種類がありますが、今、私があなたに一番おすすめしたいのが、ズバリ「無添加ヨーグルト」なんです!
無添加ヨーグルトの最大の魅力は、何といってもその「原材料のシンプルさ」に尽きます。
ぜひ一度、気になるヨーグルトを手に取って、パッケージの裏側にある原材料表示をチェックしてみてください。多くの商品には、食感をなめらかにするための「安定剤(増粘多糖類など)」、良い香りをプラスする「香料」、あるいは甘みをつけるための「砂糖」や「人工甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロースなど)」が記載されていることが多いです。
もちろん、これらはすべて国の安全基準をクリアしたものであり、一概に悪いというわけではありません。でも、「できれば、素材そのもののピュアな味を楽しみたい」「毎日食べるものだから、余計なものは極力摂りたくない」と感じる方も少なくないはずです。
そんな時に選びたいのが、無添加ヨーグルト。パッケージの裏側を見て、「生乳」や「乳製品」とだけ書かれていると、なんだかホッと、安心しませんか? これは、メーカーが香料や安定剤、甘味料といった添加物に頼らず、素材の力、つまり生乳の品質と乳酸菌の働きだけで真っ向から勝負している証拠なんです。
生乳が持つ本来のコクや自然な甘み、そして乳酸菌が生み出す爽やかな酸味。これらがダイレクトに味わえるのが、無添加ヨーグルトの醍醐味です。
ヨーグルトといえば、腸内環境を整える「腸活」の代表選手ですよね。私たちの腸内には多種多様な細菌が棲んでおり、この腸内細菌のバランス(腸内フローラ)が、便通だけでなく、免疫機能や肌のコンディション、さらにはメンタルヘルスにまで影響を与えることが、近年のさまざまな研究で明らかになってきています。
無添加ヨーグルトを選ぶということは、こうした腸活を、よりピュアな形で行うことにも繋がります。シンプルな原材料で作られた無添加ヨーグルトは、生乳の栄養と生きた乳酸菌をストレートに体へ届けてくれる、まさに「食べるサプリメント」のような存在かもしれません。
この記事では、無添加ヨーグルトに魅せられた私が、数ある商品の中から「これは!」と唸った、スーパーで比較的手に入りやすい実在の商品に絞って、特にマニアックな視点で厳選した「無添加ヨーグルト」4選を、その魅力とともに徹底的にご紹介します! あなたのヨーグルト選びの新しい基準が見つかるかもしれませんよ。
2. 【おすすめ無添加ヨーグルト①】小岩井乳業「生乳100%ヨーグルト」
まず最初にご紹介したいのが、この鮮やかな青いパッケージがトレードマークの、小岩井乳業「生乳100%ヨーグルト」400gです。多くのスーパーのヨーグルト売り場で、その存在感を放っていますよね。まさに「無添加ヨーグルトの王道」と呼ぶにふさわしい逸品です。
原材料は「生乳」のみ!究極のシンプル無添加
この無添加ヨーグルトの何がすごいか。それは、パッケージの裏側に書かれた原材料名を見れば一目瞭然です。そこには、たった一言、「生乳(国産)」の文字。
以上。
本当にこれだけなんです。驚きですよね。水さえ一滴も加えていません。砂糖や香料、そして食感を調整するための安定剤(増粘多糖類)も一切不使用。
「生乳」という素材が持つポテンシャルと、乳酸菌の力だけで、この美味しいヨーグルトを作り上げているんです。これぞ究極のシンプル、無添加ヨーグルトの原点であり、小岩井乳業の品質に対する絶対的な自信が伝わってきます。毎日食べるものだからこそ、この潔さは本当に嬉しいポイントです。
長時間発酵が生み出す、奇跡のなめらかさ
「でも、安定剤も使っていないのに、どうしてこんなになめらかなの?」と、あなたは不思議に思うかもしれません。
その秘密は、小岩井乳業が長年培ってきた独自の「長時間前発酵製法」にあります。一般的なヨーグルトよりも長い時間をかけて、生乳をじっくりと発酵させているんです。
この「じっくり」がポイント。時間をかけて丁寧に発酵させることで、酸味のカドが取れ、驚くほどマイルドで、キメの細かいなめらかな口当たりが生まれます。口に含んだ瞬間に、ツンとくる酸っぱさがなく、生乳本来が持つ自然な甘みと豊かなコクが、ふんわりと口いっぱいに広がります。
酸っぱいヨーグルトがちょっと苦手…という方にも、ぜひ一度試していただきたい、本当に優しい味わいの無添加ヨーグルトです。このなめらかさは、一度体験するとやみつきになりますよ。
お腹の調子を整える「特定保健用食品(トクホ)」の力
さらに、このヨーグルトが持つもう一つの強力な魅力が、消費者庁から「特定保健用食品(トクホ)」としての表示許可を受けている点です。
「お腹の調子を整えるのを助けます」と、パッケージにも堂々と記載されています。
その秘密は、使用されている特定のビフィズス菌「BB-12(ビフィドバクテリウム・ラクティス BB-12)」。これは、世界有数の乳酸菌メーカーであるデンマークのクリスチャン・ハンセン社によって開発された、非常に有名なビフィズス菌です。
このBB-12は、酸や酸素に強く、生きたまま腸に届く能力が高いことが知られています。そして、腸に到達した後、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を良好に保つ働きがあることが、数多くの科学的な研究によって確認されているんです。
ただ美味しい無添加ヨーグルトというだけでなく、科学的根拠(エビデンス)に基づいた健康機能も期待できる。まさに「美味しさ」と「健康」を両立させた、無添加ヨーグルト界の優等生と言えるでしょう。
おすすめの食べ方
まずはぜひ、スプーンでそのまま一口。生乳100%の優しい甘さと、なめらかな舌触りを堪能してみてください。酸味が本当にマイルドなので、そのままでも十分美味しいです。
もちろん、朝食の定番として、旬のフルーツ(バナナやいちご、ブルーベリーなど)と合わせるのも最高です。また、はちみつやメープルシロップ、きな粉、黒蜜などをかけても、素材の味を邪魔せず、美味しさを引き立ててくれますよ。シンプルな無添加ヨーグルトだからこそ、アレンジの幅も無限大です。
3. 【おすすめ無添加ヨーグルト②】湯田牛乳公社「プレミアム湯田ヨーグルト」
次にご紹介するのは、ヨーグルト界に「もっちり」という新しいジャンルを確立したと言っても過言ではない、岩手県の湯田牛乳公社が作る「プレミアム湯田ヨーグルト プレーン」です!
スーパーによっては、800gや500gの大きなアルミパウチに入って売られています。一度食べたら忘れられない、まさにプレミアムな体験ができる、衝撃の無添加ヨーグルトですよ。
生クリームが生み出す「もっちり」濃厚食感
このヨーグルトの最大の特徴は、何といってもその「食感」です。
スプーンを入れると、まずその抵抗感に驚くはず。まるでギリシャヨーグルトか、はたまたレアチーズケーキかと思うほどのしっかりとした手応え。そして、スプーンですくうと、なんと角が立つほどの「もっちり」とした質感なんです!
口に入れると、濃厚でクリーミーな味わいが舌を包み込みます。これはもう、私たちが知っているヨーグルトの食感を超えています。もはや極上のスイーツです。
この濃厚さの秘密は、原材料にあります。パッケージを見ると「生乳(岩手県産)、乳製品」と書かれています。この「乳製品」こそがポイント。湯田ヨーグルトは、岩手県産の新鮮で質の高い生乳に、なんと「生クリーム」を加えて作られているんです。
生乳に生クリームを加えることで、この驚くほどリッチで濃厚、クリーミーな味わいを実現しています。もちろん、安定剤や香料などは一切使用していない、正真正銘の無添加ヨーグルトです。
アルミパウチ容器に隠された秘密
そして、この湯田ヨーグルトのもう一つの大きな特徴が、この銀色の「アルミパウチ容器」です。
「なぜわざわざパウチに?」と思いますよね。これ、単にデザインがおしゃれだから、とか、冷蔵庫で場所を取らないから、というだけではないんです。この容器にも、美味しさの秘密が隠されています。
このヨーグルトは、生乳と生クリーム、乳酸菌を混ぜ合わせたものを、このアルミパウチ容器に直接充填し、そのまま容器の中でゆっくりと発酵させる「後発酵(あとぼっこう)」という製法をとっています。
アルミパウチは、光や酸素をほぼ完璧に遮断してくれます。乳酸菌は、光や酸素が苦手な種類も多いデリケートな生き物。このパウチ容器が、乳酸菌にとってストレスのない、発酵に最適な暗く静かな環境を保ってくれるんです。
この最適な環境でじっくりと時間をかけて発酵させることで、あの独特の「もっちり」とした食感と、酸味の少ないまろやかな風味が生まれるんだとか。この容器は、美味しさを守る「ゆりかご」のような役割を果たしていたんですね。
岩手の自然が育んだ「すこやかな乳」
製造している湯田牛乳公社は、岩手県和賀郡西和賀町にあります。豪雪地帯としても知られる、自然豊かな場所です。
湯田牛乳公社は、「すこやかな土、すこやかな草、すこやかな牛、すこやかな乳」という素敵なモットーを掲げています。地元の酪農家さんたちと密接に連携し、大切に育てられた牛から搾られる、新鮮で質の高い生乳を使っているからこそ、こんなにもリッチで美味しい無添加ヨーグルトが生まれるんですね。
ちなみに、この「プレミアム湯田ヨーグルト」は、「ご当地ヨーグルトグランプリ」で最高金賞を受賞したこともある、折り紙付きの実力派なんですよ。
おすすめの食べ方
これはもう、ぜひ、何もかけずにそのままの味を堪能していただきたいです! 濃厚でクリーミー、生クリームのコクと生乳の甘みが織りなすハーモニーは、まさに「ご褒美」の一言。
少量でものすごい満足感が得られます。もし甘みを足すのであれば、シンプルにはちみつやメープルシロップ、あるいは黒蜜ときな粉なども相性抜群です。あまりの美味しさに、800gの大きなパウチもあっという間になくなってしまうかもしれません(笑)。無添加ヨーグルトのイメージが覆る逸品です。
4. 【おすすめ無添加ヨーグルト③】よつ葉「北海道十勝生乳100ヨーグルト」
北海道の乳製品といえば、四つ葉のクローバーマークでおなじみの「よつ葉」ブランドは外せませんよね!
よつ葉乳業が誇る「北海道十勝生乳100ヨーグルト」400gも、無添加ヨーグルト愛好家から絶大な支持を集める、北海道の恵みが詰まった逸品です。
原材料は北海道十勝産生乳「のみ」!
こちらも、小岩井乳業のヨーグルトと同様に、原材料は「生乳(北海道産)」のみ! この潔さがたまりません。もちろん安定剤、香料、甘味料などは一切使用していません。
さらに特筆すべきは、その生乳が「北海道十勝産」に限定されていること。
北海道は言わずと知れた酪農王国ですが、その中でも広大な大地が広がる「十勝地方」は、特に乳質の高さで知られています。冷涼な気候と豊かな自然環境が、ストレスの少ない健康な牛を育て、美味しくて栄養価の高い生乳を生み出します。
よつ葉乳業は、もともと北海道の酪農家さんたち自身が出資して設立した会社という背景があり、原料である生乳へのこだわりと愛情は並大抵ではありません。その十勝産の高品質な生乳の美味しさを、ストレートに味わうことができるのが、この無添加ヨーグルトなんです。
マニアック!食感が選べる2タイプ展開
この商品の最大のマニアックなポイントであり、消費者にとって非常に嬉しいのが、同じ「北海道十勝生乳100ヨーグルト」という名前で、食感の違う2種類が展開されていることなんです!
あなたは「しっかり」派ですか? それとも「とろっと」派ですか?
一つは、青いラインが目印の「しっかりなめらか」タイプ。
これは、容器の中で生乳をそのまま固める「セットタイプ(前発酵)」と呼ばれる製法で作られています。昔ながらの寒天やゼラチンなどで固めているわけではなく、生乳と乳酸菌の力だけで固まった、自然な状態です。スプーンですくうと、つるんとしたきれいな断面が現れ、口当たりもなめらかです。
もう一つは、緑のラインが目印の「とろっとなめらか」タイプ。
こちらは、タンクで発酵させた後に一度かき混ぜて(カードを崩して)なめらかにし、容器に充填する「ドリンクタイプ(後発酵・攪拌型)」です。名前の通り「とろっと」した流動性があり、シリアルやフルーツグラノーラにかけたり、スムージーに使ったりするのに非常に便利です。
同じ原材料でも、製法を変えることで異なる食感を生み出し、消費者の好みや用途に合わせて選べるようにしている。この細やかな配慮が、よつ葉ブランドの人気の秘密かもしれませんね。
北海道生まれの乳酸菌「HOKKAIDO株」
使用している乳酸菌にも、よつ葉ならではのこだわりが光ります。
この無添加ヨーグルトには、複数の乳酸菌が組み合わせて使用されていますが、その中には「HOKKAIDO株(Lactobacillus casei HOKKAIDO)」という、非常にユニークな乳酸菌が含まれています。
この「HOKKAIDO株」は、なんと北海道の厳しい自然界、具体的にはエゾヤマザクラの樹液から発見された、北海道生まれの植物性乳酸菌なんです。この菌の働きによって、酸味の生成が穏やかになり、生乳の風味がより一層引き立つ、まろやかで食べやすい無添加ヨーグルトに仕上がっているんです。
十勝産の生乳に、北海道生まれの乳酸菌。まさに「メイドイン北海道」のこだわりが詰まっていますね。
おすすめの食べ方
「しっかりなめらか」タイプは、ぜひそのまま、またはフルーツソースやジャムを乗せて、ヨーグルト本来のつるんとした食感と風味を楽しんでみてください。
「とろっとなめらか」タイプは、朝食のシリアルやグラノーラにたっぷりかけるのが王道です。また、カレーや煮込み料理の隠し味として、仕上げに少し加えると、コクとまろやかさが格段にアップしますよ。無添加ヨーグルトなので、料理の素材としても安心して使えますね。
5. 【おすすめ無添加ヨーグルト④】森永乳業「パルテノ プレーン砂糖不使用」
最後にご紹介するのは、ここ数年ですっかりおなじみになった「ギリシャヨーグルト」のカテゴリーから、森永乳業の「パルテノ プレーン砂糖不使用」です!
健康志向の方や、日頃からトレーニングなどで体を動かしている方、ダイエット中の方から絶大な人気を誇るギリシャヨーグルト。その中でも、パルテノは無添加ヨーグルトとしての側面も持っている、非常に優秀な商品なんです。
ギリシャヨーグルトと「無添加」の真実
ギリシャヨーグルトといえば、あのスプーンを逆さにしても落ちないほどの「濃密」で「クリーミー」な食感が最大の特徴ですよね。
実は、ギリシャヨーグルトと銘打たれている商品の中には、あの独特の食感を出すために、あるいはコストを抑えるために、「増粘剤(増粘多糖類)」や「寒天」、「ゼラチン」などが添加されている場合も少なくありません。
しかし、この「パルテノ プレーン砂糖不使用」のパッケージ裏を見てください。原材料は「乳製品(国内製造)」。以上です。
森永乳業の高い技術力によって、添加物に頼ることなく、乳製品(生乳や乳たんぱくなど)だけで、あの濃密な食感を実現しているんです。これもまた、私たちが求めている正真正銘の「無添加ヨーグルト」と言えるでしょう。(※注意:パルテノシリーズでも、フルーツソース入りのものなどは砂糖や増粘剤が使われています。無添加にこだわる場合は「プレーン砂糖不使用」を選んでくださいね!)
秘密は「3倍濃縮製法」による高タンパク
では、添加物なしで、どうやってあの濃密さを生み出しているのでしょうか?
その秘密は、ギリシャに古くから伝わる伝統的な「水切り製法」にあります。パルテノは、この製法を丁寧になぞらえ、ヨーグルトを発酵させた後、そこから水分(ホエイ:乳清)をじっくりと取り除く(水切りする)工程を経て作られています。
しかも、パルテノは独自の「3倍濃縮製法」を採用。これは、通常のヨーグルトの約3倍もの生乳を使ってヨーグルトを作り、そこから丁寧にホエイを濾(こ)していく、非常に贅沢な製法です。
水分であるホエイを抜くことで、タンパク質やその他の栄養素がギュギュッと濃縮されます。その結果、この「パルテノ プレーン砂糖不使用」1個(100g)あたりには、なんと「10.2g」ものタンパク質が含まれているんです!
これは、一般的なプレーンヨーグルト(100gあたり約3.6g)と比較すると、約2.8倍~3倍近い数値。まさに「食べるプロテイン」です。運動後のタンパク質補給や、ダイエット中で糖質を抑えつつタンパク質を摂りたい時のおやつにも、これ以上ないほど最適な無添加ヨーグルトですね。
酸味が少なく料理にも大活躍
「水切り製法」には、もう一つ嬉しい副産物があります。
ヨーグルトの酸味の主な成分(乳酸など)は、水分であるホエイ側に多く含まれています。そのため、ホエイをじっくりと取り除くことで、酸味も一緒に除去され、味が非常にまろやかになるんです。
パルテノが、あの濃密さにもかかわらず酸味が少なく、クリームチーズのように濃厚で食べやすいのはこのためです。そのままでも十分美味しく食べられます。
そして、この特性を活かして、料理に使うのも超おすすめです! 普通のヨーグルトを料理に使う場合、あらかじめキッチンペーパーなどで水切りする手間が必要ですが、パルテノならその必要は一切なし。
そのままディップソースのベースにしたり、マヨネーズの代わりにポテトサラダやサンドイッチに使ったり、アボカドと和えたりと、万能調味料としても大活躍してくれます。これぞ高機能な無添加ヨーグルトの代表格です。
おすすめの食べ方
私は、砕いた素焼きのナッツ(くるみやアーモンド)や、ドライフルーツ(レーズンやクランベリー)、そこにほんの少しのはちみつやアガベシロップをかけて食べるのがお気に入りです。食感がしっかりしているので、よく噛んで食べることで、少量でも大きな満足感が得られます。
ベーグルやライ麦パンに、クリームチーズの代わりにたっぷり塗るのも最高に美味しいですよ!
6. 【体験談】無添加ヨーグルト4選を徹底比較!あなたに合うのはどれ?
ここまで、私が愛してやまない4つの個性豊かな無添加ヨーグルト、「小岩井 生乳100%ヨーグルト」、「プレミアム湯田ヨーグルト」、「よつ葉 北海道十勝生乳100ヨーグルト」、そして「パルテノ プレーン砂糖不使用」をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
「どれも魅力的で、逆に迷ってしまう!」「結局、私にはどれが一番合うの?」「味や食感の違いをもっと具体的に知りたい!」
そんなあなたの声が聞こえてきそうです(笑)。
そこで、私が実際にすべてを食べ比べてみたリアルな感想を元に、それぞれの特徴を比較しやすいように、マニアックな比較表と、私なりのおすすめの利用シーンをまとめてみました! あなたの無添加ヨーグルト選びの、最後のひと押しになれば嬉しいです。
マニアック比較!無添加ヨーグルト4選
| 商品名 | 原材料のシンプルさ | 食感 | 酸味 | おすすめの食べ方 |
| 小岩井 生乳100% | ◎ (生乳のみ) | なめらか | マイルド | そのまま、フルーツと |
| 湯田プレミアム | 〇 (生乳、乳製品) | もっちり・濃厚 | 少ない | はちみつ、デザートとして |
| よつ葉 十勝生乳100% | ◎ (生乳のみ) | 選べる(とろ/しっかり) | マイルド | シリアル、料理に |
| パルテノ (無糖) | 〇 (乳製品のみ) | 濃密・クリーミー | 少ない | ナッツと、水切り不要 |
(※原材料のシンプルさ:◎は生乳のみ、〇は生乳・乳製品のみ)
筆者の体験談(まとめ)
正直に申し上げて、どれも甲乙つけがたい、本当に素晴らしい無添加ヨーグルトです! メーカーさんのこだわりと情熱が詰まったこれらの商品が、私たちの身近なスーパーで手軽に買えるなんて、本当に良い時代になったなぁと実感します(笑)。
私個人のリアルな使い分け(TPO)としては、こんな感じです。
朝食で、バナナやキウイ、いちごなどのフレッシュなフルーツと合わせて、素材の味をシンプルに楽しみたい時。そんな時は、生乳の風味が一番ストレートで、酸味も極めてマイルドな「小岩井 生乳100%ヨーグルト」を選びます。牛乳の優しい甘さが、フルーツの酸味や甘みをそっと引き立ててくれるんです。トクホという安心感も、朝のスタートにぴったりです。
「今日は一日頑張ったな…」「ちょっと疲れたから、自分にご褒美をあげたい!」という日の夜。そんな時は、迷わず「プレミアム湯田ヨーグルト」を手に取ります。あのもっちりとして濃厚な食感は、もはや高級なデザート。スプーンですくって、はちみつをタラリとかけるだけで、一日の疲れが癒やされるような、至福の時間が訪れます。
朝食で、シリアルやフルーツグラノーラにたっぷりかけて食べたい!という時は、「よつ葉 北海道十勝生乳100ヨーグルト」の「とろっとなめらか」タイプが最強のパートナーです。シリアルやグラノーラの隅々までとろっとしたヨーグルトが絡んで、最高の一体感が生まれます。「しっかり」タイプは、あえて何も混ぜず、ブルーベリージャムだけを乗せて、食感の違いを楽しむのが好きですね。
そして、ジムで運動した後や、仕事中になんだか小腹が空いた時、でもスナック菓子には手を伸ばしたくない…という時の間食には、「パルテノ プレーン砂糖不使用」が欠かせません。高タンパクで腹持ちが抜群に良いので、罪悪感ゼロで、しっかりとした満足感が得られます。アボカドと混ぜて、わさび醤油を少し垂らしてディップにするのも、私のお気に入りのヘルシーおつまみレシピです。
あなたの「推し」無添加ヨーグルトを見つけよう!
無添加ヨーグルトの世界は、知れば知るほど奥が深く、本当に楽しいです。今回ご紹介した4つの無添加ヨーグルト以外にも、日本全国には、地域の酪農家さんが作るこだわりの無添加ヨーグルトや、スーパーのプライベートブランドが開発した隠れた名品など、まだまだたくさんの素晴らしい無添加ヨーグルトが眠っています。
無添加ヨーグルトを見分けるコツは、もうお分かりですよね?
そうです、たった一つ。「パッケージ裏の原材料表示を見ること」。
そこに「生乳」や「乳製品」とだけ書かれていれば(あるいは、それに加えて乳酸菌名だけが書かれていれば)、それがあなたが探している、余計なものが入っていないシンプルな無添加ヨーグルトです。
メーカーさんのこだわりや、生乳の産地、使っている乳酸菌の種類、そして製法の違いで、味も食感も、驚くほど千差万別です。
ぜひ、今日の帰りにでもスーパーのヨーグルト売り場に立ち寄って、いつもは素通りしていたかもしれない商品のパッケージの裏側を、じっくりとチェックしてみてください。そして、あなたのライフスタイルや好みにぴったり合う、「推し」の無添加ヨーグルトを見つけてみませんか?
きっと、あなたの毎日の食卓が、今よりもっと豊かで、もっと健康的で、もっと美味しくなりますよ!
大学を卒業後、酒類・食品の卸売商社の営業を経て2020年2月に株式会社ブレーンコスモスへ入社。現在は「無添加ナッツ専門店 72」のバイヤー兼マネージャーとして世界中を飛び回っている。趣味は「仕事です!」と即答してしまうほど、常にナッツのことを考えているらしい。

