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【完全版】ピスタチオ専門店ガイド!メニューや特徴を比較検証

2026.01.23
【完全版】ピスタチオ専門店ガイド!メニューや特徴を比較検証

「ピスタチオ風味」と言いつつ、ただ甘いだけのスイーツにがっかりしたことはありませんか?私は何度もあります。だからこそ、本物の専門店に出会った時の感動は格別です。

今回は、自称ピスタチオマニアの私が実際に食べ歩き、「これは裏切らない!」と確信したお店だけを厳選。濃厚さ、香り、余韻…すべてが別格のおすすめ店を、忖度なしの本音でご紹介します。

1. ピスタチオ好きが今すぐ行くべき専門店の魅力とは?

「なんとなく緑色」からの脱却

最近はコンビニやスーパーでも「ピスタチオ味」の商品をよく見かけるようになりました。しかし、それらを食べて「なんとなく緑色で、うっすら豆の味がする」程度で満足してしまってはいませんか?実はその認識は非常にもったいないことです。本物のピスタチオスイーツは、口に入れた瞬間の香ばしさ、舌に絡みつくようなコク、そして鼻に抜ける余韻が全くの別次元だ。一度その深みを知ってしまうと、もう元の「なんとなく」には戻れなくなるかもしれません。

大量生産品ではどうしても再現しきれない、素材本来の野生味とエレガンス。それらを体験するには、やはり専門店に足を運ぶのが一番の近道です。通販でお取り寄せするのも便利ですが、私はあえて「実店舗」に行って、その世界観ごと味わうことを強くおすすめします。店内のディスプレイや空気感、そしてショーケースに並ぶ緑色の宝石たち。それらを五感で楽しむことこそが、究極の贅沢と言えるでしょう。

専門店に行くべき理由

今回は、数ある店舗の中から私が本気で推したい「実在するピスタチオ専門店」を厳選しました。東京の定番店から、北海道のパフェの名店、そしてマニアが涙する濃厚店まで、それぞれの個性を丁寧に解説します。単なる流行り廃りではなく、一つの食文化として定着しつつあるピスタチオ。その真髄に触れる旅へ、私と一緒に出かけましょう。

2. 【厳選ピスタチオ専門店①】東京駅の絶対王者「PISTA & TOKYO」

日本のブームを牽引する存在

まず最初にご紹介するのは、東京駅八重洲北口(東京ギフトパレット内)に位置する「PISTA & TOKYO」です。ここはまさに、日本のピスタチオスイーツブームの火付け役とも言える専門店だ。アクセス抜群の立地にあるため、出張や旅行の際にも立ち寄りやすく、緑色の洗練された店舗デザインは遠くからでも目を引きます。お土産としてのブランド力も最強で、ここの紙袋を持っているだけで「流行を押さえている人」と認識されること間違いなしです。

ショーケースには、クッキーからケーキまで、ピスタチオ尽くしのスイーツがずらりと並んでいます。その光景は圧巻の一言。どれを選ぼうか迷ってしまう時間さえも、楽しみの一つです。東京駅という場所柄、常に多くの人で賑わっていますが、並んででも買う価値は十分にあります。

マニアが狙うべき「幻の生菓子」

多くの人がお土産用に日持ちのするクッキーサンドを購入しますが、マニアなら狙うべきはそこではありません。要冷蔵の生菓子、「ピスタージュ」こそが真の主役です。これはローストピスタチオが贅沢にあしらわれたケーキで、何層にも重なるピスタチオのハーモニーは専門店ならではの完成度です。

しかし、このケーキは人気が高く、夕方に行くと売り切れていることがほとんどだ。もし運良く在庫があった場合は、迷わず購入することをおすすめします。表面のカリッとした食感と、中のクリームの滑らかさが絶妙なコントラストを生み出し、一口ごとに幸せが広がります。新幹線の車内で自分へのご褒美として食べるのも、東京駅ならではの粋な楽しみ方と言えるでしょう。

5層構造の計算されたバランス

もちろん、看板商品である「ピスタチオサンド」の実力も侮れません。特におすすめなのが、5層構造のクッキーサンドで見せる「ピスタチオ×フランボワーズ」の組み合わせです。ナッツの濃厚なコクの中に、ベリーの酸味がキリッと効いており、味が単調になるのを防いでいます。この酸味のアクセントが絶妙で、ついついもう一枚と手が伸びてしまう中毒性があります。王道かつ計算し尽くされたバランスは、誰に贈っても喜ばれる鉄板の味わいです。

3. 【厳選ピスタチオ専門店②】おすすめピスタチオ専門店②:札幌発のシメパフェ系「佐藤堂」

北海道の恵みと和の融合

次にご紹介するのは、北海道・札幌の大丸札幌店に店舗を構える「佐藤堂」です。あの有名なシメパフェ専門店「パフェ、珈琲、酒、佐藤」が手掛けるピスタチオ菓子専門ブランドであり、そのクオリティは折り紙付きだ。ここの最大の特徴は、北海道ならではの良質な乳製品とピスタチオを掛け合わせている点にあります。濃厚な牛乳やバターが、ピスタチオの油分と混ざり合い、とろけるようなコクを生み出しているのです。

さらに、「和」の要素を取り入れているのもユニークな点です。洋菓子一辺倒になりがちなピスタチオスイーツに、新しい風を吹き込んでいます。和菓子好きのあなたにも、ぜひ試してほしいお店です。札幌という土地柄が生んだ、唯一無二の個性が光ります。

見た目に騙されるな「熊もなか」

佐藤堂で絶対に外せないのが、「北海道熊もなか」です。見た目は木彫りの熊を模したような、とても可愛らしいデザインをしていますが、味は本格派そのもの。食べた瞬間にガツンとくるナッツの香りは衝撃的です。ピスタチオ餡の濃厚さと、最中の皮の香ばしさが絶妙にマッチし、見た目の可愛さとのギャップに驚かされます。

また、店舗限定の「ピスタチオと塩キャラメルのサンデー」など、イートイン(またはテイクアウト)でしか味わえないフレッシュなメニューも外せません。冷たいソフトクリームの口溶けとともに、全てのストレスが溶けていくようです。

大人のためのピスタチオ

「佐藤堂」のスイーツは、お酒との相性も考えられた「大人の味わい」が魅力です。甘いだけでなく、どこか塩気や苦味を感じさせる奥深さがあり、ワインやウイスキーのアテとしても十分に機能します。甘党でお酒好きの方にとっては、まさに理想的なスイーツと言えるでしょう。北海道旅行の際は、海鮮丼やラーメンだけでなく、ぜひこの「大人のピスタチオ」を体験してみてください。

4. 【厳選ピスタチオ専門店③】イタリアの老舗が誇る「PISTACHIOMANIA」

名門「BABBI」の血統

続いてご紹介するのは、伊勢丹新宿店や阪神梅田本店などに店舗を構える「PISTACHIOMANIA(ピスタチオマニア)」です。このブランドの最大の強みは、イタリアのウエハースの名門として知られる「BABBI」のピスタチオペーストを100%使用している点にあります。イタリアの職人が丹精込めて作り上げた本場のペーストは、香りの立ち方が非常に上品で、どこか貴族的な優雅さを感じさせます。

素材の良さがダイレクトに伝わってくるため、ピスタチオ本来の風味を楽しみたい方にはたまらないブランドと言えるでしょう。「BABBI」と言えばスイーツ好きなら誰もが知る高級ブランドですが、そのペーストを惜しげもなく使ったスイーツが日本で手軽に買えるのは奇跡に近いことです。ここのピスタチオは、野性味あふれる濃厚さというよりは、洗練された「まろやかな甘み」が特徴です。

口に含んだ瞬間に広がる芳醇な香りは、まるでイタリアの風を感じさせるかのような爽やかさと深みを兼ね備えています。パッケージデザインも非常に高級感があり、自分へのご褒美はもちろん、目上の方へのギフトとしても最適解の一つです。

週末の贅沢「ウィークエンド」

このお店で私が特に推したいのが、「ウィークエンドピスタチオ」という焼き菓子です。バターの豊かな香りとピスタチオのコクが見事に融合しており、シンプルながらも素材の質の高さが際立つ一品に仕上がっています。生地に練り込まれたピスタチオの風味が、噛むほどに口の中で花開き、コーヒーや紅茶とのペアリングは至福のひとときを約束してくれます。名前の通り、週末のゆったりとした時間に味わいたくなるような、心安らぐ美味しさがそこにはあります。

また、ラングドシャにチョコレートを挟んだ定番商品も、他社製品とは一線を画す濃厚さを誇ります。サクッとした軽い食感のクッキーと、滑らかなピスタチオチョコレートのコントラストは、一度食べ始めると止まらなくなる中毒性があります。イタリアンピスタチオ特有のクリーミーな甘さは、日本のスイーツにはない独特の魅力があり、食べる人を虜にします。季節によっては店舗が変動することもあるため、訪れる際は事前に公式サイトなどで情報をチェックすることをおすすめします。

5. 【厳選ピスタチオ専門店④】超濃厚マニア向け「MAX PISTACHIO」

狂気的なまでの「濃さ」への執着

最後にご紹介するのは、その名の通りピスタチオの含有量や濃度を「MAX」まで高めることに情熱を注ぐ「MAX PISTACHIO」です。元々はクラウドファンディングやECサイトでの販売からスタートし、その圧倒的なクオリティで爆発的な人気を博して実店舗を構えるに至ったという、実力派のブランドです。ここは「もっと濃いものを!もっとピスタチオを感じたい!」と渇望する中毒者たちが最後に辿り着く、まさに聖地のような場所だと言えます。

可愛らしさや写真映えよりも、とにかく口の中をピスタチオで埋め尽くしたいというハードコアなファンの期待に、真正面から応えてくれるお店です。店主の「美味しいピスタチオスイーツを届けたい」という想いが、常軌を逸した(良い意味で)濃度を実現させました。一般的なスイーツでは満足できなくなってしまったマニアの方でも、ここの商品を口にすればきっと驚くはずです。

ナッツの風味を極限まで引き出すために、甘さを抑えたり食感を工夫したりと、細部にまで計算が行き届いています。まさに「食べるピスタチオ」と呼ぶに相応しい、妥協なき味わいがここにあります。

伝説のテリーヌとプリン

このお店の代名詞とも言えるのが、「ピスタチオスイーツテリーヌ」です。ホワイトチョコレートと合わせつつも、ナッツのザラつきを感じるほどの圧倒的な密度で練り上げられており、その濃厚さは他店の追随を許しません。口に入れると、体温でゆっくりと溶け出し、濃厚なピスタチオの奔流が味蕾を直撃します。

実店舗では1カットから購入できる場合もあるため、まずはこの衝撃を体験していただきたいです。さらに、「ピスタチオプリン」もスプーンが止まらなくなる危険な美味しさを秘めています。トロトロの食感の中に凝縮された旨味は、一度食べたら忘れられないインパクトを残します。これらは単なるデザートという枠を超え、ピスタチオという食材への敬意すら感じる作品です。

自分への最高のご褒美として、あるいは同じ熱量を持つピスタチオ仲間への差し入れとして、これ以上の選択肢はないでしょう。

6. 【オリジナル比較表】あなたに合うピスタチオ専門店は?

個性豊かな4つの選択肢

ここまで4つの異なるタイプの専門店をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。一口に「ピスタチオ専門店」と言っても、王道を突き詰めた東京土産、和洋折衷の札幌スタイル、イタリアンラグジュアリー、そして求道者のための超濃厚特化と、それぞれ全く異なる個性があることがお分かりいただけたかと思います。ピスタチオという一つの食材から、これほどまでに多様な世界が広がっていることに、改めて感動を覚えます。あなたの今の気分や用途に合わせて、最適なお店を選んでみてください。

タイプ別比較まとめ

それぞれの特徴を分かりやすく整理しましたので、お店選びの参考にしてください。

特徴 店名 おすすめシーン・ターゲット
バランス・王道派 PISTA & TOKYO 東京駅での手土産、初心者、アクセス重視の方
パフェ・素材派 佐藤堂 乳製品とのマリアージュを楽しみたい、和スイーツ好き
上品・香り派 PISTACHIOMANIA イタリア産の香りにこだわりたい、高級ギフト向け
超濃厚・求道者派 MAX PISTACHIO とにかく濃さ重視、自分へのご褒美、マニア向け

筆者からのメッセージ

私自身、実際にこれら全店を食べ比べてみましたが、それぞれに違った感動がありました。例えば、仕事で疲れ切った夜に、MAX PISTACHIOのテリーヌを薄く削って少しずつ舌の上で溶かしながら食べる時間は、何物にも代えがたい至福のひとときでした。また、友人の家を訪ねる際にPISTA & TOKYOのサンドを持っていくと、箱を開けた瞬間に会話が弾み、笑顔が溢れたことも良い思い出です。

美味しいスイーツには、人の心を豊かにし、日常を少しだけ特別にする力があります。ぜひ皆さんも、「なんとなく好き」から一歩踏み込んで、この奥深いピスタチオ沼にどっぷりと浸かってみてください。今回ご紹介したお店は、どれも自信を持っておすすめできる名店ばかりです。あなたの「推し専門店」が見つかり、素敵なピスタチオライフが始まることを心から願っています。週末は、緑色の宝石を求めて街へ出かけてみませんか?

WRITING
西村恭平
西村恭平 Nishimura Kyohei

大学を卒業後、酒類・食品の卸売商社の営業を経て2020年2月に株式会社ブレーンコスモスへ入社。現在は「無添加ナッツ専門店 72」のバイヤー兼マネージャーとして世界中を飛び回っている。趣味は「仕事です!」と即答してしまうほど、常にナッツのことを考えているらしい。