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ケンタッキーで糖質制限!おすすめメニューと食べ方のコツ

2025.02.22
ケンタッキーで糖質制限!おすすめメニューと食べ方のコツ

糖質制限を頑張っているけど、無性にケンタッキーのチキンが食べたくなる時、ありますよね。あのジューシーなチキン、本当に諦めなきゃいけないのでしょうか? 

ご安心ください!ケンタッキーには、糖質制限中でも比較的安心して食べられるメニューが存在します。この記事で、罪悪感なくケンタッキーを楽しむ秘訣を学び、賢く糖質制限を続けましょう!

1. え、意外!?糖質制限中でもケンタッキーって食べられるの?

みなさん、こんにちは!健康や理想の体型のために「糖質制限」を頑張っている、そこのあなた!毎日の食事、特に外食のメニュー選びには本当に悩みますよね。「糖質制限中は、大好きなアレもコレも我慢…」なんて思っていませんか?

私も糖質を意識した生活を送ることがあるのですが、外食となると選択肢がぐっと減ってしまって、お店の前で立ち尽くす…なんてことも。そんな時、ふと脳裏をよぎる、あの魅惑の香り…そう、ケンタッキーフライドチキンです!

考えるだけでお腹が鳴ってしまいそうな、あのカリッとした衣とジューシーなお肉!でも、「揚げ物だし、衣たっぷりだし、糖質制限の敵でしょ?」と、最初から選択肢に入れていない方も多いのではないでしょうか。

ちょっと待ってください!実はそれ、もったいない誤解かもしれませんよ!驚かれるかもしれませんが、工夫次第で、糖質制限中でもケンタッキーを楽しむ道はあるんです!「えっ、本当に!?」って、今、声に出ちゃいました?そうなんです、私もこの事実を知った時は、まさに目からウロコでした!

そもそも糖質制限って、1日の糖質量を目標値以下にコントロールすることですよね。完全にゼロにするわけではなく(もちろん、目的や健康状態によりますが)、何にどれくらい糖質が含まれているかを把握して、賢く選択することが大切なんです。

ケンタッキーの豊富なメニューの中にも、実は比較的糖質が低いものと、残念ながら要注意な高糖質メニューが混在しています。このポイントさえしっかり押さえれば、「糖質制限中だからケンタッキーは食べられない…」という悲しい思い込みから解放されるかもしれません!

この記事では、「ケンタッキーなんて、糖質制限中は夢のまた夢…」と思っていたあなたに向けて、糖質制限中でもケンタッキーと上手に付き合っていくための具体的な方法を、私の体験も踏まえながら、できるだけ詳しくお伝えしていきますね!諦めていたケンタッキー、一緒に楽しむ方法を探っていきましょう!

2. ケンタッキーの主役!オリジナルチキンの糖質って実際どうなの?

ケンタッキーの代名詞といえば、やはり「オリジナルチキン」をおいて他にありませんよね!創業者カーネル・サンダースが生み出した、11種類のハーブ&スパイスが織りなす秘伝の味。このチキンを食べずして、ケンタッキーは語れません!

しかし、糖質制限をしていると、どうしても気になるのが「あの衣の糖質量」。小麦粉などが使われている衣には、確かに糖質が含まれています。でも、「だからダメ!」と結論づけるのは、まだ早いですよ!

実は、オリジナルチキンは、どの部位を食べるかによって、含まれる糖質量に差があると言われているんです!もちろん、これはケンタッキーフライドチキンさんが常に部位別の詳細な栄養成分を公開しているわけではないため、様々な情報をもとにした「おおよその推定値」として捉えていただく必要がありますが、注文する際の大きなヒントになるはずです。

では、具体的にオリジナルチキンの主な5つの部位について、1ピースあたりの糖質量の目安を見ていきましょう!

部位別!オリジナルチキンの糖質量(推定)

  • サイ(腰・もも): 糖質 約9.8g

    • 一番大きくてジューシー、食べ応え満点の人気部位ですよね!皮も多めなので、旨味もたっぷり。その分、他の部位と比べると、少し糖質量は高めになる傾向があるようです。それでも10gを切るくらいと考えると、思ったよりも低いと感じる方もいるのでは?

  • ウイング(手羽): 糖質 約7.5g

    • 小ぶりながら、骨の周りについたお肉の旨味が凝縮されている部位。コラーゲンが豊富とも言われていますね。糖質量でみると、かなり低い部類に入るのが嬉しいポイントです!

  • キール(胸): 糖質 約7.9g

    • 骨が少なく、しっとりとした白身のお肉が特徴。脂身が少ないので、さっぱりと食べやすい部位ですね。糖質量もウイングやドラムと並んで低め。ヘルシー志向の方にも選びやすいかもしれません。

  • リブ(あばら): 糖質 約8.8g

    • 細かい骨が多くて少し食べにくいかもしれませんが、骨に近い部分のお肉には独特の旨味があります。糖質量は、サイよりは低いものの、ウイングやキールと比較するとやや高めになる傾向のようです。

  • ドラム(脚): 糖質 約7.6g

    • 持ちやすい形状で、お子様にも人気がありますよね!お肉も柔らかく、食べやすい部位です。糖質量はウイングやキールに次いで低く、こちらも選びやすい選択肢と言えそうです。

部位を選べば糖質は抑えられる!

こうして比べてみると、部位によって数グラム程度の違いがあることがわかりますね。例えば、糖質を少しでも抑えたいという場合は、糖質量が比較的低いウイング(約7.5g)、ドラム(約7.6g)、キール(約7.9g)あたりを選ぶのが賢い選択と言えそうです。

もちろん、サイ(約9.8g)やリブ(約8.8g)も、例えばコンビニのおにぎり1個(糖質 約40g前後)や、食パン1枚(6枚切り、糖質 約27g)と比べると、糖質量自体はそこまで高くありません。糖質制限の目標値にもよりますが、「絶対にNG!」と決めつける必要はないかもしれませんね。

重要なのは、「ケンタッキーのオリジナルチキンは高糖質だからダメ」という固定観念を捨て、「部位を意識して選べば、糖質制限中でも十分に楽しめる可能性がある」という事実を知ることです。

数値はあくまで目安として

重ねてお伝えしますが、ここに記載した糖質量は、様々な情報源をもとにした推定値であり、鶏の大きさや部位のカット、調理の具合によって変動する可能性があります。また、ケンタッキーフライドチキンさんの公式発表値と異なる場合もありますので、あくまで「参考情報」として捉えてくださいね。

それでも、「どの部位が比較的糖質が低い傾向にあるか」という知識があるだけで、注文する際の心理的なハードルはぐっと下がるはずです!糖質制限中でも、大好きなオリジナルチキンを諦めずに楽しむ方法を、ぜひ見つけてみてください!

3. 糖質制限の味方!ケンタッキーで選ぶべき意外な逸品とは!?

オリジナルチキンを選ぶ目星がついたら、次に気になるのはサイドメニューですよね!チキンだけではちょっと物足りないし、栄養バランスも気になるところ。でも、定番のポテトやビスケットは糖質が高そうだし…と、サイドメニュー選びで悩んでしまうあなた。ご安心ください!ケンタッキーには、糖質制限中でも安心して選べる、優秀なサイドメニューが存在するんです!

上手にサイドメニューを組み合わせれば、満足感を高めつつ、栄養バランスも整えることができますよ。糖質制限中でも罪悪感なく楽しめる、おすすめのサイドメニューをご紹介します!

おすすめ低糖質サイド①:不動のエース「グリーンサラダ」

糖質制限中の外食で、まず頼りになるのが「サラダ」ですよね。ケンタッキーの「グリーンサラダ」は、まさに救世主のような存在です!

レタスや紫キャベツなど、彩り豊かな野菜が入ったシンプルなサラダですが、その糖質量は、なんと驚きの約1.6g(ドレッシングを除く)!これは本当に低い数値ですよね。

シャキシャキの野菜から摂れる食物繊維は、食後の血糖値の急上昇を穏やかにしてくれる効果も期待できます。オリジナルチキンのようなタンパク質や脂質中心の食事にグリーンサラダを加えることで、栄養バランスが整い、食事全体の満足度も格段にアップします。何より、「野菜もしっかり食べてる!」という安心感が、心の健康にも繋がる気がしませんか?(笑)

ただし、ここで少し注意したいのが「ドレッシング」です。ケンタッキーで提供されているドレッシングにも、もちろん糖質は含まれています。

  • 和風ドレッシング: 糖質 約2.1g

  • ごま醤油ドレッシング: 糖質 約3.1g

どちらのドレッシングも、他のメニューと比べれば糖質量は低い方ですが、少しでも糖質をカットしたい場合は、かける量を調整したり、半分だけ使ったりするなどの工夫も有効です。可能であれば、自宅から持参した低糖質のドレッシングや、オリーブオイル&塩などでシンプルにいただく、という方法もありますね。とはいえ、サラダ本体の糖質が非常に低いので、ドレッシング込みでも十分に低糖質メニューと言えるでしょう。オリジナルチキンの合間に食べれば、お口の中もさっぱりリフレッシュできますよ!

おすすめ低糖質サイド②:人気の「コールスロー」(Sサイズ限定!)

ケンタッキーのサイドメニューの中でも、オリジナルチキンに次ぐ人気と言っても過言ではないのが「コールスロー」ではないでしょうか。細かく刻まれたキャベツやニンジンのシャキシャキ感と、甘酸っぱくてクリーミーな特製ドレッシングの組み合わせは、まさに唯一無二!チキンとの相性も抜群ですよね。

野菜がメインなのでヘルシーなイメージがありますが、糖質制限中は少し注意が必要です。

コールスローの「Sサイズ」の糖質量は、約9.9gです。

先ほどのグリーンサラダ(ドレッシング除く約1.6g)と比較すると、やや高めの数値になっています。これは、コールスロー特有の甘みのあるクリーミーなドレッシングに、砂糖などが使われているためと考えられます。

しかし、これも考え方次第です。例えば、糖質が比較的低いオリジナルチキンのドラム(約7.6g)とコールスローS(約9.9g)を組み合わせても、合計の糖質量は約17.5g。あなたの糖質制限の目標値にもよりますが、1食分の糖質量としては、十分に許容範囲内と考えることもできるのではないでしょうか。

ここでの重要なポイントは、必ず「Sサイズ」を選ぶこと! Mサイズ(糖質 約14.9g)やLサイズ(糖質 約29.8g)を選んでしまうと、糖質量が一気に跳ね上がってしまいます。どうしてもコールスローが食べたい!という気持ちはよーく分かりますが、ここはぐっとこらえてSサイズを選択するのが、糖質制限中の賢い選択と言えるでしょう。もしコールスローSを選ぶなら、その分、チキンのピース数を調整するなど、他のメニューとのバランスを考えるのがおすすめです。

飲み物は「無糖」一択!揺るがない鉄則

サイドメニューではありませんが、食事と一緒に摂る「飲み物」の選択は、糖質制限において非常に、非常に重要です!ケンタッキーの店頭には、ペプシコーラやメロンソーダ、なっちゃんオレンジ、期間限定の甘いドリンク、そして魅力的なフロートなど、誘惑がいっぱいです。しかし、これらの甘い飲み物は、糖質の塊と言っても過言ではありません!

例を挙げると、ペプシコーラ Mサイズの糖質量は、なんと約49.5g! これ一杯で、緩やかな糖質制限をしている人の1食分の糖質目標量を軽く超えてしまう可能性すらあります。せっかくチキンやサイドメニューで糖質をコントロールしても、飲み物で台無しにしてしまっては、元も子もありませんよね。

ですから、糖質制限中の飲み物は、迷わず「無糖」を選びましょう!これが鉄則です!

  • ブラックコーヒー(ホット/アイス): 糖質 ほぼ0g

  • 無糖紅茶(ホット/アイス、例:サントリー烏龍茶など): 糖質 ほぼ0g

  • ミネラルウォーター: 糖質 0g

これらの無糖ドリンクであれば、カロリーも糖質もほとんど気にすることなく、食事の水分補給ができます。私は個人的に、オリジナルチキンのスパイシーさとブラックコーヒーの組み合わせ、結構好きです!

賢くサイドメニューとドリンクを選んで、糖質を上手にコントロールしながら、満足度の高いケンタッキータイムを実現しましょう!

4. 糖質制限中は要注意!ケンタッキーで絶対に避けるべき高糖質メニュー

これまでは、糖質制限中でも比較的安心して楽しめるメニューに焦点を当ててきました。しかし、その一方で、ケンタッキーには「これは糖質制限中は避けた方が良い」という、糖質量が非常に高いメニューも存在します。

せっかくオリジナルチキンの部位を選び、低糖質なサラダを組み合わせても、うっかり高糖質なサイドメニューやドリンクを選んでしまっては、これまでの努力が水の泡…なんてことになりかねません。

ここでは、糖質制限中に特に警戒すべきメニューを、具体的な糖質量とともにリストアップしていきます。これらの「要注意メニュー」をしっかり頭に入れておくことで、注文時のうっかりミスを防ぎ、賢く糖質コントロールを続けることができますよ!

高糖質トラップ①:黄金コンビ?「フライドポテト」

フライドチキンのお供として、あまりにも定番すぎる存在、「フライドポテト」。ケンタッキーの太めでホクホクしたポテトに、絶妙な塩加減…考えただけで手が伸びそうになりますよね。

しかし、ご存知の通り、じゃがいもは糖質を多く含む食材の代表格。残念ながら、ケンタッキーのフライドポテトも、糖質制限中は避けるべきメニューの筆頭です。

  • フライドポテト Sサイズ: 糖質 約27.4g

  • フライドポテト Lサイズ: 糖質 約54.8g

  • ポテトBOX: 糖質 なんと約82.2g!

一番小さいSサイズですら、糖質は約27.4g。これは、オリジナルチキン(例えばドラム約7.6g)で換算すると、3ピース分以上の糖質量に相当します!Lサイズや、みんなでシェアする用のポテトBOXに至っては、1日の糖質目標量をこれだけでオーバーしてしまう可能性すらあります。どんなに魅力的に見えても、糖質制限中はフライドポテトの誘惑には打ち勝ちましょう。

高糖質トラップ②:魅惑のスイーツ系「ビスケット」

ケンタッキーのメニューの中でも、熱狂的なファンを持つ「ビスケット」。外側のサクッとした食感と、中のふんわり、しっとりとした生地。そして、別添えの「特製ハニーメイプル」をとろりとかけて食べる瞬間は、まさに至福の時ですよね!

…ですが、この至福には、高い糖質という代償が伴います。ビスケット本体は小麦粉が主原料であり、糖質が高め。さらに、あの甘〜い特製ハニーメイプルの糖質量も、決して見過ごせません。

  • ビスケット(本体のみ): 糖質 約23.5g

  • 特製ハニーメイプル(1個): 糖質 約18.0g

なんと、ビスケット本体だけでも約23.5gの糖質があります。そして、ハニーメイプルをたっぷりかけると、合計で約41.5gもの糖質を摂取することに!これはフライドポテトSサイズ(約27.4g)よりも多い数値です。デザート感覚で追加したつもりが、メインのチキンよりもはるかに多くの糖質を摂ってしまう…なんてことになりかねません。糖質制限中は、涙をのんでビスケットもお休みするのが賢明です。

高糖質トラップ③:手軽さがアダ?「カーネルクリスピー」

骨がなく、手軽にパクパク食べられる「カーネルクリスピー」。サクサクとした軽い食感の衣が特徴で、ついつい「もう1本だけ…」と手が伸びてしまう魅力がありますよね。オリジナルチキンも良いけど、クリスピー派!という方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、この手軽さとサクサク衣にも、糖質の罠が潜んでいます。

  • カーネルクリスピー(1ピース): 糖質 約10.8g

1ピースあたりの糖質量は約10.8g。これは、オリジナルチキンの部位でいうと、サイ(約9.8g)やリブ(約8.8g)よりも少し高いくらいの数値です。「1ピースだけなら大丈夫かな?」と思うかもしれませんが、骨がない分、食べるペースが早くなりがちで、気づいたら2ピース、3ピースと食べてしまいやすいのが怖いところ。もし3ピース食べれば、糖質は約32.4gにもなります。同じくらいの満足感を得るなら、骨付きのオリジナルチキンを選んだ方が、ゆっくり味わって食べることができ、結果的に糖質摂取量を抑えやすいかもしれませんね。

高糖質トラップ④:油断大敵!「甘いドリンク類」

先ほどのサイドメニューのセクションでも触れましたが、甘いドリンクは糖質制限における最大の落とし穴の一つです。改めて、その驚異的な糖質量を確認しておきましょう。

  • ペプシコーラ Mサイズ: 糖質 約49.5g

  • メロンソーダ Mサイズ: 糖質 約50.6g

  • なっちゃんオレンジ Mサイズ: 糖質 約48.4g

  • コーヒーフロート: 糖質 約31.4g (アイスコーヒー部分は無糖でも、ソフトクリーム部分に糖質が多い)

もはや「飲み物」というより、「飲む糖質」と言っても過言ではないレベルです。食事と一緒にこれだけの糖質を無意識に摂取してしまうのは、非常にもったいない!喉が渇いたら、条件反射で「無糖」のドリンクを選ぶ癖をつけましょう。ブラックコーヒー、無糖紅茶、烏龍茶、ミネラルウォーターなどがあなたの味方です。

高糖質トラップ⑤:期間限定の「味付きチキン」

ケンタッキーの楽しみの一つに、定期的に登場する「期間限定チキン」がありますよね!甘辛いテリヤキ風味、濃厚なチーズソース、スパイシーなエスニック風など、その時々で魅力的なフレーバーが登場し、私たちの食欲を刺激します。

しかし、これらの特別な味付けが施されたチキンも、糖質制限中は注意が必要です。特に、「甘辛いタレ」や「濃厚なソース」がたっぷりかかっているタイプのものは、その味付けに砂糖や水あめ、小麦粉などが多く使われている可能性が高く、定番のオリジナルチキンよりも糖質量が高くなる傾向にあります。

もちろん、商品によって糖質量は大きく異なるため、一概には言えません。もし期間限定チキンがどうしても気になる場合は、注文する前にケンタッキーフライドチキンの公式サイトで栄養成分情報を確認するか、店舗で店員さんに尋ねてみるのが確実です。しかし、基本的には、糖質制限中はシンプルな「オリジナルチキン」を選んでおくのが最も安全で間違いのない選択と言えるでしょう。

これらの「高糖質トラップ」をしっかりと認識し、意識的に避けること。それが、糖質制限中でもケンタッキーを楽しむための、非常に重要な鍵となります!誘惑に負けず、賢い選択を心がけましょう!

5. もう迷わない!糖質制限中のケンタッキー注文ガイド【実践オーダー例つき】

さあ、これであなたもケンタッキーのメニューにおける「糖質安全圏」と「要注意ゾーン」を見分ける知識を身につけましたね!でも、いざレジを目の前にすると、「えーっと、結局どう組み合わせるのがベストなんだっけ…?」と、頭が真っ白になってしまうこともあるかもしれません。

ご安心ください!ここでは、これまでの情報を総動員して、糖質制限中でも自信を持って注文できる、具体的な「オーダー組み合わせ例」をいくつかご紹介します。これを読めば、もうケンタッキーのレジ前で迷うことはなくなるはず!あなたの糖質制限ライフを力強くサポートしますよ!

大原則:セットはNG!「単品組み合わせ」が鉄則!

まず、何よりも先に、絶対に覚えておいていただきたい大原則があります。それは…

「セットメニューではなく、必ず単品で注文する!」

ということです!ケンタッキーで提供されているお得な「セットメニュー」や「パック」には、多くの場合、糖質制限の敵であるフライドポテトやビスケット、そして甘いドリンクが含まれています。「いつものクセで、ついセットで…」なんて頼んでしまったら、あっという間に糖質オーバー!なんてことになりかねません。

少し面倒に感じるかもしれませんが、糖質制限を成功させるためには、「オリジナルチキン(単品)」「サイドメニュー(単品)」「ドリンク(単品)」と、一つ一つ個別に選んで注文することが、何よりも重要なのです!これを肝に銘じてくださいね!

オーダー例①:王道!チキンしっかり&バランス重視プラン

「せっかくケンタッキーに来たんだから、オリジナルチキンを心ゆくまで堪能したい!でも、栄養バランスも気になる…」そんなあなたに最適なのが、この王道バランスプランです。

  • オリジナルチキン 2~3ピース

    • ポイント:糖質をより意識するなら、低糖質傾向のウイング、キール、ドラムを中心にセレクトするのがおすすめです。例えば、「ドラム1ピース(約7.6g)+キール1ピース(約7.9g)」なら合計で約15.5g。3ピース食べたい場合は、「ドラム2+ウイング1」などで組み合わせても良いですね。

  • グリーンサラダ 1つ

    • ポイント:糖質は約1.6g(ドレッシング除く)。食物繊維もしっかり摂れます。

    • ドレッシング:和風(糖質 約2.1g)か、ごま醤油(糖質 約3.1g)をお好みで。量を調整すればさらに糖質カット!

  • 無糖ドリンク 1杯

    • ポイント:ブラックコーヒー、無糖紅茶、烏龍茶、ミネラルウォーターなどから選択。(糖質 ほぼ0g)

想定される合計糖質量の目安:

(例:ドラム1 + キール1 + グリーンサラダ + 和風ドレッシングの場合)

約7.6g + 約7.9g + 約1.6g + 約2.1g = 約19.2g

この組み合わせなら、オリジナルチキンをしっかり2ピース楽しめて、サラダで野菜も補給でき、合計の糖質量を約20g以下に抑えることが可能です!満足感、栄養バランス、そして糖質コントロールの三拍子が揃った、まさに理想的なオーダーと言えるのではないでしょうか。

オーダー例②:誘惑に勝てない?コールスロー満喫プラン

「サラダもいいけど、やっぱりケンタッキーといえば、あのコールスローが食べたいの!」という、コールスロー愛好家のあなたには、こんな組み合わせをご提案します。

  • オリジナルチキン 1~2ピース

    • ポイント:コールスローSサイズ(糖質 約9.9g)の糖質を考慮して、チキンのピース数は少し控えめにするのがコツ。ここでも、ウイング(約7.5g)やキール(約7.9g)、ドラム(約7.6g)といった低糖質の部位を選ぶのがおすすめです。例えば、「ウイング1ピース」なら約7.5g。

  • コールスロー Sサイズ 1つ

    • ポイント:糖質 約9.9g。MサイズやLサイズは絶対にNG!必ずSサイズを選んでくださいね!

  • 無糖ドリンク 1杯

    • ポイント:糖質 ほぼ0g。

想定される合計糖質量の目安:

(例:ウイング1ピース + コールスローSの場合)

約7.5g + 約9.9g = 約17.4g

チキンのピース数は減りますが、人気のコールスローを味わえる満足感は大きいですよね!合計の糖質量も、こちらも約20g以下に抑えることが可能です。その日の気分や、他の食事との兼ね合いで、オーダー例①と使い分けてみるのも良いでしょう。

オーダー例③:今日はストイックに!ミニマム糖質チャレンジプラン

「今日は他の食事で糖質を摂りすぎた…」「どうしてもケンタッキーの味が恋しいけど、糖質は極限まで抑えたい!」そんな、非常にストイックな状況にあるあなたには、この超シンプルプランという選択肢もあります。

  • オリジナルチキン 1ピース

    • ポイント:ここは迷わず、糖質量が最も低い傾向にあるウイング(約7.5g)かドラム(約7.6g)を選びましょう。

  • 無糖ドリンク 1杯

    • ポイント:糖質 ほぼ0g。

想定される合計糖質量の目安:

(例:ウイング1ピースの場合)

約7.5g

サイドメニューは一切つけず、オリジナルチキン1ピースと無糖ドリンクのみ!この潔い組み合わせなら、糖質を驚きの10g以下、場合によっては7g台に抑えることも夢ではありません。「どうしても!」という時の、いわば緊急回避的なオーダーとして、頭の片隅に置いておくと役立つかもしれません。ただし、これだけでは栄養が偏り、満足感も得にくい可能性が高いので、常用するのは避け、あくまで特別な場合の選択肢として考えてくださいね。

あなただけの「最適解」を見つけよう!

ここでご紹介したのは、あくまでいくつかのモデルケースです。あなたの糖質制限の目標(1日の糖質量を何グラムに設定しているかなど)や、その日の体調、お腹の空き具合は、日々変化しますよね。

大切なのは、「高糖質なメニュー(ポテト、ビスケット、甘い飲み物など)を避ける」「セットではなく単品で注文する」「飲み物は無糖を選ぶ」という3つの基本ルールをしっかりと守ること。このルールさえ守れば、オリジナルチキンのピース数や部位の選び方、サイドメニュー(グリーンサラダか、コールスローSか、あるいは何もつけないか)の選択は、あなたの状況に合わせて自由にカスタマイズしてOKです!

ぜひ、これらの情報を参考に、あなたにとってベストな「糖質制限ケンタッキーオーダー」を見つけてみてください。もうこれで、自信を持ってケンタッキーのドアをくぐれますね!

6. さらにストイックに!ケンタッキーの糖質を抑える究極の裏ワザ

さて、基本的な糖質制限中のケンタッキー攻略法は、もうバッチリですね!オリジナルチキンの部位を選び、低糖質なサイドと無糖ドリンクを組み合わせる…これで、あなたも立派な「糖質制限ケンタッキーマスター」です!

…ですが、中には「いやいや、私はもっと上を目指したい!」「1gでも多く糖質をカットする方法があるなら知りたい!」という、向上心の塊のような方もいらっしゃるかもしれません。そんな、探求心あふれるストイックなあなたのために、ここではさらに一歩進んだ、ちょっぴりマニアック(?)かもしれない糖質カットの工夫や考え方をご紹介します。

ただし、これからお伝えする内容は、あくまで「個人の判断と工夫」の範囲で行うものであり、ケンタッキーフライドチキンさんが公式に推奨している食べ方ではありません。効果の感じ方にも個人差がありますし、やりすぎは禁物です。無理のない範囲で、「こんな考え方もあるんだな」という程度に参考にしてみてくださいね!

裏ワザ①:永遠のテーマ?「衣」との向き合い方

オリジナルチキンの魅力の核であり、同時に糖質の主な供給源でもある「衣」。あのカリカリ、サクサクの食感と、11種類のハーブ&スパイスが染み込んだ風味は、ケンタッキーをケンタッキーたらしめる、非常に重要な要素ですよね。

しかし、その主原料は小麦粉などであり、糖質制限の観点からは悩ましい存在であることも事実。そこで、より徹底的に糖質を抑えたい場合に考えられるのが、「衣との付き合い方を工夫する」というアプローチです。

  • 全部剥がすのは…もったいない?

    • 最も単純な方法は「衣を全部剥がして食べる」ことですが…正直、それはちょっと寂しい気がしませんか?衣を剥がしてしまったら、それはもう「ケンタッキーのオリジナルチキン」とは呼べない何かになってしまうような…。秘伝のスパイスの風味も、衣についている部分が大きいですよね。

  • 「分厚い部分」を意識的に避ける

    • そこで、より現実的な落とし所として提案したいのが、「特に衣が分厚くついている箇所」や、「油をたくさん吸い込んでいるように見える箇所」を、意識的に少しだけ残してみる、という方法です。例えば、お肉から剥がれかかっている衣の塊や、衣が重なって特に厚くなっている部分などを、食べる前に少し取り除いてみるのです。

  • 美味しい「皮」は楽しもう!

    • ここで注意したいのは、「衣」と「皮」は別物だということです。鶏の「皮」自体は、糖質をほとんど含んでいません(主成分は脂質とタンパク質です)。むしろ、皮とそのすぐ下には旨味がたっぷり詰まっていますよね!ですから、「糖質を含む衣(小麦粉の部分)は少し減らすけれど、美味しい皮の部分はしっかり楽しむ」というメリハリをつけるのが、美味しさを損なわずに糖質を少しでもカットするコツかもしれません。

どの程度衣を残すか、あるいは気にせず全部食べるかは、完全にあなたの価値観と判断次第です。「少しでも糖質を減らしたい」というストイックな気持ちと、「ケンタッキーならではの美味しさを最大限に味わいたい」という欲求の、ちょうど良いバランス点を、ご自身で見つけてみてください。

裏ワザ②:自宅ならでは!「追い足し」テクニック

もし、ケンタッキーをテイクアウトして、ご自宅でゆっくり食べるシチュエーションなら、糖質コントロールの自由度はさらに格段にアップします!お店ではできない、自宅ならではの「プラスアルファ」の工夫を取り入れてみましょう。

  • これでもか!の「追いサラダ」!

    • お店でグリーンサラダを注文するのも素晴らしいですが、自宅なら、さらにパワーアップさせることが可能です!レタスや水菜、ベビーリーフなどの葉物野菜をたっぷりと追加するのはもちろん、ブロッコリーやパプリカ、アボカド、きのこ類など、低糖質で栄養価の高い食材を自由にトッピング!食物繊維の摂取量を増やすことで、血糖値の上昇をより穏やかにする効果が期待できますし、何より彩り豊かで満足感もアップします。

  • ドレッシングを制する者は糖質を制す!

    • サラダにかけるドレッシングも、自宅なら自由自在。市販されている低糖質タイプのドレッシングを活用したり、MCTオイルやオリーブオイルをベースに、塩、こしょう、レモン汁、お酢などで自分好みの超低糖質ドレッシングを手作りしたりするのもおすすめです。お店のドレッシングよりも、さらに厳密に糖質を管理できます。

  • 温かい「低糖質スープ」で満足感アップ!

    • チキンとサラダだけだと、少し体が冷える感じがする…という時は、温かいスープをプラスするのも良い方法です。わかめやきのこ類、もやし、豆腐などを具材にした、低糖質で食物繊維が豊富なスープを用意すれば、満腹感も得られやすく、食事全体の満足度がぐっと高まります。コンソメ味や鶏ガラスープの素などを活用すれば、手軽に作れますよ。

このように、自宅という環境を最大限に活かせば、ケンタッキーのチキンをメインにしつつも、よりヘルシーで、より糖質を抑えた、あなただけのオリジナル定食を完成させることが可能です!

一番大切なこと:無理なく、楽しく、続けること

ここまで、糖質制限中にケンタッキーを楽しむための、基本的な知識から少しマニアックな裏ワザまで、様々な角度からお伝えしてきました。オリジナルチキンの部位選び、サイドメニューの賢い選択、高糖質メニューの回避、そして食べ方の工夫…。

でも、私が最後に一番お伝えしたいのは、どんなテクニックよりも、「無理なく、楽しく糖質制限を続けること」が何よりも大切だということです。

糖質制限は、あくまであなたの健康維持や目標達成のための「手段」の一つです。「糖質を摂らないこと」自体が目的になってしまい、あまりにもストイックになりすぎると、「あれもダメ、これもダメ」という我慢の連続で、大きなストレスを抱え込んでしまうことになりかねません。ストレスは、ダイエットや健康維持の大敵。結局、続けることが困難になってしまっては、元も子もありませんよね。

時には、「今日は頑張ったご褒美!」と割り切って、少し糖質が高めの部位を選んでみたり、コールスローSを楽しんだりする日があっても良いのではないでしょうか。大切なのは、日々の食事全体でバランスを取り、長期的な視点で糖質コントロールを捉えることです。

ケンタッキーフライドチキンのメニューには、確かに糖質が高いものも少なくありません。しかし、それは決して「糖質制限中は絶対に足を踏み入れてはいけない場所」ではないのです。正しい知識を持ち、賢くメニューを選び、時にはちょっとした工夫を取り入れることで、糖質制限中でも、あの人を幸せにするケンタッキーの味を、十分に楽しむことができるのです!

「糖質制限中だから、ケンタッキーはもう食べられないんだ…」と、寂しい思いをしていたあなた。この記事を読んで、「あれ?意外となんとかなりそう!」「今度、試してみようかな!」と、少しでも前向きな気持ちになっていただけたら、私にとってこれ以上の喜びはありません。

ぜひ、あなたに合ったケンタッキーとの付き合い方を見つけて、ストレスなく、ハッピーな気持ちで糖質制限ライフを続けていってくださいね!心から応援しています!

WRITING
西村恭平
西村恭平 Nishimura Kyohei

大学を卒業後、酒類・食品の卸売商社の営業を経て2020年2月に株式会社ブレーンコスモスへ入社。現在は「無添加ナッツ専門店 72」のバイヤー兼マネージャーとして世界中を飛び回っている。趣味は「仕事です!」と即答してしまうほど、常にナッツのことを考えているらしい。