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アーモンドアイの魅力を引き出す!簡単デカ目メイク術

2025.03.05
アーモンドアイの魅力を引き出す!簡単デカ目メイク術

アーモンドアイって憧れますよね。魅力的で、どこかミステリアスな雰囲気。でも、『アーモンド 形 目』って具体的にどんな形?自分の目はアーモンドアイなのかな?もしかして違う形?そんな疑問をお持ちではありませんか?

この記事では、アーモンドアイの定義や特徴、ご自身の目の形の見分け方を詳しく解説します。あなたの目元の魅力を最大限に引き出すヒントがきっと見つかりますよ。

1. あなたの目は魅惑のアーモンドアイ?特徴とメイクの基本をチェック!

自分の目の形、意識したことありますか? 人それぞれ目の形は違っていて、それが個性であり魅力になっていますよね。ぱっちりした丸い目、優しげなたれ目、そしてクールで知的な印象を与える「アーモンドアイ」。今回は、その中でも特にミステリアスな魅力を持つアーモンドアイについて、深掘りしていきたいと思います!

アーモンドアイとは、その名の通り、まるでナッツのアーモンドのような形をした目のこと。目頭と目尻がキュッとシャープで、目の横幅が比較的長いのが特徴です。なんだか大人っぽくて、吸い込まれそうな魅力がありますよね。

この記事を読めば、あなたがアーモンドアイかどうかを知るためのチェック方法から、その魅力を最大限に引き出すための基本的なメイクのコツ、アイラインやアイシャドウの具体的なテクニック、さらにはまつ毛や涙袋、眉とのバランスまで、アーモンドアイメイクの全てがわかっちゃいます! 「私の目って、もしかしてアーモンドアイかも?」「アーモンドアイに似合うメイクが知りたい!」そんなあなたの疑問や悩みを、この記事でまるっと解決していきますよ。

芸能界にも、アーモンドアイが魅力的な方はたくさんいらっしゃいます。例えば、女優の北川景子さんや、柴咲コウさん。彼女たちの、知的で凛とした雰囲気、どこかミステリアスな眼差しは、まさにアーモンドアイならではの魅力と言えるでしょう。他にも、モデルのローラさんや菜々緒さんも、アーモンドアイの持ち主として挙げられることがあります。彼女たちのような魅力的な目元に近づけるヒントが、この記事には詰まっています。さあ、一緒にアーモンドアイの魅力を探求し、あなただけの最高のメイクを見つけましょう!

2. なぜ「アーモンド」なの?アーモンド形の目の魅力を徹底解剖!

「アーモンドアイ」って、どうして「アーモンド」なのでしょうか? それは、まさしく木の実のアーモンドに形が似ているからなんです。具体的などんな特徴があるのか、他の目の形と比べながら、その魅力を詳しく見ていきましょう!

アーモンドアイの具体的な特徴

まず、アーモンドアイの最も大きな特徴は、目の「横幅」が「縦幅」よりも長いことです。目全体が横に長い楕円形のようなシルエットをしています。そして、目頭と目尻の両端が、丸みを帯びずにキュッとシャープに引き締まっているのもポイント。特に目頭側は、蒙古襞(もうこひだ)があまり張っていなかったり、適度に切れ込んでいたりすることが多く、すっきりとした印象を与えます。目尻は、つり目というほどではありませんが、少しだけ上がり気味か、水平なラインを描いていることが多いですね。

さらに、黒目と白目のバランスもアーモンドアイの魅力を語る上で欠かせません。一般的に、アーモンドアイの方は、黒目の上下に白目があまり見えず、左右の白目の割合がしっかり見える傾向があります。このバランスが、落ち着いた、大人っぽい雰囲気を醸し出す要因の一つと考えられています。まるで美しいアーモンドの実を横にしたような、洗練された形。これがアーモンドアイの基本的な特徴です。

他の目の形との比較

他の代表的な目の形と比べてみると、アーモンドアイの個性がよりはっきりします。

  • 丸い目(ラウンドアイ): 縦幅と横幅が同じくらいで、黒目がちに見えるのが特徴。可愛らしく、親しみやすい印象を与えます。アーモンドアイと比べると、より若々しく、愛らしい雰囲気ですね。
  • たれ目: 目尻が目頭よりも下がっている目の形。優しく、穏やかで、少し儚げな印象を与えます。アーモンドアイのシャープさとは対照的に、リラックスした雰囲気を持っています。
  • つり目: 目尻が目頭よりも duidelijk 上がっている目の形。キリッとしていて、意志が強く、少し気が強そうな印象を与えることも。アーモンドアイも目尻が上がり気味なことがありますが、つり目ほど角度は急ではありません。

もちろん、これらはあくまで一般的な分類で、人の目の形はもっと多様です。でも、こうして比較してみると、アーモンドアイが持つ「大人っぽさ」「クールさ」「知的さ」といった独特の魅力が際立ってきますよね。

アーモンドアイが与える印象

では、アーモンドアイは周りの人にどんな印象を与えるのでしょうか?

  • クールで知的: 横長のシャープな形状と、落ち着いた黒目と白目のバランスから、知的で冷静な印象を与えやすいです。仕事ができる、頼りになりそう、といったイメージを持たれることも。
  • ミステリアスで魅惑的: 奥二重やまぶたがすっきりしている場合が多く、どこか神秘的で、何を考えているのか知りたくなるような、ミステリアスな雰囲気を醸し出します。吸い込まれそうな眼差し、と表現されることもありますね。
  • 大人っぽく上品: 可愛らしさよりも、洗練された美しさやエレガントさが感じられるのがアーモンドアイ。落ち着いた大人の女性らしさや、上品な雰囲気を演出します。
  • 猫のような魅力: 少しつんとすましたような、気まぐれで小悪魔的な、猫のような魅力も持ち合わせています。その独特の雰囲気に惹きつけられる人も多いでしょう。

このように、アーモンドアイは多様な魅力を秘めた目の形なんです。

あなたの目はアーモンドアイ?セルフチェック!

さあ、鏡を用意して、あなたの目がアーモンドアイかどうか、一緒にチェックしてみましょう! 以下の項目にいくつ当てはまるか、数えてみてくださいね。

  1. 目の横幅は、縦幅よりも明らかに長いですか? (定規などで測ってみるのも良いかもしれません)
  2. 目頭は丸くなく、キュッと切れ込んでいる、または蒙古襞があまり張っていないですか?
  3. 目尻は丸くなく、キュッとシャープに終わっていますか? (少し上がり気味か、水平なライン)
  4. 正面を見たとき、黒目の上下に白目があまり見えすぎていないですか? (左右の白目はしっかり見える)
  5. 全体的に見て、目の形が横長の楕円形、またはアーモンドの実に似ていますか?

どうでしたか? YESの数が多ければ多いほど、あなたは魅力的なアーモンドアイの持ち主である可能性が高いです! もちろん、完全に一致しなくても大丈夫。人それぞれ個性がありますからね。でも、もし「私、アーモンドアイかも!」と思ったら、ぜひこの後のメイクテクニックを参考にして、あなたの目の魅力をさらに引き出してみてくださいね。

3. アイライン編:アーモンドの目の形を活かす!目ヂカラ自在なアイライン術マニアックス

アーモンドアイの持つ、すっきりとした美しい形。その魅力を最大限に活かす鍵となるのが、アイラインの引き方です! ここでは、基本の引き方から応用テクニックまで、あなたのアーモンドアイをさらに輝かせるアイライン術を詳しくご紹介しますね。

基本は「目の形に沿って自然に」

アーモンドアイのアイラインの基本中の基本は、ズバリ「目の形をなぞるように、自然に引く」ことです。無理に形を変えようとせず、元々の美しいアーモンドシェイプを際立たせることを意識しましょう。

  1. まつ毛の隙間を埋める: まずは、まつ毛とまつ毛の間の隙間を、ペンシルアイライナーやジェルライナーで丁寧に埋めていきます。これをすることで、ラインが浮いて見えるのを防ぎ、自然に目ヂカラをアップさせることができます。色はブラックか、ダークブラウンがおすすめです。
  2. 目のキワに細くラインを引く: 次に、まつ毛の生え際に沿って、細くラインを引いていきます。目頭から目尻まで、均一な細さで引くのがポイント。太すぎると、せっかくのアーモンドアイのシャープさが失われてしまうことがあるので注意しましょう。目頭は特に細く、目尻に向かってほんの少しだけ太くするくらいが、自然で美しい仕上がりになります。

この基本の引き方だけでも、目のフレームがくっきりと強調され、アーモンドアイの魅力がぐっと増しますよ。

目尻の処理で印象チェンジ!

アーモンドアイメイクの醍醐味とも言えるのが、目尻のラインの処理です。ここで印象がガラッと変わるので、なりたいイメージに合わせて使い分けてみましょう!

  • 切れ長クール派:「跳ね上げライン」
    アーモンドアイの持つクールさや切れ長感をさらに強調したいなら、「跳ね上げライン」が断然おすすめです! 目尻のキワのラインを、目の形に沿って自然に延長し、最後の数ミリ(目安は3~5mm程度)をキュッと少しだけ上向きに跳ね上げます。角度をつけすぎると不自然に見えるので、「目尻のシワに沿って、斜め上に向かう」くらいのイメージで描くと失敗しにくいですよ。リキッドアイライナーを使うと、シャープで美しい跳ね上げラインが描きやすいです。これで、より大人っぽく、洗練された印象のアーモンドの目に!

  • ナチュラル優しい派:「流しライン」
    あまりキツく見せたくない、優しくナチュラルな印象に仕上げたい場合は、「流しライン」を試してみて。目尻のラインを跳ね上げずに、目のカーブに沿って、スーッと真横か、ほんの少しだけ下げ気味に流すように描きます。長さは、目尻から2~3mm程度はみ出すくらいが自然です。ペンシルアイライナーやジェルライナーで描いてから、綿棒やチップで軽くぼかすと、より柔らかい印象になりますよ。ブラウン系のアイライナーを使うのもおすすめです。

インライン(粘膜ライン)で自然なフレーム強調

「インライン」とは、まぶたの裏側、まつ毛が生えているさらに内側の粘膜部分に引くラインのこと。ここにラインを引くと、目のフレームが内側から自然に強調され、白目がクリアに見える効果や、デカ目効果が期待できるんです! アーモンドアイの場合、インラインを引くことで、より印象的で深みのある目元を演出できます。

ただし、粘膜はデリケートな部分なので、注意が必要です。

  • 専用アイテムを使う: 粘膜への使用が推奨されている、柔らかい芯のジェルライナーやペンシルライナーを選びましょう。
  • 清潔な手と道具で: ラインを引く前には手を洗い、アイライナーの先も清潔にしておきましょう。
  • 引きすぎに注意: 目頭から目尻までしっかり引く必要はありません。黒目の上あたりを中心に、細く引くだけでも効果があります。
  • コンタクトレンズの場合: コンタクトレンズにラインが付かないように注意し、もし違和感を感じたらすぐに使用を中止してください。

インラインは、やりすぎると少し怖い印象になることもあるので、「隠しライン」として、あくまで自然に目の輪郭を強調する程度に留めるのがポイントです。

なりたい印象別!アイラインの引き分け方

基本と目尻の処理、インラインをマスターしたら、さらに一歩進んで、なりたい印象に合わせたアイラインの引き分け方を試してみましょう!

  • 優しくフェミニンな印象にしたい:

    • 色: ブラウン系のアイライナーを選ぶ。
    • 種類: ペンシルやジェルで、少しぼかし気味に。
    • 目尻: 「流しライン」で、ほんの少しだけ下げ気味に描く。
    • 太さ: 全体的に細めに、ナチュラルに仕上げる。
  • クールで知的な印象にしたい:

    • 色: ブラックやネイビー、カーキなどの寒色系を選ぶ。
    • 種類: リキッドアイライナーで、シャープなラインを描く。
    • 目尻: 「跳ね上げライン」で、キリッとした印象に。
    • 太さ: 目尻に向かって少しだけ太さを出す。インラインもしっかりめに引く。
  • ナチュラルで抜け感のある印象にしたい:

    • 色: ダークブラウンやグレーなど、肌なじみの良い色を選ぶ。
    • 種類: ペンシルでまつ毛の隙間を埋める程度にするか、あえてアイラインを引かない選択もアリ。
    • 目尻: ラインを引く場合でも、ごく短く自然に流す程度に。
    • 太さ: 極細ライン、またはインラインのみにする。

このように、色や質感、目尻の処理を少し変えるだけで、アーモンドアイの印象は自由自在に操れます!

アイライナーの種類別おすすめポイント

最後に、アイライナーの種類ごとの特徴と、アーモンドアイさんへのおすすめポイントをまとめますね。

  • リキッドアイライナー:
    • 特徴: 発色が良く、くっきりとしたシャープなラインが描ける。乾くと滲みにくいものが多い。筆ペンタイプ、フェルトペンタイプなどがある。
    • おすすめポイント: 跳ね上げラインなど、 precise なラインを描きたいときに最適。クールな印象、しっかりメイク感を出したいアーモンドアイさんにおすすめ。ただし、手元がブレると修正が少し大変かも。
    • 例: ラブ・ライナーのリキッドアイライナー R4、UZU BY FLOWFUSHI の EYE OPENING LINER
  • ジェルアイライナー:
    • 特徴: 滑らかな描き心地で、スルスルとラインが引ける。ぼかしやすく、密着度が高いものが多い。繰り出し式のペンシルタイプや、ジャータイプを筆で取るタイプがある。
    • おすすめポイント: くっきりラインも、ぼかしたソフトなラインも作りやすい万能選手。インラインにも比較的使いやすい。落ちにくさを重視するアーモンドアイさんにも◎。
    • 例: キャンメイクのクリーミータッチライナー、デジャヴュのラスティンファインE クリームペンシル
  • ペンシルアイライナー:
    • 特徴: 最もベーシックなタイプ。芯が柔らかいものが多く、ナチュラルな仕上がり。ぼかしやすい反面、滲みやすいものもあるので注意。
    • おすすめポイント: メイク初心者さんや、ナチュラルメイク派のアーモンドアイさんにぴったり。まつ毛の隙間を埋めたり、優しい印象の流しラインを描いたりするのに適しています。
    • 例: ヴィセ アヴァンのリップ&アイカラー ペンシル、セザンヌのジェルアイライナー

どのタイプのアイライナーを選ぶかは、あなたの好みやなりたい仕上がり、使いやすさによって決めてみてくださいね。いろいろ試して、あなたのアーモンドの目にぴったりの一本を見つけるのも楽しいですよ!

4. アイシャドウ編:横長アーモンドの目を立体的に!美人度UPのアイシャドウテクニック

アーモンドアイの横長の魅力をさらに引き立て、立体感のある美人な目元を作るには、アイシャドウの塗り方がとっても重要! ここでは、アーモンドアイさんに似合うアイシャドウの基本的な塗り方から、色の選び方、質感の使い分けまで、詳しく解説していきますね。

横割りグラデ vs 縦割りグラデ、どっちが似合う?

アイシャドウの基本的な塗り方には、大きく分けて「横割りグラデーション」と「縦割りグラデーション」があります。

  • 横割りグラデーション: まぶたを横に分割し、目のキワから眉下に向かって、濃い色から薄い色へとグラデーションを作る方法。
  • 縦割りグラデーション: まぶたを縦に分割し、目頭から目尻に向かって、薄い色から濃い色へとグラデーションを作る方法。

アーモンドアイさんに特におすすめなのは、ずばり「縦割りグラデーション」です! なぜなら、縦割りグラデは目の横幅を自然に強調し、アーモンドアイの持つ切れ長感を最大限に活かしてくれるから。目頭側に明るい色、中央にミディアムカラー、そして目尻側に締め色を乗せることで、目に奥行きと立体感が生まれ、より印象的なアーモンドの目元を演出できます。

もちろん、横割りグラデーションが似合わないわけではありません。まぶたのタイプによっては横割りの方がしっくりくることもありますし、使う色や仕上がりの好みによって使い分けるのも良いでしょう。でも、迷ったらまずは「縦割りグラデーション」を試してみて、アーモンドアイの横長シルエットを美しく際立たせる効果を実感してみてください!

締め色の効果的な入れ方

縦割りグラデーションの中でも、特に重要なのが「締め色」の入れ方です。締め色とは、アイシャドウパレットの中で一番濃い色のこと。これを効果的に使うことで、目の形をコントロールしたり、目ヂカラをアップさせたりできるんです。

  • 目尻強調でさらに切れ長に: アーモンドアイの切れ長感をさらに強調したいなら、締め色を目尻側の「く」の字ゾーンに入れるのがおすすめ!上まぶたの目尻側3分の1くらいと、下まぶたの目尻側3分の1をつなげるように「く」の字に入れます。こうすることで、目のフレームが外側に広がり、よりシャープで大人っぽい印象になります。ライン状に細く入れるのがポイントです。

  • 黒目上でデカ目効果: 目を縦にも大きく見せたい、もう少し丸みのある印象にしたい場合は、締め色を黒目の真上あたりにポイントで入れるのも効果的です。目のキワに細く入れることで、黒目が強調され、瞳が大きく見える効果が期待できます。ただし、アーモンドアイの場合、入れすぎるとせっかくの横長感が薄れてしまう可能性もあるので、バランスを見ながら試してみてくださいね。

  • 下まぶたにも忘れずに: 締め色は、上まぶただけでなく、下まぶたの目尻側にも入れるのがおすすめ。上まぶたの締め色と繋げるように、細く入れることで、目の縦幅も自然に強調され、デカ目効果と抜け感が生まれます。

締め色の入れ方ひとつで、アーモンドアイの印象は大きく変わります。なりたいイメージに合わせて、入れる場所や範囲を調整してみてください。

ベース・ミディアムカラーの選び方と乗せる範囲

締め色以外の、ベースカラーとミディアムカラーの選び方と乗せる範囲も、美しいグラデーションを作るためには大切です。

  • ベースカラー:
    • 役割: まぶた全体のくすみを払い、アイシャドウの発色と持ちを良くする役割があります。
    • 色: アイボリー、ベージュ、淡いピンクなど、肌の色に近い明るめの色が基本。パーソナルカラーに合わせて、イエローベース(イエベ)さんなら黄みのあるベージュ、ブルーベース(ブルベ)さんならピンクみのあるベージュやオフホワイトを選ぶと、より肌なじみが良くなります。
    • 乗せる範囲: アイホール全体(眼球のくぼみに沿った部分)に、指または大きめのブラシでふんわりと乗せます。眉下まで広げすぎると、目が腫れぼったく見えることがあるので注意しましょう。
  • ミディアムカラー:
    • 役割: ベースカラーと締め色をつなぐ中間色。グラデーションに深みを与え、メインとなる色です。
    • 色: ブラウン、オレンジ、ピンク、カーキなど、様々な色がありますが、アーモンドアイさんには、肌なじみが良く、自然な陰影を作れるブラウン系や、温かみのあるオレンジ系、洗練された印象になるカーキ系などが特におすすめです。こちらもパーソナルカラーに合わせて選ぶと失敗が少ないです。イエベさんならキャメルやテラコッタ、ブルベさんならローズブラウンやグレージュなどが似合いやすいでしょう。
    • 乗せる範囲: 縦割りグラデーションの場合、まぶたの中央部分(黒目の上あたり)を中心に、二重幅より少し広めくらいに乗せます。目頭側のベースカラーと、目尻側の締め色との境目を、指やブラシで丁寧にぼかして、自然なグラデーションを作りましょう。

ベースカラーとミディアムカラーを丁寧に仕込むことで、締め色が際立ち、より立体的で美しいアーモンドの目元が完成します。

パール、ラメ、マット…質感の選び方

アイシャドウには、キラキラ輝く「パール」や「ラメ」、そして輝きのない「マット」など、様々な質感がありますよね。アーモンドアイのメイクでは、この質感の選び方も重要です。シーンやなりたい印象に合わせて使い分けるコツをご紹介します。

  • パール:
    • 特徴: 細かい粒子が上品なツヤと輝きを与えます。光を反射して、まぶたに立体感を出す効果も。
    • おすすめシーン: デイリーメイク、オフィス、上品に見せたい場面。
    • アーモンドアイへの使い方: ベースカラーやミディアムカラーに使うと、まぶたが明るく見え、自然な立体感が生まれます。目頭に少しだけ乗せると、白目がきれいに見え、抜け感を演出できます。ただし、パール感が強すぎると腫れぼったく見えることもあるので、乗せる範囲には注意しましょう。
  • ラメ:
    • 特徴: パールよりも粒が大きく、華やかなキラキラ感が出ます。光を集めて、目元を印象的に見せる効果大。
    • おすすめシーン: パーティー、デート、特別な日、華やかさをプラスしたい時。
    • アーモンドアイへの使い方: 黒目の上にポイントでのせると、瞳がキラキラして見え、デカ目効果も期待できます。涙袋に入れるのも可愛いですね。広範囲に乗せすぎると派手になりすぎたり、アーモンドアイのシャープさがぼやけたりすることがあるので、ポイント使いがおすすめです。大粒ラメより、繊細な多色ラメの方が大人っぽく仕上がります。
  • マット:
    • 特徴: 輝きがなく、しっとりとした質感。肌に溶け込むように馴染み、自然な陰影を作ることができます。
    • おすすめシーン: ナチュラルメイク、モードな雰囲気、落ち着いた印象に見せたい場面、腫れぼったさが気になる場合。
    • アーモンドアイへの使い方: 締め色にマットタイプを使うと、目のフレームが引き締まり、よりクールで知的な印象になります。ベースカラーやミディアムカラーをマットにすると、彫りの深い、落ち着いた目元を演出できます。腫れぼったさが気になるアーモンドアイさんは、アイホール全体にマットなブラウン系を使うと、すっきり見える効果がありますよ。

質感の組み合わせを楽しむのもおすすめです。例えば、ベースとミディアムはマットにして、黒目の上だけにラメを乗せる、といった使い方も素敵です。

腫れぼったく見えがちな場合の対策

アーモンドアイの方の中には、まぶたのタイプによって、アイシャドウを塗ると腫れぼったく見えてしまう…とお悩みの方もいるかもしれません。そんな時は、以下のポイントを意識してみてください。

  • マット系シャドウを活用する: 上述の通り、マットなアイシャドウは光を反射しないため、膨張して見えにくい効果があります。特にブラウン系のマットシャドウは、自然な陰影を作ってくれるのでおすすめです。
  • 暖色系よりも寒色系を選ぶ: ピンクやオレンジなどの暖色系は、色が膨張して見えることがあります。腫れぼったさが気になる場合は、ブラウンでも黄みの少ないグレージュや、グレー、カーキなどの寒色系を選ぶと、すっきり見える効果が期待できます。
  • 締め色をしっかり入れる: 締め色で目のキワを引き締めることで、まぶたの腫れぼったさが軽減されます。特に目尻側にしっかり入れると効果的です。
  • 明るい色を広範囲に乗せすぎない: ベースカラーやハイライトカラーなどの明るい色を、アイホール全体や眉下まで広範囲に乗せすぎると、まぶたが膨張して見えやすくなります。乗せる範囲を控えめにするか、マットな質感のものを選びましょう。
  • アイラインで引き締める: アイラインをしっかり引いて目のフレームを強調することも、腫れぼったさをカバーするのに有効です。

これらの対策を試して、あなたのアーモンドの目に合った、すっきりとしたアイシャドウメイクを見つけてくださいね。

5. +αテク:まつ毛と涙袋で差をつける!アーモンドの目に奥行きを出す秘密

アイラインとアイシャドウでアーモンドアイの基本的な魅力を引き出したら、さらに一歩進んで、まつ毛と涙袋、そして眉とのバランスで、目元全体の印象を格上げしましょう! これらの+αテクニックで、あなたのアーモンドの目にさらなる奥行きと輝きを与えます。

マスカラ:目尻強調で横幅をアピール!

アーモンドアイの横長の魅力を最大限に活かすには、まつ毛、特に「目尻側のまつ毛」が重要な役割を果たします! マスカラの塗り方一つで、目の横幅がぐっと広がって見えるんですよ。

  • 目尻のまつ毛をしっかりカール&セパレート: ビューラーで根元からしっかりカールさせるのはもちろんですが、特に目尻側のまつ毛は、少し外側に向かって流すようにカールさせるのがポイント。その後、マスカラを目尻に重点的に塗っていきます。ブラシを目尻側で左右に小刻みに動かしながら塗ると、根元からしっかり液がつき、ボリュームと長さを出すことができます。
  • セパレートタイプのマスカラを選ぶ: ダマにならず、まつ毛1本1本をきれいにセパレートしてくれるタイプのマスカラを選びましょう。コームタイプのマスカラや、セパレート効果の高いブラシのマスカラがおすすめです。まつ毛が束にならず、扇状に美しく広がることで、より洗練された印象になります。
  • 下まつ毛も忘れずに: 下まつ毛にもマスカラを塗ることで、目の縦幅も自然に強調され、バランスの取れたデカ目効果が得られます。特に目尻側の下まつ毛にしっかり塗ると、切れ長感がさらにアップします。ブラシを縦にして、1本1本丁寧に塗るのがコツです。
  • カラーマスカラで遊ぶのも◎: いつものブラックやブラウンだけでなく、ネイビーやバーガンディなどのカラーマスカラを目尻だけに入れるのもおしゃれ! アーモンドアイのミステリアスな雰囲気を引き立ててくれますよ。

まつ毛メイクで、あなたのアーモンドの目に、まるで羽が生えたような軽やかさと華やかさをプラスしましょう!

ビューラー:根元から上げて、目尻は流す!

美しいカールを作るためには、ビューラーの使い方も重要です。アーモンドアイさんのためのビューラーテクニックはこちら!

  1. 根元をしっかり挟む: まず、ビューラーをまつ毛の根元に当て、まぶたを挟まないように注意しながら、軽く力を入れて数秒間キープします。ここでしっかり立ち上げることが、カールを長持ちさせる秘訣です。
  2. 中間、毛先もカール: 次に、ビューラーを少しずつ毛先の方へずらしながら、中間、毛先の順に2~3回に分けて挟んでいきます。力を入れすぎず、優しくカールさせるのがポイントです。こうすることで、カクンと不自然に折れることなく、なめらかな上向きカールが作れます。
  3. 目尻は外向きに流す: ここがアーモンドアイさんのポイント! 目尻側のまつ毛をカールさせる時は、ビューラーを少しだけ外側に傾けるようなイメージで挟みます。こうすることで、まつ毛が自然に外側に流れ、目の横幅が強調されます。
  4. 目頭もしっかりと: 目頭側の短いまつ毛も、部分用ビューラーなどを使って、丁寧にカールさせてあげると、よりぱっちりとした印象になります。

ビューラーを使う前に、ティッシュなどでビューラーのゴム部分の汚れを拭き取っておくと、まつ毛がきれいに上がりやすくなりますよ。

涙袋メイク:やりすぎ感なく自然にぷっくり!

ぷっくりとした涙袋は、目を大きく見せ、若々しく優しい印象を与えてくれますよね。アーモンドアイさんの場合、クールな印象を和らげたい時や、可愛らしさをプラスしたい時に、涙袋メイクが効果的です。ただし、やりすぎると不自然に見えたり、せっかくのアーモンドアイの良さが消えてしまったりすることもあるので、「自然に、さりげなく」を心がけましょう。

  1. クマやくすみをカバー: まず、目の下のクマやくすみをコンシーラーでしっかりカバーします。これがキレイな涙袋メイクの土台になります。肌の色よりワントーン明るいリキッドコンシーラーやクリームコンシーラーを使い、指やスポンジで優しく叩き込むように馴染ませましょう。
  2. ハイライトカラーを乗せる: 次に、涙袋をぷっくり見せたい部分(黒目の下あたりが中心)に、ハイライトカラーを乗せます。おすすめは、肌なじみの良いベージュ系や、ほんのりピンクがかったパールシャドウ。ギラギラしすぎない、繊細なパールのものが自然です。細めのチップやブラシで、細く入れるのがポイント。あまり幅広く入れすぎないように注意しましょう。
  3. 影をほんのり描く: 涙袋の下に、ごく薄く影を描くと、より立体的に見えます。涙袋用の影ライナーや、薄いブラウンのアイブロウペンシル、マットなブラウン系のアイシャドウなどを使い、ニコッと笑った時にできる涙袋の影に沿って、細くラインを描きます。描いたラインは、綿棒や指で必ずぼかして、肌に馴染ませてください。影が濃すぎるとクマのように見えてしまうので、「描いたかわからない程度」でOKです。
  4. 目頭側にも少しだけ: 目頭側の「く」の字ゾーンにも、ハイライトカラーを少しだけ入れると、白目がきれいに見え、目元全体が明るい印象になります。

涙袋メイクは、あくまで「もともと涙袋があるように見せる」のが目標。控えめに入れることで、アーモンドアイの魅力を損なわずに、優しさや華やかさをプラスできますよ。

眉とのバランス:アーモンドアイを引き立てる眉の形

目元の印象は、眉の形によっても大きく左右されます。アーモンドアイの持つクールさや知的さを引き立てるためには、眉とのバランスも大切です。

  • おすすめの眉の形: アーモンドアイさんには、少し長めで、眉山がなだらかな「アーチ眉」や、直線的でキリッとした「ストレート眉」が似合いやすいと言われています。あまり角度をつけすぎず、自然なカーブを描くことで、アーモンドアイのシャープさと調和し、上品で洗練された印象になります。眉尻は、すっきりとシャープに描くのがポイントです。
  • 長さと太さ: 眉の長さは、小鼻と目尻を結んだ延長線上くらいまであると、顔のバランスが良く見えます。太さは、あまり細すぎず、かといって太すぎず、自眉の毛流れを活かした自然な太さがおすすめです。
  • 眉と目の距離: 眉と目の距離が近いと、彫りが深く見え、より印象的な目元になります。眉の下ラインを少し描き足して、目に近づけるように意識してみるのも良いでしょう。
  • 描き方のポイント: アイブロウペンシルで眉尻や足りない部分を描き足したら、アイブロウパウダーで眉全体をふんわりと色付けます。眉頭は薄めに、眉尻に向かって徐々に濃くなるようにグラデーションをつけると、自然な立体感が出ますよ。仕上げにアイブロウマスカラで毛流れを整えると、より垢抜けた印象になります。KATEの「デザイニングアイブロウ3D」のような、濃淡3色がセットになったパウダーは、グラデーションも作りやすく、ノーズシャドウとしても使えるので便利です。

眉は顔の額縁とも言われます。あなたのアーモンドアイを最高に引き立てる、理想の眉の形を見つけてみてくださいね。

6. もう迷わない!明日から実践できる「私のアーモンドアイ」最強メイク

さて、ここまでアーモンドアイの魅力と、それを最大限に活かすための様々なメイクテクニックをご紹介してきましたが、いかがでしたか? アイラインの引き方から、アイシャドウの塗り方、そしてまつ毛や涙袋、眉とのバランスまで、たくさんのコツがありましたね!

最後に、この記事でお伝えしたアーモンドアイ向けメイクテクニックのポイントを、ぎゅっとまとめておさらいしましょう。

  • アイライン: 基本は目の形に沿って細く自然に。目尻は「跳ね上げライン」でクールに、「流しライン」でナチュラルに印象チェンジ!インラインで自然なフレーム強調も忘れずに。
  • アイシャドウ: おすすめは目の横幅を活かす「縦割りグラデーション」。締め色は目尻の「く」の字ゾーンで切れ長感をアップ!ベース・ミディアムカラーで丁寧に土台を作り、パール・ラメ・マットの質感を使い分けて、なりたい印象を演出しよう。腫れぼったさが気になる場合はマット系を活用!
  • まつ毛: 目尻のまつ毛を重点的にカール&マスカラ!セパレートさせて、横幅を強調するのが鍵。
  • 涙袋: やりすぎ注意!コンシーラーで土台を整え、肌なじみの良いハイライトと、ごく薄い影で自然なぷっくり感を。
  • 眉: 少し長めでなだらかなアーチ眉やストレート眉がおすすめ。眉尻はシャープに、眉と目の距離も意識して。

たくさんのテクニックがありましたが、一度に全部完璧にやろうとしなくても大丈夫です。まずは一つ、「これならできそう!」と思ったものから試してみてください。

そして、私が一番大切だと思うのは、「自分の目の形を愛でること」です。アーモンドアイは、他の誰にもない、あなただけの特別な魅力を持っています。クールで、知的で、ミステリアスで、上品で…。そのユニークな形を、まずはあなた自身が好きになってあげてください。自信を持って、「これが私のチャームポイント!」と思えることが、どんなメイクテクニックよりも、あなたを輝かせる一番の秘訣だと私は信じています。

今日ご紹介したテクニックは、あなたのその素晴らしいアーモンドアイの魅力を、さらに引き出すための道具のようなもの。「こうしなきゃいけない」というルールはありません。ぜひ、楽しみながら色々な方法を試して、「これが私らしい!」と思える、あなただけの「私のアーモンドアイ」最強メイクを見つけてくださいね。

このテクニックで、あなたのアーモンドアイはもっともっと輝きを増すはずです! メイクは、新しい自分を発見したり、気分を上げたりできる、魔法のようなもの。ぜひ毎日のメイクアップタイムを楽しんで、あなたの魅力を存分に輝かせてくださいね!応援しています!

WRITING
西村恭平
西村恭平 Nishimura Kyohei

大学を卒業後、酒類・食品の卸売商社の営業を経て2020年2月に株式会社ブレーンコスモスへ入社。現在は「無添加ナッツ専門店 72」のバイヤー兼マネージャーとして世界中を飛び回っている。趣味は「仕事です!」と即答してしまうほど、常にナッツのことを考えているらしい。