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無添加スイーツ決定版!プロが選ぶ本当に美味しいお菓子4選

2025.12.06
無添加スイーツ決定版!プロが選ぶ本当に美味しいお菓子4選

「無添加」と書かれたスイーツを見かけるたび、私は「一体、何が“無添加”なんだろう?」と裏の表示を必ずチェックしてしまいます。実は「無添加」には明確な定義がなく、選ぶのがすごく難しいんですよね。 私も昔は「体に良さそう」というイメージだけで買っては、がっかりすることも…。

だからこそ、この記事では私が本気で「これなら安心」と思える、本物の無添加スイーツを見極める「3つのチェックポイント」を、私の体験談とともにお話しします。

1. 無添加スイーツって本当に美味しいの?イメージが変わる絶品おやつ達

無添加スイーツと聞くとあなたはどんなイメージを持ちますか。「健康には良さそうだけど味がイマイチかも」とか「なんだか物足りないんじゃないか」なんて思っていませんか。確かに以前は無添加をうたうおやつの中には素材の味を活かしきれずぼんやりした味のものも多かったかもしれません。健康志

向は嬉しいけれどスイーツとしてのご褒美感が薄い。そんなイメージが先行していた時期が私にもありました。

でもそれはもう過去の話です。実は最近素材本来の美味しさをとことん追求した結果として「無添加」にたどり着いた驚くほど美味しい無添加スイーツがたくさん登場しているんです。添加物を使って味を補ったり食感を無理やり作ったりするのではなく最高の素材が持つポテンシャルを最大限に引き出す。そんな情熱を持った作り手による絶品スイーツが続々と生まれています。

無添加スイーツの定義とは?

そもそも「無添加」とは何でしょうか。実は食品表示法において「無添加」という言葉に明確な法的定義はありません。一般的には食品添加物が使用されていないことを指しますが何を「添加物」とみなすかはメーカーの自主基準に委ねられている側面があります。例えば保存料不使用でも着色料は使っているかもしれません。あるいは化学調味料(アミノ酸など)は使っていなくても乳化剤や膨張剤は使っているケースもあります。

ですから私たち消費者が無添加スイーツを選ぶ際はパッケージの裏にある「原材料名」をしっかり確認することがとても大切です。そこに書かれているものがそのスイーツのすべてだからです。そして真に美味しい無添加スイーツは例外なくこの原材料名が驚くほどシンプルです。牛乳卵小麦粉砂糖。家庭のキッチンにもあるような材料だけで作られていることが多いのです。

なぜ今「美味しい無添加スイーツ」が注目されるのか

一昔前の無添加スイーツが物足りなく感じられた理由の一つは技術的な側面もありました。例えば乳化剤を使わずに油と水を均一に混ぜ合わせたり膨張剤(ベーキングパウダーなど)を使わずに生地をふんわりさせたりするのは高度な技術と手間が必要でした。そのためどうしても食感が劣ったり味が分離したりしがちだったのです。

しかし近年は製造技術の進歩や素材研究が進みました。さらに健康志向の高まりとともに「高くても良い素材のものを食べたい」という消費者が増えたことも追い風になりました。作り手たちはコストや手間を惜しまず最高の素材を探し求め添加物に頼らない製法を研究し続けました。その結果「無添加だから美味しい」と胸を張って言えるような素晴らしい無添加スイーツが市場に受け入れられる土壌が整ったのです。

素材の味がダイレクトに伝わるからこそ作り手は一切のごまかしが効きません。最高の牛乳最高の卵最高の果物。それらを見つける旅こそが美味しい無添加スイーツ作りの第一歩です。この記事ではそんな無添加スイーツの魅力とマニアックな視点で厳選した具体的なおすすめ商品をご紹介します。あなたの「無添加スイーツ観」がガラリと変わるかもしれませんよ。ぜひ最後までお付き合いください。

2. 【おすすめ無添加スイーツ①】プリン研究所「真・プリン なめらか」

まず最初にご紹介したいのはプリン好きなら一度はその名を耳にしたことがあるかもしれない「プリン研究所」の「真・プリン なめらか」です。大阪府池田市に本店を構えるこの高級プリン専門店はまさに無添加スイーツの理想形を追求する求道者のような存在です。私自身このプリンに出会った時の衝撃は忘れられません。スプーンを入れた瞬間の感触そして口に入れた瞬間に広がる濃厚な味わい。「プリンとはこういう食べ物だったのか」と感動させられた逸品です。

プリン研究所のプリン作りは「プリンは飲み物です」というキャッチコピーに象徴されるようにその究極のなめらかさが特徴です。しかし彼らが目指しているのは単なる食感の追求ではありません。本当に美味しいプリンとは何かを突き詰め素材の良さを最大限に引き出すこと。その結果としてたどり着いたのが添加物を一切排除したシンプルな構成なのです。

すべては素材のために。徹底したこだわり

この「真・プリン なめらか」のすごい所はなんといってもそのこだわり抜いた「素材」にあります。原材料表示を見てみてください。そこには「牛乳卵砂糖(てんさい糖)バニラビーンズ」のみ。たったこれだけです。ゼラチンや凝固剤はもちろん香料や着色料保存料といった添加物は一切使用されていません。

プリン研究所の所長である北村さんは最高の素材を見つけるために全国各地を飛び回りました。特にプリンの味わいを大きく左右する牛乳。一般的なプリンでは高温殺菌された牛乳が使われることが多いですがプリン研究所では違います。彼らが選んだのは岩手県の「山地酪農」でのびのびと育った牛から搾られる牛乳です。この牛乳は「ご当地牛乳グランプリ」で最高金賞を受賞したほどの逸品。低温殺菌(65度で30分)で処理されているため牛乳本来の風味やコクが生きています。この牛乳があるからこそあの濃厚で後味スッキリとした無添加スイーツが生まれるのです。

卵もまたプリンの命です。数々の卵をテストした結果選ばれたのは濃厚な味わいを持つ特定のブランド卵です。砂糖は体を冷やしにくいとされる北海道産の「てんさい糖」を使用。優しい甘さが素材の味を引き立てます。そして香り。バニラビーンズは最高級とされるマダガスカル産の中でも特にグレードの高いものを選定しその香りを低温でじっくりと牛乳に移すという手間のかけようです。

シンプルゆえの難しさ。技術が支える無添加

これだけシンプルな材料で作る無添加スイーツはごまかしが一切効きません。素材の良し悪しがそのまま味に出ます。さらに言えばゼラチンや凝固剤を使わずに卵の力(熱を加えると固まる性質)だけで固めるのは非常に繊細な火加減が要求されます。プリン研究所ではプリンの種類ごとにオーブンの温度や蒸気の量を1度単位1グラム単位で調整し最適な「す」が入らないギリギリの火加減を見極めています。

この徹底したこだわりと技術の結晶が「真・プリン なめらか」なのです。添加物でごまかさず素材の力だけで勝負している。だからこそ出せる濃厚でなめらかな舌触りはまさに絶品というほかありません。このプリンは「おとりよせネット」の「ベストお取り寄せ大賞」で銀賞を受賞するなど数々のメディアや専門家からも高い評価を受けています。受賞歴は伊達ではありません。それがこの無添加スイーツが「本物」であることの証明なのです。

どうやって楽しむ?プリン研究所の流儀

プリン研究所のプリンは通販がメインで専用のオンラインショップからお取り寄せが可能です。冷凍で届くため食べたい時に解凍して楽しめるのも嬉しいポイントです。しかもこのプリンには「ソース」が別添えで12種類(カラメルソースだけでもビターやスイートなど複数)も用意されており自分で味の組み合わせを選べるという楽しさもあります。

最初はぜひソースをかけずに「プリン本体」の味を堪能してみてください。牛乳と卵が織りなす素材そのものの優しい甘みとコクに驚くはずです。そのあでお好みのソースをかければまた違った表情を見せてくれます。お値段は一見すると高価に感じるかもしれません。しかしその製造にかかる手間と素材へのこだわりを知ればむしろ納得の価格です。「特別な日のご褒美」としてこれ以上の無添加スイーツはなかなかないでしょう。

3. 【おすすめ無添加スイーツ②】ユーハイム「バウムクーヘン」

「バウムクーヘンといえばユーハイム」という方はあなたも含めてきっと多いのではないでしょうか。神戸に本店を構え全国のデパ地下などで愛され続ける老舗です。そのユーハイムこそ実は無添加スイーツを語る上で絶対に欠かせない存在なのです。「えっあのユーハイムが?」と思うかもしれませんが彼らの菓子作りに対する哲学は現代の無添加スイーツの潮流を100年も前から先取りしていたと言っても過言ではありません。

私たちがユーハイムのバウムクーヘンを食べて「やっぱり美味しい」と感じるのにはちゃんとした理由があります。それは彼らが守り続ける「純正自然」の原則。つまり添加物に頼らないお菓子作りです。

「/0(スラッシュゼロ)」に込められた決意

ユーハイムには「/0(スラッシュゼロ)」という独自の基準があります。これは一体どういう意味でしょうか。食品表示のルールでは原材料と食品添加物を分けて記載する際その間に「/(スラッシュ)」を入れるのが一般的です。つまり「/0」とはスラッシュ以降に記載する添加物がゼロ=0であること。それを目指すというユーハイムの固い決意表明なのです。

彼らは公式サイトでも「ユーハイムのお菓子は『純正自然』」と高らかに宣言しています。具体的には膨張剤(ベーキングパウダーや重曹)乳化剤(油と水を混ぜるもの)保存料着色料などを使いません。バウムクーヘンというお菓子は本来とてもシンプルな材料で作られるべきもの。創業者であるカール・ユーハイム氏が日本で初めてバウムクーヘンを焼いた1919年(大正8年)当時からそのレシピは変わっていません。

シンプルな原材料。卵、砂糖、バター、小麦粉

ユーハイムのバウムクーヘンの原材料を見てみましょう。そこには「卵砂糖バター小麦粉」といったごくごくシンプルな材料が並んでいます。もちろんバニラやアーモンドプードルといった風味付けはありますが基本はこれだけです。

ではなぜ膨張剤も使わずにあのようなふんわりしっとりとした食感が生まれるのでしょうか。それは「別立て法」という伝統的な製法に秘密があります。卵を卵黄と卵白に分け卵白をしっかりと泡立ててメレンゲを作ります。このメレンゲの「泡立つ力(起泡力)」だけで生地を膨らませているのです。これは非常に手間がかかり熟練の技術が必要な作業です。天候や気温湿度によって卵白の泡立ち方は毎日変わります。それを見極められる職人技があってこそあの無添加スイーツが生まれるのです。

さらに乳化剤を使わないというのも並大抵のことではありません。バウムクーヘンはバターをたっぷり使うお菓子です。乳化剤なしでバター(油分)と他の生地(水分)を均一に混ぜ合わせるには素材の状態管理とミキシングの技術が問われます。ユーハイムは乳化剤を使わないチョコレートの開発に実に20年もの歳月をかけたと言われています。それほどまでに彼らの「/0」へのこだわりは徹底しているのです。

100年続く伝統。それが「無添加」の証

ユーハイムのバウムクーヘンがあれほどまでにしっとりとしていてバターの風味が豊かでそれでいて後味がすっきりしているのはすべてこの「/0」の哲学のおかげです。添加物で無理やり作った食感や風味ではなく素材そのものの力が職人の技術によって最大限に引き出された結果なのです。

100年以上も前から変わらず「いらないものは入れない」という菓子作りの本質を守り続けてきたユーハイム。それは現代でこそ無添加スイーツと呼ばれ脚光を浴びていますが彼らにとっては当たり前のことでした。私たちがこのバウムクーヘンを食べる時それは単なるおやつを食べているのではありません。100年の伝統と職人たちの誇りが詰まった「作品」を味わっているのです。これほど信頼できる無添加スイーツも珍しいですよね。

4. 【おすすめ無添加スイーツ③】ノースカラーズ「純国産ポテトチップス」

「えっポテトチップス?それがスイーツ?」と驚かないでください。甘いものだけがスイーツではありません。広義の「おやつ」や「間食」として捉えた時これほどまでに素晴らしい「無添加スイーツ(おやつ)」はないと私は断言します。特に甘い無添加スイーツがあまり得意ではない方やしょっぱい系のおやつが好きな方にはまさに救世主のような存在です。

それが北海道の企業「ノースカラーズ」が作る「純国産」シリーズのポテトチップスです。この商品の何がすごいか。それは「安心安全」と「美味しさ」を一切の妥協なく両立させている点です。

「純国産」という名の哲学

ノースカラーズは「おいしい純国産」というブランドスローガンを掲げています。彼らが目指すのは「お母さんが子どもに安心して食べさせられるおやつ」。そのため彼らの商品には化学調味料(アミノ酸など)人工甘味料合成保存料着色料香料といった食品添加物が一切使用されていません。これは簡単なようで非常に難しいことです。

特にポテトチップスのようなスナック菓子は「旨味」を出すために化学調味料に頼ることが非常に多いジャンルです。それを一切使わずに美味しいと感じさせるには素材そのものの力が不可欠です。ノースカラーズはその答えを「純国産」つまりすべての原材料を国産でまかなうという徹底したこだわりに見出しました。

原材料はたったの3つ!

では実際に「純国産ポテトチップス うすしお味」の原材料を見てみましょう。そこにはたった3つの言葉しか書かれていません。

「じゃがいも(国産・遺伝子組み換えでない)、こめ油(国産)、食塩(北海道製造)」

これだけです。本当にこれだけなんです。一般的なポテトチップスの裏表示を見たことがある方ならこれがどれほど驚異的なことかお分かりいただけるでしょう。このシンプルさこそがノースカラーズの無添加スイーツ(おやつ)たるゆえんです。

1. じゃがいも(国産・遺伝子組み換えでない)

主役のじゃがいもはもちろん国産。その多くはポテトチップス製造に最適な北海道産のものを使用しています。(じゃがいもが獲れない端境期である夏場のみ九州産や関東産が使われることもあります)。遺伝子組み換えでないことも明記されており安心への配慮が感じられます。

2. こめ油(国産)

揚げる油も純国産です。一般的なポテトチップスではコストの安い外国産のパーム油やそれらをブレンドした油が使われがちです。しかしノースカラーズは国産の米ぬかから作られる「こめ油」を100%使用しています。こめ油は酸化に強く風味が良いのが特徴です。さらに三和油脂株式会社の調査によれば油酔いの原因物質とされる「アクロレイン」の発生量がパーム油の約半分というデータもあります。だからノースカラーズのポテトチップスは厚切りでザクザクしているのに食べた後の胃もたれ感が驚くほど少ないのです。

3. 食塩(北海道製造)

味付けの塩ももちろん国産。オホーツクの海水から作られた「オホーツクの塩」を使用しています。ミネラルを含んだまろやかな塩味がじゃがいもの甘みを最大限に引き立てます。

素材の味で勝負する潔さ

化学調味料を使わない代わりに彼らは「こんぶだし」や「かつおだし」といった天然の旨味素材で味の奥行きを出そうとします(和風だし味などの場合)。しかしこの「うすしお味」に関してはそれすら使わず「塩だけ」。これは素材の味によほどの自信がなければできません。

実際に食べてみるとじゃがいも本来の甘みと旨みが口の中に広がります。最初は少し物足りなく感じるかもしれません。なぜなら私たちの舌が化学調味料の強い「旨味」に慣らされてしまっているからです。しかし噛みしめるほどにじわじわと広がる素材の美味しさ。これが「本物の味」なのだと実感できます。

この潔さと素材への愛が詰まったポテトチップスは甘いものが苦手な方にとって最高の無添加スイーツと言えるのではないでしょうか。罪悪感なく楽しめるおやつとして私(筆者)も常備している一品です。

5. 【おすすめ無添加スイーツ④】大江ノ郷自然牧場「大江ノ郷バウムクーヘン」

次にご紹介するのもバウムクーヘンですがユーハイムとはまた違ったアプローチで無添加スイーツの高みを極めた逸品です。それは鳥取県八頭郡(やずぐん)という自然豊かな場所にある「大江ノ郷(おおえのさと)自然牧場」が作る「大江ノ郷バウムクーヘン」です。

ここのバウムクーヘンの最大の特徴はもうパッケージを開けた瞬間にわかります。その美しい「黄色」。カステラかと思うほど鮮やかな黄金色は着色料によるものでは当然ありません。それこそがこの無添加スイーツの命であり主役である「卵」そのものの色なのです。

“天美卵”という奇跡の卵

大江ノ郷自然牧場は名前の通りもともとは養鶏場からスタートしました。彼らのミッションはただひとつ「本当に美味しくて安全な卵」を作ること。その答えが自社農場の平飼い卵「天美卵(てんびらん)」です。

一般的な鶏舎(ケージ飼い)とは異なり大江ノ郷の鶏たちは太陽の光が差し込む広々とした鶏舎の地面を自由に歩き回る「平飼い」で育てられています。与えられる飼料もすごい。遺伝子組み換えでないトウモロコシや大豆をベースにカニ殻や海藻唐辛子やニンニクまで加えた自家製のオリジナルブレンド。もちろん抗生物質や合成飼料は一切使いません。

そうやってストレスなく健康に育った鶏が産む「天美卵」は黄身がぷっくりと盛り上がり箸でつまんでも崩れないほどの弾力を持っています。そして何より味が濃く甘みが強いのです。大江ノ郷自然牧場はこの素晴らしい天美卵の美味しさをそのままスイーツで届けたいと考えました。

卵の力だけで焼き上げる無添加製法

大江ノ郷バウムクーヘンは「バウムクーヘンの味は卵で決まる」という信念のもと天美卵の風味を最大限に活かすレシピで作られています。驚くべきことに彼らは一般的なバウムクーヘンよりも卵黄の比率を増やしているそうです。あの濃厚な黄色とコクは天美卵をふんだんに使っている証なのです。

もちろんベーキングパウダー(膨張剤)や保存料といった添加物は一切不使用です。ではどうやって生地を膨らませるのか。彼らが採用したのはユーハイムと同じく本場ドイツの伝統製法である「別立て法」です。天美卵の卵白を強力なメレンゲに仕立てその泡の力だけで生地をふんわりと焼き上げます。卵の力が弱ければ生地は膨らまずに固くなってしまいます。まさに天美卵だからこそ可能な製法なのです。

鳥取の恵みが脇を固める

主役が天美卵であることは間違いありませんが脇を固める素材も一級品ばかりです。

  • バター: 地元鳥取が誇る名峰・大山のふもとで作られる「大山バター」を使用。フレッシュでコクのある味わいが卵の風味を引き立てます。

  • 小麦粉: 国産の小麦粉を使用。しっとりとした食感を生み出します。

  • 蜂蜜: 鳥取県内の「福田養蜂場」で採れた蜂蜜を使用。優しい甘さと香りを加えています。

  • 米粉: 地元鳥取県産の米粉も配合。これにより日本人の口に合うもっちりとした食感もプラスされています。

これらの厳選された無添加素材が鳥取の地で出会い職人の手によって一層一層丁寧に焼き上げられていきます。卵の濃厚なコクと優しい甘さが口いっぱいに広がるこのバウムクーヘンはまさに”卵が主役”の無添加スイーツです。食べるとどこか優しい気持ちになれるそんな力を持ったお菓子です。

6. 厳選!無添加スイーツ4選を徹底比較&実食レポート

ここまで4つの個性豊かな無添加スイーツをご紹介してきました。どれも作り手の情熱と哲学が詰まった素晴らしい逸品ばかりです。でも「どれも魅力的で結局どれがいいの?」と迷ってしまいますよね。

そこでこの4品を「こだわり度」「入手しやすさ」「おすすめシーン」といったマニアックな視点(笑)で比較する表を作成しました。あなたのライフスタイルや「今食べたい気分」に合わせて選ぶ参考にしてみてください。

無添加スイーツ4選 徹底比較表

商品名 1. プリン研究所「真・プリン なめらか」 2. ユーハイム「バウムクーヘン」 3. ノースカラーズ「純国産ポテトチップス」 4. 大江ノ郷自然牧場「大江ノ郷バウムクーヘン」
無添加の哲学 凝固剤・香料・保存料不使用。 素材の力を信じる求道派。 /0(スラッシュゼロ)。 膨張剤・乳化剤不使用の伝統派。 化学調味料・人工甘味料等不使用。 「純国産」の安心安全派。 膨張剤・保存料不使用。 「天美卵」という素材至上主義。
原材料のシンプル度 ★★★★★ (牛乳,卵,砂糖,バニラのみ) ★★★★☆ (基本の4素材+α) ★★★★★ (じゃがいも,油,塩のみ) ★★★★☆ (卵+鳥取の厳選素材)
こだわり度(マニアック度) ★★★★★ (素材探求と火加減が最高レベル) ★★★★☆ (100年の伝統と職人技) ★★★★☆ (こめ油100%と国産縛り) ★★★★★ (自社で鶏の飼料から管理)
甘さ 中〜強 (濃厚な甘み) 中 (優しい甘み) なし (しょっぱい系) 中〜強 (卵の甘みとコク)
価格帯 高価(ご褒美レベル) 中〜高(手土産に最適) 安価(日常のおやつ) 中〜高(手土産・お取り寄せ)
入手しやすさ △(公式通販がメイン) ◎(全国の百貨店など) ○(スーパーや自然食品店) △(公式通販・鳥取の本店)
おすすめシーン ・人生で一度は食べたい時 ・特別な記念日のご褒美 ・目上の方への手土産 ・安心の定番が欲しい時 ・罪悪感なくおやつを食べたい時 ・甘いものが苦手な方 ・優しい気持ちになりたい時 ・素材の力を感じたい時

こうして並べてみると同じ無添加スイーツというくくりでもそれぞれに全く異なる個性と魅力があることがわかりますね。どれが一番優れているというわけではなくあなたのシチュエーションによって選ぶ楽しさがある。それが無添加スイーツの世界の奥深さです。

筆者の実食レポート(体験談)

ちなみに私(筆者)が個人的に一番リピートしているのはどれかというと…お恥ずかしながら「ノースカラーズ」のポテトチップスです(笑)。もちろん甘い無添加スイーツも大好きなのですが日常的に食べるおやつとしてこの”罪悪感のなさ”と”素材の旨味”は本当に格別なんです。こめ油のおかげか不思議と胃にもたれず一袋ペロリと食べてしまうこともしばしば…。

一方で「特別な日のご褒美」として冷凍庫にストックしておきたいのは断然「プリン研究所」ですね。お値段は確かに張りますがあの感動的ななめらかさと濃厚な牛乳の風味は他では絶対に味わえません。自分を思いっきり甘やかしたい時に解凍して食べる一口はまさに至福の時間です。

「ユーハイム」は私にとって「安心の定番」です。どこの百貨店でも手に入る安心感と100年変わらない味。誰かにちょっとしたお礼で差し上げる時に選べば「/0」の哲学という素敵なストーリーも一緒に贈ることができます。

そして「大江ノ郷バウムクーヘン」は「優しい気持ちになりたい時」に選びます。あの鮮やかな黄色と卵の濃厚な香りは鳥取の豊かな自然をそのまま食べているような感覚にさせてくれます。温かい紅茶と一緒にゆっくりと味わいたいそんな無添加スイーツです。

あなたの無添加スイーツライフを応援します

無添加スイーツの世界はいかがでしたか。「美味しくないかも」というイメージは少し変わったでしょうか。

今回ご紹介した4品は数ある無添加スイーツの中でも特に哲学と美味しさが際立つものばかりです。しかし日本全国を見渡せばまだまだあなたの知らない素晴らしい無添加スイーツがたくさん眠っているはずです。

大切なのはパッケージの「無添加」という言葉だけを信じるのではなくその裏にある原材料名を見て作り手のメッセージを想像することです。なぜこの素材を選んだのか。なぜ添加物を使わないと決めたのか。そこに思いを馳せながら味わう無添加スイーツはあなたの心も体もきっと満たしてくれるはずです。

あなたのライフスタイルにぴったり合う無添加スイーツを見つけて美味しく楽しいおやつタイムを過ごしてくださいね。

WRITING
西村恭平
西村恭平 Nishimura Kyohei

大学を卒業後、酒類・食品の卸売商社の営業を経て2020年2月に株式会社ブレーンコスモスへ入社。現在は「無添加ナッツ専門店 72」のバイヤー兼マネージャーとして世界中を飛び回っている。趣味は「仕事です!」と即答してしまうほど、常にナッツのことを考えているらしい。