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【2026年最新】無添加スープのおすすめ4選!市販品を徹底比較

2025.12.07
【2026年最新】無添加スープのおすすめ4選!市販品を徹底比較

「無添加スープって、正直“味気ない”んでしょ?」 昔の私は本気でそう思っていました。体に優しくても、肝心の味がイマイチでは続きませんよね。

しかし、ここ数年で市場は激変。私も仕事柄あらゆる商品を試す中で、ついに「え、これが無添加?」と衝撃を受けたスープに出会ってしまいました。

この記事では、私が本気で「美味しい」と感じ、リピートしているおすすめ品だけを厳選。もう「無添加=美味しくない」なんて言わせませんよ。

1. 無添加スープって結局なに?プロが教える本物の見分け方

「無添加」の落とし穴

今日は「無添加」という言葉の、ちょっとマニアックなお話をしますね。あなたがスーパーやネットで「無添加スープ」と書かれた商品を見て「体に良さそう!」と思って手に取ること、ありますよね。私もです!でも、ちょっと待ってください。その「無添加」って、具体的に「何が」入っていないか、確認したことはありますか?

実は「無添加」という言葉、食品表示法(正確には2022年3月30日に消費者庁が策定した「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」)によって、使い方がかなり厳格になってきているんです。昔は「無添加」と書いておけばOKみたいな風潮もありましたが、今は「何が無添加なのか」をはっきりさせないと、消費者に誤解を与える可能性があるとされています。

例えば「無添加」とだけ書かれていて、実は化学調味料だけが不使用で、保存料や着色料は入っているかもしれません。逆もまた然りです。つまり「無添加」という言葉だけを鵜呑みにするのは、ちょっと危険なんですね。本当に体に優しい無添加スープを選びたいなら、私たちはもう一歩踏み込む必要があるんです。

本当の無添加スープの見分け方

では、どうすればいいのか。答えはシンプルです。「裏ラベル(原材料表示)」をマニアックにチェックすること、これに尽きます!

プロが教える、というと大げさかもしれませんが、私がいつも実践している無添加スープのチェックポイントをお伝えしますね。

まず、原材料表示を見て「/」(スラッシュ)を探してください。最近の表示ルールでは、原則として「/」の前が「食品」、後ろが「食品添加物」と分けて書かれています。例えば「…野菜エキス、食塩 / 調味料(アミノ酸等)、増粘剤(キサンタンガム)」となっていたら、調味料(アミノ酸等)と増粘剤が添加物だな、と一目でわかります。本気で無添加スープを探すなら「/」以降に何も書かれていないか、書かれていても天然由来のもの(例えばビタミンCなど)だけの商品を選ぶのが理想です。

次にチェックしたいのが「〇〇不使用」という具体的な表記です。「化学調味料不使用」「保存料不使用」「合成着色料不使用」。こうした表記は、企業がその点に自信を持っている証拠です。ただ、ここでも注意が必要です。「化学調味料不使用」と書いてあっても、他の添加物は使っている可能性があります。

私が一番重視しているのは、原材料表示の「シンプルさ」です。本当に美味しい無添加スープって、原材料がすごくシンプルなんです。「かぼちゃ、牛乳、玉ねぎ、バター、食塩」みたいに、家庭のキッチンにあるものだけで作られているようなスープ。そういうスープは、素材の味で勝負している証拠ですから。

酵母エキスは添加物?

さて、ここでマニアックな話を一つ。無添加スープ選びで必ずぶつかる壁、それが「酵母エキス」や「たんぱく加水分解物」の存在です。

これら、原材料表示を見ると「/」の前に書かれていることが多いんです。そう、法律上、これらは「添加物」ではなく「食品」に分類されます。だから「添加物不使用」と謳っている無添加スープにも、普通に入っていることがあります。

じゃあ、これは何なのか。簡単に言うと「うま味」を引き出すための成分です。酵母エキスはビール酵母やパン酵母から、たんぱく加水分解物は大豆や小麦などのたんぱく質を分解して作られます。これら自体が危険なわけでは全くありません。

ただ、マニアックな視点で言うと、化学調味料(グルタミン酸ナトリウムなど)を使わずに「うま味」を補強するために使われることが多いんです。だから「化学調味料不使用」と書いてあるのに味がしっかりしている無添加スープには、だいたい入っています。

これが悪いわけでは決してないんです。ただ、もしあなたが「素材本来の味だけで作られた、究極の無添加スープ」を探しているなら、この「酵母エキス」や「たんぱく加水分解物」すら入っていないスープを選ぶ、というのが一つのマニアックな答えになります。

まとめ

長くなりましたが、無添加スープを選ぶときは「無添加」の文字に安心せず「裏ラベル」をしっかり読むこと。そして「/」の後ろに何が書かれているか、そして「酵母エキス」などの「うま味」食品が入っているかをチェックすること。これが、プロ(自称ですが!)が実践する無添加スープの見分け方です。

この知識を持った上で、次の章から紹介する素晴らしい無添加スープたちを見ていきましょう!

2.【おすすめ無添加スープ①】「にしきや」

レトルトの常識を超える味

皆さん、レトルト食品ってどんなイメージですか?「手軽だけど、味はそこそこ」とか「ちょっと添加物が気になる」なんて思っていませんか?私も昔はそうでした。でも「NISHIKIYA KITCHEN(にしきや)」さんの無添加スープに出会って、その価値観は180度変わりました。はっきり言って、ここのスープは「レトルト」ではなく「ご馳走」です!

にしきやさんは、宮城県岩沼市に自社工場を持つ、レトルト食品専門のメーカーさんです。カレーが有名なので知っている方も多いかもしれませんが、実は無添加スープの実力が半端ないんです。

私が特におすすめしたいのが「コーンポタージュ」と「クラムチャウダー」。もうね、これがレトルトで食べられるなんて信じられないレベルなんです。コーンポタージュは、まるで高級ホテルの朝食で出てくるような、信じられないほどの「なめらかさ」と「コーンの甘み」。クラムチャウダーは、ゴロゴロ入った具材と、アサリのうま味が凝縮された深い味わい。

この美味しさ、もちろん化学調味料・着色料・香料は一切不使用です。まさに「無添加スープ」のお手本のような存在なんです。

素材への異常なこだわり

では、なぜ、にしきやさんの無添加スープはこんなに美味しいのでしょうか。その秘密は、マニアックなまでの「素材へのこだわり」にあります。

例えば、コーンポタージュ。主役のトウモロコシは、その時期に一番甘くて美味しい産地のものを厳選しています。それも、ただ使うだけじゃありません。甘みを最大限に引き出すために、裏ごしの工程にとことん時間をかけて、あの「なめらかさ」を生み出しているんです。牛乳や生クリームも、コーンの甘みを邪魔しない、コクがありつつもスッキリした味わいのものを選んでいます。

水にもこだわりがあって、工場の地下150メートルから汲み上げた清廉な「純水」を使用しています。スープのベースとなる水が美味しいから、素材の味が引き立つんですね。塩だって、ミネラル豊富な「沖縄のシママース」や、まろやかな「天日塩」など、スープの個性にに合わせて使い分けているという徹底ぶり。

クラムチャウダーもすごいです。具材のアサリ、じゃがいも、玉ねぎ、ベーコン。それらの素材のうま味を、一つ一つ丁寧に引き出してから合わせています。だから、化学調味料を使わなくても、複雑で深い「うま味」が口の中に広がるんです。

なぜ化学調味料なしで美味しい?

にしきやさんの無添加スープの最大の謎は「どうやって化学調味料なしでこの深みを出しているのか?」ですよね。

その答えは「手間」です。家庭で美味しいスープを作るとき、鶏ガラや野菜をコトコト煮込んで「ブイヨン(だし)」を取りますよね。にしきやさんは、それを自社工場で、とんでもない規模と精度でやっているんです。

例えば、西洋料理のベースとなる「フォン・ド・ヴォー(仔牛のだし)」や「チキンブイヨン」も、プロの料理人と同じように、骨や野菜をじっくりローストしてから煮出し、丁寧にアクを取り除いて作っています。この基本のだしがしっかりしているから、余計な「うま味」を足す必要がないんです。

これは、レトルト食品の製造効率だけを考えたら、絶対にできないことです。でも、にしきやさんは「美味しいものを作る」という信念のもと、その手間を惜しまない。だから、にしきやさんの無添加スープは、他のレトルトスープとは一線を画す「ご馳走」レベルの味になるんですね。

お値段は、一袋400円から600円くらいと、レトルトスープとしては少しお高めです。でも、このクオリティを考えたら、むしろ安いくらいだと私は思います。疲れた日の夜、この無添加スープを温めるだけで、最高に幸せなディナーになりますよ。

3. 【おすすめ無添加スープ②】「コスモス食品」

フリーズドライの進化

次に紹介したいのが、フリーズドライ(FD)の無添加スープです。「えー、フリーズドライ?お湯を注ぐだけのやつでしょ?」「無添加スープとは言っても、味は期待できないんじゃ…」そんな声が聞こえてきそうです。

わかります!その気持ち。でも、そんなあなたにこそ試してほしいのが「コスモス食品(Nature Future)」さんの無添加スープなんです。ここのスープを飲んだら、フリーズドライの概念が根底から覆されますよ!

コスモス食品さんは、兵庫県に本社を置く、フリーズドライ一筋のメーカーさんです。フリーズドライとは、マイナス30度程度で急速に凍らせた食品を、真空状態で乾燥させる技術のこと。水分だけが抜けるので、素材の色、風味、そして栄養価まで、作りたての状態を保つことができるんです。

この技術を駆使して作られたコスモス食品さんの無添加スープは「お湯を注ぐだけ」の手軽さでありながら「本格的」な味わいなんです。

おすすめラインナップ紹介

コスモス食品さんの無添加スープブランド「Nature Future」には、魅力的なラインナップがたくさんあります。

私が特にお気に入りなのが「ふんわりたまごの生姜スープ」。高知県産の生姜をたっぷり使っていて、お湯を注いだ瞬間に、ふわっと生姜の良い香りが立ち上ります。とろみのあるスープと、名前の通りの「ふんわり」とした国産たまごの相性が抜群で、飲むと体がポカポカ温まります。食欲がない朝や、ちょっと小腹が空いた時にぴったりな、優しい無添加スープです。

もう一つ、「オーガニックポタージュ」シリーズも外せません。「オーガニックコーン」や「オーガニックトマト」など、有機JAS認証を受けたオーガニック素材を使った贅沢なスープです。特にオーガニックトマトのポタージュは、トマトの酸味と甘みのバランスが絶妙で、フリーズドライとは思えないほどの「濃厚さ」を感じられます。

もちろん、これらのスープも化学調味料は無添加。素材の味を最大限に活かすことに注力しています。

素材を活かす独自技術

では、なぜコスmos食品さんの無添加スープは、フリーズドライなのにこんなに美味しいのでしょうか。

秘密は、素材選びと独自のフリーズドライ技術にあります。コスモス食品さんは、できる限り国産の、顔が見える生産者さんの素材を使うことを大切にしています。例えば、スープのベースとなる「だし」。昆布や野菜から丁寧にだしを取り、それをフリーズドライにすることで、お湯を注いだ時に「うま味」がしっかり蘇るように設計されているんです。

また、フリーズドライの工程もマニアックです。素材ごとに最適な凍結温度や乾燥時間を細かく調整し、風味や食感が損なわれないように細心の注意を払っています。この技術力があるからこそ、生姜の「香り」や、野菜の「甘み」が、お湯を注ぐだけでパッと花開くように再現されるんですね。

フリーズドライの無添加スープの最大のメリットは、その「手軽さ」と「保存性」です。一食あたり約150円から200円程度と、コスパも非常に良い。

オフィスでのランチのお供に、忙しい朝の「飲む野菜」として、またはアウトドアや旅行のお供に。にしきやさんのレトルトスープが「ご馳走」なら、コスモス食品さんのフリーズドライ無添加スープは「最高の日常の相棒」と言えるでしょう。フリーズドライを侮っていたあなた、ぜひ一度試してみてください!

4. 【おすすめ無添加スープ③】「野菜をMOTTO」

レンジ1分の手軽さ

「ああ、忙しい!でも野菜もしっかり摂りたい!」「料理する時間はないけど、体に優しい無添加スープが飲みたい!」そんなわがままを叶えてくれる、救世主のようなスープがあるんです。それが「野菜をMOTTO」さんのカップスープです!

この無添加スープの最大の魅力は、なんといってもその「手軽さ」。なんと、カップのまま電子レンジ(600W)で約1分温めるだけ。お湯を沸かす必要も、お皿に移し替える必要もありません。なんなら洗い物すら出ないんです!

この手軽さは、忙しい朝、バタバタのランチタイム、疲れ果てて帰ってきた夜、あらゆるシチュエーションで「あってよかった!」と心から思えるレベルです。

国産野菜の満足感

「でも、レンジで1分のスープなんて、どうせ具材はちょっぴりなんでしょ?」と思いますよね。私も最初はそう思っていました。

ところが「野菜をMOTTO」さんのスープは、その期待を良い意味で裏切ってくれます。スプーンですくうと、本当に「ゴロゴロ」と国産野菜が出てくるんです。

例えば「北海道産かぼちゃのチャウダー」なら、しっかり形を残したホクホクのかぼちゃが。「あさりと国産野菜の濃厚クリーミーなクラムチャウダー」なら、アサリやじゃがいも、玉ねぎがたっぷり。

これはもう「飲むスープ」というより「食べるスープ」。この一杯で、野菜をしっかり摂ったという「満足感」がすごいんです。この満足感こそが、野菜をMOTTOさんの無添加スープが多くの人に支持されている理由なんですね。

無添加と手軽さの両立

ここでマニアックな疑問です。「レンジで1分」で「野菜がゴロゴロ」で「常温保存可能」。なのに、なぜ「保存料」や「合成着色料」「うま味調味料(化学調味料)」を使わずにいられるのでしょうか?

その秘密は、レトルトパウチ食品の技術(加圧加熱殺菌)を、このカップスープに応用しているからなんです。高温高圧でしっかり殺菌処理を行うことで、保存料を使わなくても長期間の常温保存が可能になります。

また、うま味調味料を使わずにこの美味しさを実現しているのは、やはり「素材」の力です。「野菜をMOTTO」ブランドを展開しているのは、静岡県にあるモンマルシェ株式会社さん。ここはツナ缶で有名な会社ですが、野菜の選定にも並々ならぬこだわりを持っています。

使用する野菜は、原則「国産」。その時期に一番美味しい産地の野菜を厳選し、野菜本来の「甘み」や「うま味」を最大限に引き出すレシピを開発しています。だから、余計なものを足さなくても、しっかり「美味しい」と感じる無添加スープが作れるんです。

価格は1カップ400円から500円程度。手軽さを考えれば、コンビニでサラダとスープを買うよりも、ずっと満足度が高いと私は思います。オフィスに常備しておけば、忙しい日のランチが格上げされますよ!

5. 【おすすめ無添加スープ④】「AUGA(オーガ)」

JAS認証の安心感

最後にご紹介するのは、とことん「素材」にこだわりたい、オーガニック志向のあなたに心からおすすめしたい無添加スープです。リトアニア共和国からやってきた「AUGA(オーガ)」のオーガニック無添加スープです!

リトアニア?と驚かれるかもしれませんが、バルト三国の一つであるリトアニアは、実はヨーロッパでも有数のオーガニック大国なんです。AUGA(オーガ)は、そんなリトアニアで、自社農場でオーガニック野菜を育てるところから、スープの製造までを一貫して行っている、とんでもないスケールのメーカーさんなんです。

この無添加スープの最大の特徴は、その「信頼性」。EUのオーガニック認証はもちろん、日本の「有機JAS認証」もしっかり取得しています。

有機JAS認証というのは、農薬や化学肥料などの化学物質に頼らず、自然の力で生産された食品であることを、農林水産省が認めた証です。この認証を取得するのは非常に厳しい基準をクリアしなければならず、このマークがついているだけで「安心感」が違います。

珍しいラインナップの魅力

AUGAの無添加スープは、ラインナップも個性的で魅力的です。

私の一押しは「ビーツスープ(ボルシチ)」。ビーツは「食べる輸血」と言われるほど栄養価が高いスーパーフードですが、日本ではなかなか生で手に入りにくいですよね。このスープは、オーガニックビーツの「土の香り」と「濃厚な甘み」を手軽に楽しめます。もちろん、あの鮮やかな赤紫色は、ビーツ由来の天然の色。着色料は一切使っていません。

もう一つ「マッシュルームスープ」も絶品です。これも、オーガニックのマッシュルームをふんだんに使っていて、フタを開けた瞬間に、キノコの芳醇な香りが広がります。まるで森の中にいるような気分になりますよ。生クリームやバターをほとんど使っていないのに、信じられないほど「濃厚」でクリーミーなんです。

他にも「キャロットスープ」や「トマトスープ」など、どれもオーガニック野菜の「濃さ」を存分に味わえる無添加スープばかりです。

オーガニックの濃厚な味わい

「オーガニックって、体にいいのはわかるけど、味が薄そう…」そんなイメージ、ありませんか?AUGAの無添加スープを飲めば、そのイメージは消し飛びます。

AUGAのスープが濃厚なのは、オーガニック農法で力強く育った野菜の「素材力」が圧倒的に高いからです。化学調味料や保存料はもちろん不使用。原材料表示を見ると、驚くほどシンプルです。「有機野菜、水、有機スパイス、食塩」といった具合。

それでいて、なぜこんなに味がしっかりしているのか。それは、スープのベースとなる水にもこだわり、野菜のうま味を最大限に引き出すスパイスの調合を研究し尽くしているからです。

パッケージは、BPA(ビスフェノールA)フリーのレトルトパウチ。環境にも健康にも配慮されています。温め方は、パウチごと湯煎するか、中身を器に移してレンジで温めるだけ。

価格は一袋400円前後と、オーガニック無添加スープとしては非常にリーズナブル。体を内側からキレイにしたい日、ちょっとデトックスしたい日の「リセットスープ」として、AUGAは最強の選択肢だと思います!

6. 【筆者体験】タイプ別!無添加スープ4選をガチで飲み比べ(比較早見表)

比較早見表

お待たせしました!ついにこの時がやってきました。

今回ご紹介した、個性豊かな4つの無添加スープブランド「にしきや」「コスモス食品」「野菜をMOTTO」「AUGA」。

私、すべてお取り寄せして、実際に飲み比べてみました!

「結局どれが一番いいの?」というあなたの疑問にお答えすべく、私のマニアックな視点から「①味の濃厚さ」「②手軽さ」「③具材の満足度」「④1食あたりのコスパ」の4項目で、ガチで比較します。

まずは、ひと目でわかる「比較早見表」をご覧ください!(★5つで満点評価です)

項目 にしきや (レトルト) コスモス食品 (FD) 野菜をMOTTO (カップ) AUGA (レトルト)
①味の濃厚さ ★★★★★ ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★★
②手軽さ ★★★☆☆ ★★★★★ ★★★★★ ★★★☆☆
③具材の満足度 ★★★★☆ ★★☆☆☆ ★★★★★ ★★★☆☆
④1食あたりのコスパ ★★☆☆☆ ★★★★☆ ★★☆☆☆ ★★★★☆

※この評価は、あくまで私の個人的な感想です!

項目別ガチレビュー

この表だけでは伝えきれない、各無添加スープの魅力を、項目別に深掘りしていきますね。

①味の濃厚さ:★★★★★(にしきや、AUGA)

味の濃厚さでは「にしきや」と「AUGA」が双璧でした。ただし、その方向性は全く異なります。

「にしきや」は、上質なブイヨンや生クリームを使った「洋食屋さんのご馳走」の濃厚さ。一口飲んだ時の「うわ、美味しい!」という感動がすごいです。

一方「AUGA」は、オーガニック野菜そのものの「素材の力」からくる濃厚さ。ビーツやマッシュルームの味がガツンと来ます。体に染み渡るような、滋味深い濃厚さですね。

「野菜をMOTTO」も、野菜の甘みがしっかり出ていて★4つ。「コスモス食品」は、フリーズドライという特性上、他のレトルト勢と比べると少しあっさりした印象ですが、その分「だし」の風味を感じやすいという側面もあります。

②手軽さ:★★★★★(コスモス食品、野菜をMOTTO)

これはもう「コスモス食品」と「野菜をMOTTO」の圧勝です!

「コスモス食品」は、お湯を注ぐだけ。カップさえあれば、どこでも本格的な無添加スープが楽しめます。

「野菜をMOTTO」は、カップのままレンジで1分。洗い物ゼロ。この手軽さは、忙しい現代人にとって「神」レベルです。

「にしきや」と「AUGA」はレトルトパウチなので、湯煎するか、器に移してレンジで温める手間が少しだけかかります。

③具材の満足度:★★★★★(野菜をMOTTO)

「食べるスープ」としての満足度は「野菜をMOTTO」がダントツの1位でした!

スプーンですくうたびに、国産野菜が「ゴロゴロ」出てくる幸福感。これ一杯で、しっかり「野菜を食べた」という満足感が得られます。

「にしきや」も、クラムチャウダーなどは具材がしっかり入っていて満足度が高いです。

「AUGA」は、ポタージュ系が多いので具材感は控えめですが、その分スープ自体の「濃さ」で勝負しています。

「コスモス食品」は、フリーズドライなので具材の「形」は残りにくいですが、たまごスープの「ふんわり感」など、技術力でカバーしている印象です。

④1食あたりのコスパ:★★★★☆(コスモス食品、AUGA)

1食あたりの価格で考えると「コスモス食品」が一番優秀でした。フリーズドライで1食あたり約150円~200円程度で、このクオリティの無添加スープが飲めるのは驚異的です。

次点で「AUGA」。オーガニックJAS認証まで取っているのに、1食400円前後なのは、企業努力の賜物でしょう。

「にしきや」と「野菜をMOTTO」は、1食400円~600円程度。素材や製法、手軽さ(カップ代など)にこだわっている分、価格は少し上がりますが、その価値は十分にあると私は断言します!

シチュエーション別推しスープ

さて、これまでの比較を踏まえて、私が「こんなシチュエーションなら、この無添加スープが推せる!」というのを、独断と偏見で選ばせていただきます!

  • 「疲れた夜。料理はしたくないけど、最高のご馳走で癒されたい」あなたへ

    • 推し:「にしきや」の無添加スープ

    • 理由:レトルトの常識を超える「ご馳走」レベルの濃厚な味わいが、あなたの疲れを優しく溶かしてくれます。パンとワインがあれば、そこはもうレストランです。

  • 「忙しい朝!でも朝食は抜きたくないし、体も温めたい」あなたへ

    • 推し:「コスモス食品」の無添加スープ

    • 理由:お湯を注ぐだけで、すぐに温かくて美味しい無添加スープが飲めます。生姜スープなら、体もポカポカ。時間がない朝の、最強の味方です。

  • 「今日のランチ、野菜が足りないかも…手軽に野菜をプラスしたい」あなたへ

    • 推し:「野菜をMOTTO」の無添加スープ

    • 理由:レンジ1分で「ゴロゴロ野菜」が摂れるのは、これしかありません。「食べるスープ」として、ランチの満足度を格段に上げてくれます。

  • 「最近ちょっと食べ過ぎかも…体をリセットしたい」あなたへ

    • 推し:「AUGA」のオーガニック無添加スープ

    • 理由:有機JAS認証の安心感と、オーガニック野菜の力強さ。ビーツスープなどで、体を内側からデトックス。心も体もリセットされるような、クリーンな無添加スープです。

いかがでしたでしょうか?

一口に「無添加スープ」と言っても、これだけ多様で、魅力的な商品がたくさんあるんです。あなたのライフスタイルや、その日の気分に合わせて、ぜひお気に入りの無添加スープを見つけてみてくださいね!

WRITING
西村恭平
西村恭平 Nishimura Kyohei

大学を卒業後、酒類・食品の卸売商社の営業を経て2020年2月に株式会社ブレーンコスモスへ入社。現在は「無添加ナッツ専門店 72」のバイヤー兼マネージャーとして世界中を飛び回っている。趣味は「仕事です!」と即答してしまうほど、常にナッツのことを考えているらしい。