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無添加焼肉のたれ4種を正直レビュー!味・コスパで徹底比較

2025.11.12
無添加焼肉のたれ4種を正直レビュー!味・コスパで徹底比較

スーパーで焼肉のたれを選ぶ時、「無添加」と書かれていても種類が多くて迷いませんか?「無添加って、本当に美味しいの?」「味が物足りないかも…」そんな不安を感じている方も多いはず。 実は、最近の無添加だれは市販品でもレベルが高く、素材の旨味で勝負する絶品ぞろい。 

この記事では、「美味しさ」も「安心」も妥協したくないあなたへ、本当に買うべき「おすすめの無添加焼肉のたれ」を厳選。もうたれ選びで失敗しない、明確な選び方も解説します!

1. なぜ今「無添加の焼肉のたれ」?プロが注目する理由とは

皆さん、こんにちは!おうち焼肉、楽しんでいますか?ジュージューと焼けるお肉の音、立ち上る香り、たまりませんよね。おうち焼肉の主役は、もちろんお肉。カルビ、ロース、ハラミ…どれも最高です。でも、その最高のお肉の味を最終的に決める「たれ」を、あなたは「何となく」で選んでしまっていませんか?

スーパーのたれコーナーに行くと、本当にたくさんの商品が並んでいます。どれも美味しそうですが、実は、市販されている焼肉のたれの多くには、その味や色、保存性を保つために、さまざまな食品添加物が使われていることが多いんです。

よく使われる添加物とは?

例えば、原材料表示でよく見かける「調味料(アミノ酸等)」という表記。これは、主に「グルタミン酸ナトリウム」などのうま味調味料を指します。少ない量でガツンとした旨味を出してくれる便利なものですが、一方で、独特の風味が舌に残りやすく、「なんだか後味がずっと残る…」と感じたり、「お肉そのものの繊細な味が分かりにくい…」と感じたりする原因になることもあります。

ほかにも、たれにとろみをつけてお肉に絡みやすくするための「増粘多糖類」や「加工デンプン」。美しい色合いを保つための「着色料(カラメル色素など)」。日持ちさせるための「保存料(安息香酸Naなど)」。強い甘みを加えるための「人工甘味料(アセスルファムKやスクラロースなど)」。これら一つひとつは国の基準を満たした安全なものですが、たくさん集まると、どうしても「作られた味」という印象が強くなってしまいがちです。

私自身、色々な焼肉のたれを試してきましたが、添加物が多いものだと、食べた後に妙に喉が渇いたり、翌朝まで胃が重く感じたりすることがありました。

無添加を選ぶメリット

そこで今、私がプロの視点から強く注目しているのが、ズバリ「無添加の焼肉のたれ」なんです!

無添加の焼肉のたれを選ぶメリットは、何と言ってもその「クリアな美味しさ」にあります。化学調味料や人工甘味料に頼らず、醤油、みりん、砂糖といった基本の調味料、そして野菜や果物、スパイスなど、素材そのものの力で味を作っています。

だから、食べた時の後味が驚くほどスッキリしているんです。お肉の脂の甘みや、和牛ならではの香り(和牛香)を邪魔せず、むしろ引き立ててくれる。これこそが、無添加の焼肉のたれが持つ最大の魅力です。

また、素材がシンプルということは、体にも優しいということ。家族の健康を考える時、特に小さなお子様がいるご家庭では、「何を食べているか」が明確なのは大きな安心材料になりますよね。「美味しいけれど、ちょっと罪悪感が…」という気持ちから解放され、心からおうち焼肉を楽しめるようになります。

「無添加って、味が薄いんじゃない?」「物足りなさそう」と思うかもしれません。いいえ、そんなことはありません!むしろ、素材を厳選し、製法にこだわった無添加の焼肉のたれは、一般的なたれよりも「本物の味」が濃く、深いコクを持っていることが多いんです。

おうち焼肉の質をグッと上げる第一歩は、お肉のランクを上げることだけではありません。「たれ」を無添加に変えること。それこそが、最も手軽で、最も効果的な方法だと私は断言します。今日は、そんな無添加の焼肉のたれの中でも、特に個性が光る「マニアック」な逸品たちをご紹介しますね!

2. 【オススメ無添加焼肉のたれ①】味研「無添加 焼肉の生だれ」

まず最初にご紹介したいのは、私が出会った中でもトップクラスの「フレッシュ感」を誇る逸品、味研(あじけん)の「無添加 焼肉の生だれ」です!

スーパーで焼肉のたれを選ぶとき、棚に並んでいる商品は基本的に「常温保存」ですよね。これは、製造工程で「加熱殺菌」されているから。加熱することで品質を安定させ、長く保存できるようにしているわけです。

でも、この味研の「無添加 焼肉の生だれ」のすごいところ、そしてマニアックなポイントは、その名の通り、一切加熱処理をしていない「非加熱製法」を採用していることなんです。そう、正真正銘の“生”のたれなんですよ!

「生」だからこその圧倒的風味

加熱をしていない、ということはどういうことか。それは、熱に弱い繊ió(きはつせい)の香りや風味が、そのまま瓶の中に閉じ込められているということです。

このたれの原材料表示を見ると、醤油(国内製造)、砂糖、本みりん、ごま油、米酢、そして「国産にんにく」やすり胡麻などが並んでいます。さらに、ユーザーの皆様(私のようなマニア)のレビューや、元の指示にもある通り、まるで生の「りんご」や「玉ねぎ」をその場ですりおろして加えたかのような、驚くほどみずみずしい風味が口いっぱいに広がるんです。

一般的な加熱されたたれでは、野菜や果物の風味は「コク」や「甘み」に変化していますが、この生だれは違います。香りが「立っている」んです。特に、国産にんにくのパンチのある香り!これがもう、食欲をダイレクトに刺激します。

化学調味料はもちろん、合成保存料、着色料、さらには動物性原料も不使用。本当にシンプルな素材だけで作られているのに、この満足感。これは「非加熱製法」だからこそ成せる技ですね。

焼肉の「つけだれ」の概念が変わる

このたれは、お肉を「もみだれ」として漬け込むのも良いですが、私の一番のおすすめは、何と言っても「つけだれ」です。

焼きたてのアツアツのお肉を、このフレッシュな生だれにサッとくぐらせる。すると、お肉の熱でたれの香りがフワッと立ち上り、最高の状態で口に運ばれます。焼肉屋さんによっては、お客様が七輪の上で火を通すことでタレが完成するところもありますが、まさにあの感覚をおうちで体験できるんです。

醤油ベースのキリッとした味わいと、野菜や果物の自然な甘み、そして鼻に抜けるにんにくやごま油の香り。後味も非常にクリアで、お肉を何枚でも食べられてしまいます。

野菜を食べるためのたれ

この「無添加 焼肉の生だれ」は、お肉はもちろんですが、「野菜をたっぷり食べたい!」という時にこそ、真価を発揮すると私は思っています。

サンチュやレタスと一緒に

焼いたお肉と、お好みでキムチやご飯をサンチュやレタスで巻く時。この生だれをかけると、野菜のシャキシャキ感とたれのフレッシュ感が完璧にマッチします。野菜の青臭さをまったく感じさせず、むしろ野菜の甘みを引き立ててくれるんです。

焼き野菜のディップとして

キャベツ、玉ねぎ、ピーマン、キノコ類など、焼肉の脇役である焼き野菜。このたれをつけるだけで、一気に主役級の美味しさに変わります。野菜スティックのディップソースとして、生で使うのも最高ですよ。

温野菜サラダのドレッシングに

茹でたブロッコリーやもやし、人参などに、この生だれをかけるだけで、立派な「ごちそうサラダ」が完成します。お酢のさっぱり感も効いているので、ドレッシングとしても非常に優秀です。

「焼肉のたれは、こってり甘辛いもの」という常識を覆してくれる、革命的なフレッシュ感。いつものおうち焼肉に「爽やかさ」と「素材感」をプラスしたいあなたに、ぜひ試していただきたい逸品です。

3. 【オススメ無添加焼肉のたれ②】山田製油「へんこ万能だれ」

続いては、ごま好きさんには絶対に、絶対に試してほしい逸品です!京都でごま油の老舗として知られる「山田製油」さんが作る、「へんこ万能だれ」をご紹介します。

この「山田製油」さん、ただの老舗ではありません。「ごまの美味しさを“ごまかしなく”引き出す」ことをモットーに、昔ながらの製法で手間暇かけてごま油を作っている、まさに「ごまのプロフェッショナル」集団なんです。

そのごまのプロが、本気で作った焼肉のたれ。それがこの「へんこ万能だれ」です。

原材料の一番最初は「ごま」!?

このたれのマニアックポイントは、何と言ってもその原材料表示にあります。

一般的な焼肉のたれの原材料表示は、一番最初、つまり最も多く含まれている原料が「醤油」であることがほとんどです。しかし、この「へんこ万能だれ」は、なんと「ごま」が一番最初に来るんです!(※商品ロットやバージョンによって醤油が先に来る場合もありますが、いずれにせよごまが主役級であることに変わりありません)

これは、ごま油屋さんとしての強烈なプライドとこだわりを感じますよね。ベースは醤油や白味噌(これも京都らしい!)、砂糖、はちみつ、りんごなどで作られた甘辛い味噌風味なのですが、そこに加わる「焙煎ごま」の量と質が、他のたれとは桁違いなんです。

桁違いの「コク」と「香り」

蓋を開けた瞬間に広がる、深く、香ばしいごまの香り。これは、ただのごま油の香りではありません。丁寧に焙煎された「すりごま」そのものの、力強い香りです。

口に含むと、まず醤油と味噌の甘辛い味が広がりますが、その直後から、圧倒的なごまのコクが追いかけてきます。味研のたれが「フレッシュ(爽やか)」なら、こちらは「リッチ(濃厚)」の一言。

もちろん、化学調味料や保存料は一切不使用の無添加。それなのに、この複雑で奥行きのある味わい。ごまが持つ本来の旨味やコクが、いかにパワフルであるかを思い知らされます。この濃厚なコクは、焼いたお肉の脂の甘みと組み合わさると、まさに至福の味わいを生み出します。

真価は「万能」さにあり

このたれ、名前が「焼肉のたれ」ではなく「万能だれ」となっているところもミソです。そう、焼肉だけで終わらせるには、あまりにももったいないポテンシャルを秘めているんです。

焼肉につければ、一瞬で「極上のごま風味焼肉」になりますが、冷蔵庫に1本あると、あなたの料理のレパートリーが格段に広がりますよ。

豚バラや鶏肉との相性が抜群

焼肉では、牛カルビはもちろんですが、私が特におすすめしたいのは「豚バラ」や「鶏もも肉」です。豚の脂の甘さ、鶏の淡白な旨味と、この濃厚なごま味噌風味が本当に良く合います。

時短・絶品!野菜炒め

忙しい日の夕食に、豚肉とキャベツ、もやし、ニラなどを炒めて、仕上げにこの「へんこ万能だれ」を回しかけるだけ。これだけで、ご飯が止まらなくなる「絶品ごま味噌野菜炒め」が完成します。味がバシッと決まるので、料理が苦手な方にもおすすめです。

冷奴や和え物、TKGにも

お豆腐の上にかけるだけで、いつもの冷奴がごちそうに。茹でたほうれん草や小松菜と和えれば、本格的な「ごま和え」があっという間に作れます。さらなる背徳の味として、卵かけご飯(TKG)に少し垂らすのも…最高ですよ。

ごまの風味を「アクセント」ではなく「主役」として味わいたい。そんな、ごまを愛してやまないあなたに、ぜひとも体験してほしい濃厚無添加だれです。

4. 【オススメ無添加焼肉のたれ③】にくほんぽ「黒タレ 焼肉のたれ」

「いろいろマニアックなたれもいいけど、結局、焼肉のたれは“白いご飯”に合う、あの甘辛い王道の味が一番!」

そうお考えのあなたに、自信を持っておすすめしたいのが、にくほんぽの「黒タレ 焼肉のたれ」です。

このたれは、まさに「王道」と呼ぶにふさわしい、日本人なら誰もがホッとするような甘辛い醤油ベースの味わい。しかし、ただの王道ではありません。品質と素材にとことんこだわった、無添加の「優等生」なんです。

モンドセレクション7年連続金賞の実力

この「黒タレ」の品質を客観的に証明しているのが、その輝かしい受賞歴です。なんと、食のオリンピックとも呼ばれる「モンドセレクション」において、7年連続(※受賞歴は変動する場合があります)で金賞を受賞している実力派なんです。

世界が認めた美味しさ。それは、奇をてらった味ではなく、王道の味をどこまでも真面目に、丁寧に突き詰めた結果です。

国産原料へのこだわりが生む「安心感」

このたれの大きな特徴は、「国産原料」への強いこだわりにあります。

ベースとなる醤油は、香り高い「丸大豆醤油」を使用。そして、味の決め手となる甘みと酸味には、なんと「青森県産のりんご」をふんだんに使っています。砂糖の尖った甘さではなく、果物ならではの、まろやかで奥深い甘みが、このたれの“品格”を支えています。

もちろん、化学調味料、保存料、着色料などは一切使用していません。だから、お子様からご年配の方まで、家族みんなが安心して「美味しいね!」と言える。この安心感こそが、にくほんぽ「黒タレ」が選ばれ続ける理由です。

王道なのに、後味はスッキリ

このたれを口にすると、まずガツンと醤油の香ばしさと、りんご由来のしっかりとした甘みが広がります。まさに「これこれ!」と言いたくなる、白いご飯が欲しくなる味。

しかし、驚くのはその後です。あれだけしっかりとした味だったのに、後味が驚くほどスッキリしていて、ベタつかないんです。

これは、化学調味料(アミノ酸等)で無理やり作った旨味ではなく、丸大豆醤油、りんご、玉ねぎ、にんにくといった国産の自然な素材から引き出された「本物の旨味」だからこそ。無添加の証拠が、このキレの良い後味に現れています。

家族みんなの「ど真ん中」

このたれの魅力は、その「万能な王道感」にあります。

家族団らんの焼肉に

週末、家族みんなでホットプレートを囲む。そんな幸せなシーンの真ん中に、この「黒タレ」はぴったりです。お子様も大好きな甘辛い味で、野菜嫌いなお子様も、このたれをかけたお肉と一緒ならピーマンも食べてくれるかもしれません。

白いご飯が止まらない!

このたれは、白いご飯と出会うために生まれてきたと言っても過言ではありません。焼いたお肉をこのたれにたっぷり絡めて、ご飯の上にワンバウンド!想像しただけで、お腹が空いてきませんか?

お弁当のおかずや丼物にも

このたれで豚肉や牛肉を炒めれば、それだけで完璧な「焼肉弁当」のおかずになります。ご飯の上にキャベツの千切りと炒めたお肉を乗せれば、専門店の「焼肉丼」が簡単に作れますよ。

流行り廃りのない、本物の「王道」。無添加で、国産原料にこだわった「安心感」。家族みんなの「美味しい」を叶えてくれる、信頼の1本です。

5. 【オススメ無添加焼肉のたれ④】格之進「牛醤(うししょう)」

さて、最後にご紹介するのは、これまでの3本とはまったくカテゴリーが異なる、マニアック度MAXの究極の逸品です。

岩手県の熟成肉で全国にその名を轟かせる「格之進」。その格之進が、「肉をもっとも美味しく食べるため」だけに開発した、常識破りの調味料。それが「牛醤(うししょう)」です。

そう、これは厳密には焼肉の「たれ」ではありません。「醤(ひしお)」、つまり“肉から作ったお醤油”なんです。

「肉で肉を喰らう」という発想

「魚を発酵させて魚醤(ぎょしょう)が作れるなら、牛肉を発酵させても醤(ひしお)ができるのではないか?」

この、常人では思いつかないような発想から「牛醤」の開発は始まりました。

格之進が厳選した黒毛和牛の、それも旨味が凝縮された「赤身肉」を使用。これに、日本の伝統的な発酵技術である「麹(こうじ)」、具体的には「醤油麹」と「米麹」を加え、さらに「三陸・野田の塩」など厳選された塩で、じっくりと発酵・醸造させて作られています。

まさに、原材料は「牛肉、麹、塩」(※商品により砂糖やアルコール、でんぷんが安定剤として含まれます)というシンプルさ。化学調味料や保存料はもちろん無添加です。

旨味成分アミノ酸は30倍!?

驚くべきは、その製造プロセス。格之進の代名詞でもある「熟成肉」。その熟成肉から染み出た「発酵液」をベースに使っているというのです。

一説によれば、この発酵液には、旨味成分であるアミノ酸が、なんと通常の牛肉の30倍以上も含まれているとか。肉自体のポテンシャルを、発酵という日本の伝統技術で極限まで引き出した、まさに「旨味の爆弾」です。

使い方:味付けではなく「解放」

この「牛醤」は、一般的な焼肉のたれのように、お肉をベチャッと浸して使うものではありません。

使い方は、焼いたお肉に「数滴たらす」だけ。

お肉に数滴落とすと、牛肉から作られた牛醤の旨味(グルタミン酸やイノシン酸)と、今まさに焼いたお肉の旨味が共鳴し、信じられないくらいの「旨味の相乗効果」が生まれます。

これは、焼肉のたれで「味付け」をするという感覚とは全く違います。お肉が本来持っているポテンシャルを、牛醤が「解放」する、という感覚に近い。肉の旨味が、口の中で何倍にも増幅されるのがハッキリと分かります。

究極の調味料をどう楽しむか

このマニアックな調味料は、いつもの焼肉を「未知の体験」に変えてくれます。

高級な赤身肉を、塩とコレだけで

サシ(脂)がたっぷり入ったカルビよりも、ヒレやランプ、イチボといった「赤身肉」の美味しさを引き出すのに最適です。まずはシンプルに良質な塩(岩塩など)で焼き、最後の仕上げにこの牛醤を1滴、2滴。肉本来の味がこれほど濃かったのかと衝撃を受けるはずです。

わさび醤油の代わりに

焼肉に「わさび醤油」をつけるのが好きな方。その「醤油」をこの「牛醤」に変えてみてください。ツンとしたわさびの香りの奥から、爆発的な肉の旨味が追いかけてきます。

焼肉以外にも…

焼肉だけでなく、ステーキ、ローストビーフにかけるのはもちろん、私が試して驚いたのは「卵かけご飯(TKG)」です。卵のコクと牛醤の旨味が合わさり、背徳的な美味しさになります。また、白身魚のお刺身や、カルパッチョの隠し味に使うのも絶品です。

既存の「無添加 焼肉のたれ」では満足できなくなった、味の探求者であるあなたにこそ試してほしい。おうち焼肉の概念を根底から覆す、究極の無添加調味料です。

6. 【徹底比較】無添加焼肉のたれ4選のおすすめシーンはコレ!

さて、ここまで本当に個性的で、熱いこだわりが詰まった4つの「無添加 焼肉のたれ」をご紹介してきました。

味研の「生」のフレッシュ感、山田製油の「ごま」の濃厚なコク、にくほんぽの「王道」の安心感、そして格之進の「肉」の衝撃的な旨味…。どれも甲乙つけがたい、素晴らしい名品ばかりです。

「どれも魅力的だけど、結局どれが自分に合うの?」と迷ってしまいますよね。

そこで、私が実際にすべてを食べ比べてみた感想をもとに、独断と偏見で(笑)、それぞれの特徴とおすすめのシーンを比較表にまとめてみました!

筆者の独断レビュー!マニアック無添加焼肉のたれ比較表

商品名 マニアック度 甘さ コク 香り 筆者のおすすめシーン
味研「無添加 焼肉の生だれ」 ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★☆☆☆ 野菜・果物 とにかくフレッシュ!サンチュや野菜と一緒に
山田製油「へんこ万能だれ」 ★★★★☆ ★★☆☆☆ ★★★★☆ ごま・焙煎 ごま好き歓喜!豚バラや鶏肉にも相性抜群
にくほんぽ「黒タレ」 ★★☆☆☆ ★★★★☆ ★★★☆☆ 醤油・王道 家族団らんの焼肉。白いご飯が止まらない!
格之進「牛醤」 ★★★★★ ★☆☆☆☆ ★★★★★★ 肉・発酵 高級な赤身肉を、塩とコレだけで味わいたい時

各たれの特徴を深掘り!

味研「無添加 焼肉の生だれ」:爽やかさNo.1

マニアック度は星3つ。非加熱製法というこだわりがマニアックですが、味自体は醤油ベースで非常に食べやすいです。甘さは野菜や果物由来の自然な甘み。コクは比較的スッキリ(星2つ)していますが、その分、香りがすごい!「野菜・果物」と書きましたが、生のニンニクやリンゴを思わせる香りが鮮烈です。

おすすめシーン: ホームパーティーで「何このたれ!?」と驚かせたい時。野菜スティックのディップにも最適なので、BBQにもおすすめです。

山田製油「へんこ万能だれ」:ごまの濃厚さNo.1

マニアック度は星4つ。原材料にごまが主役級に来るという、老舗の意地を感じる逸品です。甘さは控えめ(星2つ)で、白味噌やごま本来のコクが前面に出ています(星4つ)。香りはもちろん「ごま・焙煎」。これでもかというくらい香ばしいです。

おすすめシーン: 忙しい日の「時短・万能調味料」として。これ1本で野菜炒めや和え物がプロの味になります。もちろん、ごま好きのあなたが豚肉や鶏肉をガッツリ食べたい時にも。

にくほんぽ「黒タレ」:安心感とご飯の相性No.1

マニアック度は星2つ。味は「王道」なのでマニアック度は低めですが、モンドセレクション金賞や国産原料(青森りんご等)へのこだわりは本物です。甘さはしっかり(星4つ)で、子供も大好きな味。コクも醤油ベースでしっかり(星3つ)あります。

おすすめシーン: まさに「週末の家族BBQ」。白いご飯を片手に、家族みんなでワイワイ楽しむシーンにこれ以上のたれはありません。お弁当のおかず作りにも大活躍します。

格之進「牛醤」:旨味と衝撃度No.1

マニアック度は文句なしの星5つ!もはや「たれ」ではない「醤」ですからね。甘さはほぼ感じません(星1つ)。しかし、その分「コク」というか「旨味」が振り切れています(星6つ!)。香りは「肉・発酵」。熟成肉と麹が織りなす、複雑で芳醇な香りです。

おすすめシーン: 自分へのご褒美や、大切な人へのおもてなしに。良い赤身肉が手に入った時、塩とわさび、そしてこの牛醤で、肉のポテンシャルを最大限に引き出してあげてください。

あなたの「無添加 焼肉のたれ」を見つけよう

いかがでしたでしょうか?

一口に「無添加 焼肉のたれ」と言っても、その個性は千差万別。素材のフレッシュさを活かしたもの、ごまのコクを追求したもの、王道の安心感を極めたもの、そして肉の旨味で肉を食べるという新次元のもの。

あなたの好みや、その日の気分、一緒に食べるお肉の種類、そして家族の顔ぶれに合わせて、お気に入りの「無添加 焼肉のたれ」を見つけてくださいね。

「たれ」が変われば、おうち焼肉の体験は劇的に変わります。添加物の雑味がないクリアな味わいは、お肉本来の美味しさを教えてくれるだけでなく、食べた後の体の軽さも実感させてくれるはずです。

ぜひ、あなたの食卓に、こだわりの「無添加 焼肉のたれ」を迎えてみてください。きっと、いつものおうち焼肉が、ワンランクもツーランクもアップすること間違いなしですよ!

WRITING
西村恭平
西村恭平 Nishimura Kyohei

大学を卒業後、酒類・食品の卸売商社の営業を経て2020年2月に株式会社ブレーンコスモスへ入社。現在は「無添加ナッツ専門店 72」のバイヤー兼マネージャーとして世界中を飛び回っている。趣味は「仕事です!」と即答してしまうほど、常にナッツのことを考えているらしい。