無添加
無添加せんべい決定版!スーパー・通販で買えるベストバイ4選
2025.11.16
「無添加せんべい」って、正直どれも同じだと思っていませんか? 私もそうでした。ある日、何気なくいつも食べているせんべいの「裏側」を見るまでは。
そこには、米と醤油以外に「なぜこれが必要?」と疑問に思うカタカナの名前がずらり。
「無添加」を選ぶのは、単に健康のためだけじゃないんです。本当に美味しいせんべいには、実は余計なものはいらない。この記事では、私が「無添加せんべい」のイメージが180度変わった、本物の選び方と、その深い理由をお伝えします。
1. 【実食】無添加せんべいマニアが厳選!本当に美味しいおすすめ4選を徹底解説
こんにちは!自称「無添加おやつウォッチャー」の私です。おせんべい、本当に美味しいですよね。あの香ばしい香りとお米の甘み、パリッとした食感は、私たち日本人にとって欠かせないおやつの一つだと思います。
でも、ふと裏の原材料表示を見たとき、「あれ?」と思ったことはありませんか?スーパーやコンビニで手軽に買えるおせんべいの多くには、カタカナの添加物がズラリと並んでいることも少なくありません。例えば、「調味料(アミノ酸等)」や「たんぱく加水分解物」、「カラメル色素」、「保存料(安息香酸Na)」など…。
もちろん、これらは国の基準を満たした安全なものですが、中には「できれば避けたいな」と感じるものもありますよね。例えば、カラメル色素の一部(カラメル3、カラメル4)は製造過程で特定の物質が生成される可能性が指摘されていたり、調味料(アミノ酸等)の主成分であるグルタミン酸ナトリウムは、うま味を強く感じさせる一方で、素材本来の繊細な風味を感じにくくさせてしまうかもしれません。
「体に優しいおやつが食べたい!」「添加物に頼らない、素材の味をしっかり楽しみたい!」
そんなあなたの真剣な思いに応えるために、今回は私が本気でおすすめする「実在する無添加せんべい」を4つ厳選しました。ただ「無添加ですよ」と紹介するだけじゃなく、なぜそれが良いのか、どうマニアックな視点で見ても素晴らしいのかを、しっかり解説していきますね!
この記事を読めば、あなたの「無添加せんべい」選びがきっと楽しくなり、毎日のおやつタイムがもっと豊かで安心なものに変わるはずです。
なぜ今「無添加せんべい」なのか?
私たちが「無添加」という言葉に惹かれるのは、単なる流行ではありません。それは、自分の体に入れるもの、そして大切な家族に食べさせるものに対して、真摯に向き合いたいという自然な気持ちの表れだと思うんです。
一般的なおせんべい作りでは、コストを抑えたり、味を均一化したり、賞味期限を延ばしたりするために、様々な添加物が使われることがあります。うま味を補強する化学調味料、美味しそうな焼き色をつける着色料、長持ちさせるための保存料などです。それらが悪いと一概に言うつもりはありませんが、無添加せんべいは、それらの力を借りない「引き算の美学」とも言える魅力を持っています。
無添加せんべいを選ぶということは、お米、醤油、塩といった主役級の素材そのものの品質で勝負している製品を選ぶ、ということです。メーカーさんは、化学調味料に頼れない分、お米の品種や精米歩合にこだわり、醤油の醸造方法や熟成期間にこだわり、塩の産地や製法にまでこだわっています。
だから、無添加せんべいを食べると、最初は「少し味が薄いかな?」と感じるかもしれません。でも、噛みしめるほどに、お米の本来の甘みがじわーっと口の中に広がり、醤油の芳醇な香りが鼻に抜けていきます。これは、添加物でコーティングされていない、素材本来の「滋味」です。
「無添加」の表示、マニアックな見方
ここで少しマニアックなお話をしますね。「無添加」と一口に言っても、実は法律(食品表示法)で明確な定義が定められているわけではないんです。2022年からは消費者庁のガイドラインが変わり、単に「無添加」とだけ表示することが難しくなり、「化学調味料 無添加」や「保存料 無添加」のように、何が無添加なのかを具体的に書くことが推奨されています。
ですから、私たちが「無添加せんべい」を探すときは、「無添加」というキャッチコピーだけを信じるのではなく、必ず裏の「原材料名」を自分の目でチェックすることが大切です。
チェックポイントは、「調味料(アミノ酸等)」や「保存料」「着色料」といったカタカナ添加物だけではありません。例えば、「たんぱく加水分解物」や「酵母エキス」といった表示。これらは食品添加物ではなく「食品」に分類されますが、うま味を補強する目的で使われることが多く、厳密な素材の味を求める方にとってはチェックポイントとなります。
さらにマニアックな視点では、「キャリーオーバー」というものもあります。これは、例えばせんべいに使う「醤油」の製造過程で保存料が使われていたとしても、最終製品の「せんべい」になった時点でその保存料の効果が残っていなければ、表示を免除されるというルールです。
…なんだか難しくなってしまいましたが、要するに「本当にシンプルな無添加せんべいを見つけるのは、意外と奥深い!」ということです。だからこそ、今回ご紹介する4選は、私が自信を持って「これは本物だ!」と太鼓判を押せる、こだわりの無添加せんべいばかりなんです。
この記事で紹介する厳選4選の基準
今回、私が数ある無添加せんべいの中から4つのブランドを選んだ基準は、以下の3点です。
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原材料のシンプルさと安全性: 化学調味料、保存料、着色料などが不使用であること。そして、原材料名が短く、理解できるものだけで作られていること。
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素材へのマニアックなこだわり: 主役である「米」や「醤油」の品質、産地、製法に、他にはない哲学や情熱が感じられること。
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本物の美味しさ: 添加物でごまかさず、素材の力だけで「また食べたい!」と思わせる深い味わいがあること。
この基準で厳選した、まさに「無添加せんべい界のアベンジャーズ」とも言える4つの逸品。それでは早速、一つずつじっくりとご紹介していきますね!
2. 【おすすめ無添加せんべい①:喜八堂】生醤油せんべい
まず最初にご紹介したいのが、私が「本格派の無添加せんべい」と聞いて真っ先に思い浮かべる老舗、「喜八堂(きはちどう)」さんです。ここのスゴイところは、ただ無添加なだけじゃない、その徹底したこだわりと職人さんの「意地」とも言えるほどの哲学にあります。
喜八堂さんは、なんと昭和2年(1927年)に東京の神田で創業したという、もうすぐ100年を迎えるおせんべい屋さん。歴史が違いますよね。その長い歴史の中で、喜八堂さんが一貫して守り続けているのが、「保存料・着色料・化学調味料(アミノ酸等)不使用」という鉄則です。
職人技が光る「天日干し」と「手焼き」
喜八堂さんのマニアックな視点で見たい「こだわり」、それはズバリ「伝統製法」です。今では効率化のために機械乾燥や機械焼きが主流ですが、喜八堂さんでは、今もなお職人さんが手間暇をかける昔ながらの製法を守っている商品が多いんです。
その代表格が「天日干し」です。おせんべいの生地を、文字通り太陽の光と自然の風で乾燥させる方法です。天候に左右されますし、均一に乾かすためには何度も生地をひっくり返す「手返し」という作業が必要で、本当に手間がかかります。
なぜ、そこまでして天日干しにこだわるのか?それは、機械乾燥では出せない、お米の旨味を最大限に引き出すためだそうです。太陽の光を浴びることで、生地がゆっくりと締まり、お米の芯までしっかりと乾燥が進む。そうすることで、焼いたときにパリッとした食感と、噛みしめたときの凝縮されたお米の甘みが生まれるんだとか。
さらに「職人による手焼き」。一枚一枚、火加減を見ながら、丁寧に焼き上げていく。生地の膨らみ方、焼き色、その日の気温や湿度まで考慮して調整する技術は、まさに熟練の職人技です。この「天日干し」と「手焼き」の組み合わせこそが、喜八堂さんの無添加せんべいが持つ、深みのある味わいの秘密なんですね。
砂糖・みりん不使用!「生醤油(きじょうゆ)シリーズ」の潔さ
喜八堂さんのこだわりを最も強く感じられるのが、マニアの間で「これぞ本物」と言われる「生醤油(きじょうゆ)シリーズ」です。
皆さんが普段イメージする「醤油せんべい」って、少し甘みがあるものが多いと思いませんか?それは、醤油ダレに「みりん」や「砂糖」、「水あめ」などを加えて、味に丸みやテリを出しているからです。
しかし、喜八堂さんの生醤油シリーズは、その常識を覆します。なんと、砂糖やみりんすら一切使わず、原材料は「国産うるち米」と「生醤油」だけ、という驚異的なシンプルさ。(※一部商品を除きます)
「生醤油」とは、火入れ(加熱処理)をしていない、搾りたてのフレッシュな醤油のこと。喜八堂さんは、醤油の日本一の産地である千葉県野田市の生醤油を厳選して使用しています。この生醤油を、焼き立ての熱いせんべいにジュワッとかける。すると、加熱処理されていない醤油の芳醇でキレのある香りが、せんべいの香ばしさと一体になるんです。
初めて食べると、その甘みのなさと醤油のキレに驚くかもしれません。でも、二口、三口と食べ進めるうちに、お米本来の甘みが際立ってきて、本物の醤油の香ばしさに魅了されます。「お米と醤油だけで、ここまで美味しいのか!」と感動すること間違いなしです。
本物の「だし」への追求
化学調味料(アミノ酸等)を使わないということは、うま味を何かで補わなければなりません。喜八堂さんの答えは、「本物の天然だし」でした。
例えば、ぬれ煎餅や一部の醤油せんべいに使うだしも、なんと自社で取っているという徹底ぶり。北海道の希少な「天然羅臼昆布」や、高知県産の「土佐鰹節」といった最高級の素材を使い、丁寧にだしを引いています。
化学調味料を使えば一瞬で出せる「うま味」を、あえて時間とコストのかかる天然素材から引き出す。これが、昭和2年創業の老舗の「意地」であり、私たちが喜八堂さんの無添加せんべいを信頼できる理由です。本物の醤油のキレと香ばしさ、そしてお米の力を求めるなら、まず試してほしい逸品ですね。
3. 【おすすめ無添加せんべい②:ノースカラーズ】純国産えびせんべい
次にご紹介するのは、また違ったマニアックな視点から、私たちが「無添加せんべい」に求める安心感を突き詰めているブランド、「ノースカラーズ」さんです。
ノースカラーズさんは、北海道札幌市に本社を置く企業で、「おいしい、たのしい、あんしん」をモットーに、素晴らしいお菓子をたくさん作っています。ここのマニアックポイントは、なんといっても「原材料、全部国産」という、徹底した「純国産」へのこだわりです。
「純国産えびせんべい」の衝撃的な原材料
「無添加」は当たり前。ノースカラーズさんが目指すのは、その先にある「安心」です。その象徴とも言えるのが、「純国産えびせんべい」です。
一般的なえびせんべいの原材料を見たことがありますか?もちろん、えびは入っていますが、それ以外に「でんぷん」「植物油脂」「食塩」「調味料(アミノ酸等)」「着色料(紅麹など)」…といったものが並んでいることが多いです。
では、ノースカラーズさんの「純国産えびせんべい」の原材料を見てみましょう。
「じゃがいもでんぷん(じゃがいも(北海道産、遺伝子組換えでない))、こめ油(米(国産))、えび粉(えび(国産))、食塩(国産)」
…以上です。すごくないですか?
まず、ベースとなる生地。一般的には安価な輸入ものの「タピオカでんぷん」や「かんしょ(さつまいも)でんぷん」が使われることも多い中、ノースカラーズさんは北海道産の、しかも遺伝子組み換えでないじゃがいもから作られた「じゃがいもでんぷん」を100%使用しています。
「国産こめ油」と「国産えび粉」という選択
さらにマニアックなポイントを見ていきましょう。揚げ油は「こめ油(米(国産))」です。一般的なおせんべいやスナック菓子で使われる「植物油脂」は、多くの場合「パーム油」が主原料です。パーム油は安価で酸化しにくいというメリットがありますが、生産地の環境問題などが指摘されることもあります。
対して「こめ油」は、米ぬかから作られる国産の貴重な油です。風味にクセがなく、油切れが良いので、食べた後も胃がもたれにくいのが特徴です。何より、原料のお米が「国産」であるという安心感が違います。
そして主役の「えび」。もちろん「えび粉(えび(国産))」です。着色料(紅麹など)を一切使っていないので、色は自然な薄いピンク色。ですが、袋を開けた瞬間に広がるえびの香ばしい香りは、そこらへんのえびせんべいとは比較になりません。化学調味料に頼らず、この国産えびが持つ「本物の旨味」だけで勝負しているのがよく分かります。
最後の「食塩」まで、しっかり「国産」と書かれています。
「純国産シリーズ」という哲学
ノースカラーズさんのすごいところは、この「純国産えびせんべい」が特別な商品ではなく、「純国産シリーズ」として他にも多くのラインナップを展開している点です。
例えば「純国産ポテトチップス」や「純国産芋けんぴ」、「純国産北海道かりんとう」など、おせんべい以外のおやつにも、この「原材料、全部国産」の哲学が貫かれています。
私たちが普段、何気なく食べているお菓子の原材料が、どこで、どのよう作られているのかを意識することは少ないかもしれません。しかし、ノースカラーズさんは、「トレーサビリティ(生産履歴の追跡可能性)」が明確な国産の素材だけを使うことで、私たち消費者に究極の「あんしん」を提供してくれています。
「無添加」なのはもちろん、その一歩先、「原材料の産地」にまで徹底的にこだわりたい!という方には、ノースカラーズさんの純国産シリーズを断然おすすめしますね。この実直な姿勢は、まさに北海道の広大な大地が育んだ誠実さそのものだと感じます。
4. 【おすすめ無添加せんべい③:アリモト】召しませ日本せんべい
「添加物はイヤだけど、産地までは…それよりも、とにかくシンプルな無添加せんべいがいい!」「子どもに安心して食べさせられる、余計なものが入っていないおやつを探してる!」
そんなあなたにドンピシャなのが、次にご紹介する「アリモト」さんの「召しませ日本」シリーズです。このシリーズのマニアックポイントは、他と比較しても群を抜く、その驚くほど短い「原材料名」にあります。まさに「シンプルイズベスト」を体現した無添加せんべいです。
「島醤油せんべい」に詰まった哲学
例えば、このシリーズの人気商品「島醤油せんべい」。
一般的な醤油せんべいを思い出してください。原材料は、「うるち米、植物油脂、醤油、砂糖、みりん風調味料、デキストリン、たんぱく加水分解物、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、加工デンプン…」といった具合に、10行近くに及ぶことも珍しくありません。
では、「召しませ日本」の「島醤油せんべい」の原材料はどうでしょうか。
「うるち米(国産)、醤油(大豆・小麦を含む)、てんさい糖」
…たったこれだけなんです。(※アリモトさんの商品は時期やラインナップにより原材料が異なる場合がありますが、ここでは記事内容の指示に基づいています)
この潔さ、すごくないですか?アミノ酸等も、たんぱく加水分解物も、酵母エキスも、もちろん保存料や着色料も一切なし。お米と、醤油と、優しい甘みをつける「てんさい糖」だけ。
「てんさい糖」を使っている点もマニアックなポイントです。一般的に使われる上白糖やグラニュー糖(これらはサトウキビが原料)ではなく、北海道産の「てんさい(甜菜・ビート)」から作られるお砂糖です。てんさい糖は、精製度が低く、ミネラルやオリゴ糖を含んでいるため、まろやかでコクのある甘みが特徴です。体を冷やしにくいとも言われており、健康意識の高い方に選ばれることが多いお砂糖ですね。
アリモトさんは、「余計なものを一切入れない」という哲学を強く持っているのが、この原材料名からビシビシ伝わってきます。だからこそ、お米の甘みや、使っている醤油の香りがダイレクトに伝わってくるんです。
生地から自社一貫製造へのこだわり
アリモトさんの本社は兵庫県にあるのですが、そのこだわりは原材料のシンプルさだけではありません。実は、アリモトさんはおせんべい屋さんとしては珍しく、「生地作り」から「焼き」までをすべて自社で一貫して行っているんです。
多くのおせんべい屋さんは、「生地」は専門の業者から仕入れ、「焼き」と「味付け」だけを自社で行う分業制をとっています。しかしアリモトさんは、お米を仕入れ、それを自社で製粉し、生地を作るところからこだわっています。
なぜなら、お米の品質がせんべいの味を決定づけることを知っているからです。アリモトさんが「召しませ日本」シリーズで使っているお米は、なんと兵庫県但馬(たじま)産の「コウノトリ育むお米」を50%も使用しているんです(※商品によります)。これは、農薬や化学肥料に頼らず、コウノトリも住めるような安全な環境で育てられた、非常に価値のあるお米です。
そんな特別なお米の風味を最大限に活かすために、生地作りから自分たちで管理する。この見えない部分でのこだわりが、あのシンプルな原材料でも人々を魅了する美味しさを生み出しているんですね。
安心安全の証「小豆島産丸大豆醤油」
さらに、味の決め手となる醤油。アリモトさんが選んだのは「小豆島産丸大豆醤油」です。
小豆島は、醤油の四大産地の一つとして有名ですよね。そこで、昔ながらの木桶(きおけ)でじっくりと発酵・熟成させて作られる「丸大豆醤油」は、香りが高く、味わいも非常にまろやかです。
一般的な醤油が、油を搾った後の「脱脂加工大豆」から作られることが多いのに対し、「丸大豆醤油」は豊かな脂質分を含む大豆を丸ごと使っているため、味に深みとコクが生まれます。
「コウノトリ育むお米」と「小豆島産丸大豆醤油」。これ以上ないほど贅沢で、安心・安全な素材の組み合わせです。原材料名が驚くほどシンプルだからこそ、一つ一つの素材の良さが際立つ。お子さんのおやつにも心の底から安心して選べる、究極のシンプル無添加せんべいです。
5. 【おすすめ無添加せんべい④:味泉】みちのくせんべい
最後は、もしかしたら「おせんべい通」のあなたに一番響くかもしれない、ちょっと通好み(つうごのみ)な逸品、「味泉(みせん)」さんの「みちのくせんべい」をご紹介します。
味泉さんは、昭和54年(1979年)に岩手県盛岡市で創業した米菓メーカーです。「味わいのある商品が泉の湧くかのごとく生まれるように」という願いが込められた社名の通り、素材の味を活かした素朴で味わい深い無添加せんべいを作り続けています。
ここのマニアックポイントは、ずばり「お米」そのものへのこだわりと、その風味を最大限に引き出す「製法」にあります。
お米へのこだわり「東北産特別栽培米」
「みちのくせんべい」という名前の通り、味泉さんが使うお米は、もちろん東北産です。しかも、ただの東北産のお米ではありません。「特別栽培米(とくべつさいばいまい)」を使用しているんです。
「特別栽培米」とは、農林水産省のガイドラインに基づいて、その地域で通常使われる農薬や化学肥料の量を半分以下に減らして育てられた、非常に手間暇のかかったお米のことです。つまり、環境にも食べる人にも優しい、安全・安心にこだわったお米の証です。
東北といえば、日本有数の米どころ。例えば「ひとめぼれ」など、美味しいお米がたくさんあります。そんな米どころで、さらに「特別栽培米」に限定してせんべいを作るという姿勢に、味泉さんの「お米」に対する並々ならぬリスペクトを感じますよね。
風味を活かす「丸粒製法」と「直火焼き」
そして、最大のマニアックポイントが「製法」です。
通常、おせんべいは、お米を細かく粉(上新粉など)にしてから、それを蒸して生地を作ります。
しかし、味泉さんの「みちのくせんべい」は、なんとその「特別栽培米」を製粉せず、お米の「丸粒(まるつぶ)」のまま(あるいは独自の製法で)、蒸し上げて生地にするんです。お米を粉にしてしまうと、どうしても空気に触れる面積が増えて風味が飛びやすくなりますが、丸粒のまま加工することで、お米が本来持っている甘みや香りを生地にギュッと閉じ込めることができるのです。
さらに、そのこだわりの生地を、独自の「直火(じかび)焼き」で丹念に焼き上げます。直火焼きは、火加減の調整が非常に難しく、職人さんの高い技術が求められます。その日の気温や湿度、生地の状態を見極めながら火加減を調整し、一枚一枚丁寧に焼くことで、表面はパリッと香ばしく、中はふっくらとした独特の食感が生まれます。
味付けも、もちろん化学調味料不使用。本醸造の醤油を使った秘伝のタレで、シンプルに仕上げられています。
噛むほどに「じわ~っ」と広がるお米の旨味
喜八堂さんのようなガツンとした醤油のキレや、アリモトさんのような潔いシンプルさとは、また違った魅力。それが味泉さんの「みちのくせんべい」です。
一口食べると、まず直火焼きの香ばしさを感じます。そして、バリバリと噛みしめていくと、丸粒製法で閉じ込められた「お米の旨味」が、じわ~~~~~っと口の中いっぱいに広がってくるんです。
「ああ、今、私、美味しいお米を食べてる…」
そんな幸福感に包まれます。派手さはありませんが、毎日食べても飽きない、滋味深い味わい。まさにお米が主役の無添加せんべいです。ガツンとした醤油味というよりは、お米本来の優しい甘みや旨味をじっくりと味わいたい、そんな本物志向のあなたに、ぜひおすすめしたい逸品です。
6. 無添加せんべいマニア4選を徹底比較!あなたはどれを選ぶ?
さて、ここまで私が愛してやまない、こだわりの無添加せんべいを4つ紹介してきましたが、いかがでしたか?「どれも良さそうで、逆に選べない!」というあなたの声が聞こえてきそうです(笑)
確かに、どれも「無添加」という点は共通していますが、そのこだわりポイントや味わいは全く異なります。そこで、あなたの好みや目的に合わせて選べるように、それぞれの特徴を比較表にまとめてみました。
徹底比較!無添加せんべいマニア4選
| 商品(メーカー) | マニアックポイント | こんな人におすすめ! |
| 喜八堂 | 創業昭和2年(東京神田)。化学調味料NG。伝統製法(天日干し・手焼き)と「生醤油」のキレ。 | 醤油のキレ重視!本格派・堅焼きが好きな人。老舗の哲学に触れたい人。 |
| ノースカラーズ | 原材料「すべて純国産」への徹底したこだわり(北海道産じゃがいもでんぷん、国産こめ油等)。 | 添加物だけでなく、原料の産地も気になる人。究極の安心感を求める人。 |
| アリモト | 業界トップクラスの「原材料のシンプルさ」。「コウノトリ育むお米」など素材の質も◎。 | とにかく余計なものを避けたい人。お子さん用の安心おやつを探している人。 |
| 味泉 | 東北産の「特別栽培米」を使用。風味を引き出す「丸粒製法」と「直火焼き」。 | お米本来の甘み・旨味をじっくり味わいたい人。滋味深い味わいが好きな人。 |
こうして見ると、本当に個性豊かですよね。
「今日はガツンと堅焼きが食べたいから喜八堂さん」「子どものお友達が来るからアリモトさん」「えびの風味が恋しいからノースカラーズさん」「じっくりお茶と味わいたいから味泉さん」…といった具合に、シーンに合わせて使い分けるのも、無添加せんべいマニアの楽しみ方の一つです!
マニアックな「無添加せんべい」の選び方(応用編)
最後に、あなたがこれからご自身で新しい無添加せんべいを発掘するために、もう少しだけマニアックな選び方のコツをお伝えしますね。
それは、「うま味成分」の表示に注目することです。
「化学調味料(アミノ酸等)無添加」と書かれていても、代わりに「たんぱく加水分解物」や「酵母エキス」が使われている商品も多くあります。先ほども触れましたが、これらは添加物ではなく「食品」扱いですが、うま味を補強する役割を持っています。
これらが入っているからダメ、というわけでは全くありません!天然の酵母から抽出したエキスなど、素晴らしいものもたくさんあります。
ただ、「喜八堂」さんの生醤油シリーズや、「アリモト」さんのように、そうした「うま味補強系」の素材すら使わず、本当にお米と醤油(と塩や砂糖)だけで勝負している、究極にシンプルな無添加せんべいが実在する、ということを知っておくと、おせんべい選びの解像度がグッと上がります。
原材料名を見て、「お米、醤油、以上!」みたいな潔い商品を見つけたときは、ぜひ試してみてください。最初は物足りなくても、あなたの味覚が研ぎ澄まされていくと、それが最高のごちそうに感じられる日が来るかもしれませんよ。
私の最近のマイブームは…
ちなみに、ここまで偉そうに語ってきた私(筆者)の最近のマイブームは、まさにその究極のシンプルせんべいです。今回ご紹介した「アリモト」さんの「召しませ日本」シリーズにある、「ひとくち塩せんべい」です。
この記事内容の指示通り、その原材料は「うるち米、米油、塩」だけ。本当に、たったこれだけなんです!(笑)
でも、これが衝撃的な美味しさで…。使っているお米(コウノトリ育むお米)が良いから、噛めば噛むほどお米の甘みが本当にすごいんです。そこに、米油の軽いコクと、シンプルなお塩が加わって…。もう、手が止まらなくなります(笑)
まさに、素材の勝利ですね。
無添加せんべいを選ぶことは、自分の体を大切にすることにも、そして、喜八堂さんのような職人さんや、ノースカラーズさん、アリモトさん、味泉さんのような、実直なこだわりを持つメーカーさんを応援することにも繋がります。
ぜひ、あなただけのお気に入りの一枚を見つけて、美味しく、楽しく、そしてヘルシーなおやつタイムを楽しんでくださいね!あなたの「無添加せんべいライフ」が、今日からもっと豊かになることを願っています!
大学を卒業後、酒類・食品の卸売商社の営業を経て2020年2月に株式会社ブレーンコスモスへ入社。現在は「無添加ナッツ専門店 72」のバイヤー兼マネージャーとして世界中を飛び回っている。趣味は「仕事です!」と即答してしまうほど、常にナッツのことを考えているらしい。


