無添加
【決定版】一度は行きたい無添加レストラン厳選4選
2025.12.14
「食事が体を作る」とは言いますが、本当に美味しい無添加レストランで食事をした翌日の、あの体の軽さを知っていますか? 私は、単に「体に良い」だけでなく、味も空間も「心から満たされる」お店こそが本物の「おすすめ」だと考えています。
今回は、私が通い詰めた中で「ここだけは別格」と断言できる、とっておきのお店を厳選。もう「無添加」という言葉だけでお店選びに失敗したくない、そう本気で思うあなたのための「答え」を、この記事に詰め込みました。
1. 美味しいだけじゃ物足りない!私たちが今、無添加レストランを選ぶワケ
最近「外食するなら、どんなお店に行きたいですか?」と聞かれたらあなたはなんて答えますか?「美味しいのは当たり前!」でも「ただお腹が満たされるだけじゃ、なんだか物足りない!」そんな風に感じている方が今とても増えている気がします。だからこそ私たちが今注目したいのが「無添加レストラン」という選択肢なんです。
なぜ今あえて「無添加レストラン」なのでしょうか。一昔前までは無添加と聞くと「ちょっと味が薄そう」「我慢が必要かも」「ストイックなイメージ」なんて声もあったかもしれません。ですが時代は変わりました。今の無添加レストランは驚くほど美味しく洗練されていてしかも個性的でエッジが効いているんです。
私たちが無添加レストランを選ぶ理由それは「体に良さそう」という漠然とした健康志向だけではありません。最大の魅力は「食材本来の味」を心の底から楽しめることだと私は思います。化学調味料や不必要な添加物で覆い隠されていない野菜が持つ本来の甘みお肉が持つ力強い旨味。そういった「本物の味覚」に出会った時私たちの体は素直に「美味しい!」と喜ぶんですよね。
そしてもう一つの大きな理由。それはその無添加レストランが持つ「こだわり」つまり「哲学」に共感できる外食体験の価値です。「なぜこの食材を選ぶのか」「なぜこの調味料を使わないのか」その一つ一つの選択にはオーナーやシェフの確固たる信念が込められています。その背景にあるストーリーを知った上でいただく一皿はただの食事を超えて私たち自身のライフスタイルや価値観にも良い影響を与えてくれるような気がしませんか。
外食は「非日常のエンターテイメント」です。せっかくなら心から納得できるお店を選びたいですよね。
この記事ではそんな「こだわりが強すぎる!」と私が嬉しくなってしまうような東京の超マニアックな無添加レストランを4軒厳選してご紹介します。正直どのお店も「無添加」という言葉だけでは括れないほど個性が爆発しています。
こっそりお伝えする今回の「マニアックな選定基準」は「信念の徹底度」です。ただ「無添加です」と謳うだけでなく「なぜそこまでやるの!?」と思わず突っ込みたくなるような愛すべきこだわりを持つレストランだけを選びました。きっとあなたの「こんなレストラン探してた!」が見つかるはずです。それでは早速東京のディープな無添加レストランの世界へご案内しますね。
2. 【無添加レストラン①:原宿】「MOMINOKI HOUSE(モミノキ ハウス)」
最初にご紹介する無添加レストランはまさに「レジェンド」と呼ぶにふさわしいお店です。東京の流行発信地である原宿。その原宿の地でなんと1976年(昭和51年)から営業を続けている自然食レストランの草分け的存在「MOMINOKI HOUSE(モミノキ ハウス)」さんです。
時代が追いついた!1976年からのこだわり
1976年ですよ。今から約50年も前です。日本で「オーガニック」や「マクロビオティック」という言葉が一般的に知られるずっと前からこの無添加レストランは「食べるものが心と体をつくる」というコンセプトを掲げ自然農法の食材にこだわり続けてきたんです。まさに「時代が追いついた」という表現がピッタリですよね。
このお店のすごいところは創業当時から「無添加」であることやオーガニック食材へのこだわりを一切ブラさずに営業を続けている点です。流行が目まぐるしく変わる原宿という土地でこれだけ長く愛され続けているという事実がこのレストランの哲学が本物であることの何よりの証拠です。オーナーである山田昭一さんの先見の明と食材への深い敬意には本当に頭が下がります。このレストランは日本の無添加レストランの歴史そのものと言っても過言ではありません。
マニアック解説!穀物コーヒーと野菜デリ
MOMINOKI HOUSEさんをマニアックな視点で見た時の魅力は長年愛され続ける定番メニューの奥深さにあります。特に注目したいのが「穀物コーヒー」です。コーヒーと名前がついていますがカフェインは一切含まれていません。大麦やライ麦チコリといった穀物や植物の根を焙煎して作られたいわゆる「たんぽぽコーヒー」などに近いものです。
ですがここの穀物コーヒーはただのノンカフェイン飲料ではありません。深煎りの香ばしさとほのかな苦味そして穀物由来の優しい甘みが絶妙なバランスなんです。一般的なコーヒーのような刺激はありませんが飲むと心がホッとするような不思議な満足感があります。これは化学的な香料や甘味料を一切使わない無添加だからこそ感じられる穀物本来の風味なんですよね。この味わいを知ってしまったら「カフェインを避けたいから」という消極的な理由ではなく「この穀物コーヒーが飲みたいから」という積極的な理由でこの無添加レストランを選んでしまうはずです。
そしてもう一つこの無添加レストランで絶対にチェックしてほしいのが「野菜のデリ(お惣菜)」です。MOMINOKI HOUSEさんでは自然栽培や有機栽培で育った野菜のパワーを最大限に活かしたデリが豊富に揃っています。一見すると素朴なお惣菜に見えるかもしれません。しかし一口食べればその違いに驚くはずです。
例えばシンプルな「青菜のごま和え」。使われているごまの風味が驚くほど濃厚で野菜のシャキシャキとした食感と甘みが際立ちます。余計な化学調味料を使わず良質なごまと醤油など昔ながらの無添加調味料だけで味付けされているからこそ素材の良さがダイレクトに伝わってきます。野菜料理の盛り合わせプレートなどを頼むとその時期に一番美味しい旬の野菜たちが主役級の輝きを放っているのがわかります。このレストランは野菜こそがご馳走であることを思い出させてくれる貴重な無添加レストランなんです。
MOMINOKI HOUSEの基本情報
MOMINOKI HOUSEさんは原宿駅や明治神宮前駅から徒歩圏内ですが少し奥まった場所にある隠れ家のような雰囲気も魅力です。店内は木の温もりを感じるアンティーク調の落ち着いた空間。ゆっくりと食事と会話を楽しみたい時に最適な無添加レストランです。
ランチタイムは玄米ごはんセットやヴィーガン対応のメニューなどが1500円前後から楽しめますしディナータイムもアラカルトからコースまで充実しています。価格帯はディナーで4000円から5000円程度でしょうか。原宿という場所柄海外からのお客さんも多くその方たちがこの無添加レストランの哲学に深く共感して訪れている姿も印象的です。日本の自然食レストランのパイオニアの味と哲学に触れたいならぜひ一度足を運んでみてください。
3. 【無添加レストラン②:自由が丘】「菜道(さいどう)」
次にご紹介する無添加レストランはもはや「規格外」です。おしゃれな街自由が丘に店を構える「菜道(さいどう)」さん。このお店はヴィーガン(完全菜食主義)レストランとしてアメリカのヴィーガン・ベジタリアン向け情報サイト「HappyCow(ハッピーカウ)」で2019年に「ベスト・ヴィーガン・レストラン」世界第1位に輝いたというとんでもない実績を持つレストランなんです。
世界が認めた「ヴィーガン」の枠を超える味
「ヴィーガンレストランか。私はヴィーガンじゃないし…」と思ったあなた。ちょっと待ってください!このレストランのマニアックなポイントはそこ(だけ)ではありません。もちろんヴィーガンであることもすごいのですが「菜道」さんの真骨頂はその「徹底した無添加哲学」と「それを感じさせない圧倒的な美味しさ」にあります。
この無添加レストランのシェフである楠本勝三さんは「菜道」をオープンする前はなんとラーメン店を経営されていたという異色の経歴の持ち主。その経験がこのレストランの料理に「パンチ力」と「満足感」を与えているんです。ヴィーガン料理や無添加料理にありがちな「物足りなさ」とは完全に対極にある「攻めの無添加レストラン」と言えるでしょう。
秘密は「不使用」の徹底力
「菜道」さんの無添加哲学は本当にマニアックで徹底しています。まず肉魚卵乳製品といった動物性食材は一切使用しません。これはヴィーガンレストランとして当然のことです。しかし「菜道」さんはさらにその先を行きます。
なんと「化学調味料(うま味調味料)」も一切不使用。さらに驚くべきことに「精製糖(白砂糖)」までも一切使用しないんです。白砂糖を使わない無添加レストランは増えてきましたがここまで徹底しているお店はなかなかありません。甘みは甜菜糖やメープルシロップなど自然由来のものでつけています。
この「動物性食材不使用」「化学調味料不使用」「精製糖不使用」というトリプルアタック。これを実現しながら世界一に評価されるほどの「美味しい料理」を提供する。これがどれほど困難なことか想像がつきますか?素材の旨味を極限まで引き出す技術と既成概念にとらわれない柔軟な発想がなければ絶対に成り立ちません。このレストランは無添加の可能性を極限まで追求している場所なんです。
マニアック解説!驚きのラーメンとうなぎもどき
この無添加レストランの凄さを最も体感できるのがランチでも大人気の「ラーメン」とディナーで提供されることもある「うなぎ(もどき)」です。
まずは「ラーメン」。ヴィーガンラーメンであり無添加ラーメンです。スープを一口飲むと「えっ!?」と声が出ます。動物系のダシも化学調味料も使っていないのに信じられないほどの「コク」と「旨味」が口の中に広がるんです。このスープの秘密は企業秘密だそうですが昆布や椎茸などの乾物や大量の野菜から丁寧に丁寧に引き出したダシがベースになっていることは間違いありません。楠本シェフのラーメン職人としての技術が植物性素材だけでこの重層的な味わいを生み出しているんです。これはもう「発明」です。ジャンクなものが食べたいという欲求を罪悪感ゼロで満たしてくれる最高の無添加ラーメンです。
そして「うなぎ(もどき)」。これは「もどき料理」の概念を根底から覆されます。見た目は完全な「うな重」。しかし原材料は豆腐や大和芋などだそうです。驚くべきはその食感と味わい。皮のパリッとした感じと身のフワッとした食感が巧みに再現されており甘辛いタレ(もちろん精製糖不使用)と合わさると脳が「これはうなぎだ」と錯覚するほどのクオリティ。このレストランは「無いから我慢する」ではなく「無くてもここまで出来る」というクリエイティビティを体験できる無添加レストランなんです。
菜道の基本情報
「菜道」さんは自由が丘駅から徒歩5分ほどの場所にあります。店内はカウンター席とテーブル席があり落ち着いた雰囲気。ランチは「カツ重」や「ラーメン」などが1300円前後からと意外にもリーズナブル。ディナーはコース料理が中心で価格帯は5000円から8000円程度です。世界中からお客さんが訪れるため特にディナーは予約必須の無添加レストランです。「無添加」や「ヴィーガン」の常識を覆されたいあなたはぜひこの衝撃を体験してみてください。
4. 【無添加レストラン③:恵比寿】「SUMI-BIO(スミビオ)」
3軒目にご紹介するのは大人の街恵比寿にある無添加レストラン「SUMI-BIO(スミビオ)」さんです。ここは前出の「菜道」さんとは対照的に「引き算の美学」を強く感じるお店。とにかく「素材の力」で勝負する潔さがマニアックな魅力の無添加レストランです。
「引き算の美学」を体現する自然野菜
「SUMI-BIO」さんの主役はなんといっても「自然野菜」。契約農家さんから直送されるその時一番美味しい旬の野菜たちは力がみなぎっていて生命力を感じさせます。このレストランの素晴らしいところはそうしたパワフルな野菜たちに過度な調理や味付けをしないこと。
もちろん自家製の無添加ドレッシングなども絶品なのですがこのレストランでは野菜を「焼く」「蒸す」といったごくごくシンプルな調理法で提供してくれます。なぜならそれが一番野菜本来の甘みや香り苦味といった複雑な味わいを感じられるから。この「引き算」こそが素材への絶対的な自信の表れですよね。このレストランでは「野菜ってこんなに味が濃かったんだ」という当たり前だけれど忘れがちな感動を思い出させてくれます。
マニアック解説!主役級の「15種類の天然塩」
「SUMI-BIO」さんの最大のマニアックポイント。それは調味料への異常なまでのこだわりです。特に「塩」。なんとこの無添加レストラン「15種類もの天然塩」が用意されているんです!すごくないですか?
15種類ですよ。普通レストランで塩が出てきても「岩塩」か「海塩」かくらいですよね。ここでは産地や製法結晶の大きさが異なる世界中や日本各地の天然塩がズラリと並びます。例えばヒマラヤのピンクソルトフランスのゲランドの塩沖縄のぬちまーすなど。残念ながら全15種類の詳細リストは公開されていませんがそのラインナップは圧巻です。
そしてこの15種類の塩を先ほどのシンプルな自然野菜に「自分で選んで」つけて食べるスタイルが本当に楽しいんです。同じ野菜でもつける塩を変えるだけで味わいが劇的に変わります。甘みを引き立てる塩旨味をブーストする塩香りを際立たせる塩。塩が「調味料」という脇役ではなく野菜と対等な「主役」になっているんです。これぞまさに「引き算の美学」の極み。無添加レストランだからこそできる素材の味を最大限に楽しむためのエンターテイメントですよね。
こだわりの酵素玄米と自家製ドレッシング
塩と野菜だけでなくもちろん他の食材へのこだわりも半端ではありません。お米は高知県から直送される「酵素玄米」を提供しています。酵素玄米は玄米を小豆と塩と一緒に炊きそれを保温しながら3日以上熟成させたもの。モチモチとした食感と玄米のプチプチ感が同居し旨味と栄養価が格段にアップしています。このレストランのパワフルな野菜たちに負けない存在感を放つ主食です。
そして野菜を彩るドレッシングももちろん全て自家製の無添加ドレッシングです。ジンジャーソースやフレッシュトマトソースなど化学調味料や保存料を一切使わず素材の味を活かしたドレッシングは野菜の美味しさを何倍にも引き立ててくれます。このレストランの無添加へのこだわりは細部にまで宿っているんです。
SUMI-BIOの基本情報
「SUMI-BIO」さんは恵比寿駅東口から徒歩5分ほどのビルの2階にあるまさに隠れ家的な無添加レストランです。店内は落ち着いた照明でデートや少人数での食事にもぴったり。テラス席もあるようです。
ランチは選べるメイン料理に酵素玄米や小鉢がつくセットが1600円前後から。ディナーはコース料理が6000円前後からアラカルトも充実しており価格帯は5000円から7000円程度です。ヴィーガン対応のコースも用意されているなど多様なニーズに応えてくれるのも嬉しいポイント。野菜の本当の力と塩の奥深さを知りたいあなたに強くおすすめしたい無添加レストランです。
5. 【無添加レストラン④:六本木】「ukafe(ウカフェ)」
最後にご紹介するのは東京ミッドタウン(六本木)という超一等地にある無添加レストラン「ukafe(ウカフェ)」さんです。ここは他の3軒とはまた少し毛色の違うマニアックな魅力を持っています。なぜならこのカフェを運営しているのがトータルビューティーカンパニー「uka(ウカ)」だからです。
「内側からキレイに」を叶える空間
「uka」といえばネイルサロンやヘアサロンヘッドスパなどで大人気のブランドですよね。そんな「美のプロフェッショナル」たちが「内側からキレイに」をコンセプトに食の面からアプローチしているのがこの「ukafe」なんです。
このレストランが掲げるのは「うれしいことが世界でいちばん多いお店」という素敵なスローガン。訪れる人にとって「カラダにうれしい」「地球にうれしい」そしてもちろん「美味しい」という体験を提供してくれます。美容のプロが手がける無添加レストランだからこそそのこだわりは食材選びから栄養バランスそして見た目の美しさにまで貫かれています。
マニアック解説!美容的無添加アプローチ
「ukafe」さんのマニアックなポイントは「美容」という明確なゴールから逆算して「無添加」や「オーガニック」という手段を選んでいる点です。
このレストランでは使用する食材に非常に厳しい基準を設けています。例えば野菜は可能な限りオーガニックや自然栽培のもの。調味料も化学調味料や白砂糖は極力使用せず甜菜糖やアガベシロップなど体に負担の少ないものを選んでいます。
しかしこのレストランの真骨頂はそこから。ただ無添加なだけでなく「どうすれば内側からキレイになれるか」という栄養バランスの設計が素晴らしいんです。例えばランチメニューには雑穀米や豆乳野菜をふんだんに使ったものが並びます。これは「腸内環境を整えること(腸活)」が美肌や健康の基本であると知っている美容のプロならではの視点ですよね。
目にも美味しいランチメニュー
「ukafe」さんのメニューはどれも彩り豊かで「映える」ものばかり。ですがそれは単なる見た目重視ではありません。カラフルな野菜や雑穀が使われているということはそれだけ多くの種類の「栄養素(ファイトケミカル)」を摂取できるということ。美しさと栄養バランスが両立しているんです。
例えば定番の「ウカフェプレート」のようなランチセット。そこには主菜副菜雑穀米スープなどがバランス良く配置されています。この一皿でタンパク質脂質炭水化物そしてビタミンミネラル食物繊維を過不足なく摂取できるように計算されているのを感じます。
また季節限定の「ウカキ氷」のようなスイーツでさえ無添加のパッションフルーツを使いシロップは甜菜糖でシンプルに仕上げるなど徹底しています。このレストランは「キレイになるために我慢する」のではなく「美味しいものを楽しんだら結果的にキレイになっちゃった」という最高に幸せな体験をさせてくれる無添加レストランなんです。
ukafeの基本情報
「ukafe」さんは東京ミッドタウンのガレリア2階にありアクセス抜群。白を基調とした明るく開放的な店内でいかにも「美意識が上がりそう」な空間です。ショッピングの合間にサクッと立ち寄れる気軽さも魅力。
価格帯はランチで1000円台後半から2000円程度。六本木という立地を考えれば非常に良心的です。予約は不可なのでランチタイムは混み合うこともありますが少し時間をずらせばゆっくりと過ごせます。おしゃれな空間で美容と健康を意識した無添加ランチを楽しみたい時には最強の選択肢となる無添加レストランです。
6. 【筆者体験】シーン別!今日行きたい「東京・無添加レストラン」早わかり比較表
さてこれまで個性爆発の「マニアックな東京・無添加レストラン」を4軒ご紹介してきました。どのお店も「無添加」という共通項はありつつその哲学やアプローチは全く異なります。
「どのお店も魅力的すぎて選べない!」
そんなあなたの声が聞こえてきそうです。そこで実際にこれらのお店に足を運んだ私が独断と偏見で「こんな気分の時はこの無添加レストランがおすすめ!」というシーン別の比較表を作ってみました。あなたの今日の気分にピッタリな無添加レストラン選びの参考にしてくださいね。
シーン別おすすめ比較表
| シーン | おすすめレストラン | 雰囲気 | 価格帯(目安) | 私の推しポイント! |
| ① じっくり哲学に浸りたい時 | MOMINOKI HOUSE | 落ち着いた大人の隠れ家 | ランチ: ¥1,500〜 ディナー: ¥4,000〜 | 1976年から続く歴史の重み。穀物コーヒーを飲みながら無添加の原点に触れられます。 |
| ② ジャンクな気分だけど無添加がいい時 | 菜道(さいどう) | 予約必須の世界No.1 | ランチ: ¥1,300〜 ディナー: ¥5,000〜 | 脳がバグるほどの「ラーメン」と「うな重(もどき)」。罪悪感ゼロの背徳感がたまりません! |
| ③ 野菜の力でデトックスしたい時 | SUMI-BIO(スミビオ) | 恵比寿の隠れ家 | ランチ: ¥1,600〜 ディナー: ¥5,000〜 | 「15種類の天然塩」で野菜のポテンシャルを極限まで引き出す体験。体がリセットされます。 |
| ④ おしゃれにサクッと済ませたい時 | ukafe(ウカフェ) | 明るく開放的なカフェ | ランチ: ¥1,500〜 | 美容のプロが作る「内側からキレイに」なるランチ。ミッドタウンでアクセス抜群なのも◎。 |
① じっくり哲学に浸りたい時:「MOMINOKI HOUSE(モミノキ ハウス)」
今日はなんだかじっくりと物事を考えたい。食事と向き合い自分の体と対話したい。そんな少しセンシティブな気分の時は原宿の「MOMINOKI HOUSE」さんがおすすめです。
この無添加レストランに流れるゆったりとした時間と木の温もりは都会の喧騒を忘れさせてくれます。1976年から続くお店の哲学に思いを馳せながらいただく無添加の料理は心と体にじんわりと染み渡ります。特に穀物コーヒーを飲みながら過ごす食後の時間は最高のデトックスタイム。流行に流されない本物の無添加レストランの空気を吸い込みたい時にどうぞ。
② ジャンクな気分だけど無添加がいい時:「菜道(さいどう)」
「あー!もうガツンとしたものが食べたい!ラーメンとかカツ丼とか!」でも「添加物や白砂糖は気になる…」そんなワガママな欲求が爆発しそうな日ってありますよね。そんな時こそ自由が丘の「菜道」さんの出番です。
この無添加レストランが提供するのは精製糖も化学調味料も動物性食材も一切使わないのにジャンクフード以上に満足感のある「発明品」です。特に「ラーメン」のコクと旨味は「本当に無添加なの!?」と叫びたくなるレベル。このレストランなら「食べたい」という本能的な欲求を一切我慢することなく無添加という理性を両立させることができます。
③ 野菜の力でデトックスしたい時:「SUMI-BIO(スミビオ)」
最近ちょっと食べ過ぎて体が重い。野菜の力で体をリセットしたい。そんな時は恵比寿の「SUMI-BIO」さんが最適です。
この無添加レストランの主役はあくまで「野菜」。そしてその野菜の力を最大限に引き出す「塩」です。パワフルな自然野菜を15種類もの天然塩でシンプルにいただく。これ以上ない贅沢なデトックスですよね。高知県産の酵素玄米も腸内環境を整えるのに一役買ってくれます。このレストランで食事を終える頃には体がスッと軽くなっているのを感じるはずです。
④ おしゃれにサクッと済ませたい時:「ukafe(ウカフェ)」
六本木でショッピング中。おしゃれな場所でランチしたいけどファストフードや重たいものは気分じゃない。でも時間はあまりかけたくない。そんなシチュエーションで輝くのが六本木ミッドタウンの「ukafe」さんです。
「美のプロ」が監修するだけあって空間も盛り付けもとにかくおしゃれ。それでいて内容は「無添加」「オーガニック」「栄養バランス」と三拍子揃っています。サクッと食べられるプレートランチでも「内側からキレイになる」という目的をしっかり果たせる。このスマートさが「ukafe」という無添加レストラン最大の魅力です。
まとめ:あなたの無添加レストラン体験
いかがでしたでしょうか。今回は私の独断と偏見で選んだマニアックな東京の無添加レストラン4軒をご紹介しました。どのお店も「無添加」という枠を超えた強い「哲学」と「個性」を持っていましたね。
無添加レストランを選ぶということはただ安全な食事を選ぶということだけではありません。そのレストランの「こだわり」に共感しその「哲学」ごといただくというとても豊かな食体験だと私は思います。
あなたが今日「食べたい」と思う一皿はどのレストランにありましたか?ぜひあなたの気分に合わせて最高の無添加レストラン体験を楽しんでみてくださいね。
大学を卒業後、酒類・食品の卸売商社の営業を経て2020年2月に株式会社ブレーンコスモスへ入社。現在は「無添加ナッツ専門店 72」のバイヤー兼マネージャーとして世界中を飛び回っている。趣味は「仕事です!」と即答してしまうほど、常にナッツのことを考えているらしい。

