無添加
人生が変わる!本当に美味しい無添加おせちとの出会い
2025.07.13
かつておせちは「作るもの」でしたが、今や「買うのが当たり前」の時代。選択肢が無限に広がったからこそ、「何を基準に選ぶか」が私たちのライフスタイルを映し出すようになりました。
そんな中、忙しい毎日でも”丁寧な食”を大切にしたいと願う人々の間で、新たなスタンダードになりつつあるのが「無添加おせち」です。この記事では、なぜ今、無添加という選択が支持されているのかを解き明かし、あなたの価値観に寄り添う、心から満足できるおせち探しの旅をお手伝いします。
1. なぜ今「無添加おせち」が人気?安心して新年を迎えるための選び方
お正月の食卓を華やかに彩るおせち料理。一年の始まりに家族みんなで囲む特別な食事だからこそ、「体に優しくて、心から美味しいと思えるものを選びたい」と考える方が増えています。そんな中で、今、大きな注目を集めているのが「無添加おせち」なんです。
スーパーやデパートで売られているおせちの多くは、日持ちをさせたり、色を鮮やかに見せたりするために、保存料や着色料といった食品添加物が使われていることが少なくありません。もちろん、これらは国が定めた安全基準をクリアしたものですが、健康への意識が高まる現代において、「できれば避けたいな」と感じる方も多いのではないでしょうか。
特に小さなお子様やご高齢の方がいらっしゃるご家庭では、食の安全はより一層気になるポイントですよね。無添加おせちは、そんな不安を解消し、誰もが安心して新年のお祝いをできるという点で、多くの方から支持されています。
無添加おせちって、一体何?
そもそも「無添加」とは、どういう状態を指すのでしょうか。一般的に「無添加おせち」と呼ばれるものは、食品表示法で定められている「食品添加物」を使用せずに作られたおせちのことを指します。
具体的には、以下のようなものが使われていないことが多いです。
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保存料(ソルビン酸Kなど): 食べ物が腐るのを防ぎます。
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合成着色料(赤色〇号、黄色〇号など): 食材の色を鮮やかに見せます。
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甘味料(サッカリンNa、アスパルテームなど): 強い甘みをつけます。
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化学調味料(アミノ酸等): 人工的に作られたうま味成分です。
これらの添加物を使わない代わりに、無添加おせちは素材本来の味や色を最大限に活かす工夫がされています。例えば、日持ちさせるために昔ながらの製法でじっくりと味を含ませたり、鮮やかな色を出すためにクチナシの実のような天然の食材を使ったり。手間ひまがかかる分、作り手のこだわりと愛情がたっぷり詰まっているのが、無添加おせちの大きな魅力なんです。
無添加おせちを選ぶメリット
あなたが無添加おせちを選ぶことには、たくさんのメリットがあります。
メリット1:素材本来の優しい味わい
一番のメリットは、何と言ってもその「美味しさ」です。化学調味料などに頼らない分、昆布や鰹節から丁寧に引いた出汁の風味、野菜そのものの甘み、魚介の持つ豊かな旨味といった、素材本来の繊細な味わいを存分に楽しむことができます。濃すぎる味付けが苦手な方や、薄味を好む方にとっては、まさに理想的なおせちと言えるでしょう。「おせちって味が濃くて、途中で飽きちゃう…」なんて経験がある方にこそ、ぜひ一度試していただきたいです。
メリット2:体への優しさと安心感
先ほども触れましたが、添加物を極力摂りたくないと考えている方にとって、無添加おせちはこの上ない安心感を与えてくれます。特に、アレルギーをお持ちのお子様や、食事に気を遣われている方にとっては、原材料がシンプルで分かりやすいというのは非常に重要なポイントです。家族の健康を願うお正月に、心からの「安心」を食卓に届けることができるのです。
メリット3:作り手の想いが感じられる
無添加おせちを手がけるメーカーの多くは、食の安全や伝統的な製法に対して、非常に強いこだわりを持っています。全国各地から最高の食材を探し出し、熟練の職人さんが手間ひまを惜しまず、一つひとつ丁寧に作り上げる。その背景にあるストーリーや作り手の想いを知ることで、おせち料理一品一品へのありがたみも増し、より豊かな食体験になるはずです。
後悔しない!無添加おせちの選び方
では、実際に無添加おせちを選ぶ際には、どんな点に注意すれば良いのでしょうか。いくつかポイントをご紹介しますね。
添加物の範囲を確認しよう
「無添加」と一口に言っても、その範囲は商品によって様々です。例えば、「合成保存料・合成着色料無添加」という表記の場合、それ以外の化学調味料や甘味料は使われている可能性があります。一方で、「調味料(アミノ酸等)を含む、一切の食品添加物不使用」を謳う、非常にこだわりの強い無添加おせちも存在します。ご自身がどこまでこだわりたいのかを考え、商品の原材料表示をしっかりとチェックすることが大切です。
冷蔵(生おせち)か冷凍か
無添加おせちには、作りたてを冷蔵で届ける「生おせち」と、作りたてを急速冷凍して届ける「冷凍おせち」があります。
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冷蔵(生おせち): 盛り付け済みで届くため、解凍の手間がなく、蓋を開けてすぐに食べられるのが魅力です。作りたての風味や食感をそのまま楽しめますが、消費期限が短い(1月1日〜2日程度)という特徴があります。
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冷凍おせち: 最新の冷凍技術により、作りたての美味しさを長期間キープできます。食べるタイミングを調整しやすく、買い置きできるのがメリット。ただし、解凍に丸1日ほどかかるため、食べる日から逆算して準備する必要があります。解凍方法を間違えると水っぽくなってしまうこともあるので、説明書をよく読むことが重要です。
どちらにもメリット・デメリットがあるので、あなたのライフスタイルに合わせて選んでみてくださいね。
信頼できる販売元を選ぼう
無添加おせちは、その特性上、素材選びや製造工程に非常にコストと手間がかかります。だからこそ、食の安全に対して高い理念と実績を持つ、信頼できる会社から購入することが何よりも重要です。この記事で後ほど詳しくご紹介する「Oisix」や「大地を守る会」のように、長年にわたって食の安全と向き合ってきた専門の会社を選ぶと、まず間違いないでしょう。利用者の口コミや評判を参考にするのも良い方法です。
2. 【Oisix】安心と美味しさの代名詞!不動の人気の無添加おせち
無添加の食品宅配サービスと聞いて、多くの方が真っ先に思い浮かべるのが「Oisix(オイシックス)」ではないでしょうか。野菜やミールキットで既に高い評価を得ていますが、実はおせち料理も毎年絶大な人気を誇っているんです。人気の秘密は、Oisixが掲げる「つくった人が自分の子どもに食べさせられるものだけを食卓へ」という理念が、無添加おせちにも惜しみなく注がれているからに他なりません。
Oisixのおせちは、合成保存料・合成着色料はもちろんのこと、うま味を補うための化学調味料も一切使用していません。それでいて「美味しい」と評判なのはなぜか。今回は、Oisixの無添加おせちが多くのご家庭で選ばれ続ける理由を、少しマニアックな視点から深掘りしていきたいと思います。
第三者機関が認める食味へのこだわり
Oisixのおせちが他と一線を画す大きな特徴の一つに、「第三者機関による食味チェック」があります。これは、Oisixの社内の人間だけでなく、食の分野で活躍する外部の有識者で構成された「食質監査委員会」が、販売されるすべてのおせちを事前に試食し、その美味しさを厳しく評価するという制度です。
この委員会は、有名レストランのシェフや料理研究家、食通として知られる著名人など、味覚に絶対の自信を持つプロフェッショナルたちで構成されています。彼らが「美味しい」と認めなければ、商品として販売されることはありません。自社基準だけでなく、客観的なプロの視点を取り入れることで、「本当に美味しい無添加おせち」を追求し続けているのです。
この徹底した品質管理があるからこそ、私たちは安心して「Oisixなら間違いない」と選ぶことができるわけですね。美味しさにお墨付きが与えられている無添加おせち、というのは非常に心強いポイントです。
食材のプロが選ぶ!Oisixの目利き力
Oisixの強みは、何と言っても全国に広がる生産者との強いネットワークと、優れた食材を見つけ出す「目利き力」にあります。Oisixのバイヤーは、自らの足で全国各地の畑や漁港を訪れ、生産者の想いやこだわりを直接ヒアリングしながら、おせちにふさわしい最高の食材を厳選しています。
例えば、おせちの定番である「数の子」は、歯ごたえと質の良さで知られるカナダ産の太平洋産のものだけを使用。エビは、その鮮やかな色味とぷりぷりの食感を活かすため、最適な産地のものを目利きが選んでいます。また、栗きんとんのさつまいもは、その時期に最も甘みが乗っている品種と産地のものを厳選するなど、一品一品に使われる食材すべてにストーリーがあるのです。
さらに、Oisixの無添加おせちは、主原料だけでなく、味の決め手となる調味料にも妥協がありません。醤油やみりんなども、昔ながらの製法で作られた、添加物を含まない高品質なものだけを使用しています。こうした見えない部分への徹底的なこだわりが、結果としておせち全体の品格と深みのある味わいを生み出しているのです。これこそが、長年、食の宅配で信頼を積み重ねてきたOisixならではの強みと言えるでしょう。
家族みんなが笑顔になるメニュー構成
伝統的な和のおせちも素敵ですが、三が日も続くと、特に小さなお子様は少し飽きてしまうこともありますよね。Oisixの無添加おせちは、そんなご家庭の事情もしっかりと考慮されています。
Oisixのおせちのラインナップを見ると、「高砂」や「慶梅」といった純和風の豪華な二段重、三段重に加えて、和洋折衷のタイプが非常に充実しているのが分かります。例えば、ローストビーフやテリーヌ、エビのハーブグリルといった洋風メニューがバランス良く盛り込まれているため、お子様から大人まで、世代を問わずに楽しむことができるんです。
「クリームチーズきんとん」や、お肉料理など、子どもたちが思わず「これ、なあに?」と手を伸ばしたくなるような工夫が随所に散りばめられています。これなら、おじいちゃんおばあちゃんは伝統的な和の品を楽しみ、お子様は洋風メニューに大喜び、といったように、一つのおせちを囲んで家族三世代がみんなで笑顔になれます。伝統は守りつつも、現代の家族の食卓に寄り添う。そんな柔軟な姿勢も、Oisixの無添加おせちが支持される大きな理由なのです。実際に、顧客アンケートでも「子供が喜んで食べた」という声が毎年数多く寄せられています。
3. 【大地を守る会】国産素材への愛がすごい!伝統製法が光る無添加おせち
「お正月に食べるものだから、やっぱり日本の食材にこだわりたい」「生産者の顔が見えるような、安心できるものがいい」。もしあなたがそうお考えなら、「大地を守る会」の無添加おせちは、まさに理想の選択肢となるでしょう。大地を守る会は、1975年の創業以来、40年以上にわたって日本の有機農業を牽引してきた、いわば国産・オーガニック食品のパイオニアです。
その理念は、もちろんおせち作りにも貫かれています。大地を守る会のおせちは、使用する主原料の国産割合がなんと90%以上(2024年実績)。調味料に至るまで、そのほとんどが国産の原料で作られています。ここまで国産素材にこだわり抜いた無添加おせちは、他ではなかなか見つけることができません。この見出しでは、大地を守る会の、まるで”日本の食文化の結晶”とも言える無添加おせちの、熱いこだわりとその魅力に迫ります。
契約農家が育んだ珠玉の食材
大地を守る会のおせちの根幹を支えているのは、全国約2,500軒の契約生産者との強い絆です。農薬や化学肥料に頼らず、土作りからこだわり、丹精込めて育てられた野菜やお米。それらは、味の濃さ、香りの豊かさが格別です。
例えば、お煮しめに使われる里芋や人参、ごぼうは、大地を守る会の基準をクリアした生産者が作ったもの。野菜本来の力強い味わいが、薄味の出汁でもしっかりと引き立ちます。また、おせちに欠かせない「丹波黒豆」は、兵庫県丹波篠山市の生産者が栽培した大粒のものを使用。ふっくらと柔らかく、それでいて煮崩れしない絶妙な食感は、まさに職人技です。
このように、一品一品に使用されている食材の「産地」や「生産者」が明確になっているのが、大地を守る会の無添加おせちの最大の特徴であり、私たちが感じる安心感の源泉となっています。スーパーで食材を買うときに産地を気にするように、おせちも「どこで、誰が作ったか」が分かるのは、とても嬉しいことですよね。
伝統製法が光る本物の調味料
無添加おせちの味を左右する重要な要素が「調味料」です。大地を守る会は、この調味料選びにおいても一切の妥協を許しません。一般的に流通している調味料の中には、製造工程を効率化するために添加物が使われているものが少なくありませんが、大地を守る会では、日本の伝統的な製法を頑なに守り続ける醸造元の「本物」の調味料だけを厳選して使用しています。
杉樽で熟成された天然醸造醤油
おせちの味のベースとなる醤油は、昔ながらの杉樽を使い、1年以上かけてじっくりと発酵・熟成させた天然醸造の醤油を使用します。これにより、香り高く、まろやかで深みのある味わいが生まれます。この醤油が、煮物や焼き物の味に奥行きを与えているのです。
純米本みりん「三河みりん」
甘みをつけるために使われるみりんも、もち米・米麹・本格焼酎のみを原料とし、2年以上熟成させて作られる愛知県の角谷文治郎商店の「三河みりん」のような純米本みりん。お米由来の自然で上品な甘みが、素材の味を邪魔することなく、むしろ引き立ててくれます。栗きんとんや伊達巻の、しつこくないのに満足感のある甘さは、この高品質なみりんのおかげです。
こうした本物の調味料を使うことで、化学調味料に頼らなくても、素材の旨みを最大限に引き出した、力強くも優しい味わいの無添加おせちが完成するのです。
今は珍しい伝統調理法へのこだわり
食材や調味料だけでなく、その調理法にも大地を守る会のこだわりは光ります。効率を優先する現代では省略されがちな、手間ひまのかかる伝統的な調理法をあえて採用することで、昔ながらの本格的な味わいを再現しています。
例えば、「田作り」に使われるカタクチイワシは、一尾ずつ丁寧に手作業で選別し、遠赤外線でじっくりと焼き上げることで、香ばしさとカリッとした食感を生み出しています。また、紅白なますは、大根と人参を塩で揉んで水分を抜く「塩もみ」という下ごしらえを丁寧に行うことで、シャキシャキとした心地よい歯ごたえを残しています。
これらの工程は、大量生産には向きませんが、おせち料理が本来持つべき「食感」や「風味」を守るためには欠かせないものです。新年を祝うハレの日の料理だからこそ、時間と手間を惜しまない。その実直な姿勢こそが、食にこだわる多くの人々から長年愛され続ける理由なのでしょう。大地を守る会の無添加おせちは、まさに日本の素晴らしい食文化を次世代に伝える、貴重な存在と言えるかもしれません。
4. 【ちこり村】手作り感とコスパが魅力!岐阜発のあったか無添加おせち
全国的に有名な大手ブランドのおせちも良いけれど、「もっと地域に根ざした、温かみのある無添加おせちはないかしら?」と思っているあなたに、ぜひ知ってほしいのが岐阜県中津川市から届けられる「ちこり村」のおせちです。ちこり村は、ヨーロッパ原産の高級野菜「ちこり」の国内生産量トップクラスを誇る、農家が始めた観光施設。そのちこり村が、地元の食材をふんだんに使い、お母さんたちが中心となって手作りしているのが、この無添加おせちなんです。
知る人ぞ知る存在でありながら、その手作り感あふれる素朴な美味しさと、驚きのコストパフォーマンスで、リピーターが続出しているんですよ。ここでは、岐阜・中津川の豊かな自然の恵みがギュッと詰まった、心温まる「ちこり村」の無添加おせちの魅力に、現地の雰囲気も交えながら迫っていきたいと思います。
地元のお母さんたちの手作りが嬉しい
ちこり村の無添加おせちの最大の魅力は、なんと言ってもその「手作り感」です。製造を担当しているのは、この地域で暮らすお母さんたち。まるで、自分の家族のために作るように、一つひとつの食材を丁寧に下ごしらえし、心を込めて調理しています。
年末になると、ちこり村の厨房は活気に満ち溢れます。大きな鍋で黒豆をコトコト煮たり、伊達巻を一本一本手で巻いたり。そこには、工場のライン作業にはない、人の手の温かみが確かに存在します。この手作りへのこだわりが、機械では決して出すことのできない、ふっくらとした優しい味わいを生み出しているのです。
お重の蓋を開けたときに感じる、どこか懐かしくて、ほっとするような雰囲気。それは、このお母さんたちの愛情が詰まっているからに他なりません。添加物を使わないのはもちろんのこと、こうした作り手の温もりまで感じられるのが、ちこり村の無添加おせちが多くの人の心を掴む理由です。
ここでしか味わえない!名産「ちこり」
ちこり村のおせちを語る上で絶対に外せないのが、その名の通り「ちこり」を使ったオリジナルメニューです。ちこりとは、白菜の芯のような形をした、ほのかな苦みとシャキシャキとした食感が特徴の野菜。日本ではまだ馴染みが薄いかもしれませんが、食物繊維やミネラルが豊富で、ヨーロッパではサラダやグラタンなど、様々な料理に使われています。
ちこり村の無添加おせちには、この特産品であるちこりを使った珍しい一品が必ず入っています。例えば、ちこりの芽の部分を甘酢に漬けた「ちこりの甘酢漬け」や、ちこりの根っこから作られたお酒で風味付けした「ちこり焼酎仕立ての栗きんとん」など、ここでしか味わえないユニークなメニューが楽しめます。
特に、看板商品である栗きんとんは、地元・中津川が誇るブランド「中津川栗きんとん」の伝統を受け継ぎつつ、ちこりの風味を加えることで、爽やかな後味に仕上げています。このオリジナリティあふれる一品は、「他のおせちとは一味違う」と毎年大好評。新しい味覚との出会いも、お正月の楽しみの一つになりますよね。
品質と価格のバランスが素晴らしい
これだけ国産・地元産原料にこだわり、手作りで製造されている無添加おせちと聞くと、「さぞかしお値段が高いのでは…?」と心配になるかもしれません。しかし、ちこり村のおせちは、驚くほどのコストパフォーマンスを実現している点も大きな魅力なんです。
例えば、ぎっしりと28品目が詰められた和風二段重「美濃」は、1万円台半ばという価格設定(2024年参考価格)。これは、広告宣伝費などを極力抑え、自社の通販サイトや電話注文を中心に販売することで、高品質ながらも価格を抑える努力をしているからです。
「無添加おせちに興味はあるけれど、高価なものはちょっと手が出しにくい…」と感じていた方にとって、ちこり村のおせちは、まさに救世主のような存在。実際に購入した方々の口コミを見ても、「この品質でこの価格は信じられない」「毎年リピートしています」といった声が圧倒的に多く、その満足度の高さがうかがえます。美味しさ、安心、そして納得の価格。この三拍子が揃っているからこそ、一度食べたらまた来年も、と多くのファンを増やし続けているのです。
5. 【らでぃっしゅぼーや】素材の良さが際立つ!シンプルisベストな無添加おせち
有機・低農薬野菜の宅配サービスの草分け的存在として、30年以上の歴史を持つ「らでぃっしゅぼーや」。食の安全と環境保全に真摯に取り組むその姿勢は、多くのご家庭から厚い信頼を寄せられています。もちろん、年に一度の特別なお祝いであるおせち料理にも、そのこだわりは一切の妥協なく注ぎ込まれています。
らでぃっしゅぼーやが提案する無添加おせちの特徴は、一言で表すなら「シンプル is ベスト」。奇をてらったメニューや華美な装飾に頼るのではなく、選び抜かれた最高級の素材が持つ本来の美味しさを、いかにストレートに味わってもらうか。その一点を突き詰めて作られています。まるで、京都の料亭でいただくような、滋味深く、体にじんわりと染み渡るような上品な味わい。ここでは、そんな素材の良さが際立つ、らでぃっしゅぼーやの無添加おせちの魅力について、じっくりと解説していきます。
厳しい独自基準「RADIX」が安心の証
らでぃっしゅぼーやの食の安全へのこだわりを象徴するのが、独自に設定した環境保全型生産基準「RADIX(ラディックス)」です。これは、国の基準よりもさらに厳しく、農薬や添加物の使用に関して細かなルールを定めたもの。おせち料理も、このRADIX基準に則って企画・製造されています。
具体的には、主原料は国産品を優先し、化学調味料や合成保存料、合成着色料は一切使用しません。これは他の無添加おせちでも見られる基準ですが、らでぃっしゅぼーやがユニークなのは、その情報を徹底的に公開している点です。おせちのパンフレットやウェブサイトには、一品一品に使われている主原料の産地はもちろんのこと、アレルギー情報や放射性物質の検査結果まで、詳細なデータが公開されています。
この徹底した情報公開は、「自分たちが提供する食品に、一切のやましいことはない」という自信の表れに他なりません。私たち消費者にとっては、これ以上ないほどの安心材料となります。何が使われているかがクリアに分かるからこそ、心から信頼して、家族の口に運ぶことができるのです。
味の決め手は「究極の出汁」
シンプルな味付けで素材の良さを引き出す、らでぃっしゅぼーやの無添加おせち。その味の根幹を支えているのが、何を隠そう「出汁」です。煮物や和え物など、多くの料理のベースとなる出汁に、徹底的なこだわりを持っています。
使用するのは、北海道産の利尻昆布や、鹿児島県枕崎産の鰹節といった、日本を代表する最高級の素材。これらの素材から、熟練の職人が毎朝、その日の気温や湿度に合わせて一番出汁を丁寧に引きます。この雑味のない、澄み切った黄金色の出汁が、野菜の甘みや魚介の旨みを優しく包み込み、全体の味に統一感と深みを与えているのです。
化学調味料を使えば、簡単に出汁のような風味を付けることはできます。しかし、本物の素材から時間をかけて引き出した出汁の、体にすーっと染み入るような自然な旨みと豊かな香りは、決して真似のできるものではありません。らでぃっしゅぼーやのおせちを食べた人が口を揃えて「優しい味がする」と評するのは、この見えない部分での丁寧な仕事があるからなのです。
素材の力が光る逸品メニュー
らでぃっしゅぼーやのおせちは、まさに素材が主役。その良さをストレートに感じられる、シンプルながらも印象に残る逸品が揃っています。
ふっくらジューシーな「銀だらの西京焼」
看板メニューの一つが「銀だらの西京焼」です。脂のりが良く、身が柔らかいアラスカ産の銀だらを厳選。らでぃっしゅぼーやオリジナルの西京味噌にじっくりと漬け込み、遠赤外線で芯までふっくらと焼き上げています。口に入れると、味噌の香ばしい風味とともに、上質な脂の甘みがじゅわっと広がります。余計な味付けはせず、味噌と魚、それぞれの素材の良さが見事に調和した一品です。
歯ごたえが違う「たたきごぼう」
地味な存在に思えるかもしれませんが、「たたきごぼう」を味わえば、その素材へのこだわりに驚くはずです。使用するのは、香りが強く、繊維質がしっかりとした国産のごぼう。それを絶妙な加減で茹で上げ、風味豊かな胡麻和えにしています。シャキシャキとしながらも硬すぎない、心地よい歯ごたえは、まさにごぼう本来の生命力の証。派手さはありませんが、噛むほどに旨みが広がる、忘れられない味わいです。
このように、一つひとつの料理が、最高の素材とそれを活かすための引き算の調理法によって成り立っているのが、らでぃっしゅぼーやの無添加おせちなのです。
6. あなたに合うのはどれ?おすすめ無添加おせちと筆者の体験談
ここまで、Oisix、大地を守る会、ちこり村、らでぃっしゅぼーや、という4つの素晴らしい無添加おせちをご紹介してきました。それぞれに強いこだわりと魅力があって、「どれも美味しそうだけど、結局どれを選んだらいいの?」と、かえって迷ってしまったかもしれませんね。
そこでこの章では、ご紹介した4社のおせちの特徴を一覧できる比較表をご用意しました!「価格」や「品数」といった基本情報から、「どんな人におすすめか」というポイントまで、分かりやすくまとめています。さらに、この比較表の後には、何を隠そう、この私自身が過去にOisixの無添加おせちを注文した際の、リアルな体験談もお話しちゃいます。あなたの最後の一押しになれば嬉しいです!
タイプ別おすすめ無添加おせち比較一覧
以下の表は、一般的な傾向をまとめたものです。最新の価格や品数、具体的なメニュー内容は、必ず各社の公式サイトでご確認くださいね。
特徴 | Oisix | 大地を守る会 | ちこり村 | らでぃっしゅぼーや |
価格帯の目安 | 17,000円~50,000円 | 20,000円~40,000円 | 16,000円~25,000円 | 25,000円~35,000円 |
品数の目安 | 25品~47品 | 28品~45品 | 28品~36品 | 27品~36品 |
味わいの特徴 | 和洋折衷、華やか | 伝統的な和風、力強い | 手作り感のある素朴な和風 | 上品で滋味深い料亭風 |
こだわりポイント | 第三者機関の食味審査 | 国産原料90%以上、伝統製法 | 地元岐阜の食材、手作り | 独自の安全基準RADIX、出汁 |
こんなあなたに | お子様も一緒に楽しめる\<br>華やかなおせちが良い方 | とにかく国産素材と\<br>伝統的な味を重視する方 | 手作りの温かみと\<br>コスパを求める方 | 素材本来の繊細な味を\<br>じっくり楽しみたい方 |
私がOisixのおせちを頼んだリアル体験談
数年前のお正月、我が家ではじめて通販の無添加おせちを頼むことになり、色々と比較検討した結果、Oisixの和洋折衷二段重「高砂」を選びました。当時、まだ子どもが小さかったことと、夫が洋風のメニューが好きだったのが決め手でした。
蓋を開けた瞬間の感動と、優しい出汁の味
大晦日の午前中に冷凍で届いたおせちを、説明書通りに冷蔵庫で約24時間かけて解凍。元旦の朝、いよいよ食卓へ。金の風呂敷を解き、お重の蓋を開けた瞬間、「わぁっ!」と思わず声が出ました。ウェブサイトの写真で見ていた通りの、本当に華やかな彩り!黒豆の黒、いくらの赤、栗きんとんの黄色が見事に配置されていて、一気にお正月の気分が盛り上がりました。
まず最初にいただいたのは、お煮しめ。口に入れた瞬間に感じたのは、驚くほど「優しい出汁の味」でした。醤油や砂糖の味が前に出過ぎることなく、昆布と鰹節のいい香りがふわっと鼻に抜けていくんです。それぞれの野菜も、人参は人参の、里芋は里芋の味がちゃんとして、素材の良さを実感しました。これならいくらでも食べられそう!と感じたのを覚えています。
最後まで飽きずに食べられた洋風メニューの存在
伝統的な和の品々ももちろん美味しかったのですが、個人的にヒットだったのが洋風メニューの存在です。「鶏肉のハーブ焼き」や「海老のテリーヌ」といった料理が、良い箸休めになりました。特に子どもは、甘い味付けの「クリームチーズきんとん」に夢中!「これ、もっと食べたい!」とおかわりをねだるほどでした。
夫も「このローストビーフ、柔らかくて美味しいね」と喜んでくれて。和と洋のバランスが絶妙だったので、三が日をかけて食べても最後まで全く飽きることがありませんでした。むしろ「次は何を食べようかな?」と、お重を開けるのが毎回楽しみだったくらいです。
「通販のおせちって、味が濃くて途中で飽きるんじゃないか」「冷凍だと水っぽいのかな」という注文前の小さな不安は、Oisixの無添加おせちによって、嬉しい形で完全に裏切られました。家族みんなが、それぞれの「お気に入り」を見つけられる。そんな食卓の光景を見て、本当に頼んで良かったなと心から思いました。
もしあなたが、どの無添加おせちにしようか迷っているなら、まずは「誰と、どんなお正月を過ごしたいか」を想像してみてください。きっと、あなたのご家庭にぴったりの、素敵な無添加おせちが見つかるはずですよ。

大学を卒業後、酒類・食品の卸売商社の営業を経て2020年2月に株式会社ブレーンコスモスへ入社。現在は「無添加ナッツ専門店 72」のバイヤー兼マネージャーとして世界中を飛び回っている。趣味は「仕事です!」と即答してしまうほど、常にナッツのことを考えているらしい。