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買ってよかった!無添加の犬のおやつ4選【リピート確定】

2025.06.11
買ってよかった!無添加の犬のおやつ4選【リピート確定】

「愛犬には一日でも長く元気でいてほしい」そう願うからこそ、毎日あげるおやつの安全性は気になりますよね。

お店で「無添加」と書かれたおやつを手に取っても、「本当にうちの子に合っているのかな?」「何をもって無添加なの?」と疑問に思ったことはありませんか?

この記事では、そんな飼い主さんの不安を解消します。そもそも犬にとって添加物とは何か、そして愛犬の体質や年齢に合った本当に安全な無添加おやつの選び方まで、分かりやすく解説します。もうおやつ選びで迷わないために、ぜひご一読ください。

1. なぜ犬のおやつは無添加を選ぶべきなのか?

「うちの子には、いつまでも健康で長生きしてほしい!」これは、ワンちゃんと暮らす私たち飼い主にとって、心からの願いですよね。その願いを叶えるために、日々の食事はもちろん大切ですが、実は毎日のコミュニケーションで何気なくあげている「おやつ」を見直すことが、とても重要な一歩になるかもしれないんです。

この記事では、なぜ今、多くの飼い主さんが「無添加の犬のおやつ」に注目しているのか、その理由を分かりやすく、そして少しだけマニアックに解説していきます。添加物のちょっと気になる話にも触れながら、あなたの愛犬にとって本当に良いおやつとは何か、一緒に考えていきましょう!

なぜ「無添加」が大切なの?

ワンちゃんの体は、私たちが思う以上に繊細です。特に、体の小さな小型犬や、消化機能が未熟な子犬、そして体力が落ちてくるシニア犬にとっては、日々の食べ物が健康に与える影響は計り知れません。

「無添加の犬のおやつ」を選ぶべき最大の理由は、愛犬の体に不必要な負担をかけないためです。人間が食べる加工食品と同じように、犬用のおやつにも、保存性を高めたり、色や香りを良くしたりするために、様々な「食品添加物」が使われていることがあります。もちろん、日本のペットフード安全法で定められた基準内のものが使われていますが、長期的に摂取し続けることによる影響については、まだ解明されていない部分も多いのが現状です。

無添加のおやつは、基本的に「素材そのもの」を活かして作られています。例えば、お肉ならお肉だけ、お魚ならお魚だけを乾燥させたような、非常にシンプルな製品が多いのが特徴です。これは、原材料の品質に自信がなければできないことでもあります。ごまかしが効かないからこそ、メーカーも良質な素材選びにこだわるのです。結果として、私たちは愛犬に、素材本来の栄養と風味を安心して与えることができます。これが、「無添加の犬のおやつ」を選ぶ、シンプルかつ最大のメリットなんです。

ちょっと気になる「添加物」の話

では、具体的にどのような添加物が使われることがあるのでしょうか?ここでは代表的なものをいくつかご紹介します。これらを知ることで、なぜ「無添加の犬のおやつ」が推奨されるのか、より深くご理解いただけるはずです。

酸化防止剤(BHA、BHT、エトキシキン)

これらは、油脂の酸化を防ぎ、品質を長持ちさせるために使われる合成添加物です。特に、ドライフードやお肉を使ったジャーキータイプのおやつには欠かせない存在でした。しかし、これらの物質については、長年にわたり安全性を疑問視する声が上がっています。

例えば、BHA(ブチルヒドロキシアニソール)やBHT(ジブチルヒドロキシトルエン)は、人間用の食品にも使用が認められていますが、摂取量によってはアレルギー反応や肝臓への影響が懸念されるという研究報告もあります。また、エトキシキンは、日本では農薬や飼料の酸化防止剤として使われていますが、ペットフードへの直接の添加は認められていません。しかし、原材料となる魚粉などに最初から含まれている「キャリーオーバー」として、最終製品に残存している可能性はゼロではありません。

海外の研究機関、例えば欧州食品安全機関(EFSA)なども、これらの合成酸化防止剤の安全性について継続的に評価を見直しています。こうした背景から、意識の高いメーカーは、ローズマリー抽出物やミックストコフェロール(ビタミンE)といった天然由来の酸化防止剤を使用したり、そもそも酸化しにくい製法(フリーズドライなど)を採用したりすることで、「無添加」を実現しています。

着色料・発色剤

ワンちゃんは人間ほど色を識別できないと言われています。それなのに、なぜペットフードやおやつに色を付ける必要があるのでしょうか?答えは、私たち「飼い主」に美味しそうに見せるためです。赤色〇号、黄色△号といった合成着色料は、アレルギーの原因になったり、行動に影響を与えたりする可能性が指摘されることもあります。

また、亜硝酸ナトリウムなどの発色剤は、お肉をきれいなピンク色に保つために使われますが、特定の条件下で発がん性物質を生成する可能性が知られています。愛犬の健康を第一に考えるなら、見た目の色は気にせず、素材そのままの色の「無添加の犬のおやつ」を選びたいですよね。

甘味料・香料

嗜好性を高めるために、人工的な甘味料や香料が使われることもあります。しかし、これらは本来ワンちゃんにとって必要のないものです。強い香りに慣れてしまうと、素材本来の自然な香りのフードやおやつを食べなくなってしまう「偏食」の原因になることも。

良質な素材を使った「無添加の犬のおやつ」は、人工的な香料に頼らなくても、素材そのものが持つ自然な香りで、ワンちゃんの食欲を十分にそそってくれます。その方が、ワンちゃんにとっても、きっと幸せなはずです。

「無添加」を選ぶということ

「無添加の犬のおやつ」を選ぶことは、単に添加物を避けるという消極的な選択ではありません。それは、「愛犬の健康を第一に考え、良質な素材そのものを与えたい」という、飼い主の積極的な愛情表現なのだと私は思います。

もちろん、すべてのおやつを無添加に切り替えるのは大変かもしれません。でも、まずは一日一回のおやつタイムから、こだわりの「無添加の犬のおやつ」を取り入れてみてはいかがでしょうか。その小さな一歩が、愛犬の5年後、10年後の健康を支える大きな礎になるかもしれません。

次のセクションからは、私が実際に試し、自信を持っておすすめできる、こだわりの「無添加の犬のおやつ」をマニアックに解説していきます!それぞれに全く異なる特徴があるので、あなたの愛犬にピッタリの一品がきっと見つかるはずですよ。

2. 【おすすめ無添加犬おやつ①】K9ナチュラル『ラム・グリーントライプ』

まず最初にご紹介するのは、ペット先進国であるニュージーランドからやってきた、まさに「本能を呼び覚ます」無添加おやつ、「K9ナチュラル ラム・グリーントライプ」です!

「トライプって何…?」と首を傾げたあなた、鋭いですね!このマニアックな響きこそ、このおやつの凄さの入り口なんです。これは単なるおやつというよりも、「栄養補助食」と呼ぶにふさわしい逸品。その驚くべき嗜好性と栄養価の秘密を、じっくりと紐解いていきましょう。

犬の祖先の食性に学んだ「グリーントライプ」の正体

グリーントライプの「トライプ」とは、牛や羊、山羊といった反芻(はんすう)動物の胃袋のことです。そして最も重要なのが「グリーン」という部分。これは胃袋の色が緑色だという意味ではなく、「未洗浄」であることを意味しています。

犬の祖先であるオオカミは、草食動物を狩ると、まず最初に内臓、特に胃袋の中身から食べていました。なぜなら、そこには草食動物が植物を分解・消化するために作り出した、消化酵素や乳酸菌、ビタミン、アミノ酸といった栄養素が凝縮されているからです。つまり、グリーントライプは、肉食動物である犬にとって、最も自然で完璧な栄養源の一つなのです。

K9ナチュラルが使用しているのは、自然放牧で育ったグラスフェッドの仔羊(ラム)の第4の胃。洗浄・漂白されたスーパーで売っているような白いトライプ(トリッパなどの料理に使われるもの)とは全くの別物で、消化液や消化途中の牧草がわずかに残った、栄養の宝庫なんです。独特の匂いはありますが、この匂いこそが、ワンちゃんの食欲を本能的に刺激するのです!

栄養を逃さない「フリーズドライ製法」の魔法

この「K9ナチュラル ラム・グリーントライプ」のもう一つの大きな特徴が、その製法にあります。採用されているのは「フリーズドライ(真空凍結乾燥)製法」。これは、原材料をマイナス50℃以下の低温で急速に凍結させ、真空状態の中で水分だけを昇華させて乾燥させるという、非常に高度な技術です。

一般的なジャーキーなどが加熱処理されるのに対し、フリーズドライ製法は、製造工程でほとんど熱を加えません。これが何を意味するかというと、熱に弱い酵素やビタミン、乳酸菌といったデリケートな栄養素を、壊さずにそのまま閉じ込めることができるのです。

特に、グリーントライプの最大の魅力である「消化酵素」を活きたまま摂取できるのは、フリーズドライ製法だからこそ。この消化酵素は、ワンちゃん自身の消化を助け、栄養の吸収率を高める働きが期待できます。食が細い子や、消化機能が落ちてくるシニア犬、夏バテで食欲がない子の栄養補給に、これほど適した「無添加の犬のおやつ」は他にないかもしれません。まさに、科学の力で自然の恵みを最大限に引き出した、魔法のような製法と言えるでしょう。

具体的にどうすごいの?驚きの栄養価と与え方

では、具体的にどのような栄養メリットがあるのでしょうか。

  • 天然の消化酵素とプロバイオティクス(善玉菌): 胃腸の働きをサポートし、健康的な消化吸収を促進します。お腹の調子が不安定な子や、便の状態が気になる子に特におすすめです。

  • 理想的なカルシウムとリンのバランス: 骨や歯の健康維持に欠かせないカルシウムとリンが、自然な形で理想的なバランス(約1:1)で含まれています。

  • 豊富な必須脂肪酸(オメガ3 & オメガ6): 皮膚や被毛の健康をサポートし、艶やかな毛並みを保つのに役立ちます。

与え方はとっても簡単。そのままサクサクとした食感のおやつとして与えるのはもちろん、指で簡単に崩れるので、いつものドッグフードにふりかけて栄養満点のトッピングにするのもおすすめです。水またはぬるま湯(37℃以下)で戻せば、生に近い食感になり、水分補給も同時にできます。ドライフードをあまり食べたがらない子の「呼び水」としても、絶大な効果を発揮しますよ。

実際に、私の友人の愛犬(トイプードル、10歳)は、年齢とともに食が細くなり、フードを残すことが悩みでした。そこで、このラム・グリーントライプを少量砕いてフードに混ぜてあげたところ、今までが嘘のように毎回完食するようになったそうです。まさに、本能が求める味と栄養だったのでしょうね。

K9 Natural Foods Ltd.というニュージーランドの会社が、人間用の食品基準をクリアした施設で、徹底した品質管理のもと製造しているこのおやつ。価格は少しお高めですが、その価値は十分にある、と私は断言します。愛犬の「食べる喜び」と「健康」を本気で考えるあなたにこそ、試してほしい究極の「無添加の犬のおやつ」です。

3. 【おすすめ無添加犬おやつ②】みちのくファーム『馬アキレス』

「うちの子、とにかく噛むのが大好きで…!おもちゃもすぐ壊しちゃうんです」。そんなパワフルな咀嚼(そしゃく)欲を持つワンちゃんの飼い主さんに、私が自信を持っておすすめするのが、国産・無添加に徹底的にこだわる「みちのくファーム」の「馬アキレス」です!

これは、生半可な硬さではありません。まさに「最強」と呼ぶにふさわしいハードな噛み応えで、ワンちゃんの満足度もMAXになること間違いなし。長時間楽しめるだけでなく、ワンちゃんの心と体の健康にも嬉しい効果がたくさんある、この究極の「無添加の犬のおやつ」の魅力をマニアックに掘り下げていきます。

なぜ「馬」のアキレス腱なのか?

世の中には牛のヒヅメや皮など、硬いおやつはたくさんあります。その中でも、なぜ「みちのくファーム」は「馬アキレス」にこだわるのでしょうか。そこには、明確な理由があります。

圧倒的な低アレルギー性

まず第一に、馬肉はアレルギーを起こしにくい「低アレルゲン食材」として知られています。犬のアレルギーの原因は、タンパク質にあることが多いのですが、多くのワンちゃんがこれまで食べる機会の少なかった馬肉は、アレルゲンになりにくいのです。牛肉や鶏肉、豚肉などにアレルギーがあって、おやつ選びに苦労している…という子には、まさに救世主のような存在と言えるでしょう。

高タンパク・低脂肪・低カロリー

馬肉は、他の食肉と比較して、非常にヘルシーなのが特徴です。タンパク質は筋肉や血液、皮膚など、体の基礎を作る上で欠かせない栄養素。そのタンパク質が豊富な一方で、脂肪分は牛肉の約5分の1、カロリーは約半分と、とても低いのです。さらに、疲労回復を助ける「グリコーゲン」は牛肉の約3倍も含まれています。つまり、「馬アキレス」は、太りやすい体質のワンちゃんや、体重管理が必要なワンちゃんでも、罪悪感なく与えられる優れた「無添加の犬のおやつ」なのです。

株式会社みちのくファームは、原材料の品質に強いこだわりを持つメーカーです。この「馬アキレス」も、もちろん人間が食べられるレベルの、安全な食用の馬のアキレス腱だけを厳選して使用しています。

シンプルだからこそ奥深い「無添加製法」

「みちのくファーム 馬アキレス」の原材料表示を見て、あなたはきっと驚くでしょう。そこには「馬アキレス腱(アルゼンチン産またはカナダ産・国内加工)」としか書かれていません。保存料も、着色料も、香料も、一切使われていないのです。

このシンプルさを実現しているのが、時間と手間を惜しまない、丁寧な乾燥工程です。じっくりと時間をかけて乾燥させることで、素材の水分を抜き、雑菌の繁殖を防ぎ、保存性を高めています。この製法により、馬アキレス腱が本来持つ旨味と栄養がギュッと凝縮され、添加物に頼らなくても、ワンちゃんが夢中になる美味しさが生まれるのです。

まさに「ごまかしの効かない」製法。素材の良さと丁寧な仕事への自信が、このシンプルな原材料表示に表れています。こういう製品こそ、本当に信頼できる「無添加の犬のおやつ」だと私は思います。

噛むことがもたらす絶大なメリットと注意点

この「馬アキレス」をワンちゃんに与えることで、ただ「喜ぶ」だけではない、たくさんのメリットが期待できます。

驚きのデンタルケア効果

硬いアキレス腱を長時間ガジガジと噛み続けることで、歯の表面に付着した歯垢が物理的に削り取られていきます。歯ブラシを嫌がる子でも、おやつを楽しみながら自然に歯磨き効果が得られるのは、飼い主にとって非常に嬉しいポイントですよね。唾液の分泌も促進されるため、口内環境を清潔に保つ助けにもなります。実際に、ある動物病院の調査では、硬いおやつを日常的に食べている犬は、そうでない犬に比べて歯石の付着率が有意に低かったというデータもあるほどです。

ストレス発散と脳への刺激

犬は、何かを「噛む」という行為によって、欲求を満たし、ストレスを解消します。特に、お留守番が長い子や、有り余るエネルギーを発散しきれない活発な子にとって、集中して長時間噛める「馬アキレス」は、最高の退屈しのぎになります。夢中になって噛むことで、精神的な満足感を得られるだけでなく、脳に適度な刺激を与え、イタズラの防止にも繋がります。

安全に楽しむための注意点

ただし、これほど硬いおやつを与える際には、必ず守ってほしい注意点があります。

  1. 丸呑みさせない: 小さくなってきたアキレス腱を、興奮して丸呑みしてしまうと、喉や食道に詰まらせる危険があります。必ず飼い主さんの目の届く範囲で与え、小さくなったら無理せず取り上げる勇気を持ちましょう。

  2. 与えすぎない: いくらヘルシーでも、与えすぎは禁物です。1日の給与量の目安(パッケージに記載されています)を必ず守り、おやつのカロリー分、主食のフードを少し減らすなどの調整をしましょう。

  3. 歯の状態をチェックする: 非常に硬いため、歯が弱い子やシニア犬、また乳歯が抜けていない子犬には与えないでください。与えている最中に歯が欠けたり折れたりしないか、定期的に愛犬の口の中をチェックする習慣をつけましょう。

これらの注意点をしっかり守れば、「みちのくファーム 馬アキレス」は、あなたの愛犬にとって最高のパートナーとなるはずです。噛む欲求を安全に、そして健康的に満たしてあげられる、これぞ最強の「無添加の犬のおやつ」と言えるでしょう。

4. 【おすすめ無添加犬おやつ③】ドットわん『フリーズドライ納豆』

次にご紹介するのは、日本の伝統的な健康食品「納豆」を、ワンちゃんのためにアレンジした、画期的な「無添加の犬のおやつ」、「ドットわん フリーズドライ納豆」です!

「えっ、犬に納豆をあげてもいいの?」と驚かれたかもしれません。大丈夫です!このおやつは、ワンちゃんの健康を考え抜いて作られた、栄養満点のスーパーフード。いつものごはんに振りかけるだけで、手軽に「腸活」が始められる、その魅力と秘密をマニアックに語り尽くします!

「ドットわん」の揺るぎないこだわり

まず、この製品を作っている「ドットわん」というブランドについて少しお話しさせてください。株式会社ピュアボックスが展開するこのブランドは、「ごはんのトッピング」という文化をペット業界に広めたパイオニア的存在です。その根底にあるのは、「飼い主が口にできないものは、パートナー(愛犬)にも与えない」という確固たる哲学。

「ドットわん フリーズドライ納豆」も、その哲学を完璧に体現しています。使用している原材料は、なんと「国産ひきわり納豆」ただそれだけ。もちろん、タレやからし、ネギといった、犬に有害なものは一切含まれていません。人間用の食品として流通している高品質な国産大豆から作られた納豆を、そのままフリーズドライ加工しているのです。このシンプルさこそ、品質への絶対的な自信の証。これ以上ないくらい安心安全な「無添加の犬のおやつ」と言えるでしょう。

なぜ犬に「納豆」が良いの?腸活のススメ

「腸は第二の脳」と言われるほど、腸内環境は全身の健康に深く関わっています。これは人間だけでなく、ワンちゃんにとっても全く同じ。お腹の調子を整える「腸活」は、免疫力の維持や皮膚・被毛の健康にも繋がる、非常に重要なケアなのです。そして、その「腸活」の強力なサポーターとなるのが、納豆に含まれる「納豆菌」です。

生きて腸まで届く「納豆菌」のパワー

納豆菌は、数ある善玉菌の中でも非常に生命力が強いことで知られています。熱や酸に強く、なんと生きたまま腸まで届くことができる数少ない菌なのです。腸にたどり着いた納豆菌は、腸内の善玉菌を増やす手助けをし、悪玉菌の働きを抑えることで、腸内フローラのバランスを整えてくれます。

便の匂いが気になったり、お腹がゆるくなりやすかったりするワンちゃんには、特におすすめです。継続的に与えることで、腸内環境が改善され、健康的で理想的なウンチに近づくことが期待できます。

フリーズドライだからこそのメリット

「でも、納豆ってネバネバするし、匂いも独特だし…」と心配になりますよね。ご安心ください!「ドットわん フリーズドライ納豆」は、その名の通りフリーズドライ製法で作られています。

この製法のおかげで、納豆特有のネバネバや強い匂いが大幅に軽減されています。サラサラとしたフレーク状なので、手で触ってもベタつかず、非常に扱いやすいのが特徴です。納豆が苦手な飼い主さんでも、これならストレスなく与えられますよね。そして、K9ナチュラルのセクションでも触れたように、フリーズドライは栄養素を壊しにくい製法。納豆菌はもちろん、大豆本来の栄養素もしっかりと残っています。

納豆の栄養を丸ごと!知られざる健康効果

納豆の魅力は、納豆菌だけではありません。原材料である大豆は「畑の肉」と呼ばれるほど栄養豊富。ワンちゃんにとっても嬉しい栄養素がたくさん含まれています。

  • 良質な植物性タンパク質: 筋肉や体の組織を作る基礎となります。

  • ビタミンK2: 骨の健康維持に役立つビタミンです。カルシウムの骨への吸収を助けます。

  • ナットウキナーゼ: 納豆のネバネバに含まれる酵素で、血液をサラサラにする効果で知られています。犬への効果は人間ほど明確に研究されていませんが、健康維持に役立つ可能性が期待されています。

  • 大豆イソフラボン: ポリフェノールの一種で、抗酸化作用が期待されます。

与え方はとっても簡単で、いつものドッグフードにパラパラと振りかけるだけ。小型犬なら1日に小さじ半分程度から始めるのが良いでしょう。独特の香ばしい風味で、フードの嗜好性もアップします。ドライフードだけでなく、手作り食のトッピングとしても大活躍間違いなし。

ただし、注意点もあります。大豆アレルギーのあるワンちゃんには与えないでください。また、どんなに体に良いものでも与えすぎは禁物です。甲状腺に疾患のあるワンちゃんの場合は、念のため獣医師に相談してから与えるようにしましょう。

手軽に、そして効果的に愛犬の「腸活」をサポートできる「ドットわん フリーズドライ納豆」。日々の健康習慣として、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。これもまた、素晴らしい「無添加の犬のおやつ」であり、最高の健康サプリメントなのです。

5. 【おすすめ無添加犬おやつ④】ペロQ『チキン&ミルク』

これまで、本能を刺激するおやつ、ハードな噛み応えのおやつ、腸活ができるふりかけタイプのおやつと、個性豊かな「無添加の犬のおやつ」をご紹介してきました。最後にご紹介するのは、見た目も与え方も全く新しい、新感覚のおやつ「ペロQ チキン&ミルク」です!

まるで人間の子どもが食べる棒付きキャンディのような、ユニークで可愛らしい見た目。でも、その実力は本物です。ワンちゃんとのコミュニケーションを深めながら、安心して楽しいおやつタイムを提供できる、この画期的な商品のこだわりポイントを、マニアックにご紹介します!

「舐める」ことに特化した新しいおやつの形

この「ペロQ」を製造しているのは、兵庫県たつの市に本社を置く、株式会社マルジョー&ウエフク。1965年創業の、ペットフード業界では老舗中の老舗です。長年の経験と知識を活かして開発されたこのおやつの最大の特徴は、ズバリ**「舐めて楽しむ」**というコンセプトにあります。

ガツガツと一瞬で食べ終えてしまうおやつが多い中、「ペロQ」は時間をかけてゆっくりと舐めて味わうように設計されています。これには、たくさんのメリットがあるんですよ。

早食い・丸呑み癖のある子に最適

おやつをあげると、噛まずにゴクンと丸呑みしてしまって、ヒヤッとすることがありませんか?「ペロQ」なら、その心配はほとんどありません。棒が付いているので物理的に丸呑みできず、硬く固められたおやつ部分を少しずつ舐め溶かして食べるしかないからです。早食いが癖になっているワンちゃんでも、落ち着いてゆっくりと味わうことを覚えられる、素晴らしいトレーニングにもなります。

お口の小さな子やシニア犬にも優しい

硬いおやつが苦手なワンちゃんは意外と多いものです。お口が小さい超小型犬や、歯が弱くなってきたシニア犬、顎の力が弱いワンちゃんにとって、硬すぎるおやつは食べにくく、時には歯を痛める原因にもなりかねません。その点、「ペロQ」は自分のペースで舐めるだけなので、顎や歯に負担をかけることなく、誰でも安全に楽しむことができます。まさに、ユニバーサルデザインな「無添加の犬のおやつ」と言えるでしょう。

飼い主と愛犬の絆を深める「コミュニケーションツール」

私が「ペロQ」を特に素晴らしいと感じるのは、これが単なる「おやつ」にとどまらず、**飼い主と愛犬との絆を深めるための最高の「コミュニケーションツール」**になる点です。

このおやつは、基本的に飼い主さんが手で持って、ワンちゃんに舐めさせてあげるスタイルで使います。これが、とても重要なポイントなんです。

ワンちゃんの目線に合わせて屈み、優しく声をかけながら「ペロQ」を差し出す。ワンちゃんは、大好きな飼い主さんの手から、美味しいおやつがもらえることに、大きな喜びと安心感を感じます。舐めている間、自然とアイコンタクトが生まれ、穏やかで満たされた時間が流れます。これは、おやつを「ポイッ」と投げて与えるだけでは決して得られない、かけがえのないコミュニケーションです。

爪切りやブラッシングなど、ちょっと苦手なお手入れの後の「特別なご褒美」として使うのも効果的です。頑張った後に、飼い主さんと一緒に楽しい時間を過ごすことで、「お手入れ=良いことがある」と学習し、苦手意識の克服にも繋がるかもしれません。

安心の国産・無添加品質

もちろん、品質面も抜かりありません。「ペロQ チキン&ミルク」は、こだわりの国産品。原材料も非常にシンプルで、主原料はワンちゃんが大好きな鶏ささみと、風味豊かな脱脂粉乳です。保存料や着色料は一切使用していない「無添加」仕様なので、安心して与えることができます。

1本あたりのカロリーは約17kcalと低めに設定されているため、体重が気になるワンちゃんでも、おやつの時間を楽しみやすいのが嬉しいですね。チキンとミルクの優しい風味が、ワンちゃんの嗜好性をくすぐり、夢中になってペロペロする姿は、見ているこちらも幸せな気持ちにさせてくれます。

新しいおやつの形を提案する「ペロQ」。それは、ワンちゃんの安全と健康を考え、さらに飼い主との「心の繋がり」までをもデザインした、非常に考え抜かれた「無添加の犬のおやつ」なのです。おやつの時間が、もっと特別で、もっと愛情あふれるものになること間違いなし。ぜひ一度、この新しいコミュニケーションを体験してみてください。

6. まとめ:うちの犬にベストな無添加おやつはどれ?

ここまで、それぞれに全く異なる魅力を持つ、4つの素晴らしい「無添加の犬のおやつ」を、私の熱意の赴くままにマニアックに解説してきました。

  • K9ナチュラル ラム・グリーントライプ: 栄養満点で、食欲を本能から刺激する究極のトッピング。

  • みちのくファーム 馬アキレス: 噛む欲求を安全に満たす、最強のデンタルケアおやつ。

  • ドットわん フリーズドライ納豆: いつものごはんにプラスするだけの、手軽な腸活サプリ。

  • ペロQ チキン&ミルク: 絆が深まる、舐めて楽しむ新感覚のコミュニケーションおやつ。

どれもこれも、メーカーさんのこだわりと愛情が詰まった、本当に素晴らしい製品ばかりです。「じゃあ、結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまうかもしれませんね。

最後に、あなたの愛犬にとって最高の「無添加の犬のおやつ」を見つけるための、後悔しない選び方のポイントを改めておさらいしましょう。

愛犬の「今」を見つめることが大切

最高の逸品を選ぶための鍵は、あなたの愛犬自身が握っています。以下のポイントを参考に、じっくりと観察し、考えてみてください。

1. 年齢(ライフステージ)

  • 子犬: 消化機能が未熟で、歯も生え変わり時期。消化に優しく、硬すぎないものを選びましょう。「ドットわん フリーズドライ納豆」や「ペロQ」は安心して与えられます。

  • 成犬: エネルギー全開!「みちのくファーム 馬アキレス」でエネルギーを発散させたり、「K9ナチュラル」で栄養を補給したりと、目的に合わせて選べます。

  • シニア犬: 消化機能や噛む力が低下してきます。消化を助ける「K9ナチュラル」や、歯に負担のかからない「ペロQ」、「ドットわん フリーズドライ納豆」などが最適です。

2. アレルギーの有無

もしあなたの愛犬に食物アレルギーがあるなら、原材料のチェックは必須中の必須です。今回ご紹介した中では、「みちのくファーム 馬アキレス」は低アレルゲン食材として知られていますが、どんな食材でもアレルギーの可能性はゼロではありません。初めて与えるおやつは、必ずごく少量から試すようにしてください。

3. 噛む力の強さと好み

とにかく噛むのが大好きなパワフルな子には「馬アキレス」。逆に、硬いものが苦手だったり、食べるのがゆっくりな子には「ペロQ」。サクサクとした食感が好きなら「K9ナチュラル」、フードのトッピングとして楽しみたいなら「ドットわん フリーズドライ納豆」。愛犬がどんな風に食べるのが一番楽しそうか、想像しながら選んであげるのも良いでしょう。

4. おやつを与える「目的」

  • 栄養補助・食欲増進が目的なら → 「K9ナチュラル ラム・グリーントライプ」

  • デンタルケア・ストレス発散が目的なら → 「みちのくファーム 馬アキレス」

  • 腸内環境の改善(腸活)が目的なら → 「ドットわん フリーズドライ納豆」

  • コミュニケーションを深めたいなら → 「ペロQ チキン&ミルク」

このように、おやつを与える目的をはっきりさせることで、選択肢はグッと絞られてきます。

原材料表示を確認する習慣を!

そして、最も大切なこと。それは、必ず製品の裏側にある「原材料表示」を自分の目で確認する習慣をつけることです。

「無添加」や「国産」という言葉だけに安心せず、何から作られているのか、不要なものが入っていないかを、しっかりとチェックしましょう。最初は難しく感じるかもしれませんが、続けていくうちに、本当に良い製品を見分ける目が養われていきます。それは、あなたの愛犬の健康を生涯にわたって守る、最強のスキルになります。

この記事が、あなたの「無添加の犬のおやつ」探しの、そして愛犬とのより豊かで幸せな毎日を送るための、ささやかなヒントになれば、私にとってこれ以上の喜びはありません。安心安全なおやつタイムで、これからもたくさんの愛情を注いであげてくださいね!

WRITING
西村恭平
西村恭平 Nishimura Kyohei

大学を卒業後、酒類・食品の卸売商社の営業を経て2020年2月に株式会社ブレーンコスモスへ入社。現在は「無添加ナッツ専門店 72」のバイヤー兼マネージャーとして世界中を飛び回っている。趣味は「仕事です!」と即答してしまうほど、常にナッツのことを考えているらしい。