無添加
【2025年】無添加ボディソープおすすめ4選!専門家が徹底比較
2025.06.02
「無添加ボディソープって、たくさんありすぎて正直どれがいいかわからない…」 毎日使うものだからこそ、自分の肌に合う、本当に良いものを選びたいですよね。
この記事では、そんなあなたの疑問を解決します。「無添加」の本当の意味から、敏感肌・乾燥肌といった肌質に合わせた選び方のポイント、そしてプロが本気でおすすめする逸品までを徹底解説。
もうボディソープ選びで迷わない。あなたとご家族の肌を優しく守る、最高の一本がきっと見つかります。
1. マニアが厳選!本当におすすめの無添加ボディソープ4品を徹底解説
「お肌に優しいものを使いたいな」と思って、手に取りがちな「無添加ボディソープ」。でも、ドラッグストアやオンラインストアには本当にたくさんの種類が並んでいて、「一体どれが自分の肌に合っているの?」「結局どれがいいの?」と悩んでしまった経験、あなたにもありませんか?
実は「無添加」と一口に言っても、その中身は千差万別なんです。法律で「これが無添加です」という明確な定義がないため、メーカーによって「何が」無添加なのかが異なります。だからこそ、私たちは成分や製法をしっかりと見極める必要があるのです。この記事では、そんなあなたの無添加ボディソープ選びのお悩みをスッキリ解決するために、成分や製法にまでマニアックな視点でとことんこだわって厳選した、とっておきの4つの無添加ボディソープを徹底的にご紹介しますね!
「無添加」の本当の意味、知っていますか?
まず、無添加ボディソープを選ぶ上で最も大切なポイントからお話しさせてください。それは、「無添加」という言葉の本当の意味を理解することです。
実は、日本の法律では「無添加化粧品」や「無添加ボディソープ」に関する明確なルールが存在しません。一般的には、1980年代に当時の厚生省(現在の厚生労働省)がアレルギー反応などを引き起こす可能性のある成分としてリストアップした「表示指定成分」を含まない製品のことを「無添加」と呼ぶことが多いです。
この表示指定成分には、香料、着色料、防腐剤(パラベンなど)、酸化防止剤(BHTなど)といった102種類の成分が含まれていました。(※この制度は2001年に撤廃され、現在は全成分表示が義務化されています)。
しかし、どの成分を「添加していない」かは、各メーカーの自主的な基準に委ねられているのが現状です。例えば、「香料無添加」だけを指して「無添加」と表記している製品もあれば、「香料・着色料・防腐剤・アルコールすべて無添加」という製品もあります。そのため、「無添加」という言葉だけを鵜呑みにするのではなく、パッケージの裏側に記載されている全成分表示をしっかりと確認し、「何が無添加なのか」を自分の目で見極めることが、理想の無添加ボディソープに出会うための第一歩なのです。
肌のバリア機能を守る洗浄の基本
私たちの肌の表面は、「皮脂膜」と「角層」によって構成される「バリア機能」という、とても大切な鎧(よろい)で守られています。このバリア機能は、外部からの紫外線や細菌、ホコリなどの刺激が体内へ侵入するのを防ぎ、同時に肌内部の水分が蒸発して乾燥するのを防ぐという、非常に重要な役割を担っています。
しかし、洗浄力の強すぎるボディソープでゴシゴシ洗ってしまうと、この大切なバリア機能まで洗い流してしまう恐れがあるのです。バリア機能が低下した肌は、外部からの刺激を受けやすくなり、乾燥、かゆみ、肌荒れといった様々な肌トラブルを引き起こす原因となってしまいます。
だからこそ、毎日使う無添加ボディソープ選びはとても重要になります。肌本来のうるおいを守りながら、不要な汚れだけを優しく洗い流してくれる。そんな洗浄成分にこだわった無添加ボディソープを選ぶことが、健やかな肌を保つための秘訣なのです。
あなたに合う無添加ボディソープの選び方
では、具体的にどのような基準で選べば良いのでしょうか。ここでは、3つのポイントをご紹介します。
洗浄成分の種類で選ぶ
ボディソープの洗浄力と洗い心地を決定づけるのが「洗浄成分」です。無添加ボディソープでよく使われる主な洗浄成分は「石けん系」と「アミノ酸系」です。
-
石けん系:
昔ながらの製法で作られるアルカリ性の洗浄成分です。洗浄力が高く、汗や皮脂をしっかりと洗い流してくれるため、さっぱりとした洗い心地が特徴です。「カリ石ケン素地」や「石ケン素地」と表示されます。脂性肌の方や、夏場の汗をかく時期におすすめです。 -
アミノ酸系:
人間の皮膚や髪の毛と同じタンパク質を構成するアミノ酸から作られた、弱酸性のマイルドな洗浄成分です。肌への刺激が少なく、必要なうるおいは残したまま優しく洗い上げることができます。しっとりとした洗い上がりが特徴で、乾燥肌や敏感肌の方に特に人気があります。「ココイルグリシンK」や「ラウロイルメチルアラニンNa」といった表示が目印です。
保湿成分の有無で選ぶ
洗い上がりのしっとり感を重視するなら、保湿成分が配合されているかどうかもチェックしましょう。代表的な保湿成分には以下のようなものがあります。
-
グリセリン: 非常に代表的な保湿成分で、空気中の水分を引き寄せて肌に潤いを与えます。
-
セラミド: 肌の角層に元々存在する成分で、水分を挟み込んで逃さない性質があります。
-
ヒアルロン酸: 1gで6リットルもの水分を抱え込むことができる、高い保水力を持つ成分です。
-
植物エキス: カミツレ花エキスやローズマリー葉エキスなど、植物由来の成分にも保湿や抗炎症効果が期待できるものがあります。
形状で選ぶ
無添加ボディソープには、主に3つの形状があります。あなたのライフスタイルに合わせて選びましょう。
-
液体タイプ: 最も一般的なタイプで、泡立てて使います。保湿成分などが配合された、しっとり系の製品が豊富です。
-
泡タイプ: ポンプを押すだけでキメの細かい泡が出てくるため、泡立てる手間が省けます。摩擦を軽減できるので、肌への負担を抑えたい方やお子様にもおすすめです。
-
固形タイプ: 成分がシンプルで、コストパフォーマンスに優れているのが魅力です。昔ながらの釜炊き製法で作られたものは、天然の保湿成分が含まれていることも。保管に少し手間がかかりますが、根強いファンが多いタイプです。
それでは、いよいよ、これらのポイントを踏まえて私が厳選した、本当におすすめの無添加ボディソープを4つ、詳しくご紹介していきますね!
2. 【おすすめ無添加ボディソープ①】ミヨシ石鹸 無添加 泡のボディソープ
まず最初にご紹介したいのが、これぞ「無添加ボディソープ」の王道!創業1921年という長い歴史を持つ石けんの専門メーカー、ミヨシ石鹸の「無添加 泡のボディソープ」です。
この無添加ボディソープの最大の特徴であり、私が最も愛する点は、なんといってもその成分の圧倒的なシンプルさ。パッケージの裏側を見て、あなたもきっと驚くはずです。全成分表示は、たったの「水」と「カリ石ケン素地」の2つだけ。以上です。本当にこれだけなんです。
香料、着色料、防腐剤、品質安定剤などは一切使用しないという、その潔さ。これこそが、100年以上にわたって石けんを作り続けてきたミヨシ石鹸の、肌への優しさに対する絶対的な自信の表れだと私は感じています。肌に余計な負担をかけたくない、成分の安全性を何よりも重視したい、という方に、まず最初に試していただきたい逸品です。
全成分「水」と「カリ石ケン素地」の秘密
ここで、少しマニアックな成分解説をさせてください。「カリ石ケン素地」とは、液体石けんのベースとなる洗浄成分のことです。植物性の油脂(主にパーム核油やパーム油)を「水酸化カリウム」というアルカリで反応(ケン化)させて作られます。
固形石けんのベースとなる「石ケン素地」が水酸化ナトリウムで作られるのに対し、カリ石ケン素地は水に溶けやすい性質を持つため、液体や泡タイプのボディソープに使われるのです。ミヨシ石鹸は、この石けん成分の配合バランスや製造方法に長年の研究を重ね、さっぱりとしながらも、肌のつっぱり感を極力抑えた絶妙な洗い心地を実現しています。
洗浄のメカニズムも非常にシンプルです。石けんの分子は、水になじみやすい部分(親水基)と、油になじみやすい部分(親油基)の両方を持っています。この親油基が皮脂や汗といった油性の汚れに吸着し、親水基が水と一緒に汚れを肌から引き離して洗い流すのです。合成界面活性剤とは異なる、古くから続く安心の洗浄方法と言えるでしょう。
手軽さが嬉しい!理想的な泡の質感
この無添加ボディソープが素晴らしいのは、成分だけではありません。使い勝手の良さも特筆すべき点です。ポンプを押すだけで、誰でも簡単にふわふわでキメの細かい泡を作ることができます。
泡立てネットを使う必要がないので、忙しいバスタイムでも手軽に使えるのが嬉しいですよね。泡立てが苦手な方や、小さなお子様と一緒に使いたいというご家庭にもぴったりです。また、最初から泡で出てくることで、肌を洗う際の摩擦を最小限に抑えることができます。手で直接ゴシゴシと擦るのではなく、たっぷりの泡をクッションにして、肌の上を優しくなでるように洗うのが、美肌を育む洗体方法の基本です。このミヨシ石鹸の無添加ボディソープは、そんな理想的な洗い方を自然と実践させてくれるのです。
泡の質感は、非常に軽やかでクリーミー。弾力もしっかりとあり、全身を洗い終わるまでへたることがありません。そして、泡切れが非常にスピーディーなのも特徴です。シャワーでサーッと流すだけで、ヌルつきが一切残らず、キュキュッとしたさっぱり感を得られます。この洗い上がりの爽快感は、一度体験するとやみつきになりますよ。
こんなあなたに試してほしい
-
とにかく成分のシンプルさを追求したい方
-
香料や防腐剤などの添加物が気になる超敏感肌の方
-
さっぱりとした洗い心地が好きな方、脂性肌の方
-
泡立てるのが面倒、または苦手な方
-
小さなお子様と一緒に使える無添加ボディソープを探している方
-
夏場の汗やベタつきをスッキリ洗い流したい方
500mlの本体価格が約700円前後、お得な詰め替え用(450ml)は約500円前後と、毎日気兼ねなく使えるコストパフォーマンスの良さも魅力です。多くのドラッグストアやスーパーで手軽に購入できるので、ぜひあなたのバスルームの定番アイテムに加えてみてはいかがでしょうか。
3. 【おすすめ無添加ボディソープ②】カウブランド 無添加ボディソープ
「無添加ボディソープって、肌に優しいのは嬉しいけど、洗い上がりがさっぱりしすぎて乾燥が気になる…」そんな風に感じている乾燥肌のあなたに、ぜひ一度使ってみてほしいのが、牛乳石鹸共進社が製造する「カウブランド 無添加ボディソープ」です。
「カウブランド」といえば、おなじみの赤箱・青箱の固形石けんを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。1909年の創業以来、「ずっと変わらぬ やさしさを。」を理念に、肌への優しさを追求し続けてきた老舗ブランドです。そんなカウブランドが、デリケートな肌のために開発したのが、この無添加シリーズなのです。
この無添加ボディソープの最大の魅力は、優しい洗い心地と、洗い上がりのしっとり感を両立させている点。その秘密は、厳選された洗浄成分と、肌への負担を徹底的に排除したこだわりの処方にあります。
石けん×アミノ酸系のハイブリッド洗浄
カウブランド無添加ボディソープが、しっとりとした洗い上がりを実現できる秘密は、その洗浄成分の組み合わせにあります。主成分は、ヤシ油から作られた石けん成分(コカミドプロピルベタインなど)。これは肌への刺激が少なく、豊かな泡立ちを生み出してくれます。
そして、この無添加ボディソープの処方の妙は、石けん成分に加えて、ヤシ油由来の植物性アミノ酸系洗浄成分である「ココイルグリシンK」を絶妙なバランスで配合している点です。
ココイルグリシンKは、私たちの肌と同じ弱酸性で、非常にマイルドな洗浄力が特徴です。肌のうるおいに欠かせないNMF(天然保湿因子)やセラミドの流出を最小限に抑えながら、不要な汚れだけを選択的に洗い流してくれます。この石けん系の程よい洗浄力と、アミノ酸系の保湿洗浄力を組み合わせることで、「汚れはきちんと落とすけれど、肌のうるおいは奪わない」という、乾燥肌さんにとって理想的な洗い心地が生まれるのです。
さらに、着色料・香料・パラベンなどの防腐剤・品質安定剤に加えて、アルコールも無添加。皮膚科医によるアレルギーテストもクリアしており(※全ての方にアレルギーが起こらないということではありません)、デリケートな肌質の方でも安心して使えるように、細心の注意を払って設計されています。
感動のクリーミー泡としっとり肌
実際にこの無添加ボディソープを使ってみると、その泡立ちの良さに驚かされます。液体タイプなので、お湯を含ませたタオルやスポンジで軽く揉み込むだけで、あっという間にもこもことした弾力のある泡が立ち上がります。その泡は、まるで生クリームのように濃密でクリーミー。
この濃密な泡がクッションとなり、洗浄時の肌への摩擦を和らげてくれます。肌の上で泡を転がすように優しく洗うと、とても心地よく、リラックスしたバスタイムを過ごせますよ。
そして、洗い上がりの肌に触れて、二度目の感動が待っています。一般的なさっぱりタイプの無添加ボディソープにありがちな「キュキュッ」とした感触ではなく、肌の表面に一枚、薄いうるおいのヴェールをまとったかのような、なめらかでしっとりとした肌触り。お風呂上がりに慌ててボディークリームを塗らなくても、つっぱり感をほとんど感じないはずです。この保湿力は、特に空気が乾燥する秋冬の季節には、本当に頼りになる存在です。
こんなあなたに試してほしい
-
無添加ボディソープによる乾燥やつっぱり感が気になる方
-
しっとり、なめらかな洗い上がりが好きな乾燥肌の方
-
肌がデリケートで、少しの刺激でもかゆみを感じやすい敏感肌の方
-
クリーミーで濃密な泡で体を洗いたい方
-
信頼できる老舗メーカーの無添加ボディソープを使いたい方
-
季節を問わず、一年中安定した保湿ケアをしたい方
本体(550ml)が約800円前後、詰め替え用(400ml)が約500円前後と、こちらも続けやすい価格設定。カウブランドの安心感と、確かな保湿力を兼ね備えたこの無添加ボディソープは、乾燥に悩む多くの人の救世主となってくれることでしょう。
4. 【おすすめ無添加ボディソープ③】シャボン玉石けん シャボン玉浴用
ここで少し変化球を投げさせてください!液体や泡タイプの無添加ボディソープが主流の現代において、私が「通好みの一品」として、あえて強くおすすめしたいのが、固形タイプの「シャボン玉石けん シャボン玉浴用」です。
「え、今さら固形石けん?」と思われるかもしれません。しかし、この石けんには、最新のボディソープにはない、原点にして頂点とも言える魅力がぎっしりと詰まっているのです。シャボン玉石けんは、福岡県北九州市に本社を置く、1910年創業の老舗メーカー。「健康な体ときれいな水を守る」というスローガンのもと、無添加にこだわり抜いた製品を作り続けています。
その代表製品であるこの「シャボン玉浴用」は、成分、製法、洗い心地、そしてコストパフォーマンス、そのすべてにおいて、無添加を愛する者なら一度は通るべき道だと断言できます。
職人技が光る「釜炊き製法(ケン化法)」
この石けんの最大の特徴は、手間ひまを惜しまない昔ながらの「釜炊き製法(ケン化法)」で作られている点にあります。大きな釜に牛脂やパーム油などの天然油脂を入れ、熟練の職人が釜の内部の温度や状態を五感で見極めながら、約1週間から10日間もかけてじっくりと炊き上げていきます。
このケン化法の過程で、石けん成分と共に、天然の保湿成分である「グリセリン」が生成されます。一般的な大量生産の石けん(中和法)では、このグリセリンは分離・除去されてしまうことが多いのですが、シャボン玉石けんの釜炊き製法では、この貴重なグリセリンが石けんの中にまるごと閉じ込められるのです。
そのため、「シャボン玉浴用」は、成分表示上は「石ケン素地」のみという究極のシンプルさでありながら、洗い上がりはさっぱりとしつつも、肌の水分を奪いすぎない、独特の心地よさを実現しています。洗浄成分以外の保湿剤を後から添加するのではなく、製造工程で自然に生まれる保湿成分を活かす。これこそが、本物の無添加石けんの凄みです。
キュキュッとした洗い上がりと驚きのコスパ
「シャボン玉浴用」を泡立てネットで泡立てると、もっちりとした弾力のある、非常に質の良い泡が生まれます。この泡で体を洗うと、とにかくさっぱり!汗や皮脂、古い角質をしっかりと洗い流してくれる感覚は、他のボディソープではなかなか味わえません。
洗い流した後の肌は、「キュキュッ」と音が鳴りそうなほどの爽快感。この感触は、特に皮脂分泌の多い脂性肌の方や、汗をたくさんかく夏場のバスタイムには、たまらない心地よさです。それでいて、前述の天然グリセリンのおかげか、不思議と肌のつっぱりは感じにくい。洗浄力と肌への優しさのバランスが、非常に高いレベルで両立されています。
そして、見逃せないのが、その圧倒的なコストパフォーマンス。100gの石けんが1個あたり約150円前後、3個パックでも400円程度で購入できます。1個で1ヶ月以上は余裕で使えるので、液体タイプの無添加ボディソープと比較しても、経済的な負担が非常に軽いのが嬉しいポイントです。体を洗うという行為の原点に立ち返らせてくれるような、質実剛健な逸品と言えるでしょう。
こんなあなたに試してほしい
-
究極にシンプルな成分の無添加ボディソープを求めている方
-
昔ながらの製法や職人の手仕事に魅力を感じる方
-
汗や皮脂をしっかり洗い流せる、さっぱりとした洗い心地が好きな方
-
脂性肌の方や、スポーツなどで汗をかく機会が多い方
-
コストパフォーマンスを重視する方
-
プラスチックボトルの使用を減らしたいなど、環境意識の高い方
保管の際は、水切れの良いソープディッシュに乗せて浴室を乾燥させておくのが長持ちのコツです。少しの手間をかける価値が、この石けんには間違いなくあります。
5. 【おすすめ無添加ボディソープ④】パックスナチュロン ボディソープ
「肌に優しい無添加ボディソープを使いたいけど、やっぱりバスタイムは良い香りでリラックスしたい!」そんなあなたの願いを、見事に叶えてくれるのが、太陽油脂株式会社が展開する「パックスナチュロン ボディソープ」です。
太陽油脂は、1919年に創業した横浜の企業。人と環境に優しい石けん作りをモットーに、早くから再生可能な植物油を原料とした製品開発に取り組んできました。このパックスナチュロンシリーズは、そんな同社のこだわりが詰まった人気ブランドです。
この無添加ボディソープは、肌への優しさはもちろんのこと、合成香料ではない、天然由来の香りの心地よさを追求しているのが最大の特徴。一日の疲れを癒すバスタイムを、まるでアロマテラピーのような特別な時間へと変えてくれます。
天然精油が織りなす癒しの香り
この無添加ボディソープの香りの秘密は、天然のハーブから水蒸気蒸留法などで丁寧に抽出された「精油(エッセンシャルオイル)」にあります。配合されているのは、清涼感のあるシャープな香りが特徴の「ローズマリー」、心を落ち着かせる優しい香りの「ラベンダー」、スッキリと爽やかな「ユーカリ」、そして気分を明るくしてくれる「オレンジ」など。
これらの精油が絶妙にブレンドされることで、甘すぎず、爽やかすぎない、ハーブガーデンを散歩しているかのような、ナチュラルで奥行きのある香りが生まれています。合成香料の画一的な強い香りが苦手な方でも、このパックスナチュロンの自然な香りなら、きっと心からリラックスできるはずです。ポンプを押して手に取った瞬間から、浴室いっぱいに広がる優しいアロマに、思わず深呼吸したくなりますよ。
ヒマワリ油主体の石けんとビワ葉エキスの保湿力
もちろん、香りだけでなく、洗浄成分や保湿成分へのこだわりもマニアックで素晴らしいです。洗浄の主体となっているのは、ヒマワリ油を主原料とした植物性の石けん(カリ石ケン素地)。ヒマワリ油は、私たちの皮脂にも含まれているオレイン酸を豊富に含んでおり、肌のうるおいを守りながら、しっとりと洗い上げる効果が期待できます。泡立ちはマイルドですが、非常にクリーミーで、肌あたりがとても柔らかいのが特徴です。
さらに、保湿成分として「ビワ葉エキス」が配合されているのも、非常にユニークで嬉しいポイント。ビワの葉は、古くから民間療法で肌の炎症を抑えたり、あせもや湿疹のケアに使われたりしてきました。ビワ葉に含まれるタンニンやサポニンといった成分が、肌をすこやかに保つ手助けをしてくれるのです。
植物の力を最大限に活かして、肌を優しく洗い、潤し、そして香りで心を癒す。パックスナチュロンの無添加ボディソープは、まさに自然の恵みが凝縮された一本と言えるでしょう。
こんなあなたに試してほしい
-
無添加でも、自然な香りを楽しみたい方
-
合成香料が苦手な方
-
バスタイムをリラックスできる癒しの時間にしたい方
-
しっとりとした、マイルドな洗い心地が好きな方
-
植物由来の成分にこだわりたい方
-
環境に配慮した製品を選びたい方
本体(500ml)が約900円前後、詰め替え用(500ml)が約700円前後と、精油を配合している分、少しだけ価格は上がりますが、その価値は十分にあります。お肌が喜ぶだけでなく、心まで満たされるような、特別な無添加ボディソープです。
6. まとめ:お気に入りの無添加ボディソープで、健やかな毎日を
今回は、無添加ボディソープをこよなく愛する私が、マニアックな視点で厳選した4つの名品を、その背景や成分まで深掘りしてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
もう一度、それぞれの個性をおさらいしてみましょう。
-
とにかく成分のシンプルさを重視するなら
→ ミヨシ石鹸 無添加 泡のボディソープ
(全成分は水とカリ石ケン素地のみ!究極のシンプル処方) -
洗い上がりのしっとり感を重視するなら
→ カウブランド 無添加ボディソープ
(石けんとアミノ酸系のハイブリッド洗浄で、乾燥肌の強い味方) -
さっぱり感とコストパフォーマンスを重視するなら
→ シャボン玉石けん シャボン玉浴用(固形)
(釜炊き製法で天然グリセリン含有!通好みの本物の無添加石けん) -
自然な香りと保湿の両方を求めるなら
→ パックスナチュロン ボディソープ
(天然精油のアロマとビワ葉エキスで、心も肌も癒される)
このように、一口に「無添加 ボディソープ」と言っても、洗浄成分、製法、保湿成分、そして香りなど、それぞれに全く違う個性と魅力があることが、お分かりいただけたかと思います。
大切なのは、「無添加」という言葉のイメージだけで選ぶのではなく、その中身をしっかりと理解し、今のあなたの肌質やライフスタイル、そして「どんなバスタイムを過ごしたいか」という気持ちに寄り添ってくれる一本を見つけることです。
今回ご紹介した4つの無添加ボディソープは、どれも誠実なものづくりをしているメーカーの、信頼できる製品ばかりです。この記事が、あなたの無添加ボディソープ選びの「迷子」状態を抜け出す、確かな道しるべとなれたなら、これ以上に嬉しいことはありません。
ぜひ、あなたにぴったりの無添加ボディソープを見つけて、肌も心も喜ぶ、健やかで素敵な毎日をお過ごしくださいね!

大学を卒業後、酒類・食品の卸売商社の営業を経て2020年2月に株式会社ブレーンコスモスへ入社。現在は「無添加ナッツ専門店 72」のバイヤー兼マネージャーとして世界中を飛び回っている。趣味は「仕事です!」と即答してしまうほど、常にナッツのことを考えているらしい。